【夏に向けて】蓮華温泉から白馬岳

2019年08月02日(金) [日帰り]

• GPS: 12:10
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,748m
• 下り: 1,769m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:18
• 休憩: 1:41
• 合計: 11:59

3:48 蓮華温泉
5:31 5:53 天狗ノ庭
7:11 7:35 白馬大池山荘
8:12 8:13 船越ノ頭
8:57 9:06 小蓮華山
9:44 9:44 三国境
10:25 11:00 白馬岳
11:28 11:28 三国境
12:09 12:09 鉱山道分岐
12:40 12:48 鉱山道水場
12:56 12:56 塩谷精練所跡
13:53 13:54 鉱山事務所跡
14:57 14:57 瀬戸川仮橋
15:13 15:13 滝見尾根分岐
15:34 15:34 蓮華の森分岐
15:40 15:41 蓮華温泉キャンプ場
15:47 蓮華温泉

天候

はれのちガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：所沢IC〜更埴IC 篠ノ井抜けて白馬長野有料道路（朝6時までは無料）千国街道北上し平岩から山道へ 高速3h下道2hくらい
駐車場：白馬蓮華温泉駐車場 上の駐車場ラスト1台
復路:基本往路の逆 長野IC〜所沢IC

コース状況／危険箇所等

蓮華温泉から白馬大池、白馬岳まではよく整備された登山道。
下山で使った三国境からの降下、鉢の鞍部から鉱山道で一気に標高を下げる。雪渓渡り2箇所、渡渉多数。草刈りがされていて歩きやすかったが、とにかく長い。

その他周辺情報

コンビニは小谷のローソンが最終。
白馬大池山荘で単三電池購入、一本100円。

蓮華温泉。800円。外湯は山荘から15分ほど登る。一番上の薬師の湯に入りたかったのだが、御婦人方に占拠されて断念。内湯だけでよかった。いや、たぶん白馬まで戻ってどこか日帰り温泉に入るが正解だったな。

好日山荘白馬店でお買い物の後、おおしも食堂でカツカレー。

写真

夜走りで未明に蓮華温泉に到着。3時半。駐車場の入口に唯一空いていたスペースに滑り込めた。

立派なトイレ。皆さんのレコのおかげで暗い登山口も迷わず進めた。感謝。

山荘の脇の例の看板。どうやらカメラの電池が放電していたようで早くも電池切れアラート。明るくなるまではiPhoneで撮影することに。

ヘッデンに浮かび上がるイヤな奴。ゲイター着けてきて正解だった。

暗がりに浮かび上がるトリアシショウマ。

ムラサキモーメント。

5時。ライジング。

ギンリョウソウ。

キオン。

シモツケ。

ナデシコ。

ヒメシャジン。

見晴らし場に到着。

雪倉岳かしら。

オンタデ。

コゴメ。

苔もふんだんに。

オオバミゾホオズキ。

カラマツソウ。

ヤマハハコ。

ベニバナイチヤクソウ。

アヤメ平かしら？

シャクナゲ。

チングルマー。

大池到着。

来年はもっと雪渓が残っている時に来よう。

小屋の周りにはエゾシオガマが群生。

小屋で電池売っていただく。一本100円。単三電池が使えるってこういうときに便利。

ここにテント泊したら気持ちいいだろうなあ。

オトギリ。

ハクサンコザクラ3姉妹。

白馬乗鞍岳に抱かれる素敵なテント場。

信越国境を雲が隔てる。

コマクサ。

ニガナ。

残念ながら青く輝く大池は見られず。

朝日岳はモックモク。

ゴキゲン稜線歩き。

イブキジャコウソウ。

ザ夏山といった風情。

フウロが青空に映える。

白馬大池に襲い掛かる雲魔人。

ヨツバシオガマ。

まずはひとつ目。

8/3 8:16

小蓮華山に到着。

白馬はなかなかイケズ。

白馬ファンの皆さんもヤキモキ。

雪倉岳の方はスッキリと晴れた。奥はたぶん日本海。

三国境。ロードトゥ雪倉岳。

鉢ヶ岳の懐に青く輝く長池。

ズーム。朝日小屋。

ダイモンジソウの赤と黄色はどっちが先なんだろう？

クワガタソウ。

二重稜線の狭間に残雪。

青空と白い岩とお花畑。夏山の醍醐味。

ズーム。黄色い花がびっしり。

こちらは旭岳。

白い岩礫で目立たないがコマクサがびっしりと群生していた。

ミヤマオダマキ。

本日の最高点を目視。

8/3 8:16

到着。赤線繋ぎ。

剛力伝でお馴染みのアレ。次々と来る登頂者の合間を狙ってパシャリ。

白馬のムラオさんコラボモデルのサングラスを置いて。

早めの山頂ランチ。赤いシーフード美味し。

たぶんシナノキンバイ。

イワツメクサ。

こちらはタカネツメクサ。

これはどうせ帰りの大池も雲の中だろう。

という事で三国境を左へ。

白い岩礫のガレを延々と下る。

人懐こいアサギマダラが遊んでくれた。

マツムシソウ。

長池の畔にも下りられるらしい。下りないけど。

イワオウギ。

イブキジャコウソウとタカネシオガマの毒々しいコラボ。

鉢ヶ岳目指してぐんぐんと降下。

地図に「黒いザク」って書いてあったからルウム戦役とかその辺りの事を思い浮べつつジェットストリームアタックで下る。

キスゲ。

瀕死のスノーブリッジ。試しに岩をぶつけてみたがビクともせず。

うまい水発見。補給がてら足も冷やしてHP回復。

コバイケーオ。

クルマユリを上から。マーヴェル映画の悪役のようなフォルム。

雪渓渡りキタ！

下はゴウゴウと流れる沢。こわー。

キヌガサソウ。なぜか安野モヨコさんの描く和服美人を思い出す。

渡渉はふんだんに。

2回目の雪渓。こちらは楽勝。

池塘。

シナノナデシコ。

甘酸っぱい香りがすると思ったらたわわなベリー。

冬季は撤去されるらしい仮設橋。ここまでがひたすら長かった。

白いホタルブクロ。

瀬戸川の谷間のガレを進む。

オオバギボウシ群生。

尾根に乗る。ここからはCTの半分もかからなかった。

カエンダケ。

踏むのが申し訳ない木道。間を歩く。

ガッスガスのキャンプ場に出た。テント2張り。

キャンプ場から山荘がやたら長く感じる。

受付済ませザックを置いてお風呂へ。え？15分？

ヒーヒーいいながら登るも薬師の湯はご婦人で貸し切り状態。仕方なく仙気ノ湯に浸かる。

一旦車に戻り着替えを持って内湯へ。この一連がまだるっこしい。

日帰りには向かないお風呂だなと納得しノンアル飲んで下山。

グリンデルは混んでいたので好日山荘でお買い物後におおしも食堂。満腹でお店を出たら大粒の雨が降り出した。

感想

otkme

うすぼんやりと夏の山行予定を考えていたところに、まさかの案件をキラーパスされ、働きづめの7月末。

山登りどころかプールに泳ぎにも行けず、身体は鈍りストレスはたまり、ようやく1日だけもらった久しぶりの休日。
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残雪の残る青い白馬大池と稜線。ドラマのオープニングでも使われていたあの景色が見たくて蓮華温泉から。

案の定足は重く、長距離移動の疲れから歩き出しは絶不調。大池も思ったほど晴れず今ひとつではあったが、久しぶりに歩く青空の下の白い岩稜はやはり気持ちよく、山野草を愛でながら白馬岳まで。

これで針ノ木蓮華から白馬蓮華温泉までの赤線が繋がった。
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8月もあっという間に仕事の予定が詰まり、長い山行は9月までお預けになりそうな予感。

せめて身体だけは鈍らぬように、夏に向けてコツコツと距離を稼いでおこう。