東又谷と南又谷の出合に駐車。駐車スペースは十分あり。
0
5/5 6:44
東又谷と南又谷の出合に駐車。駐車スペースは十分あり。
東又谷沿いの林道を歩いていく。発電所を過ぎたあたりで写真の車止めがあるが,車が通れるくらいの間が開いている。
0
5/5 6:57
東又谷沿いの林道を歩いていく。発電所を過ぎたあたりで写真の車止めがあるが,車が通れるくらいの間が開いている。
片貝山荘を右に見送って阿部木谷に入る。ここまで全く雪はなかったが,標高900mくらいでやっと雪がつながり始め,スキーを履いてシール登行に切り替える。
0
5/5 8:22
片貝山荘を右に見送って阿部木谷に入る。ここまで全く雪はなかったが,標高900mくらいでやっと雪がつながり始め,スキーを履いてシール登行に切り替える。
やがて谷は完全に雪に埋まり,快適にスキーを進めていく。ところどころで落石や雪崩跡があるが,スキーを外すほどではない。
0
5/5 9:24
やがて谷は完全に雪に埋まり,快適にスキーを進めていく。ところどころで落石や雪崩跡があるが,スキーを外すほどではない。
板菱も完全に雪に埋まっていた。谷が曲がるたびに移り変わる遠い稜線の眺めを楽しみながら谷底を辿る。
0
5/5 9:24
板菱も完全に雪に埋まっていた。谷が曲がるたびに移り変わる遠い稜線の眺めを楽しみながら谷底を辿る。
正面は大明神沢。かなりの雪崩が出ていた。目指す毛勝谷は左方向に続いている。
0
5/5 9:41
正面は大明神沢。かなりの雪崩が出ていた。目指す毛勝谷は左方向に続いている。
風景が大きすぎて,いくら足を動かしても,全く前に進んでいないかのような錯覚に襲われる。
0
5/5 9:41
風景が大きすぎて,いくら足を動かしても,全く前に進んでいないかのような錯覚に襲われる。
やっと目指すボーサマ谷が見え始めた。うーん,ちょっとデブリがあるみたいだな…。
0
5/5 10:01
やっと目指すボーサマ谷が見え始めた。うーん,ちょっとデブリがあるみたいだな…。
ボーサマ谷が近づいてきた。やはり下部はかなりデブリが出ているようだ。あまり滑りは楽しめないかもしれない。上部に期待だ。
0
5/5 10:04
ボーサマ谷が近づいてきた。やはり下部はかなりデブリが出ているようだ。あまり滑りは楽しめないかもしれない。上部に期待だ。
谷を振り返る。
0
5/5 10:18
谷を振り返る。
右はナワタケ谷,左が目的のボーサマ谷。ナワタケ谷もデブリがひどい。
0
5/5 10:18
右はナワタケ谷,左が目的のボーサマ谷。ナワタケ谷もデブリがひどい。
ボーサマ谷の登りにかかる。ボーサマ谷に入ると急に傾斜が強まり,デブリも多くなってシール登行は難しくなる。足元をアイゼンに切り替えて登っていく。
0
5/5 10:56
ボーサマ谷の登りにかかる。ボーサマ谷に入ると急に傾斜が強まり,デブリも多くなってシール登行は難しくなる。足元をアイゼンに切り替えて登っていく。
0
5/5 12:06
振り返るたびに,日本海がせり上がってくる。
0
5/5 12:30
振り返るたびに,日本海がせり上がってくる。
ボーサマのコルが真上に見えるところまで登ってくると,傾斜はさらに強まる。40°近いのではないだろうか。雪は緩んでおり先行者のステップがあるので登るのは問題ないが,登っても登ってもコルが近づいてこない。スキーを括り付けたザックが重く肩にのしかかる。
0
5/5 12:30
ボーサマのコルが真上に見えるところまで登ってくると,傾斜はさらに強まる。40°近いのではないだろうか。雪は緩んでおり先行者のステップがあるので登るのは問題ないが,登っても登ってもコルが近づいてこない。スキーを括り付けたザックが重く肩にのしかかる。
また,落石も多い。登っている最中に5回くらい石が転がっていくのが見え,その度に「ラク!」の声が谷に響き渡る。目の前で5回も落石を見るのは,結構多いほうに入るのではないだろうか。要注意だ。
0
5/5 12:54
また,落石も多い。登っている最中に5回くらい石が転がっていくのが見え,その度に「ラク!」の声が谷に響き渡る。目の前で5回も落石を見るのは,結構多いほうに入るのではないだろうか。要注意だ。
もうすぐだ。しかし,「もうすぐだ」と思ってからが長い…。
0
5/5 12:58
もうすぐだ。しかし,「もうすぐだ」と思ってからが長い…。
振り返ると,素晴らしい高度感。硬雪の状態だったら,一回スリップしたら滑落停止をしたとしても止めるのは難しいかもしれない。
0
5/5 12:58
振り返ると,素晴らしい高度感。硬雪の状態だったら,一回スリップしたら滑落停止をしたとしても止めるのは難しいかもしれない。
喘登に喘登を重ね,ついにボーサマのコルに到着。
0
5/5 13:36
喘登に喘登を重ね,ついにボーサマのコルに到着。
阿武木谷方向の眺め。
0
5/5 13:36
阿武木谷方向の眺め。
南方向。手前から,釜谷山,猫又山,遠くに見えるのは剱岳。
0
5/5 13:37
南方向。手前から,釜谷山,猫又山,遠くに見えるのは剱岳。
剱岳のアップ。
0
5/5 13:37
剱岳のアップ。
東方向。黒部の深い谷の向こうに,白馬の山々が眺められる。
0
5/5 13:37
東方向。黒部の深い谷の向こうに,白馬の山々が眺められる。
少し歩いて毛勝山山頂。富山湾方向の眺めが素晴らしい。(山頂で居合わせた方に撮影していただきました。ありがとうございました。)
0
5/5 14:09
少し歩いて毛勝山山頂。富山湾方向の眺めが素晴らしい。(山頂で居合わせた方に撮影していただきました。ありがとうございました。)
釜谷山方向の稜線の眺め。明日はあの稜線を辿る。
0
5/5 14:12
釜谷山方向の稜線の眺め。明日はあの稜線を辿る。
時間があるので,毛勝山山頂から東又谷に滑り込んでみた。毛勝山の北斜面は,デブリもスキートラックもなく,広大なまっさらの斜面で素晴らしい。斜度も適度。今回の山行で一番楽しい斜面だったかもしれない。
1
5/5 14:33
時間があるので,毛勝山山頂から東又谷に滑り込んでみた。毛勝山の北斜面は,デブリもスキートラックもなく,広大なまっさらの斜面で素晴らしい。斜度も適度。今回の山行で一番楽しい斜面だったかもしれない。
どこまでも滑っていきたい気持ちに駆られるが,あまり下まで行ってしまうと登り返しがつらくなるので,適当なところで西側の尾根にトラバースし,山頂に登り返す。
0
5/5 14:34
どこまでも滑っていきたい気持ちに駆られるが,あまり下まで行ってしまうと登り返しがつらくなるので,適当なところで西側の尾根にトラバースし,山頂に登り返す。
滑ってきた斜面を眺めながら,山頂に登り返していく。
0
5/5 14:35
滑ってきた斜面を眺めながら,山頂に登り返していく。
途中から登ってきたボーサマ谷が見えた。やはりすごい斜度だ…。
0
5/5 14:41
途中から登ってきたボーサマ谷が見えた。やはりすごい斜度だ…。
山頂に戻った後は,ボーサマのコルまで行き,今度はボーサマ谷を滑降。40°くらいの急斜面,谷底に落ちていくような滑走感。上部は雪面がきれいで楽しめたが,下部はやはりデブリが多く滑りにくかった。適当なところでストップし,コルまで登り返す。本日2回目のボーサマ谷の登りはかなりきつかった…。
0
5/5 15:57
山頂に戻った後は,ボーサマのコルまで行き,今度はボーサマ谷を滑降。40°くらいの急斜面,谷底に落ちていくような滑走感。上部は雪面がきれいで楽しめたが,下部はやはりデブリが多く滑りにくかった。適当なところでストップし,コルまで登り返す。本日2回目のボーサマ谷の登りはかなりきつかった…。
今日は風も穏やかなので,毛勝山の山頂で泊まることにした。富山湾に沈む夕日が美しい。夜が訪れた後も,富山湾の夜景が眼下に広がり,能登半島の灯りまで見えた。夢のようなテン場であった。
しかし,夜半に突発的な強風と霰に襲われ,眠りを破られた。30分くらいで収まってくれたものの,ブロックを積んでおいてよかった。
0
5/5 18:15
今日は風も穏やかなので,毛勝山の山頂で泊まることにした。富山湾に沈む夕日が美しい。夜が訪れた後も,富山湾の夜景が眼下に広がり,能登半島の灯りまで見えた。夢のようなテン場であった。
しかし,夜半に突発的な強風と霰に襲われ,眠りを破られた。30分くらいで収まってくれたものの,ブロックを積んでおいてよかった。
夜明け。
0
5/6 5:02
夜明け。
白馬の山並みから朝日が昇る。
0
5/6 5:08
白馬の山並みから朝日が昇る。
釜谷山,猫又山,そして剱岳に続く稜線が朝日の中に浮かび上がる。
0
5/6 5:12
釜谷山,猫又山,そして剱岳に続く稜線が朝日の中に浮かび上がる。
まずは釜谷山を目指して縦走を開始する。スキーを履きたいのはやまやまなのだが,まだ雪面はカチカチで,アイゼンを装着して稜線を進んでいく。
0
5/6 6:42
まずは釜谷山を目指して縦走を開始する。スキーを履きたいのはやまやまなのだが,まだ雪面はカチカチで,アイゼンを装着して稜線を進んでいく。
0
5/6 6:45
東側には雪庇が出ており,注意が必要。
0
5/6 7:11
東側には雪庇が出ており,注意が必要。
快晴の下,素晴らしい稜線漫歩だ。
0
5/6 7:16
快晴の下,素晴らしい稜線漫歩だ。
0
5/6 7:19
0
5/6 7:30
0
5/6 7:36
1
5/6 7:39
0
5/6 7:40
特に危険個所もなく,釜谷山に到着。
0
5/6 7:59
特に危険個所もなく,釜谷山に到着。
猫又山へと歩を進める。
0
5/6 7:59
猫又山へと歩を進める。
0
5/6 7:59
0
5/6 7:59
0
5/6 8:00
時々,スキーで滑れそうな斜面が出てくるので滑ってみるのだが,相変わらず雪面はガリガリで,あまり楽しめない…。
0
5/6 8:32
時々,スキーで滑れそうな斜面が出てくるので滑ってみるのだが,相変わらず雪面はガリガリで,あまり楽しめない…。
0
5/6 8:37
0
5/6 9:06
0
5/6 9:07
0
5/6 9:41
猫又山に到着。やはりここまでも特に危険個所はなかった。
猫又山の山頂周辺はなだらかで,幕営にもよさそうだ。
0
5/6 9:42
猫又山に到着。やはりここまでも特に危険個所はなかった。
猫又山の山頂周辺はなだらかで,幕営にもよさそうだ。
ここまで来ると,剱岳がさらに大きく見える。
0
5/6 9:46
ここまで来ると,剱岳がさらに大きく見える。
時間が余ったので,猫又山の山頂から,南東方向のブナクラ峠へと向かう尾根を滑ってみた。適度な傾斜で結構楽しめる。
0
5/6 10:13
時間が余ったので,猫又山の山頂から,南東方向のブナクラ峠へと向かう尾根を滑ってみた。適度な傾斜で結構楽しめる。
目の前に剱岳を眺めながらの滑降。
0
5/6 10:19
目の前に剱岳を眺めながらの滑降。
滑ってきた尾根を振り返る。気持ちの良い斜面だった。適当なところで登り返す。
0
5/6 10:22
滑ってきた尾根を振り返る。気持ちの良い斜面だった。適当なところで登り返す。
0
5/6 10:33
稜線に戻り,猫又谷へと滑降する。猫又谷に降りてしまえば,剱岳ともお別れだ。別れを惜しんで撮影。
0
5/6 11:21
稜線に戻り,猫又谷へと滑降する。猫又谷に降りてしまえば,剱岳ともお別れだ。別れを惜しんで撮影。
猫又谷を見下ろす。気持ちがいいほどまっすぐに伸びた雄大な谷だ。
0
5/6 11:39
猫又谷を見下ろす。気持ちがいいほどまっすぐに伸びた雄大な谷だ。
猫又谷へドロップ。阿部木谷に匹敵するくらいの急傾斜で,しかも雪が重くターンしにくいが,斜面は広く,デブリもなくきれいなため,問題なく滑っていける。
0
5/6 11:39
猫又谷へドロップ。阿部木谷に匹敵するくらいの急傾斜で,しかも雪が重くターンしにくいが,斜面は広く,デブリもなくきれいなため,問題なく滑っていける。
本当に吸い込まれるかのようにまっすぐな谷だ。飛ばしたくなるところだが,雪が重いため意外に我慢の滑りとなった。
0
5/6 11:50
本当に吸い込まれるかのようにまっすぐな谷だ。飛ばしたくなるところだが,雪が重いため意外に我慢の滑りとなった。
振り返るたびに,稜線が遠くなっていく。毛勝三山よ,さようなら。
0
5/6 11:59
振り返るたびに,稜線が遠くなっていく。毛勝三山よ,さようなら。
下部まで滑ってくると,次第にデブリが現れ,谷の真ん中の雪が割れ始めた。
0
5/6 12:09
下部まで滑ってくると,次第にデブリが現れ,谷の真ん中の雪が割れ始めた。
しかし,左岸に雪がつながっているため,なんとか滑っていける。
0
5/6 12:12
しかし,左岸に雪がつながっているため,なんとか滑っていける。
この堰堤は一旦スキーを脱いで乗り越した。
0
5/6 12:15
この堰堤は一旦スキーを脱いで乗り越した。
木々の間を滑り抜け,左岸沿いの林道に入る。
1
5/6 12:47
木々の間を滑り抜け,左岸沿いの林道に入る。
林道をかなり下まで滑ったところで,とうとう雪が切れ,スキーを脱ぐが…
0
5/6 13:10
林道をかなり下まで滑ったところで,とうとう雪が切れ,スキーを脱ぐが…
再び林道に雪が現れたため,嬉々としてスキーを履きなおして滑っていく。こんなことを何回か繰り返して…
1
5/6 13:14
再び林道に雪が現れたため,嬉々としてスキーを履きなおして滑っていく。こんなことを何回か繰り返して…
ついにここまでか! 道の隅にわずかに残った雪を使って往生際悪く滑ってきたのだが,南又発電所の手前でとうとう完全に雪が切れ,観念してスキーを脱ぎ,ザックに括り付けた。
1
5/6 13:18
ついにここまでか! 道の隅にわずかに残った雪を使って往生際悪く滑ってきたのだが,南又発電所の手前でとうとう完全に雪が切れ,観念してスキーを脱ぎ,ザックに括り付けた。
長い長い南又林道を歩き,東又谷との出合まで戻ってきた。
(南又林道はかなり奥で一箇所路面崩壊があった。通行止めになっているのはそのためのようだ。)
0
5/6 14:52
長い長い南又林道を歩き,東又谷との出合まで戻ってきた。
(南又林道はかなり奥で一箇所路面崩壊があった。通行止めになっているのはそのためのようだ。)
無事下山。ありがとうございました。
1
5/6 14:55
無事下山。ありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する