笠ヶ岳(新穂高〜笠新道〜笠ヶ岳〜秩父平〜鏡池〜新穂高)小屋泊山歩
- GPS
- 19:46
- 距離
- 46.6km
- 登り
- 3,897m
- 下り
- 3,904m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:44
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:22
天候 | 5日:晴れ、夕立 6日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険はありませんが、岩稜帯の登りはきついです。 |
その他周辺情報 | 新穂高ロープウェイ駅付近に日帰り温泉があります。 |
写真
感想
奥穂や北穂から見る笠ヶ岳が素敵で、いつか登りたいと思っていた
8月に入ってから『笠に行こう』とお誘いを頂いて「行く〜」と返事をした
友が私の分も水を背負うので大丈夫だよ、と言ってくれたので^^
8月5日(月) 新穂高〜笠新道〜杓子平〜笠新道分岐〜笠ヶ岳
駐車場から笠新道登山口に向かう
三々五々歩いていた人たちの多くは鏡池方面に進む
お互いに「お気をつけて〜」とあいさつを交わして笠新道に一歩踏み出す
登山口は1,360m、杓子平2,455mまで等高線の混み具合がハンパではない
標準タイム4時間20分、とてつもない登りが始まった
『休まずたゆまず一歩一歩』と自分に言い聞かせながら進む
樹林帯の道も、所々涼しい風が吹き抜けホッとする
休みを取り軽食を取りながら、とにかく進むことを考える
傾斜が緩むと杓子平に到着し、向こう側の山並みが開けてきた
「うわ〜着いた〜」 ヤマレコログでは4時間22分 ザックが軽いから・・・
カールの先を見ると、米粒のような人が取りついている
笠ヶ岳までの稜線を見るとなんという長さ! 大丈夫かな?と不安がよぎる
友が「ゆっくり行こう!」と言ってくれるので、岩稜帯を一歩一歩進む
笠新道分岐2,770mまで300mちょっとを2時間のコースタイム
詰まった等高線をジグザグに登る
先に見える人たちも、ゆっくりゆっくりの歩み
それに励まされながら、私も一歩一歩・・・
2時間弱で分岐に到着、ここからは稜線だから少し楽なハズ!
「あと1時間10分だよ、頑張ろう!」と友が励ましてくれたものの
地図で見る以上のアップダウンがあり、そう簡単ではない
遠くに山荘が見え『まだあんなに登るの?』と心折れそうになりながら・・・
お天気が良いので素晴らしい展望にも励まされる
途中でゆっくり食事休憩を取り、再び歩き出す
徐々に山荘が大きくなり、テント場に到着
岩に『がんばれ』と書いてある
最後の苦しさを味わいながら登る
山荘で宿泊申し込みをし、ザックを下ろして笠ヶ岳山頂へ向かう
歩いてきた稜線や北アルプスなどを眺め、写真を撮って下山
ビールを買ってテラスで乾杯!
『お陰様で順調に登れました。本当にありがとう』でもキツかったね〜
8/6(火) 山荘〜秩父平〜弓折乗越〜鏡池〜新穂高
日の出を眺めてから朝食を頂き、支度して出発
暑くもなく寒くもなく、気温がちょうどよく爽やかなスタート
笠新道を下るのは厳しいので、ぐるっと回ることになった
山荘下の岩場を下り、ハイマツの稜線を軽快に進む
振り向くと山荘がとても小さくなってさびしい気持ち
あっという間にに笠新道分岐
秩父岳を過ぎると急な下りを経て秩父平へ
お花畑と槍から穂高の稜線がきれいに見える
大ノマ岳から乗越まで下り、先に見える弓折岳に登り返す
それなりにキツイ〜
弓折乗越を、下に見える鏡平に向かう
徐々に傾斜が緩くなると鏡平山荘に到着、11時
かき氷で体を冷やし、お昼ご飯を頂きながら長い休憩を取った
鏡池は風もなく、湖面に映る逆さ槍が美しい
真夏なのに本当にラッキー!!
いつまでも眺めていたい風景だけど、先を目指す
こちらは回り道だけれど傾斜が緩いので膝に優しいし、風景が良い
沢を超えながらぐんぐん下がり林道に出た
遠くに雷の音がするので、ワサビ平小屋は通過
降られることなく新穂高に帰着し、ホッとした
2日ともお天気に恵まれて、すばらしい風景を見ることができた
ヤマレコログでは、上り下りとも累積標高は2,400m超え、2日で4,800m超え
登り9時間半、下り9時間ほどの歩き
今までの、ダントツ最高! 歩き切れてよかった〜
手助けしてくれた友もとても疲れた様子! 本当にありがとう!!
そして翌日、焼岳に続く
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