北岳〜笹山 感動の白峰南嶺

2019年08月06日(火) 〜 2019年08月08日(木)

• GPS: 21:50
• 距離: 28.2km
• 登り: 2,762m
• 下り: 3,416m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:34
• 休憩: 0:19
• 合計: 2:53

12:15 広河原インフォメーションセンター
12:32 12:43 広河原山荘
13:04 13:12 白根御池分岐
15:08 白根御池小屋

2日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:24

5:24 白根御池小屋
6:48 7:07 草すべり分岐
7:12 7:24 小太郎尾根分岐
8:04 8:04 北岳肩ノ小屋
8:24 8:24 両俣分岐
8:48 8:48 北岳
9:06 9:10 吊尾根分岐
9:26 9:28 トラバースルート分岐
9:53 10:06 北岳山荘
10:59 10:59 中白根山
12:21 12:22 間ノ岳
13:48 農鳥小屋

3日目

• 山行: 11:32
• 休憩: 0:39
• 合計: 12:11

3:01 農鳥小屋
4:06 4:15 西農鳥岳
4:58 5:06 農鳥岳
6:06 6:10 大門沢下降点
6:31 6:42 広河内岳
8:05 8:09 大籠岳
10:25 10:25 笹山（黒河内岳）北峰
10:36 10:38 笹山 （黒河内岳）南峰
11:55 11:55 2256
13:17 13:17 水場入口
13:54 13:55 1344
15:05 15:05 奈良田湖バス停
15:12 奈良田バス停

天候

晴れ時々曇り時々雷雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

奈良田から広河原が不通のため、甲府からバスで入山、奈良田に下山後、身延線を帰路に選んだが、入山日に奈良田〜広河原　開通とのこと、残念

コース状況／危険箇所等

白峰南嶺はテープ、ペンキが随所にマークされており、道迷いの心配ない。笹山から奈良田の下山道は急で長いことを除けば危険個所もないし普通の道、奈良付近の道が急で疲れる。

写真

8/6 11:49

広河原へのバスでの途中、北岳と間ノ岳

8/6 12:27

昼12時、広河原到着

8/6 12:46

広河原山荘で昼食。かつ丼を頼みました。1400円

8/6 13:01

本日は御池小屋まで。出発

8/6 13:16

8/6 13:54

8/6 14:23

カラマツソウ

8/6 14:29

第一ベンチ

8/6 15:03

トラバース道。問題ありません。

8/6 15:04

天気は曇り空です。ガスが多い

8/6 15:06

クガイソウ

8/6 15:07

水量が多く、清々しいです。

8/6 15:07

雨が激しく降ってきました。濡れた木道は恐怖です。歩幅10センチで歩きました。

8/6 15:18

御池小屋到着は受付をして、濡れた雨具など乾燥室へ。
ハンガーは1個しか貸してくれません。しょうがないか

8/6 18:04

8/6 18:15

白根御池

8/6 18:17

夕方まで、ときおり激しい雷雨でした。やはり午後は
天気が変わりやすいんですね。

8/7 4:54

2日目の朝。天気は良さそう。

8/7 4:56

徐々に明けてきます。さわやかな山の朝。この感じがたまらないんですね。

8/7 5:35

北岳もすこしのぞいています。

8/7 5:49

8/7 6:10

マルバダケブキの群落

8/7 6:28

8/7 6:28

ナデシコ

8/7 6:42

マルバダケブキ

8/7 7:05

草スベリの急登が続く。

8/7 7:11

8/7 7:16

8/7 7:20

8/7 7:29

小太郎山分岐　到着。山梨百名山の一座、今回は登れないが、いずれまた来なければいけません。

8/7 7:29

仙丈が岳。美しい。

8/7 7:29

小太郎山から甲斐駒

8/7 7:36

北岳の頂上が見えてきました。

8/7 8:07

肩の小屋、到着

8/7 8:07

富士山も見えて

8/7 8:28

振り返れば甲斐駒、絶景の連続で疲れが吹っ飛びます

8/7 8:52

北岳の頂上が見えてきました。人がいっぱいいます。

8/7 8:52

間ノ岳方面。今日はあれを越えて農鳥小屋まで行きます。

8/7 9:02

北岳到着。3度目の北岳。山梨百名山31座目。

8/7 9:06

これからたどる稜線がくっきりみえて感動の瞬間です。

8/7 9:16

イチゲ

8/7 9:16

8/7 9:18

8/7 9:48

まずは北岳から北岳山荘目罪して

8/7 9:57

振り返って北岳

8/7 11:11

中白根山。3000m越えてます。

8/7 11:11

間ノ岳まで、もうちょいに見えてますが、疲労がたまって苦しい

8/7 11:17

8/7 11:17

イワベンケイ

8/7 11:18

オダマキ

8/7 12:28

間ノ岳が見えてきました。北岳山荘からのピストンの人が多いです。前回、自分もそうしましたね。

8/7 12:35

2度目の間ノ岳、山梨百名山32座目。

8/7 12:35

北岳をバックに

8/7 12:53

農鳥方面。雲が多くなってきました。

8/7 12:54

8/7 13:19

イワギキョウがきれいです

8/7 13:19

8/7 13:49

間ノ岳から農鳥小屋まではガレバの急斜面を下ります

8/7 13:59

農鳥小屋到着。

8/7 14:14

売店もあります。

8/7 14:15

水、1L100円と書いてありますが、親父さんから水場への汲み取りをなかば強引に進められます。往復30分。

8/7 14:17

水場までの途中、花がきれいに咲いています。

8/7 14:17

8/7 14:18

8/7 14:18

8/7 14:28

水場。たしかにおいしい水ですが、雨が降ってきました。

8/7 15:51

部屋でまったりしていたら、当然親父さんが大声で、虹が出たとのこと。きれいな虹です。

8/7 15:52

しばらく、虹をまともに見た記憶がない。素晴らしい虹でした。

8/7 16:02

名物の親父さんと宿泊の女性とのツーショットに便乗させてもらいました。

8/8 3:13

朝3時出発。昨夜の宿泊者は7名でした。寝床も余裕で快適な一夜でした。あとで大阪から来た女性に聞いたら
大きなイビキをかいていたみたい。すみません。

8/8 4:06

甲府市街

8/8 4:13

マークがしっかりついているので、迷いの心配ありません。

8/8 4:14

明け方の空に西農鳥岳のシルエットが映りました。

8/8 4:18

3051m　西農鳥岳に到着。標高は農鳥岳より高い。

8/8 4:19

甲府市街方面。徐々に明けてきました。この空の感じがたまらんです。

8/8 4:19

富士山も見えてきました。

8/8 4:32

農鳥岳手前の岩峰

8/8 4:32

農鳥岳手前の岩峰群。これを右に巻いて通ります。岩場ですが、特に問題ありません。

8/8 4:52

塩見岳方面です。

8/8 4:53

農鳥岳の頂上が見えてきました。

8/8 5:09

日の出。今日も無事、下山できますように。

8/8 5:09

人がたくさんいるように見えますが、だれもいません。

8/8 5:10

振り返って　間ノ岳、北岳。

8/8 5:10

富士山もくっきりとしてきました。

8/8 5:10

8/8 5:12

農鳥岳到着。山梨百　33座目

8/8 5:13

富士山も祝福してくれます。

8/8 5:15

古い標識も

8/8 5:15

3026m

8/8 5:24

いよいよ白峰南嶺方面です。未知の領域でわくわく感がたかまります。

8/8 5:25

8/8 5:28

左方向に続く白峰南嶺と、その向こうに塩見岳

8/8 5:29

8/8 5:37

8/8 5:38

お日様が真横なので、この通り。

8/8 5:39

足、長い。

8/8 5:40

どこまでも続く峰々

8/8 5:44

ななかまども今が咲き時。

8/8 6:01

8/8 6:02

大門沢下降点の標識。鐘も鳴らせます。ここで、農鳥小屋のキャンパー1名に追い越されました。さすがに若い人は元気がいい。あっという間に見えなくなりました。

8/8 6:35

広河内岳へ向かいます。日差しが強くなってきましたが、風が強く吹いて、暑さを感じません。

8/8 6:50

広河内岳到着。

8/8 6:54

これからがバリエーションルート。気持ちを引き締めてかかります。

8/8 6:54

下って

8/8 7:25

登って、を繰り返します。

8/8 7:39

早朝なので、まだ涼しいですが、真昼間では厳しそうです。

8/8 7:45

8/8 8:20

左に富士山

8/8 8:20

右に塩見岳の絶景が続きます。

8/8 8:21

大籠岳、2767m

8/8 8:28

要所、要所にピンクテープがついて、道迷いの心配がありません。本当に助かります。

8/8 8:39

さえぎるものがない山道が続きます。この絶景の道を行きかう人が全くいません。独り占め。

8/8 8:43

8/8 8:58

たおやかで雄大な峰々

8/8 9:05

白河内岳。2813m。富士山、噴火？

8/8 9:05

よくぞここまで、歩いてきました。感謝、感謝の気持ち。

8/8 9:06

日が高くなり、かなり熱くなってきました。

8/8 9:11

白峰南嶺の旅もいよいよ終盤。笹山が見えてきました。

8/8 9:25

8/8 9:31

白河内岳からは樹林帯に入ります。ハイマツが煩わしい場所もあります。

8/8 10:23

笹山北峰が見えてきました。

8/8 10:25

2733m

8/8 10:27

白河内岳を振り返る

8/8 10:28

笊が岳。もう一度登ってみたいですが。

8/8 10:28

8/8 10:28

北岳、間ノ岳が遠くなりました。

8/8 10:41

笹山到着

8/8 10:42

山梨百　34座目。今回の旅の最大の目標を達成できました。

8/8 10:43

笹山を終えて、あとは急で長い下山が待ってます。ある意味、今回の山旅のハイライトでもあります。

8/8 11:06

道ははっきりしていますが、急坂が続きます。
足の裏が悲鳴をあげています。

8/8 15:00

送水管付近のジグザクな道。この一帯が一番つらいかも

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

感想

crocodile

お盆休みの喧騒をさけての今回の山旅。最大の目標は笹山と白峰南嶺の縦走と決めて計画しました。何といっても心配なのは農鳥岳の先のバリエーションルートでしたが、農鳥小屋の親父さんやスタッフの方（女性）がつけてくれたマークのおかげで、全く迷うことがありませんでした。
白峰南嶺は、素晴らしい絶景が楽しめるにもかかわらず、行きかう人は少なく、まさに天空の楽園といった感じでした。農鳥小屋は他の小屋にくらべ宿泊客も少なく、寝床も余裕で快適に過ごすことができました。設備は決して良いとは言えませんが、登山者の安全行動の指導や、山の楽しみ方を教えてもらえ、心休まる素晴らしい小屋でした。白峰南嶺の状況や、笹山からの下山道の状況など貴重な情報も助かりました。個人経営で維持するのも大変だと思いますが、これからも長く存続してほしい貴重な山小屋です。