四国の山めぐり−石鎚山・剣山〜三嶺

2012年05月26日(土) 〜 2012年05月28日(月)

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

(1日目)土小屋/国民宿舎横登山口12:30-14:00弥山/天狗岳15:10-16:20土小屋/森林管理署登山口
(2日目)東平駐車場/西赤石山登山口7:05-8:35兜岩8:40-8:50西赤石山-10:20登山口駐車場
　　　 見ノ越/剣山登山口14:20-15:05西島駅-15:35剣山山頂ヒュッテ
(3日目)剣山山頂ヒュッテ4:40-4:45剣山-5:30次郎笈-6:20丸石-6:50丸石避難小屋-7:30高ノ瀬-7:53中東山分岐-9:00白髪避難小屋-9:50カヤハゲ-10:45三嶺11:30-13:00三嶺登山口/名頃駐車場

天候

3日間とも好天、2日目夕方剣山山頂到着時に軽い夕立あり。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

松山空港でレンタカーピックアップ、高知空港でリターン。（実は、予約は高松空港へ返却だったのですが、何をトチ狂ったか高知空港へ行ってしまいました。）
土小屋神社前の駐車場は正午到着だったので満車、なんとか1台入れそうなところに入れさせてもらいました。駐車場自体は場所を選ばなければ数も多く整備されています。
西赤石山の登山口となる東平(トウナル)の駐車場も、別子銅山という観光スポットでもあるため、大きく整備されています。
剣山（剣山山頂ヒュッテ泊）〜三嶺縦走では、名頃の三嶺登山者用駐車場へ車をデポ、バスで見ノ越まで向かう予定でしたが、バス停を尋ねた徳島の方が帰り道とのことで見ノ越まで載せて下さいました。大感謝です。名頃の駐車場は大きくトイレ等整備されています。ただそこまでの道は狭く、対向車にあうとバックが強いられる局面覚悟です。

コース状況／危険箇所等

石鎚山：山の美しさや道程の変化、面白さでいくと私的には屈指です。
　　　　天狗岳から南尖峰、東稜基部に抜けるバリエーションルートで下山しようかと思いましたが、登ってきた方が2名ほどいて聞くと、途中の笹が深く完全に藪漕ぎになり、下りだと足元が見えず、また滑りで難しいかもしれないとのこと。初日なので自重しました。
西赤石山：普通東赤石なんでしょうけど、別子銅山を通りたく西赤石です。東平(トウナル）からのピストンです。登山口から軽便鉄道跡は歩きやすくスピードもあがります。それ以降は、どちらかといえば荒れ気味。トレースがないとかではありませんが、一部ワイルドな一般道って感じです。兜岩は爽快絶景です。山頂より良い。
剣山〜三嶺：剣山の先、次郎笈を越えると入山が少ないのかそこは動物たちの世界。鳥は飛ぶは、シカは目の前を横切るは、ヘビが足元にいるはで、人間は完全に余所者でした。
白髪山分岐からカヤハゲの下りまでが湿った粘土質の急斜面のため、降下が滑りやすく、妙な力が爪先に入り足の親指の皮が剝けてしまいました。
また全行程トレースは全般的にしっかりしていますが、中東山分岐の先のピークから白髪避難小屋までは一部不明瞭なところもありますが、稜線を意識すれば問題ありません。

写真

5/26 11:05

スカイラインの石鎚山入口には大きな鳥居

5/26 11:24

見えてきました

5/26 11:53

石鎚神社です。

6/10 10:50

神社から駐車場を白石ロッジに向かって撮影しました。

5/26 12:13

国民宿舎の横から入ってみます。目の前に殺風景な物置がありますが、その左横から登ります。

5/26 12:17

5/26 12:30

美しい登山道です。どこも絵になる。

5/26 12:35

振り返り白石ロッジが見えます。

5/26 12:44

近づいてきました。

6/10 10:50

落石による斜面崩壊が何か所かにありました。

5/26 13:06

天狗岳の頂きがよく見えます。

5/26 13:07

5/26 13:07

さあ、山頂までの登りに入ります。

6/10 10:50

二の鎖に行きます。

6/10 10:51

鎖はそんなに太くなく、また頼らなくても登れる程度です。

6/10 10:51

6/10 15:09

三の鎖に入ります。ここは急です。

5/26 13:24

天狗岳を横に見て、

6/10 10:51

とにかく鎖が太く扱いにくいですね。鎖といっても重くて殆ど動きませんから、鎖と考えず岩の一部ととらえた方がいいかもしれません。こんな鎖見たことありません。

6/10 10:51

ほぼ垂直です。

5/26 13:27

オレもいきますよ〜。

6/10 10:51

6/10 10:51

6/10 10:52

着きました。

5/26 13:46

弥山山頂にある石鎚神社の奥宮です。立派です。

5/26 13:47

天狗岳が天を突き刺しています。

5/26 13:50

弥山から天狗岳へ向かう出だし。

5/26 13:54

6/10 11:01

細い稜線を歩きます。

6/10 11:01

苦手な方はこの辺が一番苦労していました。四つ這いになる方が怖いような。

5/26 14:01

6/10 11:01

スパッと切れてます。

5/26 14:05

よくこんなきれ方するな、という感じ。

5/26 14:06

天狗岳から弥山を眺めます。いい稜線です。

5/26 14:11

5/26 14:26

5/26 14:27

こちら側を降りようかとも思いましたが、ベテランの方の忠告に従いやめました。

6/10 11:01

5/26 14:45

頂上山荘です。綺麗でした。

6/12 22:23

一杯50円の力水

5/26 14:50

6/10 11:01

鎖へ行かない場合は、整備さえた階段です。

5/26 15:08

5/26 15:11

5/26 15:35

5/26 16:04

ここが通常の登山口です。

5/26 16:05

石鎚神社です。

5/26 16:49

車で新居浜へ向かいますが、山並みをドライブです。

5/26 16:50

5/26 18:14

第一日目の風呂は伊予西条にある武丈の湯。

5/26 19:53

夕食はもちろんカツカレー

5/26 20:03

お店は武丈の湯を出て国道11号を新居浜方面へ向かうとさほど行かないうちに出現します。その名もブルドッグ。

5/27 6:25

マイントピア別子という別子銅山を偲ぶ施設で車中泊しました。

5/27 6:42

翌朝、マイントピアから東平まで行き、ここは東平の最奥の駐車場です。左手から入ります。

5/27 6:44

登山道入口です。

6/12 22:39

銅鉱の跡

6/10 11:02

初っ端からなかなかの登りです。

6/10 11:02

銅山時代の軽便鉄道の停車場だったようです。

6/10 11:02

軽便鉄道の跡を進みます。平坦なので歩きやすい。

6/10 11:02

橋もあります。

6/10 14:50

石垣もあります。

6/10 14:50

5/27 7:25

軽便鉄道の線路跡はまだ続きますが、西金石山へはここで別れます。

6/10 14:50

なかなかの登りです。

5/27 7:58

なかなか山頂が姿を現しませんでしたが、いよいよ見えてきました。

5/27 8:15

兜岩に到着。

5/27 8:15

山頂よりこちらの景色がヨカです。

5/27 8:15

瀬戸内海が見えます。

6/10 14:50

名物のアケボノツツジはGW過ぎまでだそうで、この斜面をピンクで染めるようです。見たかった。

5/27 8:22

これでしょうかね。

5/27 8:30

山頂到着。

5/27 8:30

兜岩からは北側瀬戸内海が望め目ましたが、山頂からは高知方面に視界が開けます。

5/27 8:44

また石鎚山のほうも見通せます。

5/27 9:38

一本松停車場跡に戻ってきました。

5/27 9:47

と、足元に巨大な真っ黒なミミズ。この大きさはちょっと鳥肌もんです。

6/10 14:51

銅山の史跡の一つ、変電所跡。

6/10 14:51

ここが登山口駐車場です。

5/27 10:16

山頂を振り返ります。

5/27 13:40

名頃の三嶺登山者用駐車場から見ノ越の剣山登山口まで地元徳島の方に車で送ってもらいました。見ず知らずの私にありがとうございます。四国は人が温かい。

5/27 13:56

リフト乗り場付近の様子。

5/27 13:56

リフト乗り場です。

5/27 13:57

登山口はリフト乗り場から少し下がった神社参道から。

6/10 14:51

あの天璋院篤姫で有名な高知市生まれの宮尾登美子の「天涯の花」自筆記念碑です。

5/27 14:00

剣神社。

5/27 14:00

神社宿坊脇に登山口です。

5/27 14:14

リフトをくぐるトンネル。

5/27 14:28

5/27 14:40

リフト終点駅が見えてきました。

5/27 14:42

5/27 14:45

リフト終点の西島駅です。

5/27 14:46

5/27 14:48

雲行きが怪しいので最短距離で山頂目指します。リフト駅裏手にある登山道を行きます。

5/27 14:48

5/27 14:58

剣山頂上ヒュッテが見えてきました。見えているのは雲海荘の方。もとは別経営だったらしいのですが、いまは頂上ヒュッテの経営だそうです。混んでいるときに使うとか。

5/27 15:14

もうすぐです。

5/27 15:15

いよいよ雨が降り出しました。

5/27 15:16

本降りになる前にヒュッテに着けました。この後夕立に。

6/10 14:52

三嶺の駐車場にもあったのですが、ヒュッテの休憩所に人形が座っていました。

6/12 23:09

本日の泊りは、山口から来た夫婦と同じ埼玉から来た男性ソロ。個室貸切になりました。快適。

5/27 17:04

夕食です。腹いっぱいになりました。ご馳走様でした。

5/27 17:47

雨も上がったので夕暮れを見に頂上へ。頂上案内図。

5/27 17:50

5/27 17:56

山頂です。ヒュッテからサンダルで行けます。

5/27 18:22

5/27 18:28

シカが居ます。

5/27 18:30

こちら頂上ヒュッテ。

5/28 4:29

三日目。ヒュッテで朝食をおにぎりにしてもらって、さあ、三嶺に向けて出発です。これが本日の稜線です。

5/28 4:51

次郎笈手前で振り返ると、剣山の右肩から日の出です。

5/28 4:56

6/10 14:52

次郎笈です。

5/28 5:13

次郎笈から先の稜線。朝日で陰影がくっきりでています。三嶺が遠くに見えます。長いな。

5/28 5:27

快適な縦走路です。いっぺんに気に入りました。

5/28 5:44

5/28 5:53

5/28 6:02

丸石到着。

6/10 14:53

ここで目の前をシカが道の右から左へ走り飛んでいきました。

5/28 6:29

丸石避難小屋。

6/12 23:35

内部は小綺麗です。

5/28 7:42

この辺から白髪避難小屋までが爽快でしたね。

5/28 7:42

5/28 7:55

5/28 8:19

5/28 8:41

白髪避難小屋。

6/12 23:50

こちらもきれいでした。外にテントサイトがいくつかあります。そこもまた芝地で景色もよく、良さそうでした。

5/28 9:10

三嶺近づきました。

6/10 14:54

この下り斜面が難物。ぬかるみ気味でしかも急こう配のため長い距離滑りそうな感じ。

5/28 9:27

カヤハゲの岩です。

5/28 9:28

カヤハゲの岩から来た道を振り返り。

5/28 9:45

出ました！ついに黄色いデカいヘビくんも登場。四国は自然が人間に近いところにあると実感。

5/28 10:00

さあ、いよいよ三嶺最後の登りになりました。早朝から歩きに歩いたので、ちょっとさびしいですね。山頂は目の前の大岩の先です。

6/10 14:55

シカからの植生防護用のゲート。

5/28 10:27

三嶺山頂です。

5/28 10:57

これですよ、これ。これが見たかった。天空の楽園のような。幸せです。

5/28 11:01

本当に不思議な地形です。魅せられます。

5/28 11:04

三嶺避難小屋。

5/28 11:05

ここは内装も新しくいいですね。文句なし。

6/10 14:55

さあ、三嶺も後にして東京へ戻るために下山します。振り返ると三嶺山頂が垂直に岩で持ち上がっているのが分かります。

6/10 14:55

最後の三分の一あたりでしょうか、登山道が不明瞭なのかかなり強めに誘導されています。

5/28 12:37

三嶺登山口です。

5/28 12:38

登山口そばの登山者用駐車場。きれいに整備されています。

5/28 13:13

新しい広い道を整備中のようですが、こういう所は闇雲に整備してほしくないと個人的には思います。道はすれ違い不可の場面も多い狭い道です。

5/28 16:21

勘違いで爆走して向かった高知での温泉、龍馬の湯（黒潮温泉）。

撮影機器：

FinePix F31fd FUJIFILM