北方稜線

2019年08月12日(月) 〜 2019年08月14日(水)

• GPS: 25:02
• 距離: 26.0km
• 登り: 2,681m
• 下り: 3,730m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:42

9:14 スタート地点
9:29 9:30 立山室堂山荘
9:41 9:41 みくりが池温泉
9:53 9:54 雷鳥荘
10:06 10:07 雷鳥沢キャンプ場
10:12 10:13 浄土橋
11:44 11:51 剱御前小舎
12:56 剣山荘

2日目

• 山行: 8:43
• 休憩: 2:29
• 合計: 11:12

3:50 剣山荘
4:22 4:30 一服剱
5:15 5:15 前剱
5:27 5:32 前劔の門
5:49 6:01 平蔵の頭
6:09 6:23 カニの横バイ
6:34 6:34 カニのハサミ
6:42 6:42 剱岳
7:03 7:24 長次郎のコル
7:39 7:57 長次郎ノ頭
8:54 9:03 池ノ谷乗越
9:07 9:12 チンネ
9:20 9:21 池ノ谷ガリー
9:30 9:45 三ノ窓
9:54 10:05 小窓ノ王
12:15 12:29 小窓（乗越）
12:52 12:53 小窓氷河
12:59 12:59 旧鉱山道取付き
13:58 14:05 池の平小屋
14:40 14:48 仙人峠
15:02 仙人池ヒュッテ

3日目

• 山行: 10:04
• 休憩: 0:32
• 合計: 10:36

5:24 仙人池ヒュッテ
5:40 5:40 仙人峠
6:56 6:56 仙人新道ベンチ
7:33 7:33 二股
10:16 10:26 ハシゴ谷乗越
11:59 12:07 内蔵助平
13:49 14:02 内蔵助谷出合
15:10 15:11 ダム下
16:00 黒部ダム駅

アルペンルートの切符を買うのに待ち時間40分。やはり朝一並ぶのが良いようです。仙人池ヒユッテは写真の好きな方の溜り場なのか雰囲気がちょっと違います。でもまた行ってみたいなと言う気になりました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

つるぎふれあい館アルプスの湯　８月中５００円

写真

スタートの室堂ではイベントが行われていました。太鼓の演奏を聴いてから出発。

8/12 8:15

雄山がきれいに見えます。

8/12 8:18

大日方面も

8/12 8:29

このルートを上がります

8/12 8:31

ミドリが池の遊歩道を寄り道

8/12 8:43

血の池

8/12 8:52

8/12 9:24

天気が良いのでテントの数も多い

8/12 11:05

剣御前を越えた所で雷鳥

8/12 11:06

この中にヒナが三羽いるんですが・・

8/12 11:08

剣沢も大賑わい

8/12 11:34

剣山荘が見えてきました。今日はここで終わり

8/13 3:36

3時50分出発、ヘッドランプの列に混じり登って行くと空が明るくなってきました

8/13 4:03

8/13 4:03

朝は気持ちが良いです

8/13 4:03

8/13 4:19

三十数年ぶり、こんな所あったかなあ・・

8/13 4:22

ぐっと迫ってきました

8/13 4:22

8/13 4:32

8/13 4:45

大きな山の影

8/13 5:03

8/13 5:38

賑わう剣岳山頂

8/13 5:43

8/13 5:55

遠くの雲海

8/13 6:00

いよいよ核心部に入って行きます

8/13 6:37

コルへの下降は滑りやすく歩きにくい

8/13 6:44

登り返して、ちょっと上にあがって見ました。

8/13 6:50

この辺り少し下に普通の道がありました

8/13 7:05

さっきまであったテントももうありません

8/13 7:06

二枚岩が見えてきました

8/13 7:07

浅いギャップをまたぐトラバース

8/13 7:17

二枚岩で休憩

8/13 7:31

リッジに乗ってからはしばらく快適

8/13 7:32

8/13 7:32

8/13 7:56

この岩場下から見るのと上から見るのでは大きな違いです

8/13 7:57

池の谷乗越からガリーへ

8/13 8:03

8/13 8:26

意外に時間が掛かる

8/13 8:46

発射台直下、案外歩き易い

8/13 8:53

振り返って池の谷ガリー

8/13 9:01

ガリーを見ていると何時岩が崩れてきてもおかしくない雰囲気

8/13 9:06

発射台直下を登り切るとルートがわかり難くなります。20分ほどのロス

8/13 9:25

小窓雪渓が見えてきました

8/13 9:44

いよいよ雪渓

8/13 10:03

ここは12本爪アイゼンで難無くクリア

8/13 10:28

二番目の雪渓はすぐ上を巻けました

8/13 10:50

ここから小窓へもルートが途切れるので見当をつけガレ場を下ります

8/13 11:11

小窓着、後は鉱山道への取り付を探すだけ

8/13 11:14

8/13 11:55

見当をつけていたのですぐ見つかりました

8/13 12:05

鉱山道はしばらく雪渓と平行して行きます

8/13 12:07

8/13 12:40

平の池が見えてきました

8/13 12:47

すぐに池の平小屋

8/13 13:40

千人峠で休憩の後、分岐を越えると目指す仙人池ヒュッテが見えてきました

8/13 14:43

振り返るとガスが・・全くガスが無いうちに来れた事は良かった

8/13 14:47

後立山も夏雲がきれい

8/13 14:59

風呂上り、夕食前に仙人池。午後は逆光になるのは残念。

8/13 15:05

8/13 15:42

大汝も室堂から見るのとは違い尖って見えます

8/14 3:45

ここから仙人池ヒュッテでの朝の撮影会です

8/14 3:49

8/14 5:01

8/14 5:01

8/14 5:01

8/14 5:02

8/14 5:02

8/14 5:03

8/14 5:05

8/14 5:05

8/14 5:06

8/14 5:06

8/14 5:10

8/14 5:11

8/14 5:11

8/14 5:12

8/14 5:12

8/14 5:13

8/14 5:19

8/14 5:20

8/14 5:26

撮影会の後出発、道は朝露に濡れています

8/14 5:26

8/14 6:03

下山道は、しばらくは岩壁を見ながら歩きます

8/14 6:44

昨日来た道を見返しここで朝のコーヒーにしました

8/14 7:31

二股まで降りました

8/14 7:49

ここもいつもの通り

8/14 8:04

四の沢の雪渓、暖冬で雪が少なかったのでしょうか

8/14 8:18

8/14 8:21

ハシゴ谷乗越への渡渉、今年は橋が架かっています

8/14 8:34

8/14 9:06

8/14 9:07

このガレ場登り過ぎて15分ほどロスをしました

8/14 9:32

ここから道に戻ります

8/14 9:59

ハシゴ谷乗越の手前はこんなハシゴの連続

8/14 10:16

ハシゴ谷乗越、眺望は内蔵助平方面だけ

8/14 10:31

これから内蔵助平へ下っていきます

8/14 12:06

真砂岳への分岐の先の橋、水場です

8/14 12:44

8/14 12:53

沢に沿った道を行きます

8/14 13:33

8/14 13:36

8/14 13:57

下の廊下への分岐

8/14 13:59

ずっと沢沿いです

8/14 14:19

目の前の岩を水が流れて来ています

8/14 15:05

ダムが見えてきました

8/14 15:09

放水の水飛沫が橋まで飛んできていました。この後ダムまで登り終点です

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL5 オリンパス

感想

manouche

近年の念願だった北方稜線に行く事が出来ました。過去二回天候で中止しているので喜びもひとしおです。初日は剣山荘までなのでのんびり雷鳥沢を登りました。ホテルの様な剣山荘で横になりながら去年のヤマレコの特集を思い出し各ポイントのイメージトレーニング、10時間くらい寝転がっていたような気がします。おかげで体調はベストでした。明くる日は4時前に出ましたが剣沢は灯りで一杯、剣への道もヘッドランプが連なっています。山頂に近い鎖場はすべてきれいに整備され昔の記憶とは全く異なったものになっていました。賑わう山頂を素通りし誰もいない稜線を長次郎のコルに向かいます。コルに下る手前から見ると長次郎の頭へのルンゼには雪が詰まっているように見えました。しかしコルに降り立ちルンゼを見上げると雪の無い登り易そうな傾斜が見えます。途中で岩がルートを塞いでいる様に見えましたが近づくと乗り越えられる大きさ、そして越えた所で反対から来られた方とお会いしました。このコース取りで良かったんだなと思い岩までと同じくらいの距離を登るとあっさり縦走路の下に出ました。もっと時間がかかるつもりでいたので意外でした。ここからの岩場のトラバースももっと延々と続くのかなと思っていたのですがすぐ稜線の下を行く普通の道になりました。おかげで時間に余裕を持って二枚岩に到着。ここの下りで右の狭いルンゼを下りた為10mほどロス、すぐに登り返し左のリッジに乗りました。ここからまた普通の道ですが池ノ谷乗越の手前で岩場が現れました。上から見ると次のスタンスが良く見える下りやすい岩場でしたが降り立って見上げるとここをフリーで降りたのかなと言う気にさせます。そして池ノ谷ガリー、記事情報では途中から右の岩沿いが良いと読みましたが（テープもあります）途切れながらも真中にガレがなくなってしまった土の踏み跡がありました。それをつなぎながらおおよそ右に進むと三の窓に着きました。確かに右側はガレが崩れず滑りはマシなようです。休憩の後クライマーの声が聞こえる発射台の下を上り稜線に出ます。出て少しいくと分岐がありここはペイントで矢印があり解かりやすいのですが、この先で解かり難くなりました。道がガレ場で消されている状態で下の道が見えればそこを目指して行けばいいのですが下の道が見えなかったので下りすぎを恐れ別な踏み跡に入るとすぐ行き止まり、そんな事が2回ほどありました。結構降りて道と出会い左へ回り込むと雪渓に出ます。前半冷夏で雪の残りが多いかなと12本爪とピッケルを持って来たのでここは装備でクリアー。二番目の雪渓は残っていましたが少し登ると雪渓の淵を巻ける状態、アイゼンは使いませんでした。小窓の乗越に降りていくところも先ほどの様にガレで道がわかり難くなります。しかしここは乗越が良く見えるのでその方向に進みます。最後の分かり難いポイント、鉱山道への取り付きも見当をつけ左側をチェックしていたのですぐ見つかりました。終始時間に余裕を持って歩けたので快適な北方稜線でした。明くる日は撮影会に参加した後20年ほど前から行きたかったハシゴ谷乗越を越え黒部ダムへ、しかし下りでは歳を感じました。嫌ですね。