憧れの雲ノ平へ

2019年08月19日(月) 〜 2019年08月22日(木)

• GPS: 80:00
• 距離: 44.2km
• 登り: 3,075m
• 下り: 3,082m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:27

5:33 新穂高温泉バス停
6:40 笠新道登山口
6:50 7:00 わさび平小屋
7:20 7:25 小池新道入口
8:15 8:30 秩父沢出合
9:05 9:15 イタドリが原
9:45 10:00 シシウドヶ原
10:50 11:20 鏡平
12:45 弓折乗越
14:00 双六小屋

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:55

6:10 双六小屋
6:30 双六岳巻道分岐
8:10 三俣峠
8:40 9:00 三俣山荘
9:35 9:40 黒部川源流
11:10 祖父岳分岐
12:05 雲ノ平山荘

3日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:05

5:35 雲ノ平山荘
6:35 祖父岳分岐
7:05 7:10 祖父岳
7:45 岩苔乗越
8:45 8:50 黒部川源流
9:30 9:50 三俣山荘
10:40 10:50 三俣峠
12:40 双六小屋

4日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:25

5:20 双六小屋
6:40 弓折乗越
7:30 8:50 鏡平
11:30 11:40 わさび平小屋
12:45 新穂高温泉バス停
12:45 ゴール地点

憧れの雲ノ平・・・毎年台風にあたり、3年越しの夢をかなえることができました。
今年の日程は台風にあたらなかったため安心していたのですが秋雨前線のために毎日雨の連続、しかも黒部源流から祖父岳分岐あたりでは嵐の中を歩くことになりました。しかし雲ノ平山荘に着く頃には小降りになり山荘の手前で高天原から登ってきた方とお会いした時には安心感からどちらからともなく互いの苦労をたたえ合いました。
夕方、雲ノ平では霧が晴れ、周囲の山々が顔を見せてくれたときには外へ飛び出し写真を撮りまくりました。短い時間でしたがとっても幸せな時でした。神様が与えてくれたご褒美なんだと思いました。
しかし景色が見えたのはこの時だけ、下山日には豪雨のため鏡平で1時間半ほど足止めさせられました。鏡平小屋のスタッフのおかげで登山者は全員安全に下ることができ、ただ感謝感謝です。ありがとうございました。

天候

19日　晴れのち雨
20日　雨
21日　雨
22日　雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山者用無料駐車場を利用
この駐車場は常時「満車」の表示がありますが実際にはガラガラでした。

コース状況／危険箇所等

連日強い雨が降ったため源流から雲ノ平への登山道では木道が水没したり道が池になったり急登では登山道が滝になっていました。

その他周辺情報

高天原で２頭の熊が風呂を覗きにきたようです。

写真

8/19 6:53

わさび平小屋の定番。食べたかったけど帰りのお楽しみにしました。

8/19 7:21

小池新道の分岐点ではまだ晴天、心ウキウキです。

8/19 8:23

秩父沢、暑かった！

8/19 12:44

雨の弓折岳分岐

8/19 13:28

双六岳が一瞬姿を見せてくれました。

8/20 8:10

雨天のため景色が撮れません。こんな写真ばかりです。

8/20 9:33

りっぱな源流標でした。何の意味があるのかな？

8/20 9:36

徒渉地点。渡れるか不安がありましたが全く問題ありませんでした。

8/20 11:10

ここまで嵐の中を歩いてきました。木道は水没、登山道はプールになっていました。

8/20 11:10

少し小降りになりました。小屋までもう少し！

8/20 12:00

雲ノ平山荘が見えました。高天原方面からきた方と労いあいました。

8/20 15:10

雨があがりましたが池塘から流れ出す水量はまだ減っていないようです。

8/20 16:35

水晶岳が顔をみせました。

8/20 16:35

祖父岳、あの中腹を歩いてきたはずです・・・

8/20 16:35

三俣蓮華岳、素晴らしい！

8/20 16:35

そして、一昨年登った笠ヶ岳が見えました。

8/20 17:00

雲ノ平山荘名物「石狩鍋」とっても美味しかった。

8/20 18:36

日没では明日の好天を期待したのですが・・・

8/21 7:09

今山行、唯一のピーク祖父岳

8/21 7:12

りんどうだと思いますが、花の名前は分かりません。

8/21 7:47

岩苔乗越、ここから高天原へ下ることを一瞬考えましたが既に気力は萎えていました。

8/21 12:07

双六岳のトラバース道では雨と霧の中、雷鳥の親子に会えました。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール

備考

初日、鏡平に着くまでは晴天なり。サングラスを持参しなかったことを後悔しましたが、３０分後には大雨となり、必要なくなりました。
最近ではストックを持っていない登山者が増えた気がします。登山道の荒廃を防ぐためでしょうか？私のような昔の岳人はストックを持たずにバランス良く歩く方が楽な気がしますが・・・

コメント

nanzunoyama

M
３年越しの雲の平・水晶岳山行お疲れさまでした。
雲の平周辺の池塘様子から見てもかなり雨が降ったんですね。
しかし、源頭碑から祖父岳へ登り上がる渡渉は水の勢いがあまりなくてよかったですね。昨年、雲の平へ行ったときはこの地点から渡ることができず上流から渡りました。
今年は天気がいまいちで天気予報とにらめっこしていましたが８月も残りわずかとなってしまいました。
8/31日から二日の予定で久し振りに八ヶ岳へ行ってきます。天気はあまりよくありませんが歩いてスカッとしてきたいとおもっています。(^_^)

十郎左ェ門

Re: M
Mさま
山から帰ってきたら秋になっていました。...けど今日は夏でした。
山の天気は雨より晴れのほうが良いことは当たり前のことですが、今回のように最初から最後まで「雨」の山行では途中で心が折れそうになりましたが、下山してみると達成感と充実感に満たされています。
晴れても良し、雨でも良し。山はいつでも素晴らしいですね！
八ヶ岳...私も長い間登っていません。晩秋にみどり池に行ってみたいな〜なんて思っています。楽しんできてください。