白山 上在所白山中居神社から馬狩へ


- GPS
- 16:13
- 距離
- 48.2km
- 登り
- 3,964m
- 下り
- 3,978m
コースタイム
- 山行
- 13:50
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 16:05
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後車回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<上在所-石徹白登山口> 道路整備に問題なし。落石少々。登山口の水場は問題なし。 <石徹白登山口−三ノ峰> 整備・草刈り問題なし。水場は未確認。 <三ノ峰−別山> 下草多く草露で膝下はびしょびしょに。 三ノ峰からの下りで一部登山道不明瞭。 <別山−大汝下中宮道分岐> 問題なし。 <中宮道分岐−ゴマ平避難小屋> 下草多いが踏み跡は明瞭。例年紅葉時期前に草刈りが入ることが多い。 お花松原以降は踏み跡は細く、また傾斜している部分が多い。 傾斜側への滑落には十分注意したい。 ゴマ平避難小屋への稜線からの下りで崩壊地あり。通過は問題なし。 水場の水量はやや少なめ。 <ゴマ平避難小屋−シンノ谷> 笹刈りが幅3mほどでされており明瞭。シンノ谷では倒木多数あるが、この笹刈りを目印にすれば迷わない。 管理人に感謝。 <シンノ谷−馬狩> 整備明瞭。崩壊地多く滑落注意。 鶴平新道の上部は細尾根でガレている。踏み外せば滑落で命はない。十分に注意が必要。樹林帯以後はふかふかのトレイルで走って降りられる。 |
その他周辺情報 | 白川郷の湯700円。 |
写真
感想
随分前から休みを入れて581さんと計画していた山行。
自分たちで白山に1本線を引きたかった。
前夜は仕事が終わらず職場からそのまま馬狩へ。睡眠なし。22時集合。車をデポし上在所に向かった。
準備して中居神社内に行き旅の安全を祈願してお参り。
今日のスタートは白山中居神社。6km強をまずはゆるゆるとランニング。ここ数日暑い日が続くが大汗をかくことはなかった。
石徹白登山口の駐車場には2台駐車あり。
石徹白登山口で水を汲んでここからは登山。
神鳩ノ宮避難小屋−銚子ヶ峰−一ノ峰−二ノ峰−三ノ峰避難小屋と順調に登る。
三ノ峰避難小屋内で大休止。下半身はかっぱを着て以後は進んだ。
夜間は晴れていたが、残念ながら別山はガスで覆われてしまった。
せっかく日の出に時間を合わせてきたが、ご来光は拝めなかった。残念!
南竜までは走れるところは走って移動。
南竜では誘惑に負けてカップ麺補給。
トンビ岩コースで登り室堂でコーラ補充。
ガスの御前峰は写真を撮ったらすぐにお池巡りに入り大汝へ。
大汝に登るや否やガスが晴れてきた。これくらいのご褒美はあってもいいかな。
オコジョが現れてすぐそこでぴょこぴょこ動いて撮影させてくれた。これもご褒美。
お花松原や北弥陀ケ原あたりはガスの中かつお花でも紅葉でもないので、ただただ修行。黙々と進むのみ。
ゴマ平避難小屋前後はアップダウンに辟易した。シンノ谷を下れば楽というのがよくよく分かった。
幸いゴマ平からシンノ谷へは北部白山管理者の草刈りのおかげで、笹薮のなかに高速道路ができていた。
シンノ谷以後は雲が切れて夏の日差しにやられた。暑い。水がどんどん減っていく。
苦しい登り返しの繰り返しに足が進まず野谷荘司山で協議。三方岩岳は諦めて鶴平新道で下山とした。
最後は癒やしのブナ林だった。
ここしばらくラン絡みで刺激しあいながら活動を続けている581さんと自分。
それぞれの目標も目指しつつ、山ではコラボ。
意外や意外、夏山に二人で行くのは初めてでした。
濃厚な冬山山行を何度もしているので全く違和感がなかったのですが。
今日のようなハードな山行を実行できたのは強力なパートナーがいたからこそでした。
驚くべきは土曜に夜に寛平ナイトマラソンで32km走っている581さんのタフさ。
実質的に中48時間での身軽さはすごいの一言です。
無茶な計画に快く参加してくださって本当にありがとうございました。
シンモンさんが平日に休暇がとれたということで、休みを調整して初の夏山登山をご一緒することに。車2台を使ってロングをしたいねと、山スキーの時にも話をしていたので、石徹白から、馬狩まで行く計画になった。
計画書が上がり、石徹白登山口からだと思っていたら、中居神社からスタートになっていた。恐れ入りました…頑張りますよ!
土曜の夜に寛平ナイトマラソンがあり、後半で少し頑張ったら、右ハムストリングスに少しダメージが残った。せっかくの計画を台無しにしたら行けないと思い、しっかり休養し、キネシオロジーテープを貼り、普段は履かないサポートタイツを履き、万全を期した。
移動時間を考えると睡眠時間は実質なし。前日の昼休憩で長めに昼寝した程度だ。しかしアドレナリンが出ているので山行中は眠気を感じることはなかった。
時間配分など、シンモンさんに全て計画して頂いたので、安心して行動できた。僕もしっかり計画を立てることが出来るように勉強したい。
前半の美濃禅定道は整備がしっかりされているので暗闇でも歩きやすかった。次回は明るいときに再訪だ。三ノ峰から大汝峰まではいつも歩いているので無難にこなし、ここからは僕にとっては本番。気を抜かずにしっかり歩きたい。
相変わらず中宮道はワイルド感満載。まだ紅葉の時期ではないので、登山道は藪が育ってきていた。慎重に歩いて、絶対に怪我で行動不能になることだけは避けたい。間名古の頭付近が僕にとっては核心部でここを超えると、ワイルド感を楽しめるようになってきた。
ゴマ平避難小屋から先の北縦走路は今回初なので楽しみにしていた。しかしタフなアップダウンが続き、心が折れそうになる。だけど前にシンモンさんが歩いている姿を見ると頑張らなくては、と足が前に進む。一人だと止まる時間もあったかもしれない。
野谷荘司山で、協議の結果、下山することになった。下山後時間が経つと、やはり行った方がよかったかなという思いも残る。これが自分の甘さだと思った。しかし無事計画は完遂できたので完全燃焼出来た。
今回はシンモンさんにいろいろお任せしてしまったけど、本当に頼りになった。一人ではまあいいかとなるところも、強力なパートナーと一緒だと、まだまだ頑張らないとと思うことが出来る。相乗効果だ。これから秋の目標に向けてお互いにいい経験が出来たと思う。僕はより精度の高い計画をたてることが出来るようにしたいと思った。
これからもロング登山、山スキーといろいろ行きましょう!ゆるゆる登山も!今回は素晴らしい計画に同行させていただきありがとうございます!
コメント
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しんもんさん、581さん、ブラボーです!寝ずにこれだけのロングやるのは、やはり日頃の鍛錬と精神力の賜物です。お疲れ様でした。ゆっくり壮挙の余韻に浸ってください。
チカさん おはようございます
無事に帰って来れてホッとしています。
この日のために、いろいろ道具を試してみたり、登り方を考えてみたりしていたので、完遂出来て嬉しかったです。それも強力なシンモンのおかげです。綿密な計画を立てていただいていたので、僕はそれに従うだけでした。自分でも出来るように精進したいと思います。
チカさんとも、昨年果たせなかった計画がいくつかありますので、実行出来たらいいなと思っております。
チカさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
財布に大枚入れてダイワタクシーに備えたのが良かったのかもしれません
なんとか通り抜けられました。
後半はところどころ失速はしました。
が、両方が動けない時間帯はなく、先頭を変わりながら進むことができたのでなんとかなったという感じです。
パーティで動く良さですね。
また後半の失速を加味した計画立案を見直してみようと思いました。
さて、もう山は秋が始まっています。冬もすぐそこです。
昨シーズン行きそこねた雪山がたくさんあります。
チカさんともそんなピーク・斜面を共有したいですね
距離もさることながら、途中走ったとは言え、ワンデイで1本線を引いちゃったんですねぇ(・_・)
気になってコースタイムを調べたら24時間オ-バーのルートじゃないですか。sub4といいロングランといい、もしや、TJARでも狙っているんですか?
redsさん、こんばんは。
ちゃんとログを確認していませんが、コースタイムの60%弱ほどの行動と思っています。
本当の意味で走っているのは神社と登山口の間だけです。
それもキロ8分程度でマラソンなら6時間ペースほどのこと。
下りや平坦地でやや早足にして、休止を少なく動き続ければこんな感じになると思います。
なので、身につけている装備にはトレラン的なものはありますが、かけらもトレランではなく、やっぱり登山です。
TJARは憧れはしますが、あまりにもレベルが違うフィールドです
間違っても目指しはしませんよ~
ただいつか何週間かかけて全アルプスを一筆書きで歩いてみたいですね。
redsさん おはようございます
シンモンさんもおっしゃってますが、走ったところは最初の舗装林道と途中の平坦地を少しな程度であとは歩いていますよ^_^;
TJARは別世界で、出場されている方も異次元の方ですので、僕には到底無理です。泊りが出来ないので、1日で長く歩けるようになりたいとは思っています。
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