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Yamareco

記録ID: 2027228
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳【嶺朋ルート】<マイナールートからひっそり登る北岳♪>

2019年09月19日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.8km
登り
1,761m
下り
1,762m

コースタイム

日帰り
山行
8:28
休憩
1:08
合計
9:36
6:50
6:51
112
8:43
8:45
50
9:35
9:38
90
11:08
11:13
56
12:09
12:10
36
12:46
12:48
15
13:03
13:16
8
13:24
13:24
18
13:42
13:58
48
14:46
15:10
49
15:59
15:59
13
16:12
16:13
2
16:15
16:15
2
16:17
広河原インフォメーションセンター
 
・ルートはGPS原因不明のフリーズによりログ採りできていない為、
 全線手書きでの入力です。
・ポイントの通過時間については、写真で確認できたところのみ
 手入力で記載しました。
 
天候  
天候:晴れ☀
 風:終日無風〜微風の登山日和
   上部稜線上の西風は涼しく既に秋山の雰囲気だった
 
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
 
自宅出発(山行前日:9月18日、22:50)
高速:圏央道〜中央道/八王子JCT〜甲府昭和IC
下道:甲府昭和IC〜R20〜県道20号線(南アルプス街道)
   〜市営芦安第二駐車場着(9月19日、1:10着)
*コンビニ休憩10分程度含めて自宅から約2時間20分で移動

■下道の距離と移動時間は以下の通り
<中央道/甲府昭和ICから市営芦安第二駐車場まで>
・距離:約22km
・所要時間:渋滞無しの直行で約40分で移動

■市営芦安駐車場について
・広河原へのアクセスの拠点となる市営芦安駐車場は、
 バス&乗合いタクシーの発着所がある第二駐車場を中心に
 第一から第八まであります。
 今回は数年ぶりに発着所のある第二に停めることができました。
・全駐車場とも駐車料金は無料。トイレと水道は確認できたところで
 第二、第三、第八にあります。
・発着所に近い順(第二、第三、第一)から埋まっていき、
 第四〜第八は発着所より500mほど下った離れたエリアになります。

【近年の芦安駐車場の混雑状況について】
・今回はトップシーズンを過ぎた平日ということもあり、久々に発着所
 のある第二に停めることができました。しかしこれが土日になると、
 深夜到着であっても発着所から最も遠い第八駐車場に回されることも
 しばしばあります。
 以前は最盛期を過ぎれば土日であっても始発の1時間前に到着すれば
 発着所のある第二もしくは、至近の第一から第三のどこかに停める
 ことができましたが、ここ近年のこのエリアの人気の高まりの為か、
 現在では通常の土日でも第一から第三については早々に満車となる
 ようです。従ってバス・乗合いタクシー発着所の近傍(第一〜第三)
 に駐車したい方は前夜入りすることをお勧めします。

■芦安駐車場から広河原(北岳登山口)へのアクセスについて
・芦安駐車場から広河原までの移動は、途中の夜叉神ゲートから先が
 通年マイカー規制で通行止の為、路線バスまたは乗合いタクシーを
 利用しての移動となります。
・マイカー規制、芦安駐車場マップ、バス&乗合いタクシーの時刻及び
 運賃、協力金などの各種情報はこちら↓
 http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html
*上記サイト内に「2019年 路線バス・乗合タクシー時刻表」の
 詳細がPDFファイルで添付されています。

・今回は行き帰りともにバスを利用
*バス片道料金:1,230円(乗合タクシー片道料金:1,300円)
(バス運賃内訳:1,030円+マイカー規制利用者協力金:200円)
*バス片道所要時間:1時間弱(タクシーの場合は10〜15分ほど早い)

■コンビニについて
・甲府昭和IC周辺、R20号線及び県道20号線(南アルプス街道)
 沿いに数軒あります。
*但し、南アルプス街道に入って暫く進んでしまうと無くなりますので
 早めに見つけたコンビニに立寄ることをお勧めします。
(芦安温泉街入口のかなり手前からなくなりますのでご注意を)
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況等】 2019/09/19 現在

■【嶺朋ルートについて】
*詳しい状況は写真の方にも記載してありますのでそちらもご覧下さい

<全般>
・このルートは広河原から大樺沢右岸の嶺朋尾根を辿り、標高2800mの
 池山吊尾根上にあるボーコン沢の頭へ突き上げるルートで、
 一般的な山地図には記載されていないマイナールートです。

・全体的な印象としては、最初の取り付き部(入口)以外は、
 全般的にマーカーは明瞭で、踏み跡も一部薄い箇所はあるものの、
 ほぼ途切れることなくついています。
 そのお陰で私程度の登山経験でも迷うことはありませんでしたが、
 そうは言ってもやはり利用者の少ないマイナールートなので、
 それなりの山経験(山慣れ)を必要とするルートであると思います。
 また、このルートには山小屋や水場は一切ありません。
・嶺朋ルートの取り付きからボーコン沢の頭を経て一般登山道との
 合流点である八本歯のコルまで今回のペースで約5時間。
 その間に出会った人の数は”0人”です。私の知る限りこの日に
 嶺朋ルートを訪れた人は誰一人としていませんでした。
 従って、誰かと出会う可能性がほぼないことも、
 ここを歩く上で注意すべき点であると思います。
・また、嶺朋ルートの取り付きから八本歯のコルまでの5時間と
 その先にある北岳山荘までの移動時間も含めて推定で約6時間、
 この間に山小屋も水場も一切ないということも難易度という意味で
 計画を立てる際に考慮すべき点だと思います。
 
<藪について>
・一般実線ルートではない為、踏み跡への鬱陶しい藪被りや倒木は
 頻繁に出てきます。しかし藪については踏み跡無しのルーファイも
 必要とする”真の藪漕ぎ”ではありません。基本的に踏み跡があり、
 その踏み跡に鬱陶しい藪が覆っている(被っている)いわゆる
 ”藪被りルート”です。
(藪慣れ(藪強者)の方からすれば「この程度は藪漕ぎではない」と
 言われるであろうレベルの藪)
*しかし、藪慣れしていない一般ハイカー(私も含めて)からすると、
 一部の区間ですがかなり強烈に感じた藪区間があったのも事実です。

<マーカーについて>
・マーカーは樹木などに多数ついており、ルーファイ要素は
 ほぼ必要ない印象。但し、約5年前にここを訪れた時よりも
 明らかに薄くなっており、古い樹皮についていたマーカー類は
 剥がれ落ちて数がだいぶ減っていた印象でした。
(それでも地図に記載されていないマイナールートとは思えないほどの
 数がついている)

<要注意箇所>
・標高2670m付近の樹林が開けた草地で一時的に踏み跡が途切れ、
 さらに草地で樹木についていたマーカー類が見当たらなくなる
 箇所があります(写真31)。ここは写真左上付近の赤矢印の辺りに
 踏み跡の続きがありますので迷わないよう注意が必要です。

<最後に>
・踏み跡ありでマーカーがついているとはいっても、
 このルートは一般実線ルートではなく、一般的な山地図に記載のない
 利用者も少ないマイナールートです。同じ距離・同じ高低差でも
 一般登山道とは体力の消耗度合いがかなり違います。
 その辺の事も十分考慮し、余裕のある計画と装備で
 じっくり臨む方が良いと思います。


■一般登山道について
(八本歯のコル〜山頂ピストン〜大樺沢左俣ルート〜広河原)
・特筆すべき問題はない印象。
・大樺沢左俣の雪渓も今年は残っていましたが、登山道には影響
 ありませんのでアイゼンも不要です。
*但し、これから気温の下がる時期は、大樺沢上部の沢水が凍って
 登山道を覆っている場合がありますのでご注意を。
・大樺沢下部の仮設橋も架かっており問題なく通行できました。
 
その他周辺情報  
下山後の温泉はこちらを利用しました↓
■源泉100%かけ流しの湯 ”湯めみの丘”
 http://kanto.pokanavi.jp/content.php?eid=00054
・循環なし、加水なし、塩素消毒なしの正真正銘の源泉かけ流し。
・源泉温度が高いため、どの湯船も加温なしの熱交換システムで
 加水せずに温度を下げて源泉を使用しているとのこと。

*個人的には、ぬるめの露天風呂とそこから見える夜景が好印象。
*内風呂には中温と高温、気泡の浴槽もあり。
*洗い場も広くシャワーの出も良かった。
*但し、立地的に甲府昭和ICのやや西にあり、東京方面に帰る場合は
 少し逆方向になるのが難点。
 
9/19、午前1時過ぎの市営芦安駐車場より
近年の凄まじい駐車場争奪戦を警戒して早着としたものの、
既に最盛期を過ぎた平日のためかご覧の通りガラガラで拍子抜け
結果、数年ぶりとなる第二に停めることができひと安心
これから4時半ごろまで仮眠です…zzz
2019年09月19日 01:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
9/19 1:09
9/19、午前1時過ぎの市営芦安駐車場より
近年の凄まじい駐車場争奪戦を警戒して早着としたものの、
既に最盛期を過ぎた平日のためかご覧の通りガラガラで拍子抜け
結果、数年ぶりとなる第二に停めることができひと安心
これから4時半ごろまで仮眠です…zzz
予想外に空いていたので油断していたら、あっという間に始発の5時半に💦
慌ててタクシー乗り場に行くも、既に満席で乗れず…
(この日は乗客が少ないため、4台しか配車されていなかった)
2019年09月19日 05:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
9/19 5:22
予想外に空いていたので油断していたら、あっという間に始発の5時半に💦
慌ててタクシー乗り場に行くも、既に満席で乗れず…
(この日は乗客が少ないため、4台しか配車されていなかった)
向かいにあるバス乗り場に行くと、同じ5時半発の始発バスが待機中
この日の配車はこの1台のみで、既にこれも満席だった💦
結果的にせっかく第二に駐車できたのにバスは立乗りに…(^^;
(要するに駐車場が空いていても、その分バスとタクシーの配車が減る
 やはり早めに準備して並ばないとダメということですネ)
2019年09月19日 05:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 5:23
向かいにあるバス乗り場に行くと、同じ5時半発の始発バスが待機中
この日の配車はこの1台のみで、既にこれも満席だった💦
結果的にせっかく第二に駐車できたのにバスは立乗りに…(^^;
(要するに駐車場が空いていても、その分バスとタクシーの配車が減る
 やはり早めに準備して並ばないとダメということですネ)
幸いなことに、途中の夜叉神ゲートで降りる人がいたので、
夜叉神ゲートから広河原までは座ることができた
そんなこんなで今日は大好きな北岳登山。気分も上々でスタート!(^^♪
2019年09月19日 06:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 6:41
幸いなことに、途中の夜叉神ゲートで降りる人がいたので、
夜叉神ゲートから広河原までは座ることができた
そんなこんなで今日は大好きな北岳登山。気分も上々でスタート!(^^♪
毎年お目にかかるこの看板、これを見るとなぜか興奮してしまうワタクシ…(^^ゞ
でも今日はいつもと違う登山口だけどネ〜(^^)
2019年09月19日 06:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
9/19 6:41
毎年お目にかかるこの看板、これを見るとなぜか興奮してしまうワタクシ…(^^ゞ
でも今日はいつもと違う登山口だけどネ〜(^^)
いつものビューポイントより。今日はここから山頂がよく見える
お天気も良さげだし、6月以来となる大好きな北岳をマイナールートで楽しもう♪
(ま、6月も毎年恒例のマイナールートだったけどネ(*^^)v)
2019年09月19日 06:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
9/19 6:47
いつものビューポイントより。今日はここから山頂がよく見える
お天気も良さげだし、6月以来となる大好きな北岳をマイナールートで楽しもう♪
(ま、6月も毎年恒例のマイナールートだったけどネ(*^^)v)
アップで。左の八本歯の頭から八本歯のコル〜山頂へ続く稜線
昼前には頂上目指してあの辺を歩いていることでしょう
2019年09月19日 06:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 6:48
アップで。左の八本歯の頭から八本歯のコル〜山頂へ続く稜線
昼前には頂上目指してあの辺を歩いていることでしょう
アザミが元気に咲いていました(下から無理して撮った感アリアリですが💦)
2019年09月19日 06:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 6:49
アザミが元気に咲いていました(下から無理して撮った感アリアリですが💦)
まずは広河原インフォメーションセンターから5分ほどで”広河原橋”に着く
今回の”嶺朋ルート”の入口は、この吊橋を渡って突き当りを左へ行く
嶺朋ルート以外の北岳一般登山道(実線ルート)は全て右へ行く
2019年09月19日 06:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 6:51
まずは広河原インフォメーションセンターから5分ほどで”広河原橋”に着く
今回の”嶺朋ルート”の入口は、この吊橋を渡って突き当りを左へ行く
嶺朋ルート以外の北岳一般登山道(実線ルート)は全て右へ行く
突き当りを左へ行くと遊歩道となり、すぐに2本目の吊橋”大樺沢吊橋”が出てくる
これを渡って大樺沢の右岸へ移る
2019年09月19日 06:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 6:55
突き当りを左へ行くと遊歩道となり、すぐに2本目の吊橋”大樺沢吊橋”が出てくる
これを渡って大樺沢の右岸へ移る
右岸に渡り、そのまま遊歩道を2〜3分進むと1つ目の東屋(写真)が現れる
この東屋を通過して次(2つ目)の東屋に到達する少し手前付近の
右側斜面を注視すると樹木に赤マーカーがついている
そこが嶺朋ルートの取り付きになります
(見つけるにはある程度の山慣れが必要。道標等は一切無し)
2019年09月19日 06:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 6:57
右岸に渡り、そのまま遊歩道を2〜3分進むと1つ目の東屋(写真)が現れる
この東屋を通過して次(2つ目)の東屋に到達する少し手前付近の
右側斜面を注視すると樹木に赤マーカーがついている
そこが嶺朋ルートの取り付きになります
(見つけるにはある程度の山慣れが必要。道標等は一切無し)
嶺朋ルートは取り付きからかなりの急登。しかし標高2000m付近までは、藪もそれほどなく、ご覧のような赤マーカーと濃いめの踏み跡がある
2019年09月19日 07:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 7:09
嶺朋ルートは取り付きからかなりの急登。しかし標高2000m付近までは、藪もそれほどなく、ご覧のような赤マーカーと濃いめの踏み跡がある
取り付きから1時間ほどで標高約2000m付近の崩落地に到着。それにしても酷い崩れ方をしている(登山道には影響無し)
2019年09月19日 07:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 7:59
取り付きから1時間ほどで標高約2000m付近の崩落地に到着。それにしても酷い崩れ方をしている(登山道には影響無し)
下を覗いてみる。写真ではそれほど急斜面に見えないが、
実際はここで滑落したらあの谷底までまず止まらない、かなりの急斜面
2019年09月19日 08:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 8:01
下を覗いてみる。写真ではそれほど急斜面に見えないが、
実際はここで滑落したらあの谷底までまず止まらない、かなりの急斜面
2019年09月19日 08:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 8:10
標高2000m付近の崩落地から先は徐々に藪が酷くなっていく
しかし、これでも赤マーカーと足元の踏み跡はついているので、
ルーファイの必要はほぼ無い。要するに踏み跡無しの”真の藪漕ぎ”ではないレベル
2019年09月19日 08:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 8:11
標高2000m付近の崩落地から先は徐々に藪が酷くなっていく
しかし、これでも赤マーカーと足元の踏み跡はついているので、
ルーファイの必要はほぼ無い。要するに踏み跡無しの”真の藪漕ぎ”ではないレベル
鬱陶しい藪被りゾーンがあったかと思えば、このような樹林帯内の快適区間もある
2019年09月19日 08:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 8:14
鬱陶しい藪被りゾーンがあったかと思えば、このような樹林帯内の快適区間もある
途中、こんなカンバンもありました
2019年09月19日 08:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
9/19 8:16
途中、こんなカンバンもありました
標高2210m付近の倒木帯。嶺朋ルートは赤マーカーと踏み跡はあるものの、
一応、一般的な山地図には記載されていないマイナールート
鬱陶しい藪被りゾーンやこのような倒木は、この後も普通に出てくる
2019年09月19日 08:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 8:39
標高2210m付近の倒木帯。嶺朋ルートは赤マーカーと踏み跡はあるものの、
一応、一般的な山地図には記載されていないマイナールート
鬱陶しい藪被りゾーンやこのような倒木は、この後も普通に出てくる
ここは標高2310m付近の少し高木が開けた場所
以前(2014年7月)に歩いた時は、このまま正面の藪に突入したような気がしたが
実際には画面右手に巻くように踏み跡とマーカーがついていた
2019年09月19日 08:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 8:57
ここは標高2310m付近の少し高木が開けた場所
以前(2014年7月)に歩いた時は、このまま正面の藪に突入したような気がしたが
実際には画面右手に巻くように踏み跡とマーカーがついていた
先ほどの場所から踏み跡に従って右に巻いてみると、あんなところに赤リボンが…
これでも足元には踏み跡がある。それに従ってこの鬱陶しい藪をかき分けながら進む
2019年09月19日 09:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
9/19 9:01
先ほどの場所から踏み跡に従って右に巻いてみると、あんなところに赤リボンが…
これでも足元には踏み跡がある。それに従ってこの鬱陶しい藪をかき分けながら進む
今、かき分けながら突破した藪被りゾーンはこんな感じ(あの赤マーカーの左側)
2019年09月19日 09:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
9/19 9:03
今、かき分けながら突破した藪被りゾーンはこんな感じ(あの赤マーカーの左側)
標高2500m付近を超えるとハイマツと露岩のミックスゾーンとなる
ここまでハイマツは殆んどなかったが、これからはしぶといハイマツ漕ぎが徐々に増えていく
2019年09月19日 09:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
9/19 9:38
標高2500m付近を超えるとハイマツと露岩のミックスゾーンとなる
ここまでハイマツは殆んどなかったが、これからはしぶといハイマツ漕ぎが徐々に増えていく
まだまだ続く樹林帯。そんな中で大快晴の北岳がチラリと見えた
鬱陶しい藪で気分が萎えていたが、これ見てテンションアップ!!
2019年09月19日 09:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 9:39
まだまだ続く樹林帯。そんな中で大快晴の北岳がチラリと見えた
鬱陶しい藪で気分が萎えていたが、これ見てテンションアップ!!
振り返るとトンガリ帽子の甲斐駒も
シャイな貴公子さまもさすがに今日は雲隠れナシ。丸見えだね(^^)
2019年09月19日 09:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 9:40
振り返るとトンガリ帽子の甲斐駒も
シャイな貴公子さまもさすがに今日は雲隠れナシ。丸見えだね(^^)
アップで。手前の左にはアサヨ峰も。あそこもまだ踏んでないんだよなぁ…
2019年09月19日 09:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 9:40
アップで。手前の左にはアサヨ峰も。あそこもまだ踏んでないんだよなぁ…
真後には鳳凰も。今日はお天気に恵まれて最高の景色が楽しめる♪
(でも、この先もしばらく樹林帯。そして藪の中だけどネ・・・)
2019年09月19日 09:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 9:41
真後には鳳凰も。今日はお天気に恵まれて最高の景色が楽しめる♪
(でも、この先もしばらく樹林帯。そして藪の中だけどネ・・・)
標高2620m付近の藪被りゾーン。ここも踏み跡はあるものの、さすがにこれは顔付近なので特に鬱陶しかった💦
2019年09月19日 10:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 10:11
標高2620m付近の藪被りゾーン。ここも踏み跡はあるものの、さすがにこれは顔付近なので特に鬱陶しかった💦
今、かき分けて出てきたところを振り返る(あのストックのところから出てきた)
このように高度を上げるにつれてハイマツ藪の頻度と濃さが増していく
2019年09月19日 10:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 10:19
今、かき分けて出てきたところを振り返る(あのストックのところから出てきた)
このように高度を上げるにつれてハイマツ藪の頻度と濃さが増していく
先ほどの濃いめの藪被りゾーンから一転、
こんなに素敵な極上の森歩き区間も(ふぅ…ホッとして癒される〜)
取り付きからここまで約3時間半、まだ誰一人として会っていない本当に静かなルート
2019年09月19日 10:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
9/19 10:24
先ほどの濃いめの藪被りゾーンから一転、
こんなに素敵な極上の森歩き区間も(ふぅ…ホッとして癒される〜)
取り付きからここまで約3時間半、まだ誰一人として会っていない本当に静かなルート
そしてここが標高2670m付近の樹林が開けた草地
ここは今までついていた画面右下の踏み跡が一時的に途切れ、
さらに草地で樹木についていたマーカー類が見当たらなくなる
少し迷ったが、画面左上付近の赤矢印の辺りに踏み跡の続きがあった
by  DSC-WX350, SONY
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そしてここが標高2670m付近の樹林が開けた草地
ここは今までついていた画面右下の踏み跡が一時的に途切れ、
さらに草地で樹木についていたマーカー類が見当たらなくなる
少し迷ったが、画面左上付近の赤矢印の辺りに踏み跡の続きがあった
嶺朋ルート終了直前(標高2700m超)の藪被りゾーン
距離にしてたかだか20〜30mほどの藪区間で踏み跡も一応あったが、
この最後の藪に関しては、藪ヤではない私にとってはかなり強烈だった💦
2019年09月19日 10:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 10:53
嶺朋ルート終了直前(標高2700m超)の藪被りゾーン
距離にしてたかだか20〜30mほどの藪区間で踏み跡も一応あったが、
この最後の藪に関しては、藪ヤではない私にとってはかなり強烈だった💦
最後の身の丈レベルの藪ゾーンを突破すると嶺朋ルートの終点(下降点)に着く
2014年7月以来の再訪だったが、久々に藪被りルートを歩いてみて、
いつもの山歩きにはない苦労や新鮮な感覚など、それら全てが楽しかったと思う
2019年09月19日 10:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 10:56
最後の身の丈レベルの藪ゾーンを突破すると嶺朋ルートの終点(下降点)に着く
2014年7月以来の再訪だったが、久々に藪被りルートを歩いてみて、
いつもの山歩きにはない苦労や新鮮な感覚など、それら全てが楽しかったと思う
鬱陶しい藪から解放された途端、ご褒美とも思える北岳が目の前に♪
2019年09月19日 10:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 10:59
鬱陶しい藪から解放された途端、ご褒美とも思える北岳が目の前に♪
迫力のバットレスをアップ。この方向から見るバットレスはどこよりもカッコよく見える☆
2019年09月19日 10:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 10:59
迫力のバットレスをアップ。この方向から見るバットレスはどこよりもカッコよく見える☆
先ほどの嶺朋ルートの終点(下降点)から
池山吊尾根の稜線上(ボーコン沢の頭)までは
まだこのくらいの距離が残っている(約10分ほど)
2019年09月19日 11:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 11:00
先ほどの嶺朋ルートの終点(下降点)から
池山吊尾根の稜線上(ボーコン沢の頭)までは
まだこのくらいの距離が残っている(約10分ほど)
広河原から約4時間半、池山吊尾根上の”ボーコン沢の頭”に到着
ここは毎年6月のバス開通前の北岳山行時にテン泊で利用しているテント適地
そして北岳バットレスの最高のビューポイント。でも知らない間に石で囲われていた…
2019年09月19日 11:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 11:08
広河原から約4時間半、池山吊尾根上の”ボーコン沢の頭”に到着
ここは毎年6月のバス開通前の北岳山行時にテン泊で利用しているテント適地
そして北岳バットレスの最高のビューポイント。でも知らない間に石で囲われていた…
このたおやかな尾根上を辿り愛しの北岳へ♪
これがお手軽な日帰りハイクで味わえるなんて本当に幸せです(^−^)
2019年09月19日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 11:09
このたおやかな尾根上を辿り愛しの北岳へ♪
これがお手軽な日帰りハイクで味わえるなんて本当に幸せです(^−^)
ボーコンからの間ノ岳も。左の農鳥岳はちょっと雲隠れ
2019年09月19日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 11:09
ボーコンからの間ノ岳も。左の農鳥岳はちょっと雲隠れ
鳳凰側はガスガスだったが、オベリスクだけは辛うじて見えた
2019年09月19日 11:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 11:10
鳳凰側はガスガスだったが、オベリスクだけは辛うじて見えた
ボーコンから池吊の尾根上を辿って北岳へ。すると大迫力のバットレスが間近に迫ってくる
2019年09月19日 11:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 11:29
ボーコンから池吊の尾根上を辿って北岳へ。すると大迫力のバットレスが間近に迫ってくる
ボーコンから45分ほどで”八本歯の頭”に到着。いつもの遭難碑と間ノ岳
2019年09月19日 11:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ボーコンから45分ほどで”八本歯の頭”に到着。いつもの遭難碑と間ノ岳
南東方向に振り返ると雲海の遥か先に日本一の頂が見える
2019年09月19日 11:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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南東方向に振り返ると雲海の遥か先に日本一の頂が見える
アップで。あちらも上は雲がないので素晴らしい景色を楽しめることでしょう
2019年09月19日 11:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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アップで。あちらも上は雲がないので素晴らしい景色を楽しめることでしょう
今辿ってきた池吊の稜線道。あっという間にガスがかかってきた
2019年09月19日 11:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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今辿ってきた池吊の稜線道。あっという間にガスがかかってきた
八本歯の頭〜八本歯のコルまでの切れ落ちトラバース区間
ここは両側切れているので慎重に進む
2019年09月19日 12:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 12:01
八本歯の頭〜八本歯のコルまでの切れ落ちトラバース区間
ここは両側切れているので慎重に進む
ここは切れ落ちトラバース区間の後にある、八本歯のコル手前の登降箇所。お助けロープと手掛かりも豊富なのでフリーで下れるが、落ちたらアウトなので慎重に
2019年09月19日 12:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 12:03
ここは切れ落ちトラバース区間の後にある、八本歯のコル手前の登降箇所。お助けロープと手掛かりも豊富なのでフリーで下れるが、落ちたらアウトなので慎重に
先ほどの登降箇所を下って少し進むと八本歯のコルに着く
ここから山頂まで高低差約300mほどの岩稜帯の登り返し。山頂までラストスパート
2019年09月19日 12:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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先ほどの登降箇所を下って少し進むと八本歯のコルに着く
ここから山頂まで高低差約300mほどの岩稜帯の登り返し。山頂までラストスパート
”ナナカマド”も色づいていました。上部は既に秋山の雰囲気でした
2019年09月19日 12:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 12:25
”ナナカマド”も色づいていました。上部は既に秋山の雰囲気でした
吊尾根分岐点(主脈との合流点)より
今辿ってきた池山吊尾根と遥か先には富士山。雲海もいい感じで最高の眺めだった
2019年09月19日 12:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 12:48
吊尾根分岐点(主脈との合流点)より
今辿ってきた池山吊尾根と遥か先には富士山。雲海もいい感じで最高の眺めだった
そして無事に登頂しました。山頂の南側にある北岳最高所の岩上より山頂全景をパチリ
2019年09月19日 13:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:03
そして無事に登頂しました。山頂の南側にある北岳最高所の岩上より山頂全景をパチリ
今年の6月以来、通算で23回目の登頂となる北岳
見慣れた山頂標といつもの仙丈さまがお出迎え♪
2019年09月19日 13:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:04
今年の6月以来、通算で23回目の登頂となる北岳
見慣れた山頂標といつもの仙丈さまがお出迎え♪
抜けるような青空の下、まずはいつものお三方から
左から仙丈〜中央は北岳ニセピーク(北岳北峰or3180m峰)〜右に甲斐駒
2019年09月19日 13:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:05
抜けるような青空の下、まずはいつものお三方から
左から仙丈〜中央は北岳ニセピーク(北岳北峰or3180m峰)〜右に甲斐駒
こちらは優美な南アの女王・仙丈ヶ岳
女王さまは雲隠れせずいつもお顔を見せてくれますね。優しいな〜♪
2019年09月19日 13:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:05
こちらは優美な南アの女王・仙丈ヶ岳
女王さまは雲隠れせずいつもお顔を見せてくれますね。優しいな〜♪
女王さまのお隣には貴公子・甲斐駒も
シャイな貴公子さまも今日は雲隠れせずよく見ることができた
2019年09月19日 13:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:06
女王さまのお隣には貴公子・甲斐駒も
シャイな貴公子さまも今日は雲隠れせずよく見ることができた
仙丈の遥か後方には北アのスター軍団も見える
左の西穂稜線から穂高の峰々〜真ん中に大キレ〜右端の槍まで
2019年09月19日 13:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:06
仙丈の遥か後方には北アのスター軍団も見える
左の西穂稜線から穂高の峰々〜真ん中に大キレ〜右端の槍まで
こちらは南東方向。雲海の遥か先には富士山も見える
2019年09月19日 13:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:11
こちらは南東方向。雲海の遥か先には富士山も見える
日本第二位の頂から眺める日本一の頂。雲海に浮かぶその姿がとても印象的
標高では富士山が日本一。でも私にとってのNo.1はやっぱり北岳☆(^^)
2019年09月19日 13:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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日本第二位の頂から眺める日本一の頂。雲海に浮かぶその姿がとても印象的
標高では富士山が日本一。でも私にとってのNo.1はやっぱり北岳☆(^^)
最後に女王さまと一緒に撮っていただきました。ありがとうございました
抜けるような青空の下、今日も元気に大好きな山に登れてよかった☆(^−^)
2019年09月19日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:15
最後に女王さまと一緒に撮っていただきました。ありがとうございました
抜けるような青空の下、今日も元気に大好きな山に登れてよかった☆(^−^)
北岳から間ノ岳までの主稜線。この稜線はその高度と長さで日本一のスカイライン☆
素晴らしい大展望、天空の稜線を眺めながら下山します♪
2019年09月19日 13:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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北岳から間ノ岳までの主稜線。この稜線はその高度と長さで日本一のスカイライン☆
素晴らしい大展望、天空の稜線を眺めながら下山します♪
山頂から30分弱で八本歯のコルに到着。ここから大樺沢左俣ルートに入る
あの沢筋の先にあるゴールの広河原まで延々と下って行く
2019年09月19日 13:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 13:42
山頂から30分弱で八本歯のコルに到着。ここから大樺沢左俣ルートに入る
あの沢筋の先にあるゴールの広河原まで延々と下って行く
八本歯のコルから大樺沢上部までの区間にあるハシゴ地帯。今年も文句のつけようがない素晴らしい整備状況だった
2019年09月19日 13:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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八本歯のコルから大樺沢上部までの区間にあるハシゴ地帯。今年も文句のつけようがない素晴らしい整備状況だった
大樺沢に入ると南アで最大の雪渓”大樺沢大雪渓”が出てきた
昨年は完全消失していたが、今季はまだこれだけ残っていた
2019年09月19日 14:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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大樺沢に入ると南アで最大の雪渓”大樺沢大雪渓”が出てきた
昨年は完全消失していたが、今季はまだこれだけ残っていた
この大きな空洞の中はどうなっているんだろう…
2019年09月19日 14:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 14:30
この大きな空洞の中はどうなっているんだろう…
お花の季節は既に終盤。しかし下部にはまだまだ元気に咲いているものがあった
これは”ミソガワソウ”。木曽川の支流の”味噌川”にたくさん咲いているそう(シソ科)
2019年09月19日 14:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 14:26
お花の季節は既に終盤。しかし下部にはまだまだ元気に咲いているものがあった
これは”ミソガワソウ”。木曽川の支流の”味噌川”にたくさん咲いているそう(シソ科)
”ハクサンフウロ”も元気に咲いていた
花期は7-8月。花色は紅紫色。花弁は5枚
2019年09月19日 14:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 14:28
”ハクサンフウロ”も元気に咲いていた
花期は7-8月。花色は紅紫色。花弁は5枚
”タカネナデシコ”(高嶺撫子)
ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、カワラナデシコの高山型(花期:7-9月)
2019年09月19日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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”タカネナデシコ”(高嶺撫子)
ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、カワラナデシコの高山型(花期:7-9月)
”ヤマホタルブクロ”を下から
ホタルブクロの変種だが、ほとんど外見は変わらないとのこと
2019年09月19日 14:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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”ヤマホタルブクロ”を下から
ホタルブクロの変種だが、ほとんど外見は変わらないとのこと
”キタダケトリカブト”も咲いていた(花期:8月中〜9月上旬)
北岳の特産種でトリカブトの中で最も小さく、高いところで育つ
小さくても毒性は変わらないとのこと
2019年09月19日 15:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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”キタダケトリカブト”も咲いていた(花期:8月中〜9月上旬)
北岳の特産種でトリカブトの中で最も小さく、高いところで育つ
小さくても毒性は変わらないとのこと
これは”ヤマハハコ”(山母子)でしょう
花期は8月から9月で、茎の上部に淡黄色の頭花を散房状につけるのが特徴
2019年09月19日 15:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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これは”ヤマハハコ”(山母子)でしょう
花期は8月から9月で、茎の上部に淡黄色の頭花を散房状につけるのが特徴
”ミヤマアキノキリンソウ”
秋に咲く麒麟草で”アキノキリンソウ”の高山型
2019年09月19日 15:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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”ミヤマアキノキリンソウ”
秋に咲く麒麟草で”アキノキリンソウ”の高山型
先日、関東を直撃した大型台風の影響が少し心配だったが、
大樺沢下部に架かるいつもの仮設橋は全て健在だった
2019年09月19日 15:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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先日、関東を直撃した大型台風の影響が少し心配だったが、
大樺沢下部に架かるいつもの仮設橋は全て健在だった
これは”タカネイブキボウフウ”もしくは”ミヤマゼンコ”のどちらかだと思う
この手のお花は似ているものが多く、私のお花レベルではハッキリ見分けがつかない
2019年09月19日 15:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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これは”タカネイブキボウフウ”もしくは”ミヤマゼンコ”のどちらかだと思う
この手のお花は似ているものが多く、私のお花レベルではハッキリ見分けがつかない
”キツリフネ”(黄釣舟)。”ツリフネソウ”(釣船草)と同じ仲間でその黄花バージョン
2019年09月19日 15:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 15:34
”キツリフネ”(黄釣舟)。”ツリフネソウ”(釣船草)と同じ仲間でその黄花バージョン
これはなんだろう?まだまだ勉強不足
今後も時間のある時に根気よく調べて少しずつ覚えていきたい
2019年09月19日 15:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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これはなんだろう?まだまだ勉強不足
今後も時間のある時に根気よく調べて少しずつ覚えていきたい
広河原の手前には”ノコンギク”。これはまだたくさん咲いていた
2019年09月19日 16:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 16:01
広河原の手前には”ノコンギク”。これはまだたくさん咲いていた
山頂から大樺沢左俣ルートでちょうど3時間、広河原山荘に到着。これで登山道は全て終了
最後はここから5分ほどのところにある広河原インフォメーションセンターへ
2019年09月19日 16:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 16:12
山頂から大樺沢左俣ルートでちょうど3時間、広河原山荘に到着。これで登山道は全て終了
最後はここから5分ほどのところにある広河原インフォメーションセンターへ
吊橋を渡っていつものビューポイントから。上部はすっかりガスガスに
今日は”下山すると青空”とは真逆の日。お天気に恵まれて良い一日を過ごせたことに感謝☆
2019年09月19日 16:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 16:15
吊橋を渡っていつものビューポイントから。上部はすっかりガスガスに
今日は”下山すると青空”とは真逆の日。お天気に恵まれて良い一日を過ごせたことに感謝☆
そして無事に広河原に到着。16:40発の最終バスに乗って芦安へ
それにしても、嶺朋ルートから山頂を踏んでの日帰り山行だったが、
最終バスの約20分前に完歩。結果的に私の足ではそれほど余裕はなかった
これが余裕でこなせるくらいにもっと山体力をつけたいと思う
2019年09月19日 16:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 16:17
そして無事に広河原に到着。16:40発の最終バスに乗って芦安へ
それにしても、嶺朋ルートから山頂を踏んでの日帰り山行だったが、
最終バスの約20分前に完歩。結果的に私の足ではそれほど余裕はなかった
これが余裕でこなせるくらいにもっと山体力をつけたいと思う
広河原からバスに揺られること1時間弱、芦安で待つプリやんの元へ戻りました
今日は久々となる嶺朋ルートからの北岳。藪はちょっとウザかったけど、
またいつもと違った雰囲気の北岳をひとり静かに楽しめて充実の一日でした☆(^^)/
2019年09月19日 17:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/19 17:52
広河原からバスに揺られること1時間弱、芦安で待つプリやんの元へ戻りました
今日は久々となる嶺朋ルートからの北岳。藪はちょっとウザかったけど、
またいつもと違った雰囲気の北岳をひとり静かに楽しめて充実の一日でした☆(^^)/

感想

 
今回の山行は今年の6月以来となる大好きな北岳へ。
私の北岳年間山行といえば、6月のバス開通前に池山吊尾根を辿り、
皆さんが登り始める前にひと足早く新物のキタダケソウを愛でながら、
開山前の静かな北岳を独り占めしてその雰囲気を心ゆくまで楽しむ。

シーズン中盤〜後半にかけては、毎年落ちて行く自身の山体力を確かめるべく
CTや記録を意識してのガツガツ登りで日帰りスピードハイクを敢行。

そしてシーズンの最後は
南アルプスバス最終日の閑散とした北岳稜線上でテン泊し、
雪化粧した初冬の美しい北岳をゆっくり満喫する。

このように本格的に登山を始めて以来、
北岳は最低でも年3回以上登り続けてきました。
そして重ねてきた登頂回数も今回で23回。
そんなことで今回は自身の体力測定とスピードハイクでの日帰り北岳です。

昨年のこの時期は北岳&間ノ岳の1Dayスピードハイクだったのですが
今年は前日の天気予報がそれほどよくない。やや雲がかかりそう…
これでは北岳〜間ノ岳間の大絶景を眺めながら歩く
「日本一のスカイラインハイク」が実現出来るのか…
ちょっと不安になりました。
さすがにあのスカイラインからの大絶景がないとなると、
間ノ岳を含めた日帰りは少々キツイのであまりやりたくないなぁ…と。

そこで今年は気分を変えて、基本的に樹林帯内の藪ルートで
多少曇っていてもその影響が全くない「これはちょうど良い!」
ということで久々となる嶺朋ルートからの北岳で決定しました。
それと、何度も登っているといつもとは違う刺激を求めてしまう…
そんな気持ちもどこかにあったのかもしれませんね。

そんなことで約5年ぶりの再訪となった北岳/嶺朋ルート。
鬱陶しい藪は以前と変わらず少々苦労しましたが、
このルートの到達点であるボーコンから眺める北岳の雄姿は格別で
特にここからのバットレスの眺めは一級品。
まさに北岳バットレスを見るための特等席です。

今日のようなシーズン中でも誰もいないボーコン沢の頭。
ここからしか見ることのできない特別な景色を完全に独り占め。
その優越感に浸りながら眺めていると、ここまでの藪で萎えていた気分が
いつの間にか晴れて清々しい気持ちに変わっていました。
藪は鬱陶しくてめんどくさい面もありますが、広河原からボーコンまで
ダイレクトに突き上げる嶺朋ルートは、マイナーでシーズン中でも
静かな北岳登山を楽しめる良いルートだと改めて感じました。


そして次回の北岳山行はこれまた例年通り、
南アルプスバス最終日の雪化粧した北岳を既に予約済みです。
今年こそは念願だった広河原からの白峰三山縦走で締めたい。
ここ2年ほど、このノーマルで一般的な、いわゆる”フツーの三山縦走”を
何だかんだで逃しているので(大門沢からの逆回りでは既に達成済み)
今年は三度目の正直で必ず実現させたいと思っています。

まぁそうは言っても、また何らかの事情により
今年も間ノ岳までで終わるかもしれません。
しかしそれはそれとして、
とにかく今季ラストの雪化粧した美しい北岳に逢うために
テントを担いでゆっくり登りに行きたいと思います。
今から楽しみにしています♪
 

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コメント

お花の名前
お疲れさまでーす!
ずいぶんお花の名前を覚えたんですね〜!スゴイ(*_*)
私なんてなかなか覚えられなくて
聞いてから『あ!聞いたことある!』ですもん。
進歩なし(T_T)
それに、静かに登る北岳も魅力的〜!
倒木やら藪が大変そうだけど
そういったルートでも問題なく登れるようになりたかったなぁ。
生まれ変わりたい!←大袈裟σ(^◇^;)
次の北岳も楽しみにしています!(*´∀`*)ノ
2019/9/26 18:47
Re: お花の名前
お花の名前、最初はチンプンカンプンでしたが、
根気よく調べているうちに少しは分かるようになりました。
結構大変だけど、ガンバって覚えると現地で見るのがより楽しみになるし
でも、まだまだですけどネ。

今日はね、 恒例の北ア日帰り山行だったんだけど、
行く途中でプリやんが壊れちゃって戻ってきちゃいましたよ
10年で13万km・・・やっぱりもぅ限界なのかな…
2019/9/27 22:31
次も決まってるんだ!(笑)
激遅コメ、失礼いたします。
なんせ忙しすぎて、lifさんの長いレコ文を読み倒せないのよ〜〜(笑)
でも、自分の記録として残しておくっていうの、よくわかります。
ワタクシもそうだもの。
但し、ヤマレコさんがつぶれちゃったら読めなくなる(笑)
やはりプリントアウトした記録も大事かも

このルートを日帰りできちゃうなんて、さすが〜〜!と思っちゃう。
その反面、日帰りで帰ってきちゃうのはもったいない感じがする〜〜
でも、これだけ何回も北さんに登っているのだからlifさんとしてはなんてことないのかな?
百名山ハンターは一度登ったら再訪することはあまりないでしょう。
でもlifさんは何度もこの北さんに足を運ぶ。
それほど北さんを愛してるんでしょうね〜〜
とってもその気持ちわかりますよ!
だってそう記録してるもん!(爆)
いやいや、lifさんが「冷めにくい男」だからこそよね〜〜!
そしてそれくらい北さんに魅力がある…
2019/10/2 20:21
Re: 次も決まってるんだ!(笑)
cocoさん、おはようございます〜
ワタクシの長ったらしぃ〜レコを
いつも読んでいただき、心から感謝いたします
>但し、ヤマレコさんがつぶれちゃったら読めなくなる(笑)
↑これ、ホントその通りだよね。これだけ記録に残しても
つぶれたら閲覧不能だもんね…なんかそう思うとちょっとコワい

嶺朋ルートの日帰りは初トライだったんですけど、
当初の予想ではそれなりに余裕かなと思ったら実際には時間ギリで
思いの外、余裕がなかったです。
ま、嶺朋オンリーで山頂を省けばもっとラクだったんですけど、
でも、やっぱり北岳きたからにはテッペンまで登らなきゃ!
ってことで今回も頂はしっかり踏んできましたよhappy01scissors
やはり自分にとっては”北岳Love”なんですね
また性懲りもなく薄っすら雪化粧の時期に再訪しますよ〜〜〜
2019/10/3 7:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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