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Yamareco

記録ID: 203003
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳・間ノ岳・農鳥岳(白峰三山縦走)

2010年09月20日(月) 〜 2010年09月21日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
23.7km
登り
2,378m
下り
3,073m

コースタイム

■9月20日(月)
広河原山荘6:28→分岐6:45      
分岐6:45→第二ベンチ7:35       
第二ベンチ7:43→白根御池小屋8:18  
白根御池小屋8:34→小太郎尾根分岐9:54 
小太郎尾根分岐10:00→肩ノ小屋10:26  
肩ノ小屋10:51→北岳11:23
北岳11:47→北岳山荘12:39
          6時間11分 地図上8時間20分
■9月21日(火)
北岳山荘5:09→中白峰5:34  
中白峰5:34→間ノ岳6:21  
間ノ岳6:24→農鳥小屋7:10  
農鳥小屋7:26→西農鳥岳8:12  
西農鳥岳8:12→農鳥岳8:42
農鳥岳8:44→大門沢下降点9:09  
大門沢下降点9:26→大門沢小屋11:07  
大門沢小屋11:55→休憩13:07
休憩13:15→登山口14:23
登山口14:23→奈良田14:48
9時間39分 地図上11時間25分
天候 9月20日(月) 晴れ
9月21日(火) 曇り
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■9月20日(月)
甲府のビジネスホテルに前泊
甲 府4:00 → 広河原6:11  山梨交通登山バス   \2,000

■9月21日(火)
奈良田17:05→身延駅18:25  山交タウンコーチバス    バス=\1,750
身 延19:33→富 士20:30  身延線 ワイドビューふじかわ14号
富 士20:39→三 島21:05 東海道新幹線 こだま
三 島21:19→小田原21:36 東海道線        
小田原21:50→藤 沢22:17 東海道線快速アクティ    JR合計=\5,550
コース状況/
危険箇所等
■登山道
全般的に整備されており危険を感じる箇所はありません。
大門沢もこの日に関しては問題なく渡渉できました。

■奈良田温泉
奈良田の里温泉(日帰り温泉) 9:00〜19:00 \500
甲府を4:00に出発して広河原まで来ました。広河原山荘で水を補給していよいよ出発します。今日は下山の方が多いです。
甲府を4:00に出発して広河原まで来ました。広河原山荘で水を補給していよいよ出発します。今日は下山の方が多いです。
白根御池小屋まで来ました。2004年に泊まったときはプレハブでした。かなり綺麗になっています。また泊まりたいです。
白根御池小屋まで来ました。2004年に泊まったときはプレハブでした。かなり綺麗になっています。また泊まりたいです。
眼下に御池を見ながらグイグイ高度を上げていきます。草スベリは過酷な印象がありますがその分、一気に高度を稼げます。
眼下に御池を見ながらグイグイ高度を上げていきます。草スベリは過酷な印象がありますがその分、一気に高度を稼げます。
小太郎尾根の分岐まで上がってきました。小太郎山の延長線上には甲斐駒ヶ岳が白亜の山容を輝かせています。
小太郎尾根の分岐まで上がってきました。小太郎山の延長線上には甲斐駒ヶ岳が白亜の山容を輝かせています。
肩ノ小屋まで来ました。前回2004年ここに着いたときは酷い雨でした。雲は出ていますが好天に恵まれました。
肩ノ小屋まで来ました。前回2004年ここに着いたときは酷い雨でした。雲は出ていますが好天に恵まれました。
肩ノ小屋で食事休憩です。うどん\900でした。オーナーさんは優しい方で登山情報など丁寧に教えてもらい助かりました。
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肩ノ小屋で食事休憩です。うどん\900でした。オーナーさんは優しい方で登山情報など丁寧に教えてもらい助かりました。
肩ノ小屋を後にしさらに高度を上げると北岳山頂の見えるところにでてきました。今日は多くの方がいらっしゃいます。
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肩ノ小屋を後にしさらに高度を上げると北岳山頂の見えるところにでてきました。今日は多くの方がいらっしゃいます。
山頂から。南アルプスの貴公子、甲斐駒ヶ岳が威風堂々とした姿を見せてくれています。また行きたいですね。
山頂から。南アルプスの貴公子、甲斐駒ヶ岳が威風堂々とした姿を見せてくれています。また行きたいですね。
進行方向。今日泊まる北岳山荘と明日歩く間ノ岳がドーンと見えています。塩見岳も見えています。一つ一つの山に個性を感じます。
進行方向。今日泊まる北岳山荘と明日歩く間ノ岳がドーンと見えています。塩見岳も見えています。一つ一つの山に個性を感じます。
北岳山荘に着きました。2004年以来の宿泊です。縦走路の途中にある貴重な山小屋です。改修工事中でした。
北岳山荘に着きました。2004年以来の宿泊です。縦走路の途中にある貴重な山小屋です。改修工事中でした。
前日は布団1枚に2人でしたが、今日は布団2枚に1人で余裕があります。この部屋は比較的大部屋使用です。
前日は布団1枚に2人でしたが、今日は布団2枚に1人で余裕があります。この部屋は比較的大部屋使用です。
夕食です。魚の煮付けをメインにした献立です。食事前に軽く飲みました。明日に備えてささっと食べて準備をします。
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夕食です。魚の煮付けをメインにした献立です。食事前に軽く飲みました。明日に備えてささっと食べて準備をします。
そして二日目は霧雨で風はとても強かったです。間ノ岳は山頂に来ると左折するような感じで農鳥岳を目指します。
そして二日目は霧雨で風はとても強かったです。間ノ岳は山頂に来ると左折するような感じで農鳥岳を目指します。
農鳥岳の山頂部分はガスの中です。鞍部に農鳥小屋が見えています。このあたりからは富士山も顔を出し始めてきました。
農鳥岳の山頂部分はガスの中です。鞍部に農鳥小屋が見えています。このあたりからは富士山も顔を出し始めてきました。
農鳥小屋まで来ました。ここでかの有名な農鳥オヤジと甲斐犬に会いました。記念に農鳥岳のバッジを購入しました。
農鳥小屋まで来ました。ここでかの有名な農鳥オヤジと甲斐犬に会いました。記念に農鳥岳のバッジを購入しました。
農鳥岳の山頂まで来ました。ガスのなかです。風もかなり強いです。このあたりはガスのなかの歩行です。
農鳥岳の山頂まで来ました。ガスのなかです。風もかなり強いです。このあたりはガスのなかの歩行です。
大門沢の下降点まで来ました。さすがに高度が下がってきたのでガスも取れてきました。迷うこともありません。
大門沢の下降点まで来ました。さすがに高度が下がってきたのでガスも取れてきました。迷うこともありません。
大門沢小屋まで降りてきました。ここで休憩。ご主人やアルバイトの人が忙しく働いていました。食事もしました。
大門沢小屋まで降りてきました。ここで休憩。ご主人やアルバイトの人が忙しく働いていました。食事もしました。
もう間もなく下山完了です。ほぼ予定通りにここまで来ることができました。沢の音しかしない静かさが良いですね。
もう間もなく下山完了です。ほぼ予定通りにここまで来ることができました。沢の音しかしない静かさが良いですね。
バスの時間まで奈良田温泉で入浴です。独特のヌルヌルのお湯でした。今回の山行の汗をサッパリ流せました。
バスの時間まで奈良田温泉で入浴です。独特のヌルヌルのお湯でした。今回の山行の汗をサッパリ流せました。

感想

北岳・間ノ岳は2004年の夏、職場の上司と2人で。農鳥岳は今回が初めて。前年の2009年秋に同じルートで計画を立て、甲府のビジネスホテルまで入ったとき広河原行きのバスが落石事故で不通になっていることを知る。その時は夜叉神までは行くということだったのでそこから早川尾根小屋まで行き翌日、北沢峠まで行った。

今回は何事もなく広河原までバスは行ってくれた。広河原から白根御池小屋→草スベリ→北岳→北岳山荘のコースは2004年と同じコースを辿った。2004年は白根御池小屋に泊まり、北岳山荘に泊まった。間ノ岳はピストンで広河原に戻った。
白根御池小屋は他の方のブログでも確認していたが綺麗に建て替えられていた。食事内容もグレードアップしている様子。機会があれば泊まってみたいと思った。
草スベリももちろんあの時と同じでググっと高度を上げた。降りられてきた方から「大変ですけど頑張ってください」と暖かい声をかけていただく。
肩ノ小屋まで4時間弱で着けたのは自分としては上出来であった。なにせ翌日は初めてのルート(間ノ岳〜奈良田)が待っているので時間の計算が立て切れていなかったので。
肩ノ小屋からは何度か山頂かなと思いながら着いた。雲が多く出てはいたが、周辺の南アルプスの山々や富士山が見えていた。連休最終日ということで登山者もたくさんいらっしゃった。北岳山頂を後にして北岳山荘に向かう。12:40ごろ山荘に着いて夕食までゆっくりする。前日は布団1枚に2人であったが今日は布団2枚に1人。ゆっくりと休むことができた。

二日目。起きてみると濃霧。視界1mぐらいで歩行不能。4:30出発予定を約40分繰り下げて5:09に出発。このぐらいの時間になると歩行も問題なし。ガスのなか間ノ岳に到着。間違えやすいとのことだったが標識がしっかりしていたので問題なく農鳥岳に向かう。このころから天候は回復してきたが風は相変わらず強いままだった。
農鳥小屋で名物オヤジのぶっきらぼうなお出迎えを受ける。甲斐犬もいた。ここでせっかくなので記念にバッジを購入。会話が進むと普通のオヤジだった。
農鳥岳にまた登り返すがガスの中に突っ込む。風は相変わらず強いので雨は収まってもレインコートは着たまま。
大門沢小屋まで降りてくるともう風は大丈夫。ここで約50分休憩。後は奈良田温泉まで一直線。奈良田の里温泉で今回の汗を流す。帰路は富士、三島を経由して帰宅。

登山を始めてかなり早くに北岳・間ノ岳に登った。このころは計画を立ててもピストンばかりであった。登山歴も7年近くなってきてもう一度、北岳にと思い今回二度目の登頂を果たし、奈良田への縦走も叶った。また数年後に北岳に登ってみて何を想うか楽しみにしたい。

2012年7月

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