紅葉を見に蒲田富士から涸沢へ
長野県
岐阜県
amenaryusa
その他1人 
体力度について
- GPS
- 19:10
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,267m
- 下り
- 1,784m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:28
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:59
| 天候 | 晴れ、曇り。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
まだ駐車場空いていました。 上高地から平湯温泉〜新穂高温泉とバスを乗り継ぎ車を回収。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
一般登山道は割愛です。 涸沢岳西尾根は積雪期に奥穂高岳へ登るルート。 無積雪期にはあまり登られてないみたいです。 白出沢を越えた先から西尾根に取りつきました。 尾根ルートで踏み跡があるので。とりあえず上へ上へと向かい迷うことはないです。 登山道からは踏み跡があるので、登り口はわかります。 踏み跡をたどると笹薮に突入。背丈ほどの藪もあります。倒木も多く急登。 巨石帯、痩せ尾根を過ぎると視界が開けハイ松帯へ。踏み跡あり。 残地ロープがある岩場に出ます。つかむ岩が動くので慎重に選んで登りました。 相棒はロープを避け右の尾根を直登しました。こちらのほうが登りやすいです。 蒲田富士のピークは、はっきりとわかりませんでしたが。たぶんココだろうです。 F沢のコルから稜線に登り上げるガラ場は、岩雪崩の巣窟みたいで、ガラ場の真ん中は歩けそうにありません。私もデカい石を落してしまい、相棒を危険な目に。 20�丹幣紂�間を空けて登るようにしました。 ガラ場とハイ松帯の境界を登り、草つきに逃げて稜線まで上がりました。 このルートで一番シビアな箇所です。 稜線沿いを歩けば登山道に合流、涸沢岳山頂です。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
その右にロバの耳、馬の背がスバっ。
この角度は新鮮です。
この先のルートを見定めるため、ガスが晴れるのを待ちます。
F沢のコルを眼下に眺めた図。ガスが晴れ、ルート観察。
おおむね黄色の線をたどりました。ガレ場の中央はすぐ崩れやすくて歩けそうになく、ハイ松の境界をたどりました。それでも崩してしまい、相棒との距離を20�丹幣絣�けました。
ここは写真を撮る余裕なしです。
ガスが晴れ、ルート観察。
おおむね黄色の線をたどりました。ガレ場の中央はすぐ崩れやすくて歩けそうになく、ハイ松の境界をたどりました。それでも崩してしまい、相棒との距離を20�丹幣絣�けました。
ここは写真を撮る余裕なしです。
ヤレヤレです。
私は持ってない男です(ー_ー)!
「こんなに大変とは思わなかった」
私
「下山すれば、楽しかったになるから」
下りる余力もなく、この日は穂高山荘泊とします。
北穂方面。しきりにヤッホーの声がしました。ついついヤッホーと答えてあげました。
路上でやったら危ない人ですが、
涸沢カールで大声を出す、気持ちいいです！
癖になりそうです(^_^.)
1
ついついヤッホーと答えてあげました。
路上でやったら危ない人ですが、
涸沢カールで大声を出す、気持ちいいです！
癖になりそうです(^_^.)
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
|---|---|
| 共同装備 |
20?ロープ。
|
感想
週末、涸沢の紅葉がいい感じですよとの情報。
奥穂高岳の積雪期ルートですが、前々から気になっていた蒲田富士経由で、涸沢入りすることにしました。
新穂高温泉の無料駐車場に停めたくて前日23時に入場、4割がた空いていました。この時、雨が降っていました。
右俣林道終点の白出沢まで。朝露に備えレインウェアの下を着用し涸沢岳西尾根にとりつきました。入り口から踏み跡明瞭で迷うことはありません。
すぐに笹薮漕ぎに。一部背丈ほどあり、下向きの笹は小うるさい。
森林限界までずっと急登。踏み跡はあるので外すと、とたんに歩きにくくなります。
一部痩せ尾根あり、藪の中、北側がスパッと切れていて要注意。
視界が開けるとテント場適地にでます。2張りは大丈夫。そこからはい松帯ですが踏み跡ありで、積雪期に使われたね長い残置ロープのある岩場に続きます。私は一気に上がりましたが、ガリー状で掴む岩、置く岩が不安定でした。相棒は左隣の岩稜帯にとりつきました。さそちらの方が登りやすい。
細長いハイ松帯のフラットな稜線、その先がスバっと落ちてF沢のコルの様相。
フラットな稜線のどこかが蒲田富士のピークのはずですが、はっきりわからず。
独断でピークを決めて休憩。
記録を探ると、取りつき〜蒲田富士まで4時間前後のレコがあり、テン泊装備の私達は5時間と予定しましたが、歩みが遅く6時間かかりました。
F沢のコルに下る前に稜線に続く急なガレ場を観察。池の谷ガリーがふたつ並んでいるみたい。ガレ場の真ん中は登れそうにないくらい不安定。左側のガリーと、はい松帯との境界を登りました。写真にルートを書き込んであります。それでも一抱え大の岩を落してしまいました。相棒との距離をだいぶ空けて、途中から草つきに移動し稜線まで。私達には、ここが核心部。写真を撮る余裕なし。稜線を歩くと涸沢岳へ向かいます。
紅葉で穂高山荘も激混みかと予想も、テント場が余裕あり好位置をゲット。
翌日、のんびり涸沢の紅葉を愛でて下山となりました。
藪漕ぎ、急登、岩稜、ガレ場と、飽きさせない楽しいルートです。F沢のコルの先のガレ場は北方稜線の池の谷ガリーを凶悪にした感じでした。直登、ジグザグともに困難に思えました。
次は積雪期にチャレンジします。
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こんにちは
蒲田富士の頂上は、地形図に標高点（測定点）が表示されています。
残置ザイルで上がり、緩やかなハイマツ帯を掻き分けて進み、頂上の稜線が見え始めた地点で、微かに焚火の跡があったかと思います。
F沢のコルへ下る手前の、地形図で2770m等高線ピークは滝谷がよく見えます。
私は二度行きました。
一度目に行った時、F沢のコルからハイマツ帯に沿って上がれば行けそうにも見えましたが、その上の見えない所がどうなっているか分からず、行き詰まった場合は引き返すこともできないなぁと思いながら、眺めていました。
二度目は極度の体調不良で、岐阜県警へ救助依頼しました。
もう、三度目は体力的に無理です。
涸沢の紅葉、今度の三連休は大荒れの予報で、山小屋も明日〜明後日が最盛期となりそうですね。
こんにちは
踏んだ跡が多く、冬季に使用したと思われる竹竿が立っていたので、蒲田富士の頂上にしてしまいました。
ネット上に無積雪期の記録がありません。
takayama2さんの記録、拝見しました。とても参考になりました。
2度目は大変でしたね。ですが貴重な経験ですよ。
やはり、F沢のコルからの急登がきつかったです。人が歩かないので不安定な石だらけでした。
冬季のテント装備はきついので、日帰りで蒲田富士まで行ってみたくなりました。
台風来てますね。先週行っておいてよかったです。
紅葉も標高を下げてくるので、登る山も下げて楽しみたいですね。
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