唐松岳 雲上の八方尾根でブロッケン現象（黒菱よりピストン）

2019年10月09日(水) [日帰り]

• GPS: 07:45
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,383m
• 下り: 1,373m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:43

5:43 黒菱駐車場
6:22 6:27 八方池山荘
6:45 6:48 石神井ケルン
6:55 6:55 第2ケルン
7:00 7:00 八方ケルン
7:11 7:11 第三ケルン
7:15 7:18 八方池
8:06 8:13 扇雪渓
8:23 8:29 丸山
9:15 9:25 唐松岳頂上山荘
9:45 10:41 唐松岳
10:56 11:00 唐松岳頂上山荘
11:34 11:34 丸山
11:43 11:46 扇雪渓
12:17 12:18 八方池
12:23 12:23 第三ケルン
12:28 12:29 八方ケルン
12:33 12:33 第2ケルン
12:50 12:51 八方池山荘
13:25 13:26 黒菱駐車場
13:26 ゴール地点

天候

ガス ⇒ 晴れ＆雲海＆爆風 ⇒ 晴れ＆微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒菱駐車場を利用（無料）

写真

10/9 5:44

日の出時刻に黒菱駐車場に到着。
しかーし！ガスが立ち込めて何にも見えねぇ〜
そんな状況の中、準備を済ませていざスタート！

10/9 5:47

頭上のリフトもガスの中…

10/9 5:50

かな〜り急勾配な舗装路を進む。
1日思い返すと、ここの登りが一番キツかったよーな…

10/9 6:01

そして自然研究路へ。
木道が濡れててスベるスベる。

10/9 6:15

石畳のルートを進みます。

10/9 6:26

マツムシソウの咲き残り。

10/9 6:27

ガスに包まれる八方池山荘を裏から通過。
ここで種子を持ち込まないように靴裏を擦ります。

10/9 6:32

ここはきっと雲海の中で、もうちょっと高度を上げれば目の前に大雲海が広がるはず！
と前向きな予想を立てて高度を上げる。

10/9 6:40

そしてしばらく進むと…

10/9 6:42

おぉぉ〜青空が出てきたぞ〜！

10/9 6:43

やった〜！
予想通り雲を突き抜けた〜

10/9 6:46

この日はじめて青空を拝んだ場所は、八方山であった。

10/9 6:45

三角点あり。

10/9 6:50

青空の下、歩きやすい優しいルートを進みます。

10/9 6:51

振り返ると、大雲海の予感…

10/9 6:55

朝早いのでトイレにも人影ナシ。

10/9 6:56

立ち並ぶケルンの先に、唐松岳〜不帰ノ嶮が見えてきた。

10/9 6:57

第2ケルンから振り返ると、雲海が徐々に見えてきた？

10/9 7:01

そして八方ケルン。

10/9 7:03

通過して八方ケルンを振り返ると、その背後に雲海がさらに姿を現してきた？

10/9 7:05

白馬三山も雲上に初お目見え〜

10/9 7:05

鹿島槍＆五竜も雲上に初お目見え〜

10/9 7:06

白馬連峰展望図。
分かりやすい。

10/9 7:07

そこで振り返ると、こりゃ大雲海の予感！

10/9 7:08

誰もいないルートを進みます。
この辺りからかなりの強風が吹き始める。

10/9 7:08

雲の動きが目まぐるしい。

10/9 7:11

八方池に到着。
この強風じゃやっぱり波立ってるよね…

10/9 7:12

雲の動きが目まぐるしい。

10/9 7:16

水面鏡に白馬連峰を映すスポットへ。

10/9 7:17

ははは…何にも映んない…

10/9 7:20

逆さ白馬連峰は帰りに期待して、八方池を後にします。

10/9 7:21

ここから先は登山装備で行きましょう。

10/9 7:24

眼下の雲の目まぐるしい動きを見ていると…
おぉぉ〜ブロッケン現象だぁ〜！
白馬連峰バックに雲海に出現したブロッケンを激写〜！

10/9 7:24

でも遠景じゃ分かりにくい？
ってコトで望遠レンズでブロッケンをピンポイント〜

10/9 7:31

振り返ると雲海に飲まれそうな八方池。

10/9 7:32

雲海を横目に歩きやすいルートを進む。

10/9 7:34

雲海の上の太陽に光条を入れてみる。

10/9 7:35

紅葉の樹林帯を通過。

10/9 7:36

折れ曲がった大木をくぐる。

10/9 7:43

振り返ると、雲海に浮かぶ八方尾根。

10/9 7:44

五竜岳に打ち寄せる雲の波。

10/9 7:45

秋色の斜面をトラバース。

10/9 7:47

げげっ！デカい！
こりゃクマのウ●コ！？

10/9 8:06

扇雪渓に到着。
ちょっと覗いてみよう。

10/9 8:08

雪はほとんどない。
ちんまりした雪渓だな…

10/9 8:15

しばらく樹林帯を進んで〜

10/9 8:23

やっと森林限界に突入〜

10/9 8:23

来た道を振り返る。

10/9 8:28

階段を登ると〜

10/9 8:29

丸山に到着。

10/9 8:33

白馬三山に打ち寄せる雲の波。

10/9 8:33

丸山を後にして振り返ると、雲上に浮かぶケルン。

10/9 8:41

強風に吹かれながら先に進みます。

10/9 8:45

空が青い。

10/9 8:47

南側の雲海は日光が反射して眩しい…

10/9 8:49

歩いて来た八方尾根を振り返る。

10/9 8:51

縦位置で丸山をアップ。
高度感が出てきた。

10/9 8:50

雲海の向こうに八ヶ岳。
その右には富士山も見える。

10/9 8:52

ってコトで望遠レンズでズーム。

10/9 8:53

この辺りで3羽のライチョウが飛び立った！
一瞬のコトで写真は撮れなかった。残念…

10/9 8:57

ライチョウさ〜ん、隠れてないで出ておいで〜

10/9 9:01

う回ルート通行止め。

10/9 9:04

ってコトで稜線へ。

10/9 9:05

稜線に乗ると、吹き飛ばされそうなくらいの爆風を食らう。

10/9 9:07

唐松岳と不帰ノ嶮。
時間もありそうなので、唐松岳登頂したら不帰の行けるトコまで行ってみるかな。

10/9 9:08

切れ落ちた稜線を進みます。

10/9 9:11

横からの爆風で体がよろめく。
滑落したらどーするんじゃい！と岩につかまりながら必死に進みます。

10/9 9:11

この爆風でロープがなかったら、かなりコワい鞍部。

10/9 9:13

岩陰は無風なんだけど…

10/9 9:13

こんなトコロは爆風が吹き荒れ、手すり頼りに必死に進む。

10/9 9:15

この階段を登ると〜

10/9 9:16

←山荘　唐松岳→　の分岐点。

10/9 9:18

まずは山荘に向かいます。

10/9 9:19

上空にヘリコプター。

10/9 9:20

そこら中にキラキラな物体。
雨氷？

10/9 9:21

そして唐松岳頂上山荘でお買い物をしたら〜

10/9 9:27

いざ唐松岳山頂へ！

10/9 9:28

五竜岳と唐松岳斜面の間に、立山と剱岳が見える。

10/9 9:29

さぁ、やっつけますか。

10/9 9:32

ハイマツに雨氷がキラキラ。
その形が強風を物語る。

10/9 9:39

唐松岳ピークへの道。

10/9 9:43

山荘を振り返る。
スゴいトコに建ってるなー。

10/9 9:43

山頂標識がひょっこり見えて〜

10/9 9:51

唐松岳登頂〜！
しかも貸切り！
360°の大展望なので〜

10/9 9:44

標識＆三角点越しに東を見る。

10/9 9:47

標識＆三角点越しに北を見る。

10/9 9:47

標識越しに西を見る。
三角点は入れ忘れ。

10/9 10:21

三角点＆標識越しに南を見る。

10/9 9:54

望遠レンズで、編笠山と富士山。

10/9 9:55

穂高＆槍〜

10/9 9:55

立山〜

10/9 9:55

剱岳〜

10/9 9:56

朽ち果てそうな山頂道標。

10/9 10:01

今年の夏に家族で登った立山をトリミング。
登拝した雄山神社が一番左に見える。

10/9 10:02

貸切りの大展望をおかずにして、くつろぎながらのランチタイム。

10/9 10:06

その後ソロ男性が登頂して、お互い写真の撮り合い。
ありがとうございました。

10/9 10:21

これから行く不帰ノ嶮を目視。

10/9 10:24

そして出発〜！

10/9 10:27

山頂は大丈夫だったのに、高度をちょっと下げると…

10/9 10:29

真っ直ぐ歩けないくらいの爆風を右から食らう。

10/9 10:30

こりゃ安全にピストン出来ないなー。
ってコトで、早々に撤退決定！

10/9 10:31

さっき下った斜面を登り返します。

10/9 10:31

ここまでこないと見られない景色。
って、山頂とあんまり変わらない？

10/9 10:34

この辺でライチョウの羽？を拾う。

10/9 10:35

そして本日2度目の唐松岳登頂〜！

10/9 10:35

忘れちゃいけない、ローアングル山頂標識。

10/9 10:40

写真を撮り合ったソロ男性に、不帰ノ嶮撤退を伝えて〜

10/9 10:42

下山開始〜

10/9 10:44

さようなら唐松岳。

10/9 10:47

雨氷がキラキラ〜

10/9 10:59

ありがとう唐松岳。

10/9 11:00

そしてあの爆風稜線を下ります。

10/9 11:02

んん？往路ほど爆風じゃないぞ？

10/9 11:05

風が弱くなったのはいいが、登頂を目指す登山者とのスライドが多くなってきた。

10/9 11:07

登頂した唐松岳と、撤退した不帰ノ嶮。

10/9 11:11

爆風じゃないけど強風注意です。

10/9 11:14

八方尾根を下ります。

10/9 11:16

途中にある2554ピークに続く踏み跡発見。

10/9 11:17

ってコトで2554ピーク登頂。

10/9 11:18

違う踏み跡でルートに戻ります。

10/9 11:22

八方尾根を進みます。

10/9 11:26

唐松岳〜不帰三峰〜不帰二峰南峰〜不帰二峰北峰〜不帰一峰

10/9 11:27

白馬連峰下の雲も疎らになってきたなー。

10/9 11:30

振り返るとひょっこり顔を出す唐松岳。

10/9 11:32

丸山に人だかり。
ってコトで、そそくさとスルー。

10/9 11:41

お湿り程度の扇雪渓を上から覗く。

10/9 11:54

小走りで進みます。

10/9 11:57

もはや雲海と呼べる状態ではなくなった。
早出してよかった〜。

10/9 12:02

八方尾根の秋。

10/9 12:06

黄葉。

10/9 12:07

紅葉。

10/9 12:11

往路は雲海の底に沈んでた秋の色。

10/9 12:11

八方池が見えてきた。
風はかなり落ち着いたけど、水面の状態はいかに？

10/9 12:15

朝一はほぼ貸切り状態だったのに、今となっちゃ池の周りはスゴい人…

10/9 12:18

水面の状態はかなりGood！
ってコトで、大人数に紛れて逆さ白馬連峰を撮影。

10/9 12:20

そしてそそくさと八方池を後にします。

10/9 12:22

さようなら八方池。
ここから見てもスゴい人…

10/9 12:24

小走りで進みます。

10/9 12:24

さようなら白馬連峰。

10/9 12:29

ローアングル八方ケルン。
左眼が飛び出てる。

10/9 12:37

木道。左側通行。

10/9 12:45

八方池山荘が見えてきた。

10/9 12:51

八方池山荘。営業中。

10/9 12:52

文明の利器は使わず、自然研究路で行きます。

10/9 12:55

文明の利器は楽チンだろうね。

10/9 13:09

こちらの石畳はかなり歩きにくい…

10/9 13:12

そしてここから〜

10/9 13:13

急勾配舗装路〜
復路もここが一番キツい…

10/9 13:25

そして黒菱駐車場に無事帰還〜
平日にしては大盛況？
それともいつもこんな感じなのでしょうか？

10/9 17:56

今回はこちらのバッジとライチョウの羽？をゲット。

撮影機器：

D7200 ニコン

AQUOS R2 SH-03K docomo シャープ

感想

しゃとる

今シーズンは夏休みに家族旅行で立山に行ってますが、もう1回北アルプスをやりたいなーってコトで、唐松岳まで行ってきました。

現地到着時はガスガスでモチベーションもかなり下がりましたが、神奈川から遠路はるばる車を飛ばしてやってきたので、なんとかプラス思考にしてスタートしました。
そしてそれが大正解！標高を上げるとガスを抜け出し、そこは雲海の上！おかげで1日通して大展望を楽しめました〜

八方池といえば水面鏡で逆さ白馬連峰。
写真をやる者としては押さえておかねばならないネタですが、強風吹き荒れてた往路はリフレクションなんて期待できるわけもなく諦めました。しかし復路は風も収まり、なんとか逆さ白馬連峰を押さえるコトが出来ました。
人が多すぎて腰を据えて撮影できませんでしたが…

そして今回初めてライチョウに会えたんですが、晴れていたからなのか警戒心が強く、発見と同時に飛び立ってしまいました。ってコトで写真は撮れず…撮り逃がしを残念がっていると、唐松岳山頂直下の不帰側斜面で鳥の羽を発見。
そのカラーリングからしてライチョウっぽいけど、どーなんでしょ？

しかし…白馬は遠い…
山にいた時間より運転してた時間の方が長いって…

コメント

えっちゃん

逆さ白馬素晴らしい！
こんばんは〜
見事な逆さ白馬連峰！いいもの見させていただきました！
前私が行った時は曇りで下山の通過点の一つでささっと下りて来ちゃったので、すごくもったいなかったなぁと…´д` ;
登山よりも長い時間かけて車飛ばした甲斐がありましたね〜
稜線でshutleさんの体は飛ばされなくって良かった良かった(笑)

しゃとる

Re: 逆さ白馬素晴らしい！
etchanさん　いつもありがとうございます。

八方池の水面鏡。早朝の貸し切り状態で遊びたかったんですが、早い時間は強風で鏡にならず…下山時には風もおさまって逆さ白馬を見る事ができましたが、人がいっぱいでゆっくり楽しめませんでした〜^^;
白馬三山〜不帰ノ嶮〜唐松岳の縦走帰りだったetchanさんの状況じゃ、通過点の一つになっちゃうのも分かります。八方池は観光地ですからね〜

時間的に余裕があったので唐松岳⇔不帰二峰北峰は出来そうだったんですが、横からの爆風がハンパなかったので安全第一で撤退。
そんなへなちょこな自分です…^^;

ドンソク

どこかで
Shuttleさん、お疲れ様です。
同じ神奈川住みです。
同じ日に登ったので、どこかですれ違ってますね。
なるほど、黒菱まで車で行けば、高いゴンドラ＆リフト代を出さずに登れたのですね…。
不帰は、どこまでピストンするつもりだったんですか？

しゃとる

Re: どこかで
donsokuさん　コメントありがとうございます。

この日の唐松岳はスバらしい大展望で、お互い神奈川から行った甲斐がありましたね。
donsokuさんのCTを拝見すると、すれ違ったのは頂上山荘〜丸山の稜線上のよーです。
不帰は唐松ピークから不帰二峰北峰までのピストン（3時間くらい？）を考えてましたが、風が強すぎました…