記録ID: 2059085
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無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
紅葉の 五竜・鹿島槍 縦走（台風前の駈込み登山）
2019年10月09日(水) 〜
2019年10月11日(金)
富山県
長野県
toshi77
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 52:13
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 3,262m
- 下り
- 3,261m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:26
距離 25.9km
登り 2,088m
下り 676m
2日目
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:00
距離 8.5km
登り 1,089m
下り 1,141m
| 天候 | 1日目：晴天、2日目：晴天、3日目：曇り午後小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
五竜岳から鹿島槍間の稜線は、アップダウンが多く結構疲れる。八峰キレットは、整備されたせいか、昔ほどのあのスリル（危険度）はなくなり、むしろ他の箇所のほうが気を遣う箇所が多いと感じた。（個人的見解です） |
| その他周辺情報 | 五竜山荘と冷池山荘に宿泊。何れも営業は10月中旬まで。キレット小屋はすでに9月中旬で閉鎖しています。 |
写真
5:58 大谷原登山口、マイカーをここに駐車しザックを背負って五竜遠見のゴンドラ駅まで自転車移動。距離は17kmほど。ちなみにタクシー代は6380円だ。
5
10/9 5:58
5:58 大谷原登山口、マイカーをここに駐車しザックを背負って五竜遠見のゴンドラ駅まで自転車移動。距離は17kmほど。ちなみにタクシー代は6380円だ。
スキー場の駐車場。大谷原と簗場（やなば）駅の間にありここに駐車して駅まで歩く案もあり。（徒歩でもショートカットすれば30分位）
ここが簗場駅、テレキャビン最寄り駅の神城駅まで2駅だ。電車なら 6:31 か 7:38 が使えそう。
7:36 やっと着いたぞ、テレキャビンのあるエスカルプラザ。1時間35分もかかってしまったわい。
看板の後ろに3重の地球ロック、新車なので(^^)。3日間の駐輪、人気のない大谷原よりは安心と判断。
テレキャビン乗り場、平日始発時刻は 8:15 だ。玄関の切符売り場は往復券のみで、片道券は乗り場で購入との直前アナウンス。無駄に20分も並んでしまった。
10/9 8:06
テレキャビン乗り場、平日始発時刻は 8:15 だ。玄関の切符売り場は往復券のみで、片道券は乗り場で購入との直前アナウンス。無駄に20分も並んでしまった。
8:32 いよいよ登山開始。もっとらくをしたければ地蔵の頭までもう1本リフトがあるようだ。
Oh!!! スバラシイ。これから通る尾根を手前に五竜岳がそびえている。
赤、橙、黄、緑・・・カラフルに染まった山容と登山道。先行者の頭、あれは帽子かそれとも・・・
とんがりお山が見えてきた。コブひとつしか見えないが鹿島槍ケ岳だ。
10:03 小遠見山に到着。ここまではハイキングコースのようだ。しばし休憩タイム、おにぎりを頬張る。・・・アッ、頭・・・帽子ではないことが判明(^^)
10
10/9 10:03
10:03 小遠見山に到着。ここまではハイキングコースのようだ。しばし休憩タイム、おにぎりを頬張る。
・・・アッ、頭・・・帽子ではないことが判明(^^)
・・・アッ、頭・・・帽子ではないことが判明(^^)
一段と近くなってきた五竜岳。右端の丸いお山が白岳だ。その手前までは多少のアップダウンを介し尾根が続く。
パンフレットの表紙になりそうな、なんとも素敵過ぎるコースだ。
今まではお遊び、これからが本格的な登りなの。それでため息を・・・。
白岳山頂から望む唐松岳方面。
山頂とはいえこちら側では殆ど稜線の高さだ。
山頂とはいえこちら側では殆ど稜線の高さだ。
約5時間かけて辿ってきた遠見尾根の全貌。
遙か遠くにアルプス平駅が見える。
遙か遠くにアルプス平駅が見える。
五竜山荘全景。テントはまだ2張りだ。（最終的に10張りに）我輩も当初テン泊予定であったが 3kg 増となるため断念。
13:32 五竜山荘に到着。早速受け付けをする。予約なしだが大丈夫。
真っ赤な夕焼け。（部屋の窓から）
以前もそうであったが、この景色を見ながら夕食が出来るのが五竜山荘の良いところ。
以前もそうであったが、この景色を見ながら夕食が出来るのが五竜山荘の良いところ。
五竜岳への途中の岩場。降りてくるのは空身で山頂でのご来光を見に行った人達だ。
降りたところで五竜岳を振り返る。どのように降りてきたか記憶なし。
稜線はまだまだ続く。地図では五竜〜キレット間は僅かな距離なのに4時間以上かかる。それだけ難所ということか。
中々着かないキレット小屋。このコース、直近では小学校5年の息子と縦走したのが20年前、すっかり記憶切れ。
やっと着いたぞ、キレット小屋。こんな場所に建っていたのね、殆ど鹿島槍の直下だ。ヘリポートなしで荷上げが大変そう。
場所が狭いので3階建てか。数名のハイカーがくつろぎ中、我が輩も湯を沸かし昼食タイムとしよう。この季節、日の当たらない側にテラスがあるのは残念。
7
10/10 10:15
場所が狭いので3階建てか。数名のハイカーがくつろぎ中、我が輩も湯を沸かし昼食タイムとしよう。この季節、日の当たらない側にテラスがあるのは残念。
なんか、こんなだったかなぁ。道がフラットになっている・・・拍子ぬけ・・・昔のイメージなし。
その昔、ここは崖っぷちで鎖にぶら下がりながらハシゴの上を恐る恐るトラバースしたような・・・
それだけ整備されたということか。八峰キレットの名がすたる？ (^^) これが当時のハシゴと思われる。
とうとうやりました、今回の最終目的地 鹿島槍ケ岳南峰山頂に到着。
白馬方面全景。白馬まで霞もなくくっきりと見える。こんな好条件は少ないかも。
白馬方面ズームアップ。白馬と鑓が重なってひとつに見える。左の尖りは旭岳、その手前の赤茶色は天狗尾根だ。その手前の五竜岳は西側尾根が長い為ピーク感がない。なお、唐松岳は標高が低く五竜の陰で見えない。
8
10/10 13:22
白馬方面ズームアップ。白馬と鑓が重なってひとつに見える。左の尖りは旭岳、その手前の赤茶色は天狗尾根だ。その手前の五竜岳は西側尾根が長い為ピーク感がない。なお、唐松岳は標高が低く五竜の陰で見えない。
鹿島槍 冷池山荘。冠詞"鹿島槍"が付くと貫禄が出る。木の枝を貼り付けた文字も中々good! 玄関は北側通路の狭い場所にある。
2
10/10 14:57
鹿島槍 冷池山荘。冠詞"鹿島槍"が付くと貫禄が出る。木の枝を貼り付けた文字も中々good! 玄関は北側通路の狭い場所にある。
山荘内はちょっとしたホテル並みにきれいであった。水1リットル無料、しかも宿泊料金も9700円と五竜山荘の10300円より安いのだ。
2
10/10 15:19
山荘内はちょっとしたホテル並みにきれいであった。水1リットル無料、しかも宿泊料金も9700円と五竜山荘の10300円より安いのだ。
大谷原分岐点で山荘と鹿島槍を振り返る。なごり惜しいが稜線とはここでお別れだ。
霞む鹿島槍。高曇り程度なら爺が岳ピストン後に下山予定であったが諦めよう。
上の雲と下の雲、様々な高さで自分の領分をわきまえ、行儀の良い雲たちだ。・・・なんとも不思議である。
高千穂平の道標は離れたところにあった。
ここは標高2049メートル地点だ。
ここは標高2049メートル地点だ。
高千穂平から降りること標高差で500メートル、やっと登山口に到着。
10:21 大谷原登山口に無事生還だ。車は2台のみ。
さて、自転車を回収しに行くか。
さて、自転車を回収しに行くか。
感想
20年ほど前、小学校5年の息子と八方尾根から扇沢まで2泊3日で縦走した記憶がある。ヤマレコの記事を見ていて久しぶりに五竜と鹿島槍を"セット"で登りたくなった。計画を立てたのは7月上旬であったが、自己の都合や順番待ちでやってくる台風のため機会を逃し、ついに10月になってしまった。
私の登山は、現地までマイカー移動、同じルートの往復（ピストン）より、なるべく多くの"未知との遭遇"を楽しみたいので周回スタイルになる。登り口と下山箇所が離れている今回の、五竜・鹿島槍間を周回するにはどうしたらよいか思案した。登山口は、大谷原と、五竜遠見尾根・・・登りをらくしたかったのでテレキャビン利用の遠見尾根側から登ることにした。まず大谷原登山口に車を駐車し、積載してきた自転車でテレキャビン駅まで移動する案である。新調したばかりの折り畳みの自転車が役に立った。双方の距離は17kmほどあり、途中には標高差で登り100m、下り300mのアップダウンがあるが、面倒なタクシー不使用と料金6380円節約の効果がある。早朝に中綱湖や青木湖の湖畔をのんびり自転車で通過するのも中々気持ちの良いものである。
なお、別案として自転車を使わない場合は途中の鹿島槍スキー場に駐車し、そこから最寄りの簗場駅（道のりで約3.5km (ショートカット可能)、殆ど下り）まで歩き、電車で2駅の神代駅で下車、2kmでテレキャビン駅だ。下山時は大谷原から駐車地まで約3.1kmである。駐車地を鹿島槍スキー場に選定したのは安心できるのと初めと終わりの負担を分散するためである。但し、電車の便が悪いので注意。
研究成果を披露する為だいぶ前置きが長くなってしまった。(^^)
さて、晴天の紅葉最盛期の混雑シーズンであったが、平日ということもあり静かな山旅をすることが出来た。遠見尾根と下山時の赤岩尾根は初めてであったが、紅葉、景観共に素晴らしいコースであった。詳細は各写真のコメントを参照下さい。
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利用交通機関：
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
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こんばんは😄初コメです。
定年を迎えたと言う事はそれなりのお歳ですね(￣▽￣)
私も数年前に定年で、毎年契約しながら2年目です。
そう変わらない筈ですがお元気ですね。
自転車に乗って重いザックを担いで1時間以上(￣▽￣)
リスペクトものです。しかもその後あの八峰キレット越えで鹿島槍(^｡^)
それに沢山の写真も、、。
不帰ノ剣よりも難易度高いと言われてますが、二泊分のザックを担いで、、。
鹿島槍と五竜は行きましたが八峰は無理ですね(￣▽￣)
おつかれ様でした。
teheさん、コメント有難う御座います。
ご察しの通り、昨年暮れに定年退職した当年65歳の爺です。ヤマレコアップ途中で台風の非難勧告で一晩非難しておりました。帰宅後、突然に結石症に襲われ通院、再アップが遅れてしまいました。60歳を過ぎると体がガタガタですね。登山中に症状が出なかったことが幸いでした。
teheさん、山の経験は私より先輩ですね。ヤマレコに記事がないのは残念です。私は2014年頃からヤマレコにアップを開始し、記録を見るともうすぐ山歩きの総距離1000km達成だそうで、びっくりです。
定年後も契約社員で頑張っておられること素晴らしいです。私は退職で得られた時間を趣味に生かしたいと今は無職です。趣味の延長で将来実益に結びつければと夢を抱いています。
どこかの山でお会いしましょう。それでは。
（追記：感想、一部アップしました）
追記とコメント拝読させて頂きました。
大変詳細で大いにうなづかされました。
マニュアルなども丁寧に作ったり、熟読されるお方なのではないでしょうか(^｡^)
登山歴❓という程でもありません。
長いだけてす。10歳からですから55年越え
登った回数は500回にも満たないと思います。
大動脈瘤で生死を彷徨ったのが61歳。
それまでの色んな趣味の物を処分しました。
下手の横好きで、ゴルフ道具やら何やら。
大手術の結果生き長らえてます(￣▽￣)
人工血管で生きてるサイボーグ❓
まぁ人生楽しく、一期一会を大切にがモットーです(^｡^)
これまで登った最高標高はポポカテペトル山の約4,000mです(^｡^)
高山病の症状と寒さでした(￣▽￣)
メキシコ出張時のハイキング気分で、
3,500mくらい迄は車ですが(￣▽￣)
teheさん、再コメント有難う御座います。
大きな手術をされたのですね。それまでの色んな趣味の物を処分・・・
身につまされます。
私も趣味が多くガラクタに囲まれていますので万が一の場合、残された家内がそれらを処分するのはさぞ大変だろうと思います。
登った回数は500回・・・そして海外遠征・・・すごいです。手術前のご活躍ですね。
私は60歳を過ぎてから急に体のあちこちに問題が見つかり毎週のように通院、その合間を見て登山をしています。もうそろそろ止めなければと自分に言い聞かせています。
残された人生、悔いなく前向きに回りに迷惑をかけずに静かに全う出来ればと思っています。
なんか、暗い話になってしまいました。それでは、お元気でお過ごし下さい。
行ったことがない山々の写真に感動しました。��63のシーンは光りが強くて撮影が難しそう。��65の画像，素敵ですね。すごく癒やされます。
syakunage7 さん
コメント有難う御座います。
syakunage7 さんも写真に拘りを持っておられるようですね。ヤマレコ写真拝見しました。構図中々良いと思いました。
私の拘りは、�”塢�要に空を入れない、��極力白飛びさせない、��水平を保つ、です。ヤマレコの日記に写真の「独断と偏見による３つのポイント」なる物を乗せています。良かったら覗いてみて下さい。それでは。
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