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Yamareco

記録ID: 206884
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳(左俣往復日帰り)

2012年07月14日(土) [日帰り]
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megood その他1人
GPS
09:58
距離
9.8km
登り
1,677m
下り
1,667m

コースタイム

7:20広河原山荘-9:20二俣-11:30八本歯のコル-12:00吊り尾根分岐(写真撮影)-北岳山頂直下で忘れ物に気づき折り返し-13:30八本歯のコル(写真撮影)1345-1520二俣(写真撮影下山)-1700広河原山荘

天候 14日:曇時々雨、稜線上は強風
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
甲府4:00-バス-広河原6:11頃到着
(3:45分頃に並んで6台中の4台に乗車)
コース状況/
危険箇所等
【広河原-大樺沢二俣】
・特に危険箇所無し。
・大樺沢の渡渉地点には橋が架けられている。
・二俣手前には雪渓が残る。
・当日は広河原から二俣手前の雪渓付近まで渋滞した。

【左俣ルート】
・基本的に常に急登。
・2700m付近まで雪渓。アイゼン必要と思われる。
・午前中の雪は締まっていた。午後は若干雪が腐り気味。ステップができていた。
・雪渓登りの後、夏道。沢に沿ってガレ場を登る。足下が崩れやすい。
・樹林帯に入ってからはハシゴの連続。当日は濡れていたので滑りやすかった。通過に時間がかかるため渋滞気味であった。

【八本歯のコル以降】
・特に危険箇所無し。
朝の広河原山荘のテン場。3張しかありません。
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朝の広河原山荘のテン場。3張しかありません。
左俣の雪渓。上部は雲の中です。
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左俣の雪渓。上部は雲の中です。
雪渓終了から下部を見た写真。すごい人が登ってきてます。
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雪渓終了から下部を見た写真。すごい人が登ってきてます。
八本歯のコルのいつもの休憩場所。2週間前はつぼみだったイワベンケイが咲き始めてます。
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八本歯のコルのいつもの休憩場所。2週間前はつぼみだったイワベンケイが咲き始めてます。
ミヤマクワガタも咲き始めました。
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ミヤマクワガタも咲き始めました。
トラバース道のお花畑。ハクサンイチゲの白です。
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トラバース道のお花畑。ハクサンイチゲの白です。
咲き残っていたキタダケソウ。ちょっと痛んでます。
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咲き残っていたキタダケソウ。ちょっと痛んでます。
ここの白はキタダケソウを含みます。
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ここの白はキタダケソウを含みます。
ハクサンイチゲ全盛期。
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ハクサンイチゲ全盛期。
水も滴るミヤマオダキ。
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水も滴るミヤマオダキ。
イワベンケイも色づいてきれい。
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イワベンケイも色づいてきれい。
花びらのツブツブが印象的なシコタンソウも咲き始めです。
花びらのツブツブが印象的なシコタンソウも咲き始めです。
ハクサンイチゲ?ちょっと変わった色です。
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ハクサンイチゲ?ちょっと変わった色です。
八本歯のコルで休んでいる人多数。池山吊尾根の稜線が一瞬見えました。
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八本歯のコルで休んでいる人多数。池山吊尾根の稜線が一瞬見えました。
八本歯のコルのお花畑。
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八本歯のコルのお花畑。
ずっと、下までお花畑が続いています。残念ながら間ノ岳、農鳥岳は雲の中。
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ずっと、下までお花畑が続いています。残念ながら間ノ岳、農鳥岳は雲の中。
黒百合が見頃。
光に透かされた花びらが印象的。
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光に透かされた花びらが印象的。
お花畑でピンクが目立つヨツバシオガマ。
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お花畑でピンクが目立つヨツバシオガマ。
崖までお花が所狭しと咲いてます。
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崖までお花が所狭しと咲いてます。
黒百合とハクサンイチゲの共演。
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黒百合とハクサンイチゲの共演。
名前が分からないお花。
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名前が分からないお花。
ようやく鳳凰三山が見えました。
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ようやく鳳凰三山が見えました。
左俣上部のハシゴ場の渋滞です。
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左俣上部のハシゴ場の渋滞です。
ハシゴ渋滞中に池山吊尾根方面を臨む。雪渓がまだ所々に残っています。
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ハシゴ渋滞中に池山吊尾根方面を臨む。雪渓がまだ所々に残っています。
登りの場合、ここから本番!っていうハシゴです。
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登りの場合、ここから本番!っていうハシゴです。
午後なのにまだ登って来る人がいます。
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午後なのにまだ登って来る人がいます。
大樺沢の樹林帯。芽吹きはじめです。
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大樺沢の樹林帯。芽吹きはじめです。
沢沿いにいろんな花があります。
ツマトリソウ。花びらの縁がピンクがかっています。
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沢沿いにいろんな花があります。
ツマトリソウ。花びらの縁がピンクがかっています。
ミヤマカラマツ。大きな葉っぱが雨から守ってくれてます。
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ミヤマカラマツ。大きな葉っぱが雨から守ってくれてます。
突き出が印象的なタカネグンナイフウロ。
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突き出が印象的なタカネグンナイフウロ。
上品な青色のミヤマハナシノブ。
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上品な青色のミヤマハナシノブ。
名前が分からないお花。
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名前が分からないお花。
雪解け水が豪快に流れています。
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雪解け水が豪快に流れています。
小さな沢がきれいです。
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小さな沢がきれいです。
本流の勢いが増してきます。さっきまでこの上の雪渓を歩いていたのに・・・。
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本流の勢いが増してきます。さっきまでこの上の雪渓を歩いていたのに・・・。
広河原まであと少し地点。
小さい沢が集まって、こんな大河になりました。
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広河原まであと少し地点。
小さい沢が集まって、こんな大河になりました。
今晩のご飯は鶏肉、ソーセージ、エレンギのトマトソースのショートパスタです。
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今晩のご飯は鶏肉、ソーセージ、エレンギのトマトソースのショートパスタです。
広河原山荘の人がキャンドルを小屋周囲に設置してくれました。素敵な演出です。
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広河原山荘の人がキャンドルを小屋周囲に設置してくれました。素敵な演出です。

感想

明日は待ち人が北沢峠で待っているので、日帰りしかできません。
タカネマンテマ捜索隊の予定でしたが、残念ながらまだ咲いてないようです。
どうしようかと迷いましたが、夏山トレーニングのために、前回北岳から2週間しかあいていないですが行ってしまいました。

朝の甲府駅は3年前の連休よりも空いている印象。
バスに揺られて約2時間。広河原に到着です。

まずはテントを設営してから最低限のものを持って出発。
そんなこんなをしているうちに、どんどん人が北岳へ登って行きます。

二俣までの大樺沢ルートは、ずっと渋滞。
スピード勝負を挑む人は御池経由が良さそうでした。

二俣からは雪渓を登ります。
2週間前よりも雪が堅くなってます。
今回は落石もなく、無事に通過できました。下を見下ろすとだいぶ多くの人が登って来ます。
2週間前はハシゴ地帯までずっと雪渓でしたが、だいぶ下の方まで溶けてきてました。大きい石がゴロゴロしているところを登ります。石を落としたら殺人になるので、かなり注意しながら登ります。

ハシゴをのぼり八本歯のコルへ。
前回キタダケソウが咲いていたトラバース道へちょっと寄り道。
まだ少しだけ残っていました。

そして北岳山頂へ向かいます。
稜線はけっこうな強風でした。20mはないけど10mはある印象。
そこでトラブル発生!
キタダケヨモギかも?と思われる写真を撮ろうとしたところ、カメラがない。。
トラバース道分岐で休憩した時に置いてきたようです。
あと10分もかからず山頂なのにカメラを探しに折り返し。

なんとかカメラは無事でした。

そうなると、もう一度山頂へ戻るか、このまま折り返すが問題。
1時間近くのロスは大きい。安全を考えて降りることに。

時間に余裕ができたので八本歯のコルのお花畑で写真撮影大会。

ハシゴ地帯の下りは、登って来る人多数で渋滞していました。
雪渓の下りに入るところで二俣方向を見ると、午後もずいぶん過ぎているのにまだ登って来ている人がいます。
足取りがかなり重くなっている人もいます。
道が渋滞して出発が遅くなったのでしょうか?
小屋に無事に着くか心配になってしまいました。

行きは大渋滞だった大樺沢ルートも誰もいない。
ゆっくり写真を撮りながら下がります。
意外といろんな花がありました。
沢もきれいな夏を感じる道です。

無事に広河原山荘へ到着。
ここのテント場、実はとても素敵です。
シャワーが借りれます。トイレも水洗。水場も近い。そして生ビールも飲めます。キャンドルサービスまでありました。
テントも多すぎることなく、快適な夜を過ごせました。

明日は北沢峠から仙丈ヶ岳の予定です。

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