槍ヶ岳〜南岳まで3000メートル以上4座を縦走


- GPS
- 46:24
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 2,050m
- 下り
- 2,041m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:00
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:00
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:30
時間は写真などを参考に入力。
天候 | 1日目:曇りのち快晴 2日目:晴れもやや雲多し 3日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
船
新門司港から大阪南港まではフェリー移動 本州内はマイカー移動 沢渡駐車場から上高地まではバス 帰りはその逆パターン |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜槍ヶ岳山荘:特に危険な箇所はありません。 槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳:梯子や鎖場がありますので、注意して登る必要があります。 槍ヶ岳山荘〜南岳:特に危険箇所はありません。楽しい尾根歩きができます。 天狗原のルート:一部鎖場がありますが、それ以外は特に危険な箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、ひらゆの森に入りました。 なお、沢渡第二駐車場には、足湯があるので、下山直後につかりました。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
フリース
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
三脚
ヘルメット
|
---|
感想
長野県と岐阜県とを結ぶ安房トンネルは何度か通ったことがあるので、上高地につながる釜トンネルの入口は見たことはあった。が、未だ通ったことはなく、その先はまだ未踏の地であった。
上高地を自分の目で見たことはないし、当然にして、北アルプスの名峰である槍ヶ岳や穂高岳に足を踏み入れたこともない。
ここ数年、3000メートル級の山に毎年登っており、2016年は槍穂を9月に登る予定であった。
自分の技量では、槍穂を1回の山行で登るには、相当日数が必要だが、そんなに天気が良い日は長続きしない。
結局、天気の都合上、穂高岳は諦め、槍ヶ岳登頂に照準を当て、合わせて、南岳まで縦走することにした。
目的は、3000メートル以上21座のうち、槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳の登頂である。
1日目は、天気がイマイチだったし、普段より遅い時間で出発。
時間帯、平日、天気の関係もあるのだろう、バスは数人しか乗っていない。
釜トンネルを初めて通る時は、とてもワクワクしていたo(^▽^)o
初の上高地、明神、横尾などに訪れ、感激しながら、宿泊地の槍沢ロッジに到着。槍沢ロッヂはお風呂に入ることが出来る。
この日は、そこそこ歩いたものの、目的を何も成し遂げていないので、小屋でのビールはお預け(^◇^;)
2日目は、槍沢ロッヂを出発し、4座登頂して、槍沢ロッヂに戻る行程。
コースタイム11時間ほどのロングトレイルである。
なので、夜明け前から小屋を出発。木々の間から、ちょっとだけ槍の穂先が見える。
しばらくは水平移動が多いが、次第に標高を上げ、遂には、槍の山頂が見え始めた。
とんがった槍ヶ岳は、やはり絵になる素晴らしい山である。ポイントごとに何度も槍の写真を撮ってしまう。
しかし、山頂が見え始めてから肩の小屋までは、結構、距離と標高差がある。
一歩一歩ゆっくりと歩を進め、ようやく肩の小屋に到着。
ここからは、梯子や鎖場など危険な箇所もあるので、アタックザックに必要最小限の荷物を入れ、ストックやザックはデポして登る。
これまでの登山道が、淡々と登れば良かったのに対し、肩の小屋から山頂までは、緊張感漂う登山道に一転したので、気持ちが追いつかず少し恐怖を感じたが、慎重に進み遂に槍ヶ岳に登頂。
遠くから見た山頂は狭いように見えるが、登ってみると意外と広い。10人程度なら、十分余裕があるぐらいだ。
山頂からは、北アルプス奥地の山々や、穂高岳、笠ヶ岳などが一望することが出来た。
まだ、目的の3座が残っているので、先に進む。
槍から南岳までの縦走路は、とても楽しい尾根歩きであった。
今回と逆のルートだと、槍に向かって進むので、最高の尾根歩きが出来るんではなかろうか。
時間に余裕があれば、大キレットの入口まで行き、その凄さを自分の目で見たかったのだが、この日はお預け。天狗原から下山を急ぐ。
実は、もう一つ目的があった。天狗原のルート沿いにある天狗池である。
天狗池には、逆さ槍が映るのである。
天気が荒れればもちろん逆さ槍は見れないが、槍に雲がかかっても、いい絵にはならない。
時間が遅くなるほど、槍が雲で隠れてしまう可能性が高くなるので、気持ち急ぎ天狗池に向かう。
意外と時間がかかったが、何とか見事な逆さ槍を見ることが出来た。
今回の山行目的は全て満足いく達成度だ( ^ω^ )
とはいうものの、16時前には小屋に着きたいので、急ぎ下山する。
この日は、ロングトレイルで、全ての目的も達成出来たことから、ビールが美味かった(*´꒳`*)
3日目は、下山するのみ。
時間的に、午前中で下れるが、その後、車を運転せねばならないし、丁度良い行程である。
上高地まで下山した後は、観光客に混じって大正池などを散策した。
大正池に映る穂高岳も見事であった(*⁰▿⁰*)
今回、天気はそこそこよくて、数々の絶景も見ることが出来た。これで百名山は79座に登頂。
沢渡の駐車場や、上高地行きのバスなど、初めてで分からないことが多かったが、実際、行動してみて、良い経験になった。
槍ヶ岳にまた登りたいが、百名山達成のためにも、次に上高地に訪れる時は、穂高岳登頂かな。
(2019年に当時を思い出し記録)
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