燕岳ー大天井岳ー常念岳 縦走 槍、穂高、富士山まで



- GPS
- 32:05
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,540m
- 下り
- 2,647m
天候 | 7/22 雨/雲 7/23 晴/雲 7/24 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
バスで中房温泉へ(\1200) 一の沢からしゃくなげ荘の登山者駐車場までタクシー(\4400) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
テントを張るときにテントポールが見つからず,焦りましたが,マットにくるんでました.ホッ・・・
することもなく,ご飯を食べることにしました.
今回の目玉の 餃子!!
皮と具を別々に持っていき,
現地で包みました.
昨日,横通も立ち寄ろうかと思いましたが,あの辺で熊がいるとの情報を聞き,立ち寄りをやめました.(NOZAWAが体調不良のため,寄り道はできない状態であったため,一人で行くことになるため)
突然テント撤収!!の号令が...
ヘリが突然来るとのことで,テン場はパニックに
前日の夜にはわかっているはずなので,前もって伝えてほしかったです
感想
アルプス二度目。
昨年は視界ゼロの奥穂高岳でしたが、今年はそいつを見てやろうと、反対側へ。
縦走していればいつか見えるだろうと、、、
そしたら〜
見えました。結構何度も見えました。
やっぱり、槍から穂高の屏風のようにドーンとした山塊は素晴らしかったです。
燕には12時頃についたと思います.
第一テン場はほぼ満員.
裏手のテン場はまだ空きはありましたが,2時ごろにはいっぱいになっていました.
夕方に来たパーティは張るところがなくあきらめた模様.
どうしたのでしょうか・・・
人気のエリアなので,早めの到着が無難です.
ちなみに日曜日でした.
燕は登るも良し。眺めるのも良しの、美しい山です。
周りには、コマクサが咲き乱れておりました。
暗いうちに燕岳は登ったので、ヘッドライトで照らすと、コマクサは夜露を溜めてキラキラ光っていました。
ザンネンながら、暗くて写真はありません。
是非、自らの目で見てください。
谷の方まで、キラキラと続きますよ。
頂上には3:30頃についてしまい,日の出まで時間がありすぎました.だぁれもいません.
寒い中,40分ほど待つと続々と人が集まり,日の出ごろには狭い頂上は満員に!
雲の切れ間より太陽が昇ると暖かくなり,
奥穂高岳,槍ヶ岳と徐々にオレンジ色に,
それから北穂,涸沢岳とずんずんと.
北は立山,南は富士山まで見えました.
漂っていた雲海もいつしか消えてなくなっていました.
これが,思っていたアルプスです.
燕のテン場に戻り,朝食後に常念小屋に向けて出発.
蛙岩(ゲエロイワ)まではゆっくりと下るような平らなようなだらだらとした道が続きます.
その後,大下りがあり,喜作レリーフのあるキレットと変化に富み始めます.
大天井岳の取りつきでは大天荘へトラバースするつもりが,道をあやまり,
大天井へ直登することに.
気づいたのはだいぶ登ってから・・・
はるか眼下に,先ほど追い抜いたパーティが悠々と大天荘に向かっていました.
もう戻るわけにもいかず,直登!!
かっなり急登で,体力吸われます.
やっと着いた大天井頂上.看板のみで何もない.
と,大天荘よりご夫婦が,燕に行くというので,こちらかも降りれますよ.
とお伝えしましたが,お勧めはしませんでした.
大天荘に下りる途中で,先ほど眼下に見たパーティとすれ違い.
直登しとるでぇ〜・・・と
見ていたらしい.
大天荘でも,別のパーティに言われました.
大天荘で,昼食.
パートナーNOZAWAの具合が急変・・・
トイレに駆け込み,おなかの超特急だったそうです.
視界がぼやける,頭痛がすると,どうしたものか...
大天荘でテン泊を提案するも常念まで行くというので,風邪薬を飲ませ,
休んでからスタート.
だんだんと元気になってきたので,無事に常念小屋までたどり着きました.
翌朝も早起きして常念岳頂上でご来光を!
と思って登頂しましたが,残念ながら,いつまでたっても,太陽は顔を出さず.
富士山,赤城山,浅間山,八ヶ岳,御嶽などなど見えました.
当然,北アルプスの山々は丸見え!!
テン場で朝食.
すると,突然,テン場にヘリが来るから,テントをたため!と突然の号令が!!!
我々はほとんどたたみ,荷物の整理をしていましたが,
どこかの山岳部のテントが数張残ったまま.
中には具合の悪い子と,留守番の先生一人・・・
それでも撤収しろ!!!と.
小屋の人も手伝い,何とか移動させ,ヘリは無事に荷物を下ろすことができました.
初めて,ヘリの風を受けましたが,まぁすごい風.
ヘリが来ることが分かっていたはずなので,小屋の人は昨日のうちに一言声をかけるべきだったと思いました.
一の沢への下山は3時間かかりました.
足場がぬかっていて悪かったのと,足の親指の付け根がまめで痛かったこともあり,こんなけかかりました.
それでも,途中10パーティほど追い抜きましたので,ほとんどの場合は3時間以上かかると思っていた方が良いと思います.
われわれの前に出発したパーティは2.5時間で下る予定でタクシーを呼んでいましたが,途中で追い抜きました.
おそらくタクシーは2時間ぐらい待ちぼうけていると思います.
そして,登山者駐車場のしゃくなげ荘にもどり,一風呂浴びました.
風呂¥400
セットの昼食¥600でお得です.
昼食はてんぷらとおそばとおにぎり.結構豪華で腹いっぱいになれますよ.
ちょっと風呂は日焼けの肌には熱めでした.
全体的に大変満足山行でした.
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