記録ID: 2098427
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
屋久島
宮ノ浦岳 屋久島へ −紀元杉から白谷雲水峡−
2019年11月04日(月) 〜
2019年11月06日(水)
yamazki_taro
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 19:32
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 1,715m
- 下り
- 2,337m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 6:18
2日目
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:24
| 天候 | 11/4晴 11/5雨 11/6晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
11/4 バス 楠川入口→合庁前→紀元杉 11/6 バス 白谷雲水峡→宮ノ浦→楠川入口 11/7＆8 屋久島観光（屋久島一周と滝や温泉巡り） 11/9 飛行機 屋久島→鹿児島→羽田 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
花之江河と石塚小屋の間の道 荒れているというよりは淀川登山口からの道と比べて狭く、所々に踏み跡（獣道？）が分かれていますが、ピンクテープは新しいのがついているので、迷うことはないと思います。ただし雨が降ると、渡渉地点が複数あるので、山と高原地図のコースタイムよりもかかりそうです。 |
| その他周辺情報 | 宿泊:民宿野の花 当初の計画では白谷雲水峡から楠川歩道を歩いて下る予定だったので、下山道近くにあるこちらの宿を選びました。宿の雰囲気も良く、食事がとても美味しかったです。 温泉:楠川温泉300円 食事：安房近くの「磯のかおり」全ての料理が美味しかったです。ただしボリュームがあるので、一人ならハーフの方がいいと思います。その方がたくさんの種類を食べられます。 |
写真
楠川からバスを乗り継いでここまでやってきました。
さぁ屋久島縦走のスタート！
さぁ屋久島縦走のスタート！
杉が紅葉するはずないし、杉の木の途中から他の種類の木が生えているのでしょうか
前日宿を通して注文した島むすびさんのお弁当
小ぶりのおにぎりでちょうどいい量でした。
ご馳走様でした。
小ぶりのおにぎりでちょうどいい量でした。
ご馳走様でした。
登山道に戻って花之江川を目指します。
なだらかな登り下りが続く歩きやすい道。
なだらかな登り下りが続く歩きやすい道。
右手も上げているのですがザックで写ってない。
どちらにしても変なポーズ・・・
どちらにしても変なポーズ・・・
花之江河に到着
下山中の何組か休憩していました。
荷物をデポして黒味岳に向かいます。
下山中の何組か休憩していました。
荷物をデポして黒味岳に向かいます。
花之江川から黒味別れまでは整備されていて、コースタイムほどかからず。15分くらいかな
黒味別れに戻ってきました。
山頂からここまでもCTより5分くらい多め目にかかりました。
山頂からここまでもCTより5分くらい多め目にかかりました。
丸太の渡渉地点あります。
左右にロープがありますが、つながっているわけではないので、バランスが取り辛いです。
左右にロープがありますが、つながっているわけではないので、バランスが取り辛いです。
中はこんな感じです。
他に登山者はいませんでした。ここで一晩を一人で過ごすのか…
他に登山者はいませんでした。ここで一晩を一人で過ごすのか…
下の段に寝床を引いて場所確保。ただしこの日の夜は誰もこず。
本日の夕食：チキンライス
本日の夕食：チキンライス
アルファ米に乾燥シイタケとお湯を投入
シイタケ分のお湯を付けたしてなかった…
シイタケ分のお湯を付けたしてなかった…
チキンライスの完成です！
美味しい
夕食を食べたらすることが無いので寝ます・・・
正直怖いです。
美味しい
夕食を食べたらすることが無いので寝ます・・・
正直怖いです。
おはようございます。二日目の朝、朝食は魚肉ソーセージマフィンサンド
朝起きた時には星が見えたのに、いつの間にか雨が降りだしていた。
雨具を着込んで出発します。
雨具を着込んで出発します。
空は明るくなっていますが、森の中はまだまだ暗いのでヘッデン点けてます。
そして最難関の濡れた丸太渡り。
手すりになるロープも細くて弛んでいるので危ない。
手すりになるロープも細くて弛んでいるので危ない。
少しずつ近づいているんだ。ここらあたりからずっと後ろをついてくる人の気配。
あれ〜さっきのおじさんに追いつかれたのかな？
（レインウェアでよく見えず）
でも道が狭くて譲れないんだよなぁ。
1
11/5 9:27
少しずつ近づいているんだ。
ここらあたりからずっと後ろをついてくる人の気配。
あれ〜さっきのおじさんに追いつかれたのかな？
（レインウェアでよく見えず）
でも道が狭くて譲れないんだよなぁ。
ここらあたりからずっと後ろをついてくる人の気配。
あれ〜さっきのおじさんに追いつかれたのかな？
（レインウェアでよく見えず）
でも道が狭くて譲れないんだよなぁ。
ここで開けたので道を譲ると、ありゃおじさんじゃないじゃん！これは失礼しましたー。
こちらの女性の方はものすごいスピードで去っていきました。
11/5 9:30
ここで開けたので道を譲ると、ありゃおじさんじゃないじゃん！
これは失礼しましたー。
こちらの女性の方はものすごいスピードで去っていきました。
これは失礼しましたー。
こちらの女性の方はものすごいスピードで去っていきました。
よくできてるけど、なんかありあわせのものでこしらえたよーな。よく言えば再利用
ただ笹が生い茂っていて、登り以上にびっしょり、もはや
全身ずぶ濡れです。
全身ずぶ濡れです。
高塚小屋の距離は載っていませんが、縄文杉の手前なのでわかりやすい。
新高塚小屋の水場。小屋から縄文杉方面少し歩いたゆるやかな崖の下にありました。
登山道からもパイプが見えます。
ここから先ほど追い抜いた京都のおじさんと同行させていただきました。
11/5 13:11
新高塚小屋の水場。
小屋から縄文杉方面少し歩いたゆるやかな崖の下にありました。
登山道からもパイプが見えます。
ここから先ほど追い抜いた京都のおじさんと同行させていただきました。
小屋から縄文杉方面少し歩いたゆるやかな崖の下にありました。
登山道からもパイプが見えます。
ここから先ほど追い抜いた京都のおじさんと同行させていただきました。
高塚小屋到着この日は先着の方二人と僕たちの合計4人だったので、広々と使えました。全員ソロだったのですが、一つ屋根の下、話が盛り上がってすぐに打ち解けました。
11/5 13:58
高塚小屋到着
この日は先着の方二人と僕たちの合計4人だったので、広々と使えました。全員ソロだったのですが、一つ屋根の下、話が盛り上がってすぐに打ち解けました。
この日は先着の方二人と僕たちの合計4人だったので、広々と使えました。全員ソロだったのですが、一つ屋根の下、話が盛り上がってすぐに打ち解けました。
食事も各自バラバラ。元々が単独行ですからね。
僕はペンネにサラミと玉ねぎを炒めて簡単に…
僕はペンネにサラミと玉ねぎを炒めて簡単に…
さぁ三日目出発です！
ここからは小屋で一緒になったお二人（おじさんと先日勢いよく追い抜かれた女性）と一緒に下山しました。
ここからは小屋で一緒になったお二人（おじさんと先日勢いよく追い抜かれた女性）と一緒に下山しました。
デッキは結構遠かったので、あまり幹の太さの実感はわきませんでしたが、周りの木々と比べると存在感はあります。
ここで新高塚小屋に泊まられたソロの方とも合流。
同じ千葉県出身の三人がそろい、そのまま下山しました。
同じ千葉県出身の三人がそろい、そのまま下山しました。
izshun師匠にハートに見えるポジションを教わっていたので、すんなり撮影。でも場所が少しずれるだけで、ハートにならないんです。
1
11/6 8:14
izshun師匠にハートに見えるポジションを教わっていたので、すんなり撮影。でも場所が少しずれるだけで、ハートにならないんです。
途中ガイドさんから、もうすぐトロッコが来るから避けられるところで待機してた方がいいですよと教えてもらいました。すると現役のトロッコがゴロゴロゴロ〜とやってきた。
11/6 8:49
途中ガイドさんから、もうすぐトロッコが来るから避けられるところで待機してた方がいいですよと教えてもらいました。
すると現役のトロッコがゴロゴロゴロ〜とやってきた。
すると現役のトロッコがゴロゴロゴロ〜とやってきた。
感想
屋久島 宮之浦岳へ
今年最後の計画山行は屋久島宮之浦岳へ
屋久島に渡る一週間前から体調を崩し、山行どころか屋久島行きも危ぶまれた。
医者に診てもらい、薬の甲斐あってなんとか島までは行けると思ったのが前日の午後。もし島に行っても体調が悪ければ登山は延期もしくは中止と決める。
島に到着して、天気予報を見ると明日から三日間は晴れ、その後曇りや雨。体調もさらに回復していたので、登山を決行。
初日は紀元杉から石塚小屋へ。天気は上々。黒味岳では素晴らしい景色を眺めることができた。そして石塚小屋泊、避難小屋に一人で泊まる怖さといったら…ブルブル
2日目、予報に反して雨。ところが後で知ったことですが、麓は晴れていたとのこと。この天気こそ屋久島の登山と思い込み、丸太を渡り、笹をかき分け、岩を背負いこみ（ポーズだけ）宮之浦岳を目指す。曇り空でしたが、山頂周辺は雲に覆われずに永田岳方面もくっきり見えて眺めを満喫。そこから下山も屋久鹿に道を塞がれたり、膝を木の根に強打したりしつつ高塚小屋に無事到着。ここでは素敵な出会いがありました。ご一緒した三人の方（熊本と京都と白馬在住のオーストラリアの方）ありがとうございました。
三日目、朝から天気は晴れ。この日の予定は白谷雲水峡を通り越して楠川歩道を下山して民宿に直接行く予定。ただし、前日強打した右膝が痛い・・・。小屋からはお二人と同行、さらに縄文杉でもう一人の方と自然に合流。全員ソロなんですが、お互いつかず離れずというか、話も弾み楽しい下山となりました。
太鼓岩まで登るとこれまで歩いてきた山並みが一望。辻峠からは結構急ですが、登る価値あります。
白谷雲水峡に到着するころには満足感いっぱいで、ここから三時間近くさらに歩く気力も無く、なにより一緒に下山した方と別れるのが惜しく、泣く泣く（心は笑っていた）山行終了。この続きはまた今度にしましょう。
屋久島縦走三日間の旅を満喫しました。
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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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