記録ID: 2115779
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積雪期ピークハント/縦走
屋久島
宮之浦岳(白谷雲水峡~楠川分れ~縄文杉~高塚小屋~宮之浦岳~淀川登山口)
2019年12月27日(金) 〜
2019年12月28日(土)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,995m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:30
2日目
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 11:50
・白谷雲水峡から縄文杉までは一般の観光客でも安全に登山できるよう登山道がよく整備されている。
・縄文杉から宮之浦岳、宮之浦岳から黒味岳分岐までは、岩場があり氷結している区間があるので注意して進んだ。このため、予定していたより時間を要した。
・縄文杉から宮之浦岳、宮之浦岳から黒味岳分岐までは、岩場があり氷結している区間があるので注意して進んだ。このため、予定していたより時間を要した。
天候 | 【12月27日(金)】白谷雲水峡>白谷小屋>楠川分れ>縄文杉>高塚小屋 雨のち曇り 朝方、時より小雨が降る。風強く、気温やや低い。 登山中、時より小雨が降るが、のち止む。山頂から強風で木立が揺れる音が聞こえてくる。しかし、白谷雲水峡から高塚小屋まで谷あいを進むためか、直接強風が吹きつけることはなかった。 【12月28日(土)】高塚小屋>平石岩屋>宮之浦岳>花之江河>淀川登山口 夜明け前 風弱く霧、夜明け後 風弱く快晴 朝2時ころ、強風による木立が揺れる音がおさまる。 夜明け前、気温やや低く、濃霧が立ち込める。高塚小屋付近の木道は凍結しゴム底の靴では滑りやすい。チェーンスパイクを装着して進む。 夜明け後、標高を上げていくと、霧が晴れて星座が見えた。山頂付近でもほとんど無風状態で展望を楽しめた。 (参考)気象庁【屋久島】 12月27日(金)06時 気温摂氏11.8度 北西の風 風速11.5m/s 雨 12月27日(金)09時 気温摂氏11.4度 北西の風 風速12.2m/s 曇り 12月27日(金)12時 気温摂氏11.8度 北西の風 風速09.3m/s 曇り 12月27日(金)15時 気温摂氏12.3度 北西の風 風速12.7m/s 曇り 12月27日(金)18時 気温摂氏11.5度 西北西の風 風速10.7m/s 晴れ 12月27日(金)21時 気温摂氏11.2度 西北西の風 風速10.7m/s 晴れ 12月28日(土)00時 気温摂氏11.4度 北の風 風速11.3m/s 晴れ 12月28日(土)03時 気温摂氏10.7度 北の風 風速07.4m/s 晴れ 12月28日(土)06時 気温摂氏10.7度 北北西の風 風速06.7m/s 晴れ 12月28日(土)09時 気温摂氏12.1度 北西の風 風速05.0m/s 晴れ 12月28日(土)12時 気温摂氏14.4度 北北西の風 風速04.6m/s 晴れ 12月28日(土)15時 気温摂氏13.8度 北西の風 風速04.4m/s 晴れ 12月28日(土)18時 気温摂氏11.1度 西の風 風速03.6m/s 晴れ (参考)鹿児島県鹿児島市(12月28日(土)) 日の出時刻 07:16 日の入時刻 17:22 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
飛行機
11:40 大阪伊丹空港 発【JAC2453便で 定刻25分遅れ】 13:30 屋久島空港 着 14:29 空港 発【路線バスで】 14:49 宮之浦 着 民宿:「晴耕雨読」泊 【12月27日(金)】 08:13 宮之浦 発【路線バスで】 08:45 白谷雲水峡 着 (登山) 【12月28日(土)】 16:00 淀川登山口 発【自動車で】 16:35 安房 着 16:50 安房 発【タクシーで】 17:10 屋久島空港 着 19:00 屋久島空港 発【JAC3758便で】 19:30 鹿児島空港 着 20:55 鹿児島空港 発【JAL654便で】 22:25 羽田空港 着 00:10 自宅 着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【水場】白谷登山口、白谷小屋、三代杉手前トイレ横、大株歩道入口、大王杉手前、縄文杉手前、新高塚小屋、平石岩屋、扇岳下、淀川小屋、淀川登山口に水場がある。 【トイレ】白谷登山口、白谷小屋、三代杉手前トイレ、大株歩道入口、高塚小屋、新高塚小屋、淀川小屋、淀川登山口にトイレがある。そのほかに大王杉、扇岳下に携帯用トイレブースを見かけた。 【休憩ポイント】白谷小屋、三代杉手前トイレ、大株歩道入口、大王杉手前、縄文杉、高塚小屋、新高塚小屋、平石岩屋、投石平、花之江河、淀川小屋が休憩ポイントになる。屋久島は雨の日が多いので、特に、白谷小屋、高塚小屋、新高塚小屋、淀川小屋は絶好の雨宿りポイントになる。強風、大雨でなければ、大きな岩の下で雨を凌いで休憩できるかもしれない。 【危険個所など】特に危険個所はない。ただし、冬季の特に朝方は、岩場が氷結してチェーンスパイク、アイゼンの歯がかかりにくいので注意が必要。ロープも凍結して扱いにくい。日中の気温が高いためか、降った雪やみぞれが一度融けて、再凍結した状態。本州の雪が積もる雪山よりも歩きにくい。 《白谷雲水峡~楠川分れ》 特に危険個所はない。路線バスの終点にある白谷登山口からよく整備された登山道をゆく。木道をしばらく進むと、さつき吊橋で白谷雲水峡の左岸から右岸に渡る。さらに進むと、幅の狭くなった渓流の右岸から左岸に渡る。くぐり杉を過ぎるとやがて白谷小屋着く。さらに、白谷小屋から辻峠まで登りが続くが、この辺りは切株や土埋木につく苔が美しい。辻峠を過ぎて緩い坂を下ると楠川分れに着く。 《楠川分れ~大株遊歩道入口~縄文杉~高塚小屋》 特に危険個所はない。楠川分れから大株遊歩道入口まで軌道敷を歩く。大株遊歩道入口から再度登山道に入る。ここから旧高塚小屋まで巨杉を連続して見かけることができる。左手に巨杉の一つ扇杉を見送りしばらく進むとウイルソン株につく。さらに、大王杉、夫婦杉を過ぎてしばらく進むと縄文杉に至る。この間、急勾配の区間もあるが、木製の階段がよく整備されていて歩きやすい。 《高塚小屋~新高塚小屋~平石岩屋~宮之浦岳》 冬季の特に朝方は、ロープが掛けられた一枚岩などが凍結していてアイゼンの歯がかかりにくいので注意が必要。高塚小屋から尾根筋を進み、ピークを2つ越えると新高塚小屋に着く。新高塚小屋から第一、第二展望台とそれに続く小ピークを過ぎると前方に小高い丘、平石が見えてくる。急峻な岩場を階段とロープを伝わって登ると平石岩屋に着く。朝方晴れていれば、平石岩屋からの宮之浦岳、永田岳方面の眺めは素晴らしい。ここから一旦標高を下げて、再度笹が生い茂る緩い登山道を登る返す。永田岳への分岐となる焼野三差路を過ぎると傾斜がやや急になり宮之浦岳へ至る。 《宮之浦岳~投石平~淀川登山口》 冬季の特に朝方は、ロープが掛けられた一枚岩などが凍結していてアイゼンの歯がかかりにくいので注意が必要。宮之浦岳から栗生岳、扇岳下へと標高を下げていく。ここからは、アップダウンを繰り返す。一部凍結した急峻な岩場を一気に下ると投石平に着く。そこから再度小さなアップダウンを繰り返す。黒味岳への分岐を右手に見送りしばらく進むと花之江河の湿原に至る。さらに下って淀川を渡ると淀川小屋に着く。小屋から尾根を越えると淀川登山口に至る。 |
その他周辺情報 | 【民宿 晴耕雨読】 素泊まりの宿。キッチンやリビングなどは共同で、自炊可能。トイレとお風呂も共同。 所在地:〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦1567 電 話:0997-42-2070 料 金:一泊 3500円 【縄文の宿 まんてん】 ・所在地:屋久島空港前 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田812-33 ・営業時間:11:00〜22:00 ・料金:大人1600円 ・リラックスルーム 営業時間 11:00〜17:00(1000円) 18:00〜08:00(3500円)※入館料は別途必要です。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Goroブーティエル25.2cm
チェーンスパイク
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備考 | ・大きな岩が固く氷結している場合、チェーンスパイクでは十分に掛からない場合がある。 ・宮之浦岳に登ってきた人の装備を見たところ、おおむね、アイゼン3割、チェーンスパイク4割、装着なし3割といった割合。 ・朝早くに登った人の中にアイゼン装着の人が多かった。昼頃になると、何も装着しないで登る人が増えた。 |
感想
・25年ぶりの宮之浦岳再訪。
・前回は淀川登山口から登り、白谷登山口に降りた。ほとんど雨または霧の天候で、景色を眺めることはかなわなかった。今回は逆コースをとる。
・次回は白谷雲水峡から永田岳を目指したい。
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屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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