槍ケ岳(初めての槍と熊)



- GPS
- 56:24
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 1,854m
- 下り
- 1,843m
コースタイム
6日 槍沢ロッヂ4:10 - 戻る - 槍沢ロッヂ7:00 - 9:20天狗原分岐 - 11:40殺生分岐 - 12:10槍ケ岳山荘 -
13:10槍ケ岳山頂 - 14:30山荘 - 18:00山頂 - 19:00山荘
7日 槍ケ岳山荘5:00 - 殺生分岐 - 天狗原分岐 - 槍沢ロッヂ - 11:00横尾 - 徳沢 - 13:20明神 -
小梨平 - 15:30上高地BT
天候 | 8月5日:晴れ 6日:雨後曇り一時晴れ 7日:晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:さわやか信州号上高地ルート http://www.maitabi.jp/bus/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
悪天候ではない限りルートを見失ったり間違うことはないでしょう。 各所にはっきりとしたマークがあります。 やや高山病に罹ったのでしょうか、槍ケ岳山荘での夜、 軽い頭痛により殆ど眠れませんでした。 日課のランニングを初めてから一年以上経ちますが、 それでも体力的にかなりきつい山行でした。 下山後5日目の今でもふくらはぎの痛みがとれません。 まさかの熊遭遇となりました。お気を付け遊ばせ。 |
写真
感想
一ヶ月前にシーカヤックによる駿河湾横断を無事完漕し、
今夏のチャレンジはこの槍ケ岳を残すのみ。
http://blogs.yahoo.co.jp/karukuikouka/6011005.html
今回も冬の八ヶ岳と同じくM野のプランニング兼ガイド。
8月4日(土)22:15 竹橋よりバス毎日あるぺん号に乗車
5日(日)04:55 平湯にて路線バスに乗り換え
05:30 上高地バスターミナル下車
初日は上高地バスターミナルから槍沢ロッヂへ。
6時出発。
晴天の下、梓川沿いの林道歩き。
流石上高地、真夏でも空気が清々しい。
しかし、横尾から30分程歩いていた辺りで
左側(沢側)後方からミシミシと草木を踏みしめる音が。
熊。
体長約1m。
距離約10m。
高鳴る鼓動。
身動きとれず。
奴も動かず。
1分程互いに見つめ合った後、奴が沢の方に去って行く。
(残念ながら写真では黒い何かとしか写っていません。)
熊遭遇、初体験。こんなことろにいるとは。
長居は無用と先を急ぐ。
12時前に本日の宿泊先、槍沢ロッヂに到着。
生ビールで乾杯。
8月6日(月)
二日目は槍沢ロッジから山頂へ。
(何故かこの区間のGPSのログが消失。
ルートの表示が直線になっているのはそのせいです。)
小雨の中、4時過ぎに出発するも雷雨が激しくなり
慌てて槍沢ロッヂに引き返す。
プランを再検討、一旦は登頂を断念するも、
行けるところまで行って駄目なら引き返すとして7時に再び出発。
暫くすると雨も上がり晴れ間も覗くようになり当初予定通り山頂を目指すことに。
雪渓ではひんやりとした空気が気持ち良し。
徐々に勾配がきつくなり体もきつい。
坊主岩を過ぎた辺りで槍の穂先が姿を現す。
噂に違わず美しい。
体が重く感じ息も上がるが、ゆっくりゆっくり一歩ずつ前へ。
12時過ぎ、漸く槍ケ岳山荘に到着。
宿泊手続き後、早速穂先へ。
鎖場・梯子を含めて慎重に登れば問題無し。
恐怖感も無し。
最後の梯子を登る。
13時、遂に登頂。
M野と握手。
残念ながらガスっており視界は効かず。
一旦、山荘へ戻り休憩・夕食後、再び穂先へ。
今度はかなりガスが晴れて遠景が望める。
西鎌尾根そして北鎌尾根。
夕日を惜しみつつ山荘へ戻る。
8月7日(火)
最終日三日目は槍ケ岳山荘から上高地バスターミナルへ。
5時下山開始。
曇りがちだが、南アルプスと微かに富士山が見える。
睡眠不足と疲労によりかなり辛い下山。
『足が痛いのは気のせいだ』と言い聞かせひたすら歩く。
歩く歩く歩く。
14時過ぎ、小梨平到着。ここ迄9時間。
キャンプ場で入浴。
上高地バスターミナルにて生ビールで乾杯。
16:30 さわやか信州号にて帰路新宿へ。
Thanks、M野。
念願の槍をやれたは君のお陰だ。
念願の槍登山お疲れ様でした。それにしても熊と遭遇とは やたらに後ろ姿を見せるとやばいとか、
気持ちを抑えるのに大変だった事でしょう。さてどのあたりで熊とお見合いでしたか?
何時か槍に登りたいと思っています。
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