ガスガスが一瞬晴れた十勝岳〜美瑛岳 sptaka2012summer 北海道ツアー 1/4
- GPS
- 10:10
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,290m
コースタイム
8・7
望岳台450〜避難小屋〜十勝岳頂上900〜美瑛岳1130〜望岳台1500
行動10時間
登高合計1500m
山で会った人 20人
(二日目へ)http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-214494.html
天候 | ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO33 真夏の十勝岳〜美瑛岳
十勝には冬に4回きた。でも本峰は最近噴火した大正火口から前十勝と、グランド火口に行っただけで、頂上は敗退。ここには、たくさんの火口があって、それはディズニーリゾートのよう。雪の時期に一個ずつ巡ると、本当は相当に面白いのだが、危険もある。
夏に頂上に登ろうと、また来た。冬が先か、夏が先か、鶏と玉子の関係で私的にはどっちでもいい。
望岳台はガスで、晴れの予報なのに山の天候が遅いのか、逆らっているのか、それはベットするしかない。多分晴れると、嬉しい。
ガスの中登る。でも先月に比べれば、無風であることが幸い。ガスと、強風と、どちらが嫌がらせかというと、強風の場合もある。前と同じように1時間で避難小屋。ここも無風だから、先に進んで急坂登って、さらに1時間で、グランド火口レベルに到達した。
前の冬には、ここから並行移動して、火口に入ったわけだ。でも夏道はないから、淵を登る。
穏やかな火山地帯だ。木一本生えていないから、夏も冬も景色が似ている。不思議な感じがする。
冬には強風で耐えられなかったところが、無風だ。この時間になって、いきなりガスが晴れだした。9時と12時の予報だけ晴れだったが、まさにその通りになってきた。幸運である。ガスが続いたら帰ろうと思っていた。濃いガスの中を登るのは、夜間に登っているのと同じことだ。
火口の台地から頂上は、遠いように見えるが、そうでもない。抜いていった登山者が相当高く見えるから、案外近いものだ。高度差で200mくらいか。主稜線もよく見えるし、ノコギリ稜線も見える。
ゆっくり登って頂上へ。少し手前で、前十勝への廃道が続き、向こうに三段山。その奥に格好いい双耳峰は富良野岳。
夏も2回目でようやく登れそうで、ドキドキするなあ。火山岩をたどって頂上へ出た。本峰そのものは薄っぺらで、イカの頭を横から見たような形で、大して格好よくないけど、いくつもの火口含めたすべての十勝岳は迫力ある。何しろ旭川から噴煙が見えるのだから、普通はおののく。
ちょっと休んで、天気もいいから美瑛岳周回に入る。岩稜を少し下ると、火山灰の大平原にでる。稜線なのに平原で、ガスると方向見失う。富士の砂走り下りのようなとこも通って、最低コルからまた登る。美瑛岳は向こうから見ると富士なのに、(美瑛岳も美瑛富士も似ている)こちらは、ガレガレの岩稜の山だ。
分岐から頂上へ。さらにそのまま周回で戻る。長いルートだ。一箇所、鉄はしごの下りと登り返しがあったのには驚いた。
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