悪天候にゃ敵いません… 剱岳敗退_夏季負越し
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 992m
- 下り
- 994m
コースタイム
15日:剱沢キャンプ場7:30⇒10:50室堂
天候 | 14日:雨のち曇り 15日:雨一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
片道2,360円(室堂まで通し)+荷物代300円(高原バスのみ) 乗車券はチケット窓口、荷物代はバス乗車前に係員に払います。一元化されていません。 荷物代は○重量10kg ○長辺1m のいずれかを上回る荷物を持ち込む場合に掛かります。 荷物代を払った荷物は高原バスのトランクに収納されます。 (出し入れは係員が行います) |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂から別山乗越経由剱沢キャンプ場までは危険箇所無し。 このルートでは雪渓は全くありません。 別山乗越から剱岳・剣山荘方面へ直接向かうコースでは雪渓のトラバースがあります。 剱御前の山頂三角点まではコースがあるが、その先は廃道(看板あり)。 剱沢キャンプ場は幕営一人につき500円。 水場は濾過された飲用のものと炊事用の雪渓の水場に分かれています。 サイトは平坦で良い状態。あまり別山寄りに張ると落石の危険有り。 雷鳥沢キャンプ場・剱沢キャンプ場の各管理小屋に登山ポスト有り。 室堂の地獄谷遊歩道は有毒ガスのため閉鎖中。 雷鳥沢へ向かう遊歩道でも硫黄の臭いが鼻につきます。かなり刺激の強い場所もあるので注意。(長居しない) 立山駅駐車場付近に24H使用可能なトイレ有り。 http://www.alpen-route.com/access/access/access04.html 駐車場にゲートは無く、アルペンルートの営業時間(繁忙期)には係員が誘導します。 駐車場そのものは無料で24H出入り可能。 アルペンルートは繁忙期になると始発の1時間くらい前から整理券を配ります。 この整理券により乗車時刻が決まります。 早い便に乗りたい場合、駐車が出来たら支度よりもまず整理券の確保に行くのがいいと思います。 整理券を貰ってから指定発車時刻の5分前まで(移動も含めて)支度に当てられます。 整理券の発行が無い場合は混まないという意味ですぐ次の便に乗れます。 (私は昼過ぎの便に乗ったので盆の最中ながら全く混んでいませんでした。悪天でしたが) 温泉は麓の「グランドサンピア立山」を利用しました。 http://gs-tateyama.com/ 山と高原地図「剱・立山」2012版では「ウェルサンピア立山」となっています。 みくりが池温泉で入浴するのもいいのですが、着替えを持っていない、または持っていても再びザックを背負って(短い距離ですが)室堂ターミナルまで汗をかくのも嫌なので車に戻ってから温泉が理想です。 日帰り入浴700円。お風呂は広く10:30-21:00営業と遅くまでやっています。 立山駅から真川大橋を渡り先のT字路を山側へ左折。約3km。車で10分も掛かりません。 |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
やっぱり天候は悪かった!
剱岳北方稜線を計画していたのですが、悪天候のため剱沢のキャンプで終わりました。
当初の予定では11日早朝に静岡を出発。
乗換えの少ない富山側からアルペンルートで室堂入り。
室堂に前泊して体力温存を図り(温泉も楽しめる)、テン泊しながら池の平から欅平へ抜ける計画でした。
ところが盆休みになったとたんに天候が悪化。ライブカメラや天気予報を凝視しながら出発日を検討。14日に室堂入りすることを決めました。日程がずれこんだために予備日は無いです。(週末に外せない用事有り)
http://www.alpen-route.com/livecam/index.html
http://www.mapion.co.jp/weather/spot/M07003/
14日に室堂入りしたところ、思いの他天候が持ちそう(雨が降っていないだけでガスってはいますが)なので、少しでもアドバンテージをと剱沢まで進むことにしました。
この日は晴れ間さえも見えて野外で夕食が取れました。明日への期待が高まります。
北鎌のときと違い、雪渓を横切ることを考えてピッケル・アイゼンを持参しました。このためシュラフをカット。シュラフカバーと合羽、テント着(フリース)では寒かったですが一晩の我慢。明日の池の平は標高2,100mですから。
しかし日付が変わった頃に寒さで一時目が覚めるとテントを叩く雨の音。時折雨脚が強くなり風がテントを揺らします。
午前2時半に起床するものの風雨収まらず幕営地もガスに包まれ心は折れました。
海の日三連休のときと同じ。雨男もここまで来れば逆金メダルでしょうか?
その後の幕営地では、テントをデポし空身で剱へ向かう人・停滞する人・撤収する人様々でした。
私は一度剱へ登頂したことがあります。
この雨とガスでは山頂へ行っても感動は無いかな。
まして北方稜線は剱の裏側へ行くので戻るにも日数が掛かるし日程の都合で途中不時泊も出来ません。(ここを日帰りや1泊で行ける人は超人ですね)
第一この天候では安全に抜ける自信がありません。(特に下り基調では)
北鎌のときも同じく前が見えないくらいのガスと雨でしたが状況が違います。
北鎌沢出発のときは北鎌コルがはっきり見えていました。ガスったのはコルに出てからでした。
また大槍にさえ到達出来れば上高地まで一日で戻れ予備日もありました。
困難が予想出来なかったのと、分かっていて行くのとは違うと思います。
夏季に二度共大きな(自分的に)山行が天候に恵まれなかったのは悔しいですが、また次の機会を待ちます。
このお盆、天候が今ひとつでしたね。
結局、私も9日間も夏休みがあるにもかかわらず、このままノー山行で終わりそうです。
けど止まない雨はありません。
チャンスを待っていればそのうち好天時に行けるチャンスが来ますよ。
山は逃げませんから。
と言いつつ、今季予定していた山行がシーズン中に終えられるのか気になりつつはありますが・・・(笑)
BIMOTAさんこんばんは。
レスありがとうございます。
私も夏休みは9日間あるのですが、明日から2日は地元地蔵尊のお祭がありまして、その当番年なのです。
入山を窺ううちに予備日を使い尽くし、しかも来週から晴れるなんて…
行った日の天候がまあまあで読みは当たったと思ったのですが三日坊主にすらなりませんでした。
仰るとおり山は逃げません。でも残念
本当に定年過ぎのジジィになれば毎日が日曜日なのに
BIMOTAさんも無理なく良い山行を。
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