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記録ID: 2171695 全員に公開 雪山ハイキング 富士・御坂

御坂黒岳(笹子駅―清八峠―黒岳―大石峠―上芦川)

情報量の目安: S
-拍手
日程 2020年01月05日(日) [日帰り]
メンバー
天候快晴
アクセス
利用交通機関
電車バス
往路は中央本線笹子駅から徒歩
復路は笛吹市(旧芦川村)上芦川バス停から笛吹市営バスで石和温泉駅に出た
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
8時間11分
休憩
34分
合計
8時間45分
S笹子駅08:0508:20追分バス停09:18清八山、本社ヶ丸登山口09:4011:05清八山11:45八丁峠12:25御坂峠12:55御坂山13:25旧御坂峠14:18黒岳14:2514:37破風山14:55新道峠15:25中藤山15:50不逢山15:55大石峠16:0016:40すずらんの里入口バス停16:50ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
前夜に降った雪なのか、溶け残ったものか、笹子駅から上芦川バス停までほぼ全行程にグラニュー糖のような雪が薄く積もっていた。あまり滑る雪ではなかったが、下が凍結している個所は滑りやすかった。清八峠への登りの一部箇所で軽アイゼンを使ったが、なくても大丈夫だっただろう。スキーストックを二本使ったが、これはなければ足元が不安定で余計な体力を使っただろう。

清八峠から黒岳方面へは、眺めの良い清八山を越えて少し下ったところから、指導標のない分岐を右(西側)へ入るとすぐ稜線にのる。旧御坂峠までは思った以上に細かい上下があった。その後黒岳へは一本調子の登りだが、大石峠への道も多少上下があり、一部岩の出た箇所もあり、雪がついた状態での登降には気を遣う個所もあった。

大石峠から上芦川への下りは歩きやすかった。最初は古い峠道らしく下りやすい傾斜のジグザグが続き、後にはやや急な尾根道の下りになるが、多少急いだこともあり、峠から25分ほどで林道に出て、更に15分ほどで車道に出た。そこからバス停までは集落を抜けて15分弱だ。
その他周辺情報上芦川には店やその他施設らしきものは見当たらなかった。石和温泉駅へのバスを石和温泉駅入口で下車し、すぐ近くの石和温泉公衆浴場を利用した。勿論温泉で、水道水は混ぜていないとのこと。クラシックな銭湯で、男湯には昔ながらの富士山の画が描かれ、地元の常連さんたちが多数利用している。待合場所では地元の人たちに交じって食事もでき、私は「石和で二番目においしい」という触れ込みのラーメンを食べたがおいしかった。銭湯から駅までは歩いて10分弱かかるのでその点注意が必要だが、気取らぬ山行の仕上げには悪くない。
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

写真

笹子駅から笹子峠に向かう街道筋にある笠懸地蔵。安政年間のもので、飢饉に苦しむ村民が地蔵に願をかけたのだとか。
2020年01月05日 08:09撮影 by SBM303SH, SHARP
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笹子駅から笹子峠に向かう街道筋にある笠懸地蔵。安政年間のもので、飢饉に苦しむ村民が地蔵に願をかけたのだとか。
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雪はこんな感じ。ザラメともグラニュー糖ともつかない雪だが、滑りやすくはなかった。
2020年01月05日 08:26撮影 by SBM303SH, SHARP
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雪はこんな感じ。ザラメともグラニュー糖ともつかない雪だが、滑りやすくはなかった。
笹子駅から早足で1時間15分で登山口に到着。そこまでは良かったが、ここでネットに取り付けられた扉をくぐって登山道に入るべきところネットの右を進んでしまい、20分ほど時間を無駄にした。
2020年01月05日 09:18撮影 by SBM303SH, SHARP
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笹子駅から早足で1時間15分で登山口に到着。そこまでは良かったが、ここでネットに取り付けられた扉をくぐって登山道に入るべきところネットの右を進んでしまい、20分ほど時間を無駄にした。
暗い雪道を上り詰めること1時間半弱で清八峠に到着。本社ヶ丸と清八山の鞍部で、清八山へは右に僅か五分ほどだ。
2020年01月05日 10:57撮影 by SBM303SH, SHARP
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暗い雪道を上り詰めること1時間半弱で清八峠に到着。本社ヶ丸と清八山の鞍部で、清八山へは右に僅か五分ほどだ。
清八山は山頂の西側がよく開けている。
2020年01月05日 11:05撮影 by SBM303SH, SHARP
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清八山は山頂の西側がよく開けている。
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南には富士山が大きい
2020年01月05日 11:05撮影 by SBM303SH, SHARP
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南には富士山が大きい
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しかしまず目に飛び込んでくるのは南アルプスの峰々だ。三角錐の釈迦ヶ岳の左が赤石岳、右上が悪沢岳、そこから右に塩見岳、白根三山、鳳凰山が連なる。一部に雲があり、甲斐駒あたりは見えていない。
2020年01月05日 11:04撮影 by SBM303SH, SHARP
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しかしまず目に飛び込んでくるのは南アルプスの峰々だ。三角錐の釈迦ヶ岳の左が赤石岳、右上が悪沢岳、そこから右に塩見岳、白根三山、鳳凰山が連なる。一部に雲があり、甲斐駒あたりは見えていない。
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その左には御坂の盟主、黒岳が見える。黒岳の右は聖岳、左は毛無山だ。
2020年01月05日 11:04撮影 by SBM303SH, SHARP
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その左には御坂の盟主、黒岳が見える。黒岳の右は聖岳、左は毛無山だ。
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清八山から北西方向の眺め。右奥に八ヶ岳があるのだが、雲がなかなか取れなかった。
2020年01月05日 11:05撮影 by SBM303SH, SHARP
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清八山から北西方向の眺め。右奥に八ヶ岳があるのだが、雲がなかなか取れなかった。
清八山から南に下るとすぐに右手に分岐があり、その道をたどること15分ほどで今度は女坂峠への分岐がある。しかしここは八丁山方面に向かう。山頂までは5分ほどだ。
2020年01月05日 11:24撮影 by SBM303SH, SHARP
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清八山から南に下るとすぐに右手に分岐があり、その道をたどること15分ほどで今度は女坂峠への分岐がある。しかしここは八丁山方面に向かう。山頂までは5分ほどだ。
八丁山から旧御坂峠(天下茶屋分岐)までは思った以上に時間がかかり、12:15分になったところで、おなかが空いたこともあり軽く昼食をとって休憩した。休憩を終えて歩き出すとすぐにこの旧御坂峠に達した。標高は1420mほどで、清八峠と黒岳の間の最低地点だ。
2020年01月05日 12:24撮影 by SBM303SH, SHARP
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八丁山から旧御坂峠(天下茶屋分岐)までは思った以上に時間がかかり、12:15分になったところで、おなかが空いたこともあり軽く昼食をとって休憩した。休憩を終えて歩き出すとすぐにこの旧御坂峠に達した。標高は1420mほどで、清八峠と黒岳の間の最低地点だ。
旧御坂峠から30分ほど登ると御坂山(1596m)に達する。旧御坂峠から次の御坂峠までは最近のトレースがなく、グラニュー糖のような雪の上を気分よく歩いた。
2020年01月05日 12:57撮影 by SBM303SH, SHARP
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旧御坂峠から30分ほど登ると御坂山(1596m)に達する。旧御坂峠から次の御坂峠までは最近のトレースがなく、グラニュー糖のような雪の上を気分よく歩いた。
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御坂峠には茶屋があるようだが、この時は閉まっていた。
2020年01月05日 13:24撮影 by SBM303SH, SHARP
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御坂峠には茶屋があるようだが、この時は閉まっていた。
ようやく黒岳に登りついた。笹子駅からは6時間以上もかかった。山頂の眺めはあまり良くない。
2020年01月05日 14:16撮影 by SBM303SH, SHARP
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ようやく黒岳に登りついた。笹子駅からは6時間以上もかかった。山頂の眺めはあまり良くない。
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黒岳の一等三角点。
2020年01月05日 14:22撮影 by SBM303SH, SHARP
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黒岳の一等三角点。
この近辺の一等三角点網を見ると、この辺りで測量の際の大枠となったのは天子山地の毛無山、奥秩父国師岳、そして丹沢山であり、この黒岳はいわゆる「一等三角点補点」であることがわかる。明治のころ、当時の陸地測量部の測量官たちは、この頂上から毛無山や小金沢連嶺の黒岳、そして御正体山を見通して測量していたのだろう。
2020年01月11日 11:18撮影
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この近辺の一等三角点網を見ると、この辺りで測量の際の大枠となったのは天子山地の毛無山、奥秩父国師岳、そして丹沢山であり、この黒岳はいわゆる「一等三角点補点」であることがわかる。明治のころ、当時の陸地測量部の測量官たちは、この頂上から毛無山や小金沢連嶺の黒岳、そして御正体山を見通して測量していたのだろう。
黒岳から破風山を越えて下ると新道峠で、第一・第二展望台が連続して現れる。太宰治が「これでは風呂屋のペンキ絵だ」といってけなしたのも分かるが、やはり近くで見る富士山は立派だ。
2020年01月05日 14:51撮影 by SBM303SH, SHARP
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黒岳から破風山を越えて下ると新道峠で、第一・第二展望台が連続して現れる。太宰治が「これでは風呂屋のペンキ絵だ」といってけなしたのも分かるが、やはり近くで見る富士山は立派だ。
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黒岳から大石峠への稜線も下り一辺倒ではなく、多少の上下がある。これはそのうちの一峰、中藤山からの眺め。
2020年01月05日 15:20撮影 by SBM303SH, SHARP
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黒岳から大石峠への稜線も下り一辺倒ではなく、多少の上下がある。これはそのうちの一峰、中藤山からの眺め。
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中藤山を過ぎると、正面の十二ヶ岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳方面が近づいてくる。
2020年01月05日 15:20撮影 by SBM303SH, SHARP
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中藤山を過ぎると、正面の十二ヶ岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳方面が近づいてくる。
ようやく大石峠に到着。大学時代の1986年以来だから34年ぶりだ。その時は南側から峠に登りついて節刀ヶ岳方面に向かったが、今日は北の芦川村方面に下る。
2020年01月05日 15:53撮影 by SBM303SH, SHARP
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ようやく大石峠に到着。大学時代の1986年以来だから34年ぶりだ。その時は南側から峠に登りついて節刀ヶ岳方面に向かったが、今日は北の芦川村方面に下る。
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下りやすい道で、急いで下ると僅か25分ほどで林道に出た。写真は林道から登山道入り口を振り返ったところ。
2020年01月05日 16:19撮影 by SBM303SH, SHARP
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下りやすい道で、急いで下ると僅か25分ほどで林道に出た。写真は林道から登山道入り口を振り返ったところ。
旧芦川村上芦川の家並み。正月明けの日曜の夕方、ということもあるかもしれないが、人影はほとんどなかった。恐らくは限界集落なのだろう。兜造りの茅葺屋根が多かったのだろうが、現在も茅葺で残っているのは見たところ一軒だけだった。
2020年01月05日 16:41撮影 by SBM303SH, SHARP
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旧芦川村上芦川の家並み。正月明けの日曜の夕方、ということもあるかもしれないが、人影はほとんどなかった。恐らくは限界集落なのだろう。兜造りの茅葺屋根が多かったのだろうが、現在も茅葺で残っているのは見たところ一軒だけだった。
干し柿を軒先に吊るすのは田舎では珍しくない光景だが、正月明けまで干しているのが珍しかった。柿は熟成されたのか濃い色になっていた。
2020年01月05日 16:43撮影 by SBM303SH, SHARP
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干し柿を軒先に吊るすのは田舎では珍しくない光景だが、正月明けまで干しているのが珍しかった。柿は熟成されたのか濃い色になっていた。
笛吹市営バスの上芦川バス停。石和温泉駅までは1時間近くバスに乗ったが、乗客は私と、30分くらい先の集落で乗ってきたご婦人だけだった。
2020年01月05日 16:58撮影 by SBM303SH, SHARP
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笛吹市営バスの上芦川バス停。石和温泉駅までは1時間近くバスに乗ったが、乗客は私と、30分くらい先の集落で乗ってきたご婦人だけだった。
バス停前にあった案内図。スズランの群落が芦川村の売り出しポイントだが、こんな山奥の集落を訪ねる人は多くないのだろう。
2020年01月05日 16:58撮影 by SBM303SH, SHARP
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バス停前にあった案内図。スズランの群落が芦川村の売り出しポイントだが、こんな山奥の集落を訪ねる人は多くないのだろう。

感想/記録

正月休みを利用して御坂の黒岳に登りました。御坂の山は、高校1年の時三つ峠山に登ったほか、大学時代、サークルの仲間と多少歩いたことがありますが、最高峰の黒岳は登り残していました。今回は笹子駅から清八峠に上がって御坂峠、黒岳を経由して大石峠まで歩きました。多少寒かったものの、快晴に恵まれ、雪の低山を満喫しました。ただ、行程が長く、朝から夕方まで動きっぱなしで、頂上や峠の上でゆっくりできなかったのは心残りでした。

黒岳の他にもう一つ興味をひかれていたのは笛吹市芦川、かつての芦川村でした。芦川村は御坂の主稜線と北側の前衛山脈との間を流れ、甲府盆地の南端、市川大門付近で富士川にそそぐ芦川沿いに開けた村ですが、市川大門から芦川を遡るのはながく深い峡谷で容易ではなく、南の河口湖から大石峠を越えるか、北側から鳥坂峠を越えるかしないとたどり着けない秘境の村でした。今は鳥坂峠にも大石峠にもトンネルができ、バスも通じていますが、芦川村が交通不便な山間の寒村であることには変わりありません。今回は大石峠から下って上芦川の集落の一端を見ただけですが、機会があれば市川大門から芦川を遡って、村の雰囲気を味わってみたいと思います。
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