荒川・赤石・聖〜朝は晴れでも午後はガス
- GPS
- 72:25
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 4,157m
- 下り
- 4,133m
コースタイム
8:50 椹島
9:00 潮見橋
10:10 鉄塔横
12:30 清水平
13:35 見晴台
15:50 千枚小屋
8月19日
5:15 千枚小屋
6:25 千枚岳
7:25 丸山
8:05 荒川東岳(悪沢岳)
9:30 荒川中岳
9:50 荒川前岳
10:45 荒川小屋
13:05 小赤石岳
13:35 赤石岳
15:20 百間平
16:05 百間洞山の家
8月20日
5:00 百間洞山の家
6:15 大沢岳
7:20 中盛丸山
8:20 小兎岳
9:00 兎岳
12:15 前聖岳
12:55 奥聖岳
13:40 前聖岳
14:40 小聖岳
16:30 聖平小屋
8月21日
5:00 聖平小屋
6:15 岩頭滝見台
7:05 乗越
8:10 聖沢吊橋
9:15 聖岳登山口
(10:00井川観光協会運行の無料バスに乗車)
天候 | 8月18日 曇り時々雨 8月19日 晴れのちガス 8月20日 晴れのちガス 8月21日 晴れのち? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
200台程度は停められる。 入山日には8割近く埋まり、下山日は半分程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
畑薙第一ダム夏季臨時駐車場に案内所があり、そこで登山届を提出。 聖岳登山口にも登山届ポストあり。(実際には、井川観光協会のバス運転手さんに促されて書いた。) 畑薙周辺には日帰り温泉多数あるが、直近は赤石温泉白樺荘(500円)。 きれいな施設で、温泉の正面に茶臼岳を眺めながら、汗を流せる。 食事も、山女丼、山女おろしそばなどをそろえている。 |
写真
感想
計画だけで、いつ実現するとも見通しの立たなかった
南アルプス南部だったが、この際、敢行を決意。
<初日>
未明から、新東名新静岡から県道27号を通り、
畑薙第一ダム夏季臨時駐車場まで。
見込みどおり、臨時バスが7:30ころに数台到着し、
その1台目で椹島へ。
天気予報は、一日雨だったが、
なんとかもっていたが、清水平で昼食を取ろうとしたら、
降ってきて、かなりの強雨となった。
一時間半くらいで止み、展望台では、荒川岳がはっきりと見えた。
このままいけば、快適な初日だったのだが、
千枚小屋に到着する10分前に土砂降りに会い、
衣類がずぶぬれになってしまった。
<2日目>
霧の中で夜が明けたが、間もなく霧が晴れ始め、
見事なご来光を拝む。
千枚岳、丸山、荒川東岳くらいまでは、
青空の下に荒川岳を、背後に雲上の富士山を、
という楽しい山行。
しかし、徐々に雲が湧き出し、目線は上から下へ。
荒川前岳下のお花畑は、初夏の装いから秋に向かい、
ハクサンフウロ、ウスユキソウなどが咲き乱れていた。
登山道では、マツムシソウ、トリカブト、タカネビランジなどが、
ここそこに咲いていた。
荒川小屋までは晴れていたが、大聖寺平あたりから雲が多くなり、
赤石岳に着いたころには、ほとんど山の景色は拝めなくなった。
赤石避難小屋で今日は終わりにしようかとも考えたが、
水場がないこと、明日の行程が厳しくなることなどから、
予定通り、百間洞山の家まで。
<3日目>
夜の星空が素晴らしく、流れ星さえ拝めた。
大いに期待できる一日の朝を迎える。
足軽く、大沢岳への急登を登って行くと、
そこは地上とはまったく別の世界。
百間洞の谷を隔てて、ドカーンと赤石は当然として、
その後ろには昨日昇った荒川三山。
南アルプス北部の山が、北岳、甲斐駒、仙丈も見える。
左に目をやるとうっすらと見えるのは北アルプスの山々。
槍の先も見える。
中央アルプスにその奥に御嶽。
これから向かう聖岳や深南部の山々。
そして孤高の富士山。
これだけで今回来た甲斐があった。
これだけ見えると足も軽い。
中盛丸山、小兎岳、兎岳と少しずつ雲が上がってくるが、
雲海の上というのも気持ちがよい。
ところが、山の天気は読めないもので、
聖岳を登るころから、下から横からガスが攻めてきて、
聖岳では、ほぼ真っ白になってしまった。
ガスのせいもあるのか、奥聖(ピストンで45分)に向かう人は多くなく、
確かに三角点があるほか何もないが、
静かに休んでいると、オコジョが現れたのは驚いた。
急いでカメラを向けたがあっという間に去っていった。
連れが大沢岳の下りで足を捻挫し、聖岳からの下りは辛いものとなった。
聖平小屋では30名強の女子高登山部のテント泊が
大いに話題になっていた。
<4日目>
連れの捻挫が問題だったが、
小屋の人が親切にもテーピングをしっかりしてくれて、
10時の井川観光の送迎バスに乗ることができた。
これを逃すと13:10となるので、その差は大きい。
おかげで時間の余裕もでき、白樺荘でゆっくり温泉に浸かり、
山女おろしそば(950円)を食べてから帰途についた。
コメント
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おはようございます
レコを拝見し、まったく同じ日程、同じコース
おまけにバスの時間まで一緒でした
mouさんのレコには、人物画像がないのでどなたか分かりませんが略4日間を同じ山で、ご一緒でした
私達のレコを見れば爺さんパーティーを思い出されると思います?
初日は、雨でしたが他の日はとても良い天気で素晴らしい登山をすることが出来ました
大きな山、深い山を体で実感した山行でしたね
こんにちは。
私もgentamaさんの山行記録を拝見し、おやっと思いました。
初日のバス待ちの写真にどうも私たちが写っているようでした。山行中もたぶんお話していると思います。
今回の南アルプス南部は、長い間の懸案で、天気も恵まれ久しぶりに充実した四日間でした(連れが足を捻挫したのを除いて)。
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