西穂高岳 焼岳 <新中の湯 上高地>


- GPS
- 31:09
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,949m
- 下り
- 2,038m
コースタイム
新中の湯登山口7:11⇒8:19下堀出合8:28⇒9:27焼岳鞍部9:30
⇒9:41焼岳(北峰)9:48⇒10:44焼岳展望台11:06⇒新中尾峠(焼岳小屋)11:14
⇒12:57槍見台13:04⇒西穂高焼岳分岐14:10⇒14:25西穂山荘
全山行時間 7:14 全歩行時間 6:26 主休憩時間 0:48
08/21(水)
西穂山荘5:41⇒丸山5:58⇒6:37西穂独標6:39
⇒7:06ピラミッドピーク7:10⇒7:52西穂高岳8:05
⇒ピラミッドピーク8:52⇒9:20西穂独標9:25⇒10:00丸山10:16
⇒10:31西穂山荘11:32⇒14:30宝水12:33⇒13:37西穂登山口13:40
⇒14:08河童橋14:12⇒14:20上高地バスターミナル
全山行時間 8:39 全歩行時間 6:48 主休憩時間 1:51
天候 | 8/21 晴れ雨のち曇り 8/22 晴れガス雨曇り晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
タクシー代が かかりそうなら 10号カーブ駐車スペースに止める予定でしたが たまたま 相乗りができたため 上記に駐車。 早朝なら松本ICより沢渡まで 40分程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<新中尾峠−西穂山荘区間> 山行時 中間部に藪漕ぎ部あり。 <西穂独標−西穂高岳> 石稜地帯 鎖、切れ落ちた所あり。 |
写真
感想
アルプスのガイドブックに目が行くようになってから
穂高ファミリーの中で やんちゃな末っ子?的な魅力が気になっていて
自分の立ち位置を知るためにも 一度はトライしたかった山
今年の密かな目標だった西穂高岳
はじめ 自分達の事情から ロープウェイ日帰りを考えていましたが
お盆以外は 早い時間がないみたいだし
新穂高までは 車で4.5Hぐらいはかかりそう
前泊して 初めての慎重に行かなければならない所を時間を気にして登るなら、、、
という事で 焼岳からの縦走山小屋泊でトライする事にしました。
<新中の湯コース>
通称10号カーブ(正確には12号カーブらしい)の登山口から
暫くの間 急登になりますが 雰囲気ある樹林帯の中を1時間ほど頑張ると平坦で明るく
奥に焼岳南峰が見えてきて やがて今は通行止めの中の湯コースとの分岐の下堀出合?につきます
(道標がないため 正確な下堀出合は不明 その先にも中の湯コースへの枝道と思われる分岐がある
こちらも 進入防止のロープが張られている)
そこから ダケカンバのトンネルを潜って行けば
すぐに焼岳鞍部に続く谷筋につき
熊笹の緑がベースとなった景色が広がります。
冷静に見れば 結構な登りで鞍部に中々つきませんが
晴れていれば 俄然やる気の出る道です。
鞍部につけば エメラルドグリーンの火口湖が見えます。
ここから 北峰を巻いて 東側の鞍部より
北峰に登り 360度北アルプスと上高地の大絶景を手に入れました。
(南峰は 現在ロープが張られていて 進入禁止です。)
<焼岳−新中尾峠(焼岳小屋)>
焼岳直下中尾峠までは 滑り易い急坂です。
ここで 捻挫でもしたら 決意(オーバーか?)して挑んだ今回の山行が
パーになるので 慎重に下り 少し登り返した焼岳展望台で昼としました。
<新中尾峠−西穂山荘>
あまり 歩かれていないこの道
本山行時 それぞれの小屋から ある程度の所まで 笹の下刈りがされていましたが
(ありがとうございます!!)
中間部は軽い藪漕ぎとなり また泥濘んでいる所もあり
それなりに 濡れる可能性がありますが
笹の下に道は認識できました。
この道 蛙が一杯いて それにつられてか?
蛇も2回見かけました。
とにかく 長く中々 西穂山荘は近づきませんが
所々には展望や池もあり
静かな山歩きができました。
途中でお会いしたのは 女性単独行の方1名。
その方も この道で人に会うとは思っていなかったようで
驚いていました。
山荘手前で 雨になりましたが 土砂降りになる前に
滑り込みセーフで なんとかここまでたどり着きました。
<西穂山荘−西穂高岳>
出だしは 周りは雲海。
丸山から先は いきなりゴロゴロ石の急登が続くのが見えましたが
周りの景色を楽しみ 頑張ります。
独標近くなると
石稜地帯に入ったと言う感じで それなりの岩場歩きとなります。
最後に マークを頼りに鎖場を登って独標山頂です。
結構狭いので
連れ合いには 厳しい、怖いと思ったら 引き返してと言って
早々に西穂高に向かいました。
難所のひとつとして指摘されていた独標からの最初の下りは
岩止め?の木材や鉄網や新規マーク等でよく整備されていました。
核心部として よく出てくる9峰先の⇔マーク付きの斜め岩部は
垂直ではないのですが
確かに切れ落ちていて 滑ったらただでは済まないので
慎重に3点支持で進みましたし 連れ合いに
足場を指示しながら 時間をかけ通過です。
その後も 気を抜かず慎重に進み
ピラミッドピークで休憩しました。
この後も 切れ落ちた細尾根や石稜地帯は続きましたが
それ以上に 注意しなければならないと思ったのは
峰によってはかなり下方にトラバースする所もあり
写真などの被写体に夢中になっているとマークを見失いルートを外し易い事で
2回ほど 間違った所を登って行きそうになりましたし、
ガスになった帰りは 明らかに間違った峰に入りかかりました。
最後の西穂高岳直下の岩場は 私にはルートや足場が分かりずらく苦労しましたが
独標から73分 憧れ西穂高岳に到着でき感激で
一度だけガスの合間から顔出してくれた奥穂高に挨拶しました。
(帰り ガスと雨になったので より慎重に戻りましたが 岩が濡れ嫌らしかったです)
<西穂山荘−上高地>
木梯子、階段、木橋でよく整備されていますが
概して 森林地帯の長い急坂で正直 非常に疲れ
また 飽きて
上高地に着いた時は 18年ぶりの河童橋は
止めようとも思いましたが
ソフトクリームを思い浮かべ 観光客に紛れて
遊歩道を歩きました。
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