唐松岳 八方尾根ピストン


- GPS
- 14:33
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:33
天候 | 1日目は晴れのち雪、2日目は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方ゴンドラリフト アダム(乗車時間8分、往復1,780円)、アルペンクワッドリフト(乗車時間7分、往復560円)利用。手回り品料金が15kg以上440円。 グラートクワッドリフトは雪不足のため運行しておらず。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪50 |
その他周辺情報 | みみずくの湯 650円(100円割引クーポンが公式サイトあるも、9名だと回数券4200円の方が安かったので、回数券を利用) |
写真
予報通り風雪が強くテントがあおられてバサバサと音たて、雪もつもり寝る場所を圧迫しつつあったが、0時になるとまたまた予報通りピタッとやむ。
感想
はじめての冬の唐松岳、はじめての冬の北アルプステント泊。
所属会のメンバー9名で今シーズンの雪山足慣らし山行へ。
12月初めに遠見尾根へ行く予定であったが、雪不足で中止となったので、今回も心配していたが十分楽しめた。
メンバーの数名は何度も雪の唐松岳にトライしているも、天候不良やラッセル地獄で山頂にたどり着けず、3度目にして初めて山頂へ行けた人もいた。
冬の北アルプスは天気が悪くて当たりまえらしく、初トライの私はとてもラッキーだったらしい。
今回は天気予報がピタリと当たり、横なぐりの吹雪も真夜中にはピタッとおさまり、翌日は最高のコンディションの中歩くことができた。
雲海から出てきた朝日に雪をまとった険しい山々、とても神々しい光景だった。
山頂からの下山時は風も完全におさまり、暖かい日差しのなか歩くことができ、雲海に吸い込まれていくような不思議な感覚を体験できた。
こんな素晴らしい景色に出会ってしまうと、しんどくてもやめられない。
しかし2日目のテント場から山頂への稜線歩きは、事前情報通りものすごい風で、風が少しおさまるのを耐風姿勢で耐えて、また少し進むような場面もあった。初めての経験だったので、こんな状態で山頂までいけるのか??危険じゃないの〜?だれか止めようって言わないのか??と心の中で思いながら歩いていた。顔に雪がバチバチ当たって痛いし。
あとでメンバーにそれを言うと、「あんな風は大したことない」とか、「リーダーはあなたなんだから、リーダーが言わない限りだれもやめない」とか言われてしまった(T_T)
そして寒くて眠れないテント泊対策として、今回は厳冬期用のシュラフを購入し、さらにテントシューズをもう1足購入して2枚履きにし、高温カイロを足裏に入れるという、やりすぎな防寒対策をほどこした。
テント内は−6℃くらいだったが、夜中まで暴風雪でテントがバサバサと音を立てていて、テントが飛ばないかと心配なくらいだった。4-5人用テントに3人で寝て、私ははしっこだったので風で飛ばされた雪もあり起きたときには雪で圧迫された状態であったが、途中で暑くて汗をかいてしまうほどヌクヌクだった。寒くて眠れないほど辛いことはないので、防寒対策は大成功(^.^)
もう一つ新調したのが山と道のウルトラライトザック。55Lで605gと驚異的な軽さ。テント泊装備でちょっと食べ物を持ってきすぎて16kgとなってしまった。初使用だったけどなかなか使い勝手が良かった。
テント場からの下りはスノーシューにしたが、急傾斜がまだまだたくさんでてきて、歩きにくかった。しかも急斜面で片方のスノーシューが外れてしまい、安定の悪い場所ではめなおすという状況になってしまった。スノーシューを装着した時にちょっと甘いかもと思っていたのに、まいっかとそのままにしたのがまずかった。ちょっとでも不安や違和感があったらちゃんとやり直そう〜(反省)
それにしても山スキーヤーがとても多かった。
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