燕岳から蝶ヶ岳大滝山経由で徳本峠へ・雷鳥親子に会う

2012年08月25日(土) 〜 2012年08月28日(火)

• GPS: 74:48
• 距離: 45.1km
• 登り: 3,745m
• 下り: 3,687m

コースタイム

8月25日
　中房温泉　6:25
　合戦小屋　9:00
　燕山荘　　9:54
　燕岳　　　10:25
燕山荘　 11:35
　大下りの頭12:25
　大天井下分岐14:00
　大天荘到着14:45

8月26日
　大天荘出発6:00
　常念小屋　8:30-8:50
　常念岳　　10:10
　蝶槍　　　13:30
　蝶ヶ岳ヒュッテ到着14:45

8月27日
　蝶ヶ岳ヒュッテ出発6:30
　沼地通過　8:00
　大滝山　　8:40
　大滝槍見台11:25
　明神見晴らし12:35
　徳本峠小屋到着13:50
　
8月28日
　徳本峠小屋出発6:30
　峠分岐　　8:06
　明神 　　8:20
　上高地河童橋 9:00

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

行き：
　前日夕方、自宅より高速で豊科へ行き、夜タクシー会社で仮眠
　翌早朝、タクシーで中房温泉へ　

帰り：上高地よりバスで、沢渡駐車場へ
　　回送サービスの自家用車を駐車場で受け取り、帰宅

自家用車回送サービスは、豊科のタクシー会社から沢渡駐車場まで（縦走期間中はタクシー会社内で保管）
（タクシー代約\9300＋沢渡への回送料金\9000）

コース状況／危険箇所等

人気の北アルプスコースですから、登山者も多くコースはよく整備されています
槍穂高と違い危険な個所は少なく、基本体力勝負
1日目：
　　中房温泉から大天井岳の標高差1500mあり体力勝負だが、尾根筋に出て槍が見えると気分も変わる。
2日目：
　　常念岳の上り下りが大変だが、天気が良ければずっと槍穂高のスカイラインを見ながらの稜線上の登山道
3日目：
　　前半の蝶ヶ岳〜大滝山間は眺めが良く、沼が点在し花も多く変化があって楽しい。
　　しかし大滝山直下から後半は樹林帯に入り、見通し利かないので飽きてくるかも（槍見台、明神見晴らしのみ）
　　樹林帯でも、ぬかるみには小枝が入れてあり整備されているので歩きやすい
　　蝶ガ岳から大滝山経由徳本峠間は登山者は少ないが、道ははっきりしており迷うことは無い　　
今回のコースは、連日一日のコースの途中に1か所づつ山小屋があり、トイレが確保できてよかった

詳細は、写真に付記しました。
写真は地図上にリンクさせていますので、地図上のルートで緑印をクリックすると
その位置の写真が見れます

写真

8/28 22:41

【25日】
早朝、中房温泉登山口はたくさんの人であふれていました。トイレも行列

8/30 23:44

登山道も数珠つなぎで、休憩場所も人人人

8/28 22:41

アルプスの空と稜線だー！

8/29 22:41

合戦小屋ではみなさん西瓜を食べています

8/28 22:41

富士山も見えました

8/28 22:41

青空にダイナミックな雲

8/28 22:41

燕岳が見えてきた

8/28 22:41

おー！槍が見えたぞー

8/30 23:44

空と雲に圧倒される

8/28 22:41

登山道の脇にはトリカブトの花が
以降、あちこちに咲いている

8/28 22:41

花音痴なので花はノーコメント

8/28 22:41

燕山荘到着！

8/30 23:44

アルプスの峰々が目の前に・・感激です

8/28 22:41

燕岳への途中で。
もう花は見ごろを過ぎていますが

8/28 22:48

燕岳到着

8/28 22:41

頂上から北方向

8/28 22:41

南側
燕山荘が左に見え、その先に今日歩いて行く道が見えます

8/28 22:41

彫刻みたい

8/30 23:44

槍が大きいです。
右側に小槍も見えます

8/30 23:44

岩峰が迫力

8/28 22:41

8/30 23:45

戻る途中で振り返ると燕岳の頂上に人がたくさん

8/28 22:41

さあ、大天井岳へ

8/30 23:44

これから行く登山道がずっと見えます

8/29 22:44

きれいな紫色

8/28 22:41

一旦下った後、正面の大天井岳の左側斜面を登って行きます

8/29 22:44

大天井岳下の槍方面との分岐
疲れもピークです。

8/28 22:41

雲の合間に安曇野が見えます

8/30 23:45

大天荘に到着。バンザーイ

8/28 22:41

大天井岳の頂上から、今日歩いた稜線の道を振り返る

8/28 22:46

槍穂高をバックに頂上の記念写真

8/28 22:41

夕方雲が出始める

8/30 23:45

西岳辺りに滝雲出現

8/29 22:48

夕焼けに染まるのを期待したが・・・残念

8/28 22:41

【26日】
夜明け前、大天荘前でオリオン座を撮影
3分露光

8/30 23:45

日の出がきれいです

9/17 0:33

数分後、槍がモルゲンロートに

8/30 23:45

槍穂高にこちらの稜線の影がきれいにできています

8/28 22:41

朝日に浴びる槍と、テント

8/30 23:45

さあ、天気は最高！
常念岳めざして歩き始めましょう

8/30 23:45

キレットの見える角度が変わってきました
キレット左の北穂頂上の山小屋も良く見えています。

8/28 22:41

なだらかな稜線上を
スカイラインを見ながらのんびり歩く

8/28 22:41

常念岳が見えます

8/28 22:41

これから行く道も

8/28 22:41

穂高の左側に、乗鞍と御岳山が見えてきました
下は梓川

8/28 22:41

山肌を歩くグループ登山者

8/30 23:45

槍を見る角度が変わり、小槍が見えなくなりました

8/28 22:41

相変わらず良い天気

8/30 23:45

常念岳頂上はガスがかかっています。

8/28 22:41

常念小屋到着です
ここも人がたくさん

8/28 22:41

さあ、常念岳への最後のきつい登り

8/28 22:42

三股分岐

8/29 22:51

尾根道を三股へ下りて行く人が見える

8/28 22:42

常念岳頂上からの景色

8/29 22:52

頂上

8/29 22:52

こ、これはなんだ？？
誰か教えてください。
常念岳頂上からすぐの登山道で鉢合わせしました
驚いたーーー！
調べたらニホンアナグマに似ている
でもこんな高所にいるの？

8/28 22:42

途中から槍が恥ずかしそうに雲に隠れてしまった

8/30 23:45

大キレットがきれい

8/28 22:42

これから向かう蝶ヶ岳方面

8/28 22:42

足元にはきれいな花も

8/28 22:42

この色、きれい！

8/28 22:42

蝶槍からの眺望

8/28 22:42

蝶槍より見た蝶ヶ岳のなだらかな山容

8/28 22:42

雷鳥に初遭遇です。

8/28 22:42

それも親子です。
なんと、登山道で親子で砂浴びをしています

8/28 22:42

ちょっと、雷鳥にお願いして
穂高をバックにポーズをとってもらいました

8/28 22:42

横尾分岐

8/28 22:42

道は緩やかに続く

8/28 22:42

蝶ヶ岳ヒュッテがもうすぐです

8/30 23:45

前写真のピークのところにある案内板

8/28 22:42

【27日】
夜明け前の蝶ヶ岳ヒュッテとオリオン座
2分露光

9/17 0:26

黒いシルエットの槍と銀河
槍ガ岳山荘と穂高岳山荘の小屋の灯が見えます

8/28 22:42

日の出間近の蝶ヶ岳山頂

8/30 23:45

富士山と鳳凰三山が見える

8/30 23:45

奥から、御岳山、乗鞍岳、霞沢岳が雲に浮かぶ

8/28 22:42

浅間山の北（篭の登山の肩）から朝日が顔を出しました

8/28 22:42

山が赤く染まり始めました

8/30 23:45

穂高が、赤くなってきました

8/30 23:45

本当に、言葉に表せないほど・・

8/30 23:45

みんなこの美しい景色に見とれています。

8/28 22:42

八ヶ岳から蓼科山まで雲に浮かんでいます

8/30 23:46

北鎌尾根まで陽が当ってきました

8/28 22:42

雲の上に浮かぶ焼岳
そして雲の下、水底のように見える梓川の谷

8/28 22:42

蝶ヶ岳ヒュッテを出発
徳本峠へ向かいます

8/28 22:42

すぐに三股との分岐

8/28 22:42

いくつかの沼があり花がきれいな一帯

8/28 22:42

沼が点在していて気持ち良いところです

8/28 22:42

8/28 22:42

8/30 23:47

焼岳が明神岳の左に離れて見える

8/30 23:47

霞沢岳が近づいてきた

8/30 23:47

大滝山頂上付近は、ハイ松の中の道

8/28 22:42

星カラスがたくさん飛び交っています
ハイ松の実をくわえて飛び去りました

8/30 23:47

8/28 22:42

大滝山頂上

8/28 22:42

大滝山荘
一ケ月間だけの営業で終了し、
後片付け作業中でしょうか

8/28 22:42

またも槍が顔を隠してしまいました

8/28 22:42

こんな斜面を横切ります
左側注意

8/28 22:42

きれいな青色

8/28 22:42

あ、これもきれい

8/30 23:47

樹林帯に入ると、こんな雰囲気の道が続きます

8/28 22:42

これも

8/28 22:42

ギョ！
ギョリンソウ

8/28 22:42

槍見台より

8/28 22:42

槍見台より

8/28 22:42

槍見台
垂直の梯子でこの上に登らないと
山は見えません

8/28 22:42

8/30 23:47

明神見晴らしの丸太ベンチ

8/28 22:42

ベンチからは正面に明神岳と前穂高が
ドーーーン

8/28 22:42

地図を見ていたら、トンボも地図を覗いた

8/28 22:42

徳本峠小屋が見えた

8/30 23:47

峠のテント場

8/28 22:42

徒歩45秒の展望台からの眺望

8/28 22:42

リニューアルされた新館内部

8/28 22:42

手前の石屋根が旧館
奥が新館

9/17 0:09

【28日】
朝焼けの八ヶ岳
今の時期、日の出は左側で小屋からは見えません

8/30 23:47

朝焼けに浮き上がる明神岳

9/17 0:11

山肌が赤く染まり始めた

8/28 22:42

赤く染まっていたのは、わずか数分間だけでした

8/28 22:42

小屋では、ミニコンサートがありました。

8/30 23:48

明神への下り

8/31 22:58

8/31 22:59

これ、何という花でしょう？

8/30 23:47

横尾へのメインストリートへ下りてきました

8/28 22:42

下から見る明神岳は全く雰囲気が違います

8/31 23:00

明神館でお決まりの休憩

8/30 23:47

河童橋でお決まりの記念写真
今年も無事踏破しました
来年もまた来るぞーー

撮影機器：

PENTAX K-5 PENTAX

感想

suzuki3chi

今回初めて、豊科から中房温泉までのタクシーと自家用車回送サービスを利用したが、狭い林道や駐車場所に苦労しなくて済むこと、また縦走後の下山地を考慮すると良い選択だったと思う

中房温泉登山口に到着すると、駐車場に入りきらずに狭い林道に路肩駐車しているたくさんの車と、多くの登山者に圧倒された
団体さんが何組もいてしばらくは数珠つなぎ状態で登ることになる

宿泊した山小屋の感想
大天荘：
　土曜日で混んでいたが、定員の8割程度か
　食事は普通だがトイレが貧弱
　朝食、夕食時間が、それぞれ4:30AM,4:30PM
　朝食後に十分日の出が見られる
蝶ヶ岳ヒュッテ
　人気の槍穂高展望台だけに、平日でも結構混んでいる
　団体が3組も泊っていた
　（定員の6割くらいかな）
　食事は普通。朝食5:30〜
　トイレは日中は外、夜間のみバイオトイレが中で使える
　ボランティアによるセミナーなどあり
徳本峠小屋
　リニューアルした新館が出来、TVで放送された霞沢岳人気もあり、予約が途切れないようだ
　定員20人程度のアットホームな雰囲気を持つ
　朝食5:30〜
　泊った時は、ビオラ・ダ・ガンバのミニコンサートがあった
　この雰囲気を気に入って常連さんも多いようです
　食事は、山小屋とは思えない手作り感十分な料理
　弁当も頼むのだったと後悔しています
　上高地から容易に登られるので、たまたまか？年配の女性が多く、他の山小屋とちょっと雰囲気が違って優雅な感じ