常念岳〜蝶ヶ岳 三俣から遂に周回決行
kyom4
- GPS
- 09:55
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 2,069m
- 下り
- 2,062m
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09：50石室09：55
10：45常念岳11：00
13：00蝶槍13：10
13：40蝶ヶ岳ヒュッテ13：45
15：25まめうちだいら15：30
16：45三俣登山口駐車場
歩行時間9時間15分
| 天候 | 曇り時々晴れ、後一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
この時期にどういう訳か満杯、溢れだした車が多数、路肩駐車していました ゲート先の未舗装の林道終点にもトイレ、登山相談所、登山ポストがあります |
| コース状況／ 危険箇所等 |
三俣分岐から前常念の尾根までの急坂は、 ジグザグに道が付けられており 特に危険箇所はありません 尾根の樹林帯を抜け、前常念岳に至る岩場は 岩に混じってザレ場あり、踏み跡が多数あり、急斜面です 目印のペンキも色が薄れています 下りに使うと、道迷いや滑落の危険が伴うと思いますので 悪天候時などご注意ください 蝶ヶ岳に向かう常念岳直下の岩場は良く歩かれている道で 転倒、滑落に注意すれば、前常念の岩場に比べ歩きやすいです 蝶ヶ岳からまめうちだいらまで、急坂です 疲労による転倒に注意しました 以降、特に危険箇所はありません 三俣登山口から車で15分程下ると右側に 宿泊、日帰り入浴できる「ほりでーゆー」があります 入浴料は大人500円、露天風呂が広々、お薦めです http://www.holiday-you.co.jp/ |
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
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かつて、常念小屋に向かうトラバース道があったと聞いていますが廃道になっており、赤ペンキで×印が石に書かれていました
感想
先週というか、つい何日か前、さんざん疲れて帰宅したばかりですが、
三俣から前常念岳を経て常念岳に登る道がやはり気になって、
よせばいいのに、また常念岳を計画してしまいました。
「喉元過ぎれば熱さ忘れ」で、辛さをすぐに忘れてしまうのは
良いのか悪いのか、よくわかりませんね！
主な目的は前常念を通過して常念に登る事なのですが、
悩みは、はたしてkyom4に日帰りが可能かどうかということ。
日帰りだと往復が一番短時間ですが
先週、常念小屋に宿泊した時、小屋受付のお姉さんに
この尾根を下りに使う事はやめた方が良いと忠告されたこともあり
（事故が多発しているそうです）
ピストンは計画から削除することに。
常念岳に登頂後どうするかを決められないまま
とりあえず、小屋素泊まり（二食分の食料、ガス等）分を
余分にザックに詰めました。
（日帰りに徹するなら、この荷が負担になるので持ちたくないところです）
三俣登山口駐車場に近づくと、車道脇に車があちこち駐車しています。
良くない予感通り、駐車場は満車どころか
かなり下まで車が溢れだし、路肩に縦列駐車しているではありませんか！
ええっ！なぜこの時期に三俣が？と不思議です。
何とか駐車して出発しましたが、出発時刻は大幅遅れ！
遅れを取り戻そうと鬼のような勢いで（嘘です！）
樹林帯の急坂を急ぎますが、なかなかの道、
先を行く皆様、難儀しています。
日差しが僅かで、涼しさに助けられて意外に早く尾根に到達、
時間を稼ぎました。
しばらく尾根に沿って平坦な道を歩きます。
尾根の針葉樹林越しに、時折垣間見えるこれから登る道筋の険しさに
不安になりながら登って行きます。
花崗岩の岩場の中の細かな砂は滑りやすく、目印が不鮮明、
足跡が入り乱れており、登りはなんとかなりそうですが、
この感じではとてもこのコースを下る自信はありません。
石室を通過すると再び平坦になりますが、
積み重なる大きな岩をまたいだり、飛び越えたりの岩稜帯が続きます。
前常念岳の三角点があるのかどうか、確認するのを忘れて通過、
残念なことをしました。
相変わらず、常念岳山頂付近は大勢の登山者で賑わっていました。
この山は眺めて良し、登って良し、山頂からの眺望も素晴らしく
正に名山中の名山なのではないかと思います。
ゆっくりしたかったのですが、蝶ヶ岳に向かう決心をしたので
時間が惜しくなり、パン一つを口にしただけで
慌ただしく腰を上げました。
常念岳から休まず歩き続けて来たので、蝶槍で休憩したくなります。
しかし、心配していた雨がとうとう降ってきました。
おまけに身体が俄かに冷えてきましたから、
大慌てで蝶ヶ岳ヒュッテに向かうことに。
涼しさを満喫していた夏の山はもう既に終わっていたのですね！
蝶ヶ岳ヒュッテの玄関を外から見ただけで
大勢の登山者が見え、随分混んでいるようです。
まだ午後二時前ですし、ここからの時間を三時間と見積もって
午後五時前には駐車場に着けるでしょう。
この雨の中、疲れていますが、宿泊せずに下山する決意をし、
休まずに通過しました。
下り始めてからも、登ってくる方とかなり擦れ違いましたから、
きっとヒュッテの宿泊者は多かったのではないかと思います。
一時間程雨が降り続き、登山道を水が流れる状態になりました。
樹林帯に入ると、土砂降りでも木々が受け止めてくれるので
雨脚を左程感じないで歩け、有難いものです。
汗と雨とで内からも外からもびしょ濡れ、
気持ちの悪さはこの上もありません。
けれども、止まると即座に身体が冷え、いたたまれず
三時間歩き続けて、ようやく登山口に辿り着きました。
一日ずっと歩き続け、疲労感はありますが、
一泊覚悟の周回を、結果的に日帰りで出来たことに満足です。
今やらなければできないこと、それが私を山歩きに駆り立てます。
所詮、自己満足の小さな世界なのですが、
蟻は蟻なりに夢を見て、小さな歩幅で少しずつ歩けるのではないかと
夕暮れの青空を見て、思いを新たにしました。
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凄いパワーですね。
山の何かに憑りつかれてしまったんじゃないの・・・と言いたくなるほど遮二無二挑戦していますね。
とにかく感心します。
お疲れ様でした。
降雨もあった中で9時間ほどのコースタイム。
脚力は自信を持って大丈夫だと思います。
反対周りは常念からの下りが時間的に登りと
あまり変わらなくなり、全工程で30分程長くなります。
素泊まりに徹するのには脱帽です。
私ならお金で済ませてしまいます。
何をおっしゃる兎さん
凄いのはsanyujin2さまですよ
目標にして頑張ってますからね
追いつけないとは思いますが
これからも、黒戸尾根や早月尾根、挑戦してみたいのですが、無理は禁物でしょうか
でも、考えているだけでわくわくしてくるのです
コメント有難うございます
脚力自信持って大丈夫でしょうか、大先輩の太鼓判、有難うございます
標準コースタイムでは、とても日帰りは無理なので、小屋泊りも考え、余分な荷物を背負いましたが、トレランの方々のように軽いザックでしたら、もっと楽だったかなと思います。
黒戸尾根、早月尾根もこれから登ってみたいのですが、いずれも日帰りはちょっと自信がないので、素泊まりのスタイルは変更できそうにありません。
おっしゃるように、二食付きにすれば、楽なのですが、
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