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Yamareco

記録ID: 221176
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

初めての夜行バスで焼岳へ行ってきた!

2012年09月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:57
距離
13.7km
登り
1,025m
下り
991m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:30上高地帝国ホテルバス停〜6:10大正池(休憩20分間)〜7:00田代橋〜7:15上高地焼岳登山口〜8:45垂直ハシゴ〜9:05焼岳小屋(休憩10分間)〜9:25焼岳展望台〜9:35中尾峠〜9:45「危険地域の看板」〜10:20焼岳山頂(休憩30分)〜11:55広場(昼食45分)〜13:40新中の湯焼岳登山口〜13:55中の湯温泉
天候 霧のち晴れ。
朝は寒かったけど、日が昇ると結構暑かった。
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)新宿バスターミナル 23:00発 〜(談合坂SA・諏訪湖SA)〜 上高地帝国ホテルバス停 5:20着
(復路)中の湯バス停 15:30発 〜 16:20着 新島々駅 16:45発 〜 17:14着 松本駅 17:23発 〜 18:28着 長野駅 18:46発 〜 20:02大宮駅
コース状況/
危険箇所等
《道の状況》
・山頂付近は石がゴロゴロしていて歩きづらかったので、手も使って気をつけながら歩きました
・個人的な印象では、中の湯から上がる道の方が歩きやすいと思った
・山頂から焼岳小屋へ向けて降りる場合、そういう足場に歩き慣れていない人は気をつけないと危ない
・中の湯から登るルートは景色は良いが変化に乏しいため、登っていて長く感じる人もいるかも

《下山後の温泉》
・下山後は中の湯温泉で外来入浴(700円)
・ザックは脱衣所に持ち込めるが、貴重品のみフロントに預けることもできる
・自販機はジュース150円、缶ビール350円
・中の湯バス停までは徒歩40分だが、タイミングが合えばバス停まで車で送ってくれるみたい

《その他》
・夜行バスでは耳栓、枕、アイマスクを持参したほうが良い
・松本〜長野で利用した「リゾートビューふるさと」はとっても快適(510円の指定席券が必要)
・事前に1万円もチャージしたのに松本ではsuicaが使えないことを知らず、現金が足りなくなるところだった
上高地に到着。梓川は朝もやの中でした。
2012年09月01日 05:56撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 5:56
上高地に到着。梓川は朝もやの中でした。
大正池の手前の森の中で。
2012年09月01日 06:07撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 6:07
大正池の手前の森の中で。
日が昇り始めた大正池。焼岳は見えませんでした。
2012年09月01日 06:27撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 6:27
日が昇り始めた大正池。焼岳は見えませんでした。
田代池の近くで穂高連峰が見えました。
2012年09月01日 06:40撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 6:40
田代池の近くで穂高連峰が見えました。
行きに来たのは右。わざわざ看板を作るってことには理由があるはずと、水たまりを越えて脇道を進むことに。
2012年09月01日 06:50撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 6:50
行きに来たのは右。わざわざ看板を作るってことには理由があるはずと、水たまりを越えて脇道を進むことに。
脇道を進むと梓川越しに焼岳が。
2012年09月01日 06:47撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 6:47
脇道を進むと梓川越しに焼岳が。
脇道を敢えて選ぶことも大切ですね。
2012年09月01日 06:48撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 6:48
脇道を敢えて選ぶことも大切ですね。
川原に立ち込めるモヤ。
2012年09月01日 06:48撮影 by  DSC-T77, SONY
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川原に立ち込めるモヤ。
改めて、田代橋からリスタート。
2012年09月02日 10:16撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/2 10:16
改めて、田代橋からリスタート。
すぐに西穂高岳への登山口がありました。標識の通り左の方へと進みます。
2012年09月01日 07:03撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 7:03
すぐに西穂高岳への登山口がありました。標識の通り左の方へと進みます。
しばらくは砂利で舗装された川沿いの道を進みます。
2012年09月01日 07:08撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 7:08
しばらくは砂利で舗装された川沿いの道を進みます。
道端の花。うっすら紫色。
2012年09月01日 07:10撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 7:10
道端の花。うっすら紫色。
10分ほどで焼岳登山口に到着。
2012年09月01日 07:15撮影 by  DSC-T77, SONY
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10分ほどで焼岳登山口に到着。
登山開始!
2012年09月01日 07:15撮影 by  DSC-T77, SONY
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登山開始!
森の中を歩きます。意識してゆっくり歩いていたら、おじさんとおばさんの集団に抜かれてしまいました。
2012年09月01日 07:22撮影 by  DSC-T77, SONY
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森の中を歩きます。意識してゆっくり歩いていたら、おじさんとおばさんの集団に抜かれてしまいました。
朝日がすっかり昇りました
2012年09月01日 07:30撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 7:30
朝日がすっかり昇りました
朝日を浴びる白樺の森。
2012年09月02日 10:16撮影 by  DSC-T77, SONY
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朝日を浴びる白樺の森。
上り坂はだんだんと急に。
2012年09月01日 07:35撮影 by  DSC-T77, SONY
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上り坂はだんだんと急に。
崩れかけた木の橋を渡ったり、
2012年09月01日 07:53撮影 by  DSC-T77, SONY
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崩れかけた木の橋を渡ったり、
アルミのハシゴを登ったり、
2012年09月01日 08:16撮影 by  DSC-T77, SONY
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アルミのハシゴを登ったり、
鉄製のハシゴを登った先には、
2012年09月02日 10:16撮影 by  DSC-T77, SONY
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鉄製のハシゴを登った先には、
焼岳がありました。
2012年09月01日 08:24撮影 by  DSC-T77, SONY
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焼岳がありました。
崩落地に沿った登山道を進みます。
2012年09月01日 08:26撮影 by  DSC-T77, SONY
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崩落地に沿った登山道を進みます。
この辺りからたくさんの花が咲いていました。
2012年09月01日 08:30撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 8:30
この辺りからたくさんの花が咲いていました。
ちっちゃな花も。
2012年09月01日 08:30撮影 by  DSC-T77, SONY
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ちっちゃな花も。
いつの間にか大正池を見下ろす場所まで登っていました。
2012年09月01日 08:34撮影 by  DSC-T77, SONY
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いつの間にか大正池を見下ろす場所まで登っていました。
出ました! 垂直ハシゴ!
2012年09月02日 10:16撮影 by  DSC-T77, SONY
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出ました! 垂直ハシゴ!
一人ずつ順番に登ります。
2012年09月01日 08:47撮影 by  DSC-T77, SONY
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一人ずつ順番に登ります。
夏っていう感じ。
2012年09月01日 08:53撮影 by  DSC-T77, SONY
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夏っていう感じ。
振り返っての一枚。
2012年09月01日 08:55撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 8:55
振り返っての一枚。
山頂もよく見えます。
2012年09月01日 08:55撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 8:55
山頂もよく見えます。
登り切ったところにある岩には「小屋まで121歩」。数えてみよう!
2012年09月01日 09:02撮影 by  DSC-T77, SONY
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登り切ったところにある岩には「小屋まで121歩」。数えてみよう!
50歩、
2012年09月01日 09:03撮影 by  DSC-T77, SONY
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50歩、
100歩、
2012年09月01日 09:04撮影 by  DSC-T77, SONY
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100歩、
121歩!
2012年09月01日 09:04撮影 by  DSC-T77, SONY
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121歩!
結局小屋までは131歩でした。中の主人を見てみたら、スラっとした背の高い方でした。…負けた。
2012年09月01日 09:04撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 9:04
結局小屋までは131歩でした。中の主人を見てみたら、スラっとした背の高い方でした。…負けた。
バッジを買い、トイレを借りて、リスタート。
2012年09月01日 09:12撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 9:12
バッジを買い、トイレを借りて、リスタート。
再び笹原を登っていくと、
2012年09月01日 09:15撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 9:15
再び笹原を登っていくと、
一気に景色が開け、笠ヶ岳が見えました。
2012年09月01日 09:19撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 9:19
一気に景色が開け、笠ヶ岳が見えました。
その左側には雲海が広がっていました。
2012年09月01日 09:23撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 9:23
その左側には雲海が広がっていました。
登り切ると「焼岳展望台」に出ました。
2012年09月02日 10:16撮影 by  DSC-T77, SONY
9/2 10:16
登り切ると「焼岳展望台」に出ました。
展望台の付近にはところどころに噴気孔が。水蒸気に触れてみると「熱ッ!」
2012年09月01日 09:32撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 9:32
展望台の付近にはところどころに噴気孔が。水蒸気に触れてみると「熱ッ!」
展望台から先は一旦下ります。
2012年09月01日 09:31撮影 by  DSC-T77, SONY
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展望台から先は一旦下ります。
下ったところは中尾峠、温泉に下っていく道との分岐点。
2012年09月02日 10:16撮影 by  DSC-T77, SONY
9/2 10:16
下ったところは中尾峠、温泉に下っていく道との分岐点。
新穂高温泉から登る新穂高ロープウェイが見えました。
2012年09月01日 09:37撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 9:37
新穂高温泉から登る新穂高ロープウェイが見えました。
ここから登っていくと、いよいよ焼岳の山頂です。
2012年09月01日 09:42撮影 by  DSC-T77, SONY
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ここから登っていくと、いよいよ焼岳の山頂です。
ここからは「危険地域」だそうです。
2012年09月01日 09:44撮影 by  DSC-T77, SONY
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ここからは「危険地域」だそうです。
ゴロゴロした石の上を、岩に点けられた白いペンキを目印に登っていきます。
2012年09月01日 09:46撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 9:46
ゴロゴロした石の上を、岩に点けられた白いペンキを目印に登っていきます。
噴煙は硫黄臭い。
2012年09月01日 09:47撮影 by  DSC-T77, SONY
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噴煙は硫黄臭い。
山頂が近づいて来ましたが、
2012年09月01日 09:48撮影 by  DSC-T77, SONY
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山頂が近づいて来ましたが、
振り返ると上高地が一望。
2012年09月01日 09:55撮影 by  DSC-T77, SONY
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振り返ると上高地が一望。
さっき通った展望台と小屋も見えました。
2012年09月01日 10:05撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 10:05
さっき通った展望台と小屋も見えました。
山頂までもう少し。
2012年09月01日 10:14撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 10:14
山頂までもう少し。
山頂直下の鞍部には多くの人たちが。
2012年09月01日 10:15撮影 by  DSC-T77, SONY
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山頂直下の鞍部には多くの人たちが。
ザックを置いて山頂を目指す人もいました。
2012年09月01日 10:17撮影 by  DSC-T77, SONY
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ザックを置いて山頂を目指す人もいました。
反対側の中の湯から登ってくる人たちの方が多かったかも。
2012年09月01日 10:18撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 10:18
反対側の中の湯から登ってくる人たちの方が多かったかも。
穂高連峰は雲の中。唯一西穂山荘が見えるぐらい。
2012年09月01日 10:18撮影 by  DSC-T77, SONY
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穂高連峰は雲の中。唯一西穂山荘が見えるぐらい。
山頂のすぐそばの噴気孔。超硫黄臭い。
2012年09月01日 10:20撮影 by  DSC-T77, SONY
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山頂のすぐそばの噴気孔。超硫黄臭い。
山頂に到着です。
2012年09月02日 10:16撮影 by  DSC-T77, SONY
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山頂に到着です。
明神岳までは見えたけど・・・。
2012年09月01日 10:37撮影 by  DSC-T77, SONY
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明神岳までは見えたけど・・・。
しばらく待ったけど雲が取れないので下山することにしました。
2012年09月01日 10:58撮影 by  DSC-T77, SONY
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しばらく待ったけど雲が取れないので下山することにしました。
中の湯から登ってくる人たちが続々と。
2012年09月01日 11:03撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:03
中の湯から登ってくる人たちが続々と。
右側が霞沢岳だから、その左の奥に見えるのは蝶ヶ岳かな?
2012年09月01日 11:03撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:03
右側が霞沢岳だから、その左の奥に見えるのは蝶ヶ岳かな?
焼岳のお釜。
2012年09月01日 11:04撮影 by  DSC-T77, SONY
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焼岳のお釜。
立入禁止の南峰。ここから登る人はいませんでしたが、違う場所から登っている人たちを数名見かけました。
2012年09月01日 11:04撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:04
立入禁止の南峰。ここから登る人はいませんでしたが、違う場所から登っている人たちを数名見かけました。
振り返ってパチリ。
2012年09月01日 11:07撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:07
振り返ってパチリ。
2012年09月01日 11:12撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:12
2012年09月01日 11:14撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:14
2012年09月01日 11:17撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:17
2012年09月01日 11:19撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 11:19
2012年09月01日 11:19撮影 by  DSC-T77, SONY
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2012年09月01日 11:19撮影 by  DSC-T77, SONY
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2012年09月01日 11:19撮影 by  DSC-T77, SONY
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2012年09月01日 11:32撮影 by  DSC-T77, SONY
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2012年09月01日 11:32撮影 by  DSC-T77, SONY
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景色を楽しみながらの下りもここまで。
2012年09月01日 11:42撮影 by  DSC-T77, SONY
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景色を楽しみながらの下りもここまで。
足元は歩きやすくなりました。
2012年09月02日 10:17撮影 by  DSC-T77, SONY
9/2 10:17
足元は歩きやすくなりました。
下堀沢出合の先にある広場。山頂と違い人はいませんでした。ここで遅いお昼にします。
2012年09月02日 10:17撮影 by  DSC-T77, SONY
9/2 10:17
下堀沢出合の先にある広場。山頂と違い人はいませんでした。ここで遅いお昼にします。
豆乳で作ったサッポロ一番みそラーメン。甘辛濃厚でパワーみなぎる!
2012年09月01日 12:13撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 12:13
豆乳で作ったサッポロ一番みそラーメン。甘辛濃厚でパワーみなぎる!
焼岳に別れを告げつつ食後のコーヒー。
2012年09月02日 10:17撮影 by  DSC-T77, SONY
9/2 10:17
焼岳に別れを告げつつ食後のコーヒー。
1時間近くゆっくり休み、下山を再開。
2012年09月02日 10:17撮影 by  DSC-T77, SONY
9/2 10:17
1時間近くゆっくり休み、下山を再開。
森の中にはコケがいっぱい。
2012年09月01日 13:04撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 13:04
森の中にはコケがいっぱい。
木漏れ日を浴びて輝いていました。
2012年09月01日 13:05撮影 by  DSC-T77, SONY
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9/1 13:05
木漏れ日を浴びて輝いていました。
1時間ほどで登山口に到着。
2012年09月01日 13:40撮影 by  DSC-T77, SONY
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1時間ほどで登山口に到着。
登山口と道路を挟んだ反対側にある近道を降りると中の湯温泉の裏手に出ました。
2012年09月01日 13:52撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 13:52
登山口と道路を挟んだ反対側にある近道を降りると中の湯温泉の裏手に出ました。
温泉で、ゴール!
2012年09月01日 13:54撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 13:54
温泉で、ゴール!
中の湯のバス停に到着。右は一般車両通行不可の上高地へ抜けるトンネル。
2012年09月01日 15:18撮影 by  DSC-T77, SONY
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中の湯のバス停に到着。右は一般車両通行不可の上高地へ抜けるトンネル。
中の湯バス停の近くにある卜伝の湯。ご利用の際は隣接する中の湯売店へ。
2012年09月01日 15:15撮影 by  DSC-T77, SONY
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中の湯バス停の近くにある卜伝の湯。ご利用の際は隣接する中の湯売店へ。
*おまけ  リゾートビューふるさとの車窓から見た姨捨駅の夕景。
2012年09月01日 18:07撮影 by  DSC-T77, SONY
9/1 18:07
*おまけ  リゾートビューふるさとの車窓から見た姨捨駅の夕景。

感想

金曜日、仕事が終わってから夜行バスに乗り、焼岳へ行って来ました。
夜行バスに乗るのは生まれて初めての経験です。

帰宅してシャワーを浴びてからご飯を食べ、電車に乗って新宿へ。
10時過ぎに到着したものの、都庁のバスターミナルが見つけられず、新宿中央公園まで行ってしまいました。
山に登る前に都会で迷うとは・・・。

バスは定刻の午後11時に新宿を出て、談合坂SA(午後11時30分頃・約15分間)、諏訪湖SA(午前2時10分頃・約30分間)の2度の休憩をはさみ、午前5時過ぎに上高地帝国ホテルバス停に着きました。
焼岳登山口に一番近いバス停ということでここを選びましたが、時間にも余裕があるし、大正池からの焼岳を眺めてから行くべきだろ!と思い、大正池へ行くことに。
大正池にはトイレもあるし、最初から大正池で降りれば良かったな。

諏訪湖SAで買った「蕎麦どら焼き」(注:中身が蕎麦のどら焼きではない)を2つ食べてから行動開始。
30分ほどで大正池に到着。

夜明け前、朝もやに包まれた大正池は幻想的な美しさでしたが、ついに焼岳の姿は見えませんでした。
諦めて登山口へ引き返す道すがら、梓川の川原へと出る脇道を発見。
わざわざ看板まで立てているからには景色の良い川原に違いない!と思い、道いっぱいの水たまりに浸かりながら歩いて行くと、思った通り!
梓川の背後に焼岳が、山頂部に当たり始めた朝日に輝いていました
湯気の立つ梓川もとても美しく、脇道して正解!

田代橋まで引き返し、午前7時、リスタート。
すぐに西穂高岳への登山口がありました。
看板の案内に従って左へ進むと、10分ぐらいで焼岳登山口に着きました。

林の中を登っていくと、ところどころにハシゴがかかっています。
鉄製のしっかりしたものもあれば、アルミ製のハシゴもあったりします。
しかし足元の笹はキレイに刈り取ってあり、歩きやすい登山道です。

登山口から1時間と少しが過ぎた頃、急に視界が開けました。
上を見れば焼岳の山頂、下を見れば大正池、朝に見上げた山を登っていることを実感。

崩落地を左に見ながら進ん行くと、写真の垂直ハシゴが出てきました。
一人ずつ順番に登ります。

笹原の斜面を登り切り、岩の案内板から「131歩」で焼岳小屋に着きました。
定番のバッジを買い、トイレ(100円)を借りてから、山頂を目指します。

登り始めるとすぐに焼岳展望台に着きました。
焼岳の山頂は雲に隠れたり出てきたりを繰り返していましたが、笠ヶ岳の雄大な姿はとてもよく見えました。

展望台から中尾峠まで一旦下ってからは、焼岳へ向けて一直線の登りです。
最初は笹原の中を登っていきますが、『危険地域』の看板を過ぎると浮石がゴロゴロした斜面を、岩に点けられた白いペンキを目印に登ります。

約30分ほどで山頂直下の鞍部に出ましたが、この間がいちばんシンドかった。
足の置き場にも気を使うし、手も使わなくちゃならないし、滑って落ちたら痛そうだし(注:死にます)、緊張しながら歩いていたので、感覚的には実際の倍ぐらいの時間がかかったような気がします。

山頂に到着したのは10時22分、想像以上に多くの人たちがすでに休憩中でした。
中の湯から登ってくるルートを登ってくる人たちの方が多いのかも。
穂高連峰は雲の中でしたが、笠ヶ岳の雄大な裾野が一望できて感動的でした。

それでもやっぱり雲が取れないかなーと少し待っていたのですが、状況が変わらないため、11時少し前に山頂を後にしました。
下山は新中の湯ルートを通り、中の湯温泉を目指します。

谷を左に見ながら下っていくのですが、この辺りの景色がとても美しかった。
何度も立ち止まっては、振り返って写真を撮っていたら、登りの頃から行きつ抜かれつしていたおじさんが「こういう景色が好きなら黒部五郎岳に行くといいよ」と教えてくれました。
2泊3日かかるそうです。
はい、いつか行ってみたいと思います…。

時刻は11時を過ぎていましたが、たくさん登りの人たちとすれ違いました。
おじさんも山ガールも、みんなつらそうでした。
このルート、景色はいいけど山頂が見えてからが長いんだろうね。
僕は下りなので景色を楽しみながら気持ち良く下っていきました。

1時間ほど下ったところに休憩できる広場があり、そこで遅い昼食を食べました。
食後はコーヒー、50分ほど休憩しました。
この手前に通行不可の中の湯ルートとの分岐「下堀沢出合」という場所があったようなのですが、気が付けば新中の湯ルートを歩いていたようです。

焼岳に別れを告げ、再び下山を再開。
行きと同じような森の中の登山道を下って行くと、ちょうど1時間で登山口に到着しました。

登山口にはたくさんのマイカーが停まっていました。
このあたりに中の湯温泉に下る道があるはずなんだけど…と、なかなか見つけられずにウロウロしていたら、駐車されてた車の陰、ちょうど登山口と道を挟んだ反対側にありました。
もし見つからなければおとなしく舗装された道を下って行ったほうがいいかも。

中の湯温泉は、さっぱりしていて湯上りが気持ちよい温泉でした。
なにより景色が良い!
山頂から見えなかった穂高連峰がよ〜く見えました。
アレが明神、そして前穂、その隣が奥穂で、稜線の先が西穂だね。
地図とおんなじでした。当たり前ですが。

風呂あがりに脱衣所で缶ビール片手に荷物を片づけ、フロントでお礼を言って、バス停までの時間を聞いたら「歩くと40分ぐらいかかりますよ」とのこと。
ちょうどバスの時間まで40分ぐらい。
旅館で送迎もしているようですが、お客さん次第とのことだったので、歩いて行くことにしました。

つづら折りの車道をかなりの早足で下って行くと、30分でバス停に到着。
沢渡(さわんど)まで行くシャトルバスを2本見送り、新島々駅まで行くバスに乗ることができました。

ちなみにそのバス停の近くに「卜伝の湯」という貸切風呂がありました。
秘湯の雰囲気プンプンです。
利用の際は隣接する中の湯売店にて。

バスの終点新島々駅近くの土産物店で「大雪渓・特別純米酒」を購入(1,400円)、電車で松本へ出て、松本から長野へは「リゾートビューふるさと」(指定席510円)。
この電車シートは広々、車窓も広々、通路の天井にはテレビがあって走行中の様子が見れたり、長いトンネルではDVDが流れたり。
たった1時間でしたが、いつまでも乗っていたくなるような快適さでした。

長野で新幹線に乗り換え、ホームで駅弁をと思っていたら、すでに売り切れ。
車内販売もおつまみのみ。
空腹に耐えながら大宮で降り、ラーメンを食べ、今回の一人旅は終了です。

ありがとうございました!

《アプリMy Tracksの記録》
総距離: 15.84km(9.8マイル)
合計時間: 8:34:06
移動時間: 3:56:23
平均速度: 1.85km/時(1.1マイル/時)
平均移動速度: 4.02km/時(2.5マイル/時)
平均ペース: 32.47分/km(52.2分/マイル)
平均移動ペース: 14.93分/km(24.0分/マイル)
最大標高: 2488m(8163フィート)
最小標高: 1501m(4923フィート)
標高の上昇: 1852m(6077フィート)

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コメント

はじめて他の方に写していただきました
袖振り合うも多少の縁 ですね。
写して頂いてありがとうございます。
北アルプス 上高地は、何度でもいつ行ってもいいところですね。
また、来年も行こうと思います。
                  
2012/9/18 10:45
shibawankoさん
コメントありがとうございます。

私は初めての上高地だったのですが、本当に良いところですね。

また来年も夜行バスで行ってみようと思います!
2012/9/19 23:30
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未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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