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記録ID: 221418
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(テントを持って小屋泊)

2012年09月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
30:38
距離
40.7km
登り
2,230m
下り
2,227m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日
6:15上高地-6:50明神-7:35徳沢-8:20横尾-9:35槍沢ロッヂ-10:20槍沢キャンプ地-10:40大曲-11:25天狗原分岐-12:25坊主岩屋下-12:50殺生ヒュッテ分岐-13:30槍ヶ岳山荘
2日
6:30槍ヶ岳山荘-6:45槍ヶ岳山頂-7:00槍ヶ岳山荘-13:00上高地
天候 1日:晴れ後雨
2日:雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地からの入山なので、車では入れません。
岐阜県川からはあかんだな駐車場へ駐車し、バスで上高地入り。
時期と曜日で始発時間、本数などが変わる。
あかんだな駐車場〜上高地1,130円。往復割引2,000円。
コース状況/
危険箇所等
槍ヶ岳山荘までは危険、迷うような場所はありません。
山頂へは軽い岩登りと鎖、ハシゴがあるが、登りやすく整備されている。
こういうのが嫌いな人にはちょっと大変かも。
雨のときはスリップ注意。
雷のときは登るべきではない、と思う。
やや雲がかかっているが、この天気は続くのか?
2012年09月01日 07:25撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 7:25
やや雲がかかっているが、この天気は続くのか?
サルがいました。
ちょっと恐い。
2012年09月01日 08:46撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 8:46
サルがいました。
ちょっと恐い。
発電機。
槍沢小屋のかな。
2012年09月01日 09:31撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 9:31
発電機。
槍沢小屋のかな。
木の間から小さく槍が見えましたが写真では分かりません。
2012年09月01日 10:00撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 10:00
木の間から小さく槍が見えましたが写真では分かりません。
槍沢のキャンプ指定地はとってもいい感じ。
2012年09月01日 10:18撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 10:18
槍沢のキャンプ指定地はとってもいい感じ。
この雪渓の上を少しだけ歩きます。
2012年09月01日 10:24撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
9/1 10:24
この雪渓の上を少しだけ歩きます。
2012年09月01日 10:35撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 10:35
まだ好天。
2012年09月01日 12:23撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
9/1 12:23
まだ好天。
まだまだ好天。
2012年09月01日 12:51撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
9/1 12:51
まだまだ好天。
あと少しというところで、、、。
2012年09月01日 13:30撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 13:30
あと少しというところで、、、。
山荘に着いたときには真っ白。
2012年09月01日 14:29撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 14:29
山荘に着いたときには真っ白。
結局テントをキャンセルして小屋泊へ。
札の数を見ると、格段最大7人まで並ぶ模様。
2012年09月01日 14:49撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 14:49
結局テントをキャンセルして小屋泊へ。
札の数を見ると、格段最大7人まで並ぶ模様。
夕食。今回初めてコンビニでから揚げを買ってきた。
2012年09月01日 16:44撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/1 16:44
夕食。今回初めてコンビニでから揚げを買ってきた。
一応山頂へ。
2012年09月02日 06:44撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/2 6:44
一応山頂へ。
山頂でほんの僅かに青空が。
2012年09月02日 06:47撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
9/2 6:47
山頂でほんの僅かに青空が。
一応山頂写真。
2012年09月02日 06:50撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
9/2 6:50
一応山頂写真。
撮影機器:

感想

夏も終わってしまうので、どこかへテント泊縦走へ出かけたかった。
いつも一緒の同行者さんが、別用でいないので、同行者さんがあまり好まないルートで、自分の行きたいルートを選定。
ということで、今回は上高地から入って槍→穂高のテント泊縦走へ。
天気は出来るだけいいときを選んだつもりだったが、心配なのはここ最近ずっと大気の状態が不安定で、午後から雨や雷が多い。
特に槍ヶ岳では盆に落雷に遭われて亡くなった方もおり、この点も不安材料。

1日
今回上高地から入るのと新穂高から入るのとをギリギリまで悩んだ。
新穂高入りだと、好きな時間に早発ちが可能。
そうすれば槍ヶ岳山荘のテント場も確保できるだろう。
しかし金曜夜初で無料駐車場に入れるか?が不安。
しかも以前にも一度歩いているコース。出来れば別のコースを歩いてみたい。
上高地入りだと、バスの時間があるのでそれ以上の早発ちは出来ないが、途中のエスケープルートが多いことや順当に行けば、前穂も登って帰れる。
などなどイロイロ悩んだ結果、上高地入りに決定。
決め手が何になったかはよく分からない。
金曜夜出発しあかんだな駐車場へ。

始発のバスで上高地へ。
登山届けを書いておにぎりを食べて出発。
横尾まではひたすら平坦な道。
それほど調子は良くなかったが槍沢ロッヂまで休憩無しで歩く。
槍沢キャンプ場は小屋から離れているがとても良さそうなロケーション。
いずれのんびり泊まってみたいかも。
キャンプ場を過ぎると小さな雪渓を歩き、大曲で2度目の軽い休憩。
天狗原分岐から先はかなりヘバッテ来ており、どんどんペースが落ちる。
稜線での天候悪化、特に強風と雷がイヤだったので、上高地から入ったら殺生泊りを考えていたが、予定より早く着いたし、ちょっとメールを送りたかったので、槍ヶ岳山荘へ向けて出発。
不安定ながらも山荘や山頂からは電波が届いたはずなので(au)。

この時の一番の不安はテント場が空いているかどうか。
当日朝に上高地を出発したテント組の中ではそれほど後ろでは無いと思うが、新穂高の早発ち組や他の場所から来ている人たちで一杯だったら超がっかり。
負けるもんかと歩くが、バテバテの体には最後の登りはキツク、上を見ながら立ち止まり立ち止まり進む。
殺生分岐では青空の下に見えていた槍は雲の中に消えていき、天気は確実に下っている。

なんとか、山荘に着いて、テント場の空きを聞いたら、まだOKとのことで早速申し込み。
申し込みの列に並んでいるときに外を見たら、雨が。
悩みながらテントの受付。
このときテント場の空きは10ぐらいだったかな。
外に出ると真っ白で、風も出始めていた。
おそらく15時過ぎまでテントを張らずにうろうろとして、迷った末にやっぱり小屋素泊まりへ変更。
(テント場の料金は払い戻してくれました。)
夜に雷は本当にイヤなので。
他にもテントを持っているけど小屋泊にした人もいたようで、部屋の周りには大きなザックもいくつか。

二つほど小屋のイベントがあったようだが、それには参加せず、昼寝と談話室で孤高の人を読んで、19時に就寝。


2日
一応穂高への縦走を考えて4時前に起床。
外へ出てみると、雨風は相変わらず。
コリャ駄目かなと思いながら朝食だけ摂って地図を見ながら行動を考える。
好転すればともかく、この天気で初の大キレットは行く気が無いので、南岳まで行って上高地に下りる事や、双六方面に行くことも考えるも、結局動く気にならず、談話室で孤高の人を朝から読み始める。
山での貴重な朝の時間に漫画を読んでいる人は他におらず、貸しきり状態。
幸か不幸か9巻が無かったので、漫画はそこまで。
雨が上がったようなので、真っ白な山頂に登って、さっさと下山。
下山を始めると時折雲が晴れるが、すぐに新たな雲が出てくる感じで、きっとコンディションは良くなかったと思う。
槍沢ロッヂと徳沢で休憩して上高地着。
そのままあかんだな行きのバス乗り場に並んだら直後にバスが来てすぐに乗車。

今年の夏は天気に恵まれない。
今回の天気でも行く人は行くだろうけど、それもちょっと。

行き先で迷い、泊まり場所で迷い、テントか小屋かで迷い、二日目の行動で迷い、迷って迷ってばかりの山行。
悪天撤退は7月の白峰三山に続きテント山行として、この夏2回連続。
なんとなく撤退癖がついてしまいそう。
根性が無いのか、安全重視なのか、気持ちが弱いのか。

まあ正しい判断だったと思っています。
これからも楽しく登ります。

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