六甲縦走 その4<やっと完歩!> 六甲ガーデンテラス〜宝塚
- GPS
- 06:57
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 571m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
六甲ガーデンテラス 8:30 8:41
六甲山頂 9:40 9:51
鉢巻山分岐 10:14 10:15
(鉢巻山山頂 10:16 10:18)
鉢巻山分岐 10:20
石宝殿?分岐 10:26 10:34
船坂峠 11:40 11:42
昼食タイム 11:50 12:18
大平山分岐 12:33
(大平山山頂 12:35 12:37)
大平山分岐 12:40
岩原山分岐 13:27 13:32
(岩原山山頂 13:40 13:41)
岩原山分岐 13:46 13:48
岩倉山 14:10
砂山権現 14:22
塩尾寺 14:33 14:36
宝塚温泉(ナチュールスパ宝塚) 15:25
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標に従えば迷うことは無いと思います。 所々、道が笹に覆われている所があります。 季節柄、スズメバチやマムシに注意して下さい。 |
写真
感想
小2・8歳娘との(お父さんが勝手に決めた)六甲分割縦走計画の続きです。
嫁も道連れです。
六甲縦走 その1 須磨アルプス〜鵯越まで
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-185654.html
六甲縦走 その2 鵯越〜摩耶山(掬星台)まで
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-199700.html
六甲縦走 その3 摩耶山(掬星台)〜六甲ガーデンテラスまで 下りは石切道
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-201359.html
昨年、小1の娘を連れて家族で白馬三山縦走した時に来年は西穂高岳に連れて行けると確信した私。
ただ、アルプスデビューしたての妻と娘が切り立った崖の上をどの程度歩けるか様子を見たくて連れて行った須磨アルプス。
せっかくだから六甲縦走もしてしまおうと勝手に計画して歩き始めた六甲山。
4月末にスタートし、今回ようやくゴールしました。
朝4時起き! のハズ。
「いつまで寝てるの!」と妻にたたき起こされたのは40分も過ぎてから。
目覚ましは間違いなくセットしたのに何故鳴らない?
しまったー!
スイッチ入れるの忘れてたー!
やっちまったー!
痛恨のミス!!!
妻が早起きして作ってくれた朝食を食べながら大急ぎで弁当を包んでザックに入れる。
娘は・・・ 寝ぼけて何が何だか分かっていない。食べるように言われたので、おにぎりを機械的に口に運んでる様子。
まあ、目が覚めたら電車の中でパンでも食べたらいいか...。
何とか予定していた電車に間に合って、電車やらバスやらを乗り継いで前回のゴール地点、六甲有馬ロープウェイ山上駅に到着。
ガーデンテラスのトイレに行き、身支度を済ませてさあ出発。
少しひんやりとした心地よい風の中、ススキやアザミを見て秋を感じながら歩くこと1時間。
六甲山頂到着。すでに数名の方が来られていました。
ここまでくれば宝塚まで小さなアップダウンはあるものの下り主体のコース。
しんどい登りもないので気が楽です。
そうなると真っすぐ歩けないのが私。
興味の湧いた方へ右へ左へふらふらと寄り道を始めます。
数日前から膝を痛めた妻も娘も黙ってついてきてくれます。
鉢巻山はクモの巣が頭に引っかかるたんびにウギャーとなりながら登ったものの、でっかいアンテナが山頂を占拠していて立ち入れず。
下り道は整備された跡はあるものの深い笹で足元が見えず、階段に気付かずに何度も足をくじきそうに。
途中に「マムシ注意」の看板があるものの、この道じゃぁなぁー...。
石宝殿は寄ってみたけど何だかよく分からず。
分岐から少しの登ると石の鳥居があるものの、民家らしきものがあって私有地に入っていいのかどうか分からず案内板もないので「よう分からん」と横の観音様に手を合わせて引き返してもとの縦走路へ。
ふと見ると、車道の横にバレーボールくらいのスズメバチの巣。
娘に言うと興味津津。
ここで石を投げつければ命がけで貴重な体験が・・・ そんなことしません。
大平山にも大きなアンテナがあります。アンテナは山頂の少し下にあるので山頂三角点に行くことができます。ただし、木に囲まれて展望ナシ。
三角点の横の木に赤テープ発見。その先にもあります。旧道へ行けるのかなと、妻と娘を残し少し進んで見ましたが何だかア・ヤ・シ・イ。
方角が違う。道も不明瞭。引き返して取り付け道路から先へ進みます。
縦走路の脇の木に、これでもか!というくらいの赤ペンキ。杭には「岩原山まで300m 宝塚の最高峰」の文字。
よっぽど行って欲しくてこんな事したのかなぁ?
道端に、膝を痛がる妻とザックをデポして娘と空身で往復。娘は展望を期待して登りましたが山頂は立ち木に囲まれていて残念。
譲葉山へ続いてそうな別れ道を発見。青テープも所々見えている。
道は・・・ 草で不明瞭。
妻は・・・ だいぶ膝が痛い。
娘は・・・ 疲れてきている。
寄り道は・・・ そろそろ寄り道にうんざりしている妻に怒られそうなのでヤメ。
歩いていると左手に枝道。木の枝には譲葉社と書かれた木札。すぐ先に石の祠が見えている。
「?」
すぐ戻るからと妻をデポして娘と寄り道。道は祠から先へ続いている。神社かお寺があるのかと思い娘もデポして数m進むと岩倉山の三角点。
2人を呼んで記念撮影。すぐ下には縦走路も見えています。というか、縦走路は三角点を巻くようになっていたのね。
またまた左手に分かれ道。今度は赤い立派な鳥居が見えています。
寄り道は・・・ 近そうなのでつい...。
何やら石の祠がありますが、何なのか分かるものがありません。
「?」
分からないまま仕方なく道を下りると道標にマジックで「砂山権現」と書かれていました。
そうだったんだ...。
塩尾寺。
「えんぺいじ」とよむんだぁー。
振り仮名ないと読めないよねぇー。
小2娘は「寺」以外習ってないけど、振り仮名あったんで読めたんだぁー。
ここからはアスファルトの舗装道。但し急坂。
妻の膝は負担に耐え切れず、ついに激痛。
ここで、1年以上前に買ってから一度も使ったことのないストック登場。
ウチは”ストック使わない派”ですが足に不安を抱える妻のために六甲に来る時にはいつも持ち歩いていました。
娘は自分の分は無いと分かると、どこからか木の枝を拾ってきてお母さんのマネをしながら元気よく下りてゆきました。
宝塚温泉が今日のゴール。
ついに六甲縦走終了。
ナチュールスパ宝塚は宝塚駅へ向かう道にあるので山を下りてこられた方が次々に入ってゆかれます。
娘には「風呂に入って帰るよー」と言ってあったのでそれを楽しみに歩いていたようですが、温泉、シャグジー、スパと聞いて大喜び。
娘は、風呂上がりに下山後のお約束アイスを食べたりと、2時間余りかけて堪能しました。
こんにちは。
六甲全山縦走のゴール、本当におめでとうございます
まさか同じ日ゴールとは思っていませんでした
でもasahiさんファミリはたくさん寄り道があっての達成ですから、
総距離にすると私たちとは結構な差があるのではないでしょうか
白馬岳や西穂高などを歩かれていますし、本当にすごいお子さんですよね。
シャツだけでも近づけるように同じものにしました
(いえ、偶然です )
これからもご家族での楽しい記録を楽しみにしております
ついに六甲縦走が終わりました。
今でも須磨浦公園から歩き始めた時のことを鮮明に思い出せます。
(・・・って、まだ5ヶ月前ですね )
西の端から東の端まで登ったり下りたり、変化に富んだ道でした。
娘は山歩きも少し慣れてきたみたいで、苦しい時もありましたけど、それなりに楽しみを見つけては歩いていたようです。
たとえ分割でも子供が六甲を縦走し終えたという事の大きさを娘はまだ分かっていませんが、いつか、心がくじけそうになった時でも歩みを止めず前へ進む、心の支えになればと願っています。
私は今後の山の予定は全くの未定で、これから何処を目指そうか思案している所です。
>これからもご家族での楽しい記録を楽しみにしております
いえいえこちらこそcocoeさんファミリーのご活躍を期待しております。
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