ピーカンの双六岳＆三俣蓮華（新穂高からピストン）
富山県
長野県
岐阜県
hiker-masa
- GPS
- --:--
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,280m
- 下り
- 2,281m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
0518 笠新道分岐 0533
0541 わさび平小屋
0556 小池新道分岐
0626 秩父沢渡渉点
0651 イタドリヶ原
0709 シシウドヶ原
0737 鏡池
0740 鏡池山荘 0756
0829 弓折乗越
0918 双六小屋 0931
1017 双六岳山頂 1018
1108 黒部五郎分岐 1112
1114 三俣蓮華岳山頂 1115
1126 三俣峠
1238 双六小屋
1335 弓折乗越
1355 鏡池山荘 1402
1403 鏡池 1414
1435 シシウドヶ原 1442
1510 秩父沢渡渉点
1536 小池新道分岐
1550 わさび平小屋
1559 笠新道分岐
1642 新穂高BT
| 天候 | これ以上ないほどの晴れ！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
25、26日ともに駐車場は7割ほど埋まっていました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
新穂高の登山指導センターはなくなっています 登山届はゲートのところで提出です 蒲田川の拡幅工事が行われており、以前の恵橋もありません 少し上流に仮設橋があり、そこから左俣林道へ 何やらBTに仮設トイレができるそうで、今のトイレもなくなりそう？ この日の行程には危険個所は皆無です 気持ちよく歩けます |
写真
拍手
なんだか印象が強く残り、思わず撮影していました
歩いていた人たちはさぞ気持ちよかったことでしょう
巻き道を歩いてこられた方も、ここでザックをデポして三俣山頂に寄られることをお薦めします
単に歩くことに必死で気付かなかっただけ？
危なくはないですが、注意してください
さすがにベンチで休憩が必要です
タイムリミットも迫っているんですが…
やっぱり順光の写真は欲しいです
もう登りはありません
槍の角度はこのあたりが一番良かったように思います
感想
この日の計画はいろいろ考えていました。
新穂高から白出沢を使って北穂から奥穂とか、新穂高から三俣蓮華〜双六小屋〜西鎌〜槍〜新穂高とか。
結局、起きるのが遅くなって計画倒れ(´Д｀)
それなら行程を短くして三俣まで…ということで今回の歩きになりました。
まあ、2日前に六甲の芦屋川〜三宮を歩くうちに膝と両親指にダメージ。
時間的制限もあって、これがこの日の限界だったようです。
ただもう、天気については文句のつけようがありませんでした。
午前中は雲ひとつない晴れ、午後になってもガスがわかないという、信じられないほどの好天。
ここまでのものは登山5年目の今回まで経験がありません。
なんとも素晴らしいタイミングで遠征したものだと自画自賛(^^)
さて、今回の行程ですが短縮は決意したものの諦めの悪い私。
時間の余裕があれば双六小屋から西鎌に向かいたい…などと思っていました。
しかし、ダメージが残る体は思っていた9割ほどしか動いてくれません。
鏡平までの登りの途中で完全にそのプランは消え去りました。
小池新道自体は特に難しいところもなく、序盤の岩ゴロ道には過剰とも思えるほどのマークがあります。
斜度が増してからもしっかりした道。
基本、樹林帯ですが、高度を上げていくと槍穂の稜線が見えるポイントもあります。
木道が出てくると鏡池はすぐ。あと500�辰良充┐發△蠅泙后�
視界が開けると、そこは鏡池。
天気は申し分ないものでしたが、残念ながら風があります。
池に映る槍の姿を見たかったところですが…(´Д｀)
池からは1分ほどで山荘です。ここからも大きな槍の姿が拝めます。
ベンチを借りて休憩としましたが、本当にいいロケーションにありますね。
さて、まだ登りは続きます。あまり調子が出ないのでここからはストックの力を借りました。
往路で使用したのは初めて。1本でしたが、それなりの効果を実感できました。
これまで、あらゆる山行はトレーニングの一環として使用せずに来ました。
が、ロングコースを歩く場合には使用頻度を高めてもいいかと思いました。
もちろん、帰りの下りでも威力抜群。使っていなければ、翌日は立ち上がるのも困難だったかも。
弓折乗越まではそれなりの登山道でしたが、その先は比較的楽になりました。
ただ、やはりアップダウンのある道は疲れやすいです。
双六小屋では結構な疲労感がありました。
ここまでに見えた西鎌の最後の登り、さらに樅沢岳への登りを見るにつけ、やっぱり今日の体ではムリ！
道中の決定どおり、三俣を目的地としての計画を実行する運びとなりました。
それにしてもこの双六小屋、無料の水場があるのでとてもありがたいです。
ちょうど500�性肇撻奪箸凌紊魄�み終わる時期だったので補給させてもらいました。
なんだかちょうどいい具合に冷えていてとっても美味しかったですよ。
この小屋では帰りに命の補給をさせてもらいました。山中でまさかあんなものが飲めるとはw
見つけた時には目を疑いました(´∀｀)
十分とは言えないながらも休憩を取り、双六岳への登りに入ります。
休み休み登りますが、助けてくれたのは振り返ると見える素晴らしい景色でした。
デッカイ槍のお姿。
他山からこれだけ大きな姿を見たのは初めてで、見るたびに大きな感動を覚えました。
「山頂から見ると満足感がさらに増すんだろうなぁ…」この思いが足を先に進めさせてくれたように感じます。
双六山頂への登り、最後はちょっとした岩場とでもいえそうなものでしたが、稜線に出ると新たな感動。
もともと稜線歩きは好きだったんですが、ここの稜線は！
広々とした解放感あふれるもので歩いてるだけでとっても楽しい。
他の登山者の方々もみな笑顔。
そうそう得られない好天の展望で大満足されているようでした。
きつい登りなどもなく、しばしマッタリとした歩きを楽しみました。
ほどなく山頂。ここまでの展望も申し分ないものですが、山頂からだと感慨もひとしお。
もうここで引き返してもいい、と思えるものでした。
ただ…まだ時間の余裕が少しあったんで、三俣に向かうことにしました。
西側の展望にはなかなか恵まれないものの、ここもまた楽しい道。
道中で登山道の整備をしていた若衆に出会いました。本当にご苦労様です。
あなた達のおかげで気持ち良く歩けています。感謝m(__)m
三俣山頂からの景色は双六に負けない、いやそれ以上のものでした。
そこいらの百名山に負けていません。
この日、見た限りでは稜線を歩く人より巻き道を選ぶ人が多かったようですが、ここは登る価値ありです。
大好きな薬師岳、さらには黒部のゴローさんもとっても大きく見えます。
雲ノ平も一望のもと。いずれは登りたい水晶の神々しいお姿も。
いや、本当に文章ではすべてを表現できません。
北アルプスを展望するには最適の場所ではないでしょうか？
なんとなく選んだコースでしたが、結果的にベストに近いものとなったようです。
本当ならもっと長くここにいたかった。でも、気づけば時間は11時過ぎ。
特急ひだの最終に間に合わせるためには17時までに新穂高に下らなければ…
三俣峠に下り、巻き道を急ぎます。
が、この道、なかなかのクセ者です。それなりにアップダウンがあってスンナリとはいきません。
疲労もかなりのレベルに達しており、予想以上に時間がかかりました。
そんな中、なぜか突然に「牛乳飲みたい！」という強い衝動が走りました。
なんでそんなことを思ったのか分かりませんがw
息も絶え絶えになってたどり着いた双六小屋では予想外のできごとが！
なんと牛乳が売っているじゃありませんか。不思議な偶然です。
まさか、こんなに早く欲求が満たされるなんて。
一も二もなく購入し、一気飲み。生き返る〜(´∀｀)
ここから先、弓折乗越までは多少の登りもありますが、そこから先は下り一辺倒。
鏡平山荘でCCレモンをいただき、鏡池へ。
この時間はすでに風は弱まり、何とか逆さ槍の写真もゲット。
残りの行程もそれほどではなくなり、この日初めて全力全開モードで下山開始。
シシウドヶ原で少し休憩の後は新穂高までほぼノンストップで歩きとおしました。
おかげで17時前に駐車場にたどり着いて、無事に帰ってくることができました。
それにしてもこのコースの景観は素晴らしいものでした。
予想をはるかに超えるものだったのは確実です。
とても多くの人がこの山域を歩いていましたが、それもよくわかる。
結果的にいずれ挑戦するであろう水晶岳日帰りの下見を兼ねた今回の山行でしたが、大満足で終えることができました。
今年の気温の状態なら、まだ1、2度はアルプス遠征ができそう。次はどこを歩こうか思案中です。
有力候補は白峰三山縦走（日帰り）といったところでしょうか？
実現すればアルプスで北以外は初。
天候その他の条件しだいですが、前向きに検討したいところです。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
三俣蓮華岳の最新記録
双六岳の最新記録
弓折岳の最新記録
hiker-masaさん、こんばんは。
双六岳、三俣蓮華岳からの景色、本当に最高ですよね
天気もずっと良かったようで、つい最近行ったばかりなのに、また行きたくなってしまいました
私も、いつか水晶岳まで日帰りで行ってみたいと思っています
お互い、トレーニングなどして(普段していませんが
それから、白峰三山の縦走もとても良いですよ
私は、北岳を巻いてしまいましたが、、天候に恵まれれば、最高の稜線歩きが楽しめると思います！
次のレコも楽しみにしています
先日のレコ、同じことした人いないかな…と思って検索すると、直近にいたので思わず拝見。
しかも同じことを感じていらっしゃったので、嬉しくてついカキコしてしまいました
双六、それから三俣蓮華は本当にいい眺めでしたよね！
また行こうと思わせてくれるコースの思い出は大事にしたいです。
水晶日帰り、とりあえずの最大目標です。
今はあまり自信ありませんが、今回の歩きができたことで少しは目途が立ったような気がします。
僕も普段はトレなんぞしていませんが…六甲の歩きでさらに鍛えていきたいです。
白峰縦走は実現できるかちょっと怪しいですが、前向きに検討中です。
その際にはレコをアップするので、よろしければまた見に来てくださいね
日帰りとはすごいですね。自分は２泊３日で鷲羽まで行きましたが、双六は卑怯技使用で省略しました。でも後で考えると「双六飛行場」なるものも見てみたかったです。単独だと結構なえるんでまったり登山になってしまいます。
自分は双六小屋まででばてばてでしたからすごいと思います。六甲で鍛えてる方は違いますね！！加藤文太郎ゆかりの六甲が近所にあるって言うのはうらやましいですね。
自分は双六小屋に２日も泊まったんですがすごく料理もおいしくて居心地良かったです。難しいかもしれませんが泊まりができる時はお勧めします。
時間の経過をみると弓折乗越〜双六小屋の間ですれ違っていますね。
水色の半袖Ｔシャツの登山者、覚えていらっしゃるでしょうか？
僕の前には超高速で歩く、大きなザックを背負ったソロの女性もいました。
双六飛行場…言われてみればそういう表現ピッタリですねぇ。
あの稜線、今回の山行で特に気に入ったところです。
次回は是非ともご訪問ください。稜線好きならきっと後悔はしません。
六甲では時々すごい人々を見かけますよ。
この２日前には２人に合計４回抜かれました（１人はトレランで１回のみ、２人目に３回←コース間違いと遠回りをされたとかで）。
六甲が近くにあるのはラッキーでした。
長距離歩き、ちょっとした岩場のトレーニングもできるので。
もっとも、今のように整備されつくした登山道を使っても全山縦走片道で限界。
加藤文太郎の足元にも及ばない現状です
双六小屋は飲み物（牛乳）を購入する際、小屋の方と少しばかり言葉を交わしました。
とてもいい感じでした。
実は２年前に双六泊りの山行予定を立てたことがあったんですが、その時も起きるのが遅れて計画変更…
ご飯も美味しいとのことで、もったいないことしたみたいですね(´Д｀)
弓折乗越〜双六小屋ってことは自分がガス欠してるあたりですね。弓折乗越あたりでほんとに動けなくなったんでかなり休憩しながら歩きました。そんなやついませんでしたか？結構あのあたりは人も多かったし、自分も必死だったので他の人の印象はあまり残ってないです。ごめんなさい。
双六小屋の牛乳、たしか３、４つぐらいありましたね。こんな所で牛乳って賞味期限もそこまでながくないだろうし売れるのかな？と疑問に思ってしまいましたがhiker-masa さん買っちゃいましたか！！牛乳は珍しいんでしょうか？あまり普段気にはしなかったんですが。
やっぱり文太郎はすごいんでしょうね。六甲は地元じゃないので彼が歩いたルートがどれぐらいすごいものなのか想像もつかないんですが。。。。。。
下山口に温泉もあって、適度に登りもあって、人もそこそこいて気分良くトレーニングできる山あるんですがいかんせん家から距離があるのでホームグランドを只今探しているところです。
今後も楽しくてスリリング、かつ安全登山を期待しています！！
すいません、僕もすでにかなりの疲労で、あまりすれ違う人の印象が残ってないです
そこそこの数の人とすれ違ったのは覚えているんですけどね…
牛乳については、それまで寄った山小屋で見つけていなかっただけだと思います。
だってこんな衝動は初めてだったので
ちなみに帰りの鏡平山荘でも売っているの発見しました
わりとどこでも置いてあるのかもしれません。
>今後も楽しくてスリリング、かつ安全登山を期待しています
ありがとうございます。13日に白峰三山に挑戦します。
レコも上げると思うので、よろしければまた見に来てください
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する