南アルプス白峰三山（北岳,間ノ岳,農鳥岳）初冠雪のソロテン縦走

2012年10月06日(土) 〜 2012年10月08日(月)

• GPS: 49:44
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,493m
• 下り: 3,150m

コースタイム

10/6（金）
　06:15　広河原　　　　　　06:45
　07:07　白根御池小屋分岐　07:10
　08:45　大樺沢二股　　　　09:05
　10:55　八本歯のコル　　　11:04
　11:43　吊尾根分岐　　　　11:52
　12:10　北岳山頂　　　　　12:28
　13:20　北岳山荘

10/7（日）
　04:30　起床
　06:20　出発
　07:11　中白根山　　　07:18
　08:14　間ノ岳　　　　08:30
　09:30　農鳥小屋　　　09:55
　10:40　西農鳥岳　　　10:45
　11:22　農鳥岳　　　　11:40
　12:13　大門沢下降点　12:16
　14:30　大門沢小屋

10/8（月）
　04:30　起床
　05:45　出発
　07:07　八丁坂　　　07:18
　08:02　広河原庵　　08:03
　08:29　奈良田第一発電所

天候

10/6（土）晴れ後曇り
10/7（日）ガス
10/8（月）晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き10/5（金）山梨交通バス
　22:00新宿→01:00芦安（山渓園）
　05:10芦安→06:30広河原

帰り10/8（月）山梨交通/JR
　08:57奈良田第一発電所→09:40広河原
　10:20広河原→12:15甲府
　12:29甲府→14:04新宿　かいじ110号

コース状況／危険箇所等

間ノ岳→農鳥小屋
　ガスっていてちょっと迷いそうに。

大門沢小屋→八丁坂　
　樹林帯の中でルート間違え。踏跡はあるがマークなし。

写真

リベンジにやってきた北岳。大樺沢の雪渓はわずかに残るのみ。よい天気で紅葉も鮮やか。

北岳バットレスが眼前に迫る。日本最高峰の岩場で山頂からの標高差は600m。こんなとこ登ろうとは思わない。

八本歯のコルから。北岳から間ノ岳へ延びる稜線がはっきりと。去年ガスったので今年はリベンジ！

吊尾根分岐でザックをデポしていざ北岳山頂へ。

ガスった（笑）

北岳山荘のテント場。標高2,900m。寒いぜ。明日は北岳から朝日を見るんだ。夜中寒さと風と雨音で何度も目覚めた。

と思ったら初冠雪。北岳と北岳山荘。ガスってたので山荘から北岳は登らず間ノ岳へ。

楽しみにしていた稜線からの景色はガスって真っ白。今年もリベンジならず。来年また行くぜぃ！

赤が鮮やか。

心なしか寒そうなナナカマド。紅葉を見にきたら冬の足音が聞こえてきた山行でした（笑）

感想

tsunapit

去年初めてのテン泊での縦走。
ザックが重くてつらかったけれど今年はソロで同じコースを縦走。
ザックは15.5kg。
コースタイムで踏破できてこの1年の成長を感じた。
去年はガスで稜線からの眺望がなかったので今年はリベンジ。


◆初日
秋晴れ。
八本歯のコルから稜線がはっきりと見える。幸先良し！
が、しかし。
北岳山頂に上がるとガスっちゃった（笑）
まぁ、山荘にテントを張って夕方またこよう。
と思って山荘でゆったりしているとガスがどんどん濃くなってきた。
まぁ明日ご来光を見にこよう。


◆2日目
夜、冷え込んだ。
カイロ貼ればよかった。風と雨音と寒さで何度か起きた。
雪か！？と思って外を覗くが雨模様。
寒さと雨とガスで朝日を見に行く気持ちはすっかり萎えてしまった。
朝、テントを出るとテント脇に雪が積もっていた（驚）
そりゃ寒いはず。
びしょ濡れのテント撤収は手がかじかんで時間がかかったし辛かった。
標高2,900mでのテントは秋とはいえ寒さ対策をしっかりせねばと実感。
間ノ岳目指して稜線歩く。
振り返ると仙丈ケ岳がおおらかな姿をたたえている。
その奥に甲斐駒ケ岳がガスの中にうっすらと。
ガスの切れ間から北岳が姿を現した。
雪！
雪化粧だ。
初冠雪の日にこんなところにいるとは。
楽しみにしていた稜線歩きはガスって今年も残念。来年また来るよ！

◆3日目
何気に大門沢小屋から奈良田までの道は好き。
沢に小さい手製の橋がかけられているのだけれどこれを渡るのがアスレチックみたいで楽しい。慎重に慎重に。


◆今回の学び
1．秋山でも雪が降ることを頭に。
2．途中樹林帯でマーカーを見失ってしまった。
　　踏跡を辿っていったのだけれどどうやら違っていた。
　　ガスって視界が悪いと怖い。GPS装備の要検討。
3．山に日常を持ち込まないように