鴨沢〜雲取山〜石尾根〜奥多摩駅


- GPS
- 07:44
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 3,057m
- 下り
- 3,286m
コースタイム
鴨沢-9:23
小袖乗越-9:42
七石小屋-10:59
ヘリポート-11:35
小雲取山-12:00
雲取山-12:14(昼食〜12:35)
小雲取山-12:45
七石山分岐(水場)-13:28
千本つつじ-13:42
鷹巣山避難小屋-14:27
水銀山分岐?-14:50
将門馬場-15:29
六石山分岐-15:39
三ノ木戸山分岐?-15:59
三ノ木戸林道-16:31
奥多摩駅-17:12
(もえぎの湯-17:35)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
この日もバスが3台出ました。帰りのお風呂道具を駅のコインロッカーに預ける予定で、ロッカーの数が少ないとのことでしたが、預ける人が少なかったので大丈夫でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
流石に超有名、迷うところはありません!、と言いたいところですが、七つ石山手前の分岐で、地図を見なかったため、「七つ石小屋〜雲取山近道」に惑わされ?結局遠回り?してしまいました。 全体的に、石ごろ、木の根っこが多く、ちょっと気を許すと、特に、後半の石尾根走りは転ぶのではないかと・・・(3回ほど転びました)。 また、尾根の巻き道は細く、急斜面にあるので、下りとはいえ思ったほどスピードが出せませんでした。 |
写真
感想
仕事で2週間、関東、埼玉県の朝霞というところに出張になりました。
ヤマレコでお勧めをお尋ねしたところ、やっぱり東京都最高峰、雲取山かなぁ、と思い、今回、初の関東遠征は、雲取山ということに決定しました。
で、いろいろ(といっても、ヤマレコの中ですが)調べたところ、飛龍山⇒雲取山⇒奥多摩のトレランが良いかなぁと思ったのですが、この時期、僕の走力(というか歩力)では、日没までには奥多摩駅まで帰り着けないと判断したので、また、初めての山域ということもあり、鴨沢から小袖乗越〜雲取山〜石尾根〜奥多摩に急遽変更しました。
あと、台風も心配だったのですが、やっぱ、晴れ男です、台風2個もなんその、というか、きちんと過ぎ去ってくれて、10月20日は、予定通り快晴です。
18、19木金と翌日近くまで研修で拘束されましたが、やっぱ、遊びに行くとなれば、睡眠時間の短いことなんて関係なく、目覚ましよりも先に目が覚めて、予定通り6時に宿舎発。自衛隊の駐屯基地横を抜け、運動公園の横を抜け、先日、歩いて20分あまりかかったコースを10分あまりで朝霞駅。駅前の東武ストアで朝食と昼食を手配するつもりでしたが、まだ、お結びとか弁当はなく、パンとお茶のみ購入。
予定より1本早い電車に乗りJR北朝霞に。ここには色んな店がありましたが、とりあえずホームに上がり、すぐに電車が来たので、結局ここでも昼飯ゲットできず・・・。
やはり関東でもJRの駅間は長く、西国分寺まで20分弱の間、数駅。順調に乗り継ぎ、青梅です。あの有名な?青梅マラソンはこのあたりで開催されていたのでしょうか?ここからはほぼ、奥多摩まで登山客のみの状態です。でも、色んな駅で少しずつ下車されます。
ぐだぐだ言っているうちに奥多摩駅です。
小さな駅です。しかし、沢山の登山客。ホームに溢れています。
ロッカーに風呂用の着替え等を預けているうちに、バス停には長蛇の列。臨時バスが2台出て3台目のバスに何とか乗れました。
車窓の風景も見れないくらいぎゅうぎゅう詰めで奥多摩湖半沿いの道をバスは走っていきます。8時42分発の9時20分着。ついにお昼のおにぎりを買うことも無く鴨沢に到着。
十分にストレッチして出発、と思っていたのですが、いつものことで、着いたら直ぐに走り出したくなって、適当なストレッチで、さぁ出発!初めてのコースだし、とにかく登りの連続なのでゆっくり、早足程度でスタートします。しかし、歩いている方は僕より少しだけゆっくり歩いているので、ついつい抜くときにスピードが上がってしまいます。
登山地図には、地名がいっぱい(例えば、小袖乗越とか堂所とか)載っているので、そこまでの予定時間を設定して走っていきましたが、小袖乗越とか堂所とか表示がありません(見落としただけかも?)。
気がついたら、なぜか、七つ石小屋です。予定のコースでは七つ石小屋は通らず巻き道?からブナ坂を通るつもりだったのですが、どうやら「七つ石小屋から雲取山近道」みたいなところを「近道」だけ見て間違えたようです。
七つ石小屋では、たくさんの方が休んでいましたが、ブナ坂への予定時間が迫っていたので、写真だけとって直ぐに出発です。
七つ石山から奥多摩駅方面への分岐の水場で喉を潤し、多少のアップダウンを経てブナ坂です。石尾根に出ました。緩やかなアップダウンで走りやすいのですが、既に登りで足が疲れて、ふくらはぎあたりがピクピク。下肢全体が痙攣しないようにゆっくりゆっくり走り(歩き)ます。
と、白いサークル、ヘリポートです。地図を確認すると奥多摩小屋、その先に小雲取山です。再び元気が湧きますが、まぁ、何と急な登りでしょう、普段なら直登!というところですが、ジグザグジグザグ。殆ど地図に書かれている時間通り、ゆっくりとした足取りです。
でも、とにかく前に向かって足を出していれば、着きます。GPSではまだ1950mくらいなのに、もう山頂の避難小屋が目の前です。
12時14分。やっと、雲取山山頂に立ちます!(実は三角点は非難小屋の奥でした (^^);)。雲取山山頂展望図を出し、目の前の山々を比定しようと思いますが、中々難しい。南南西に富士山が見えるはずですが、どうも薄雲がかかっているようでみえません。東京都の最高峰から富士山を見る!と欲張ったことを思って登ってきたのですが、欲張りすぎたようです。
お昼のおにぎりが買えなかったので、おやつのつもりだった大福を食べ、アミノバイタルを1袋飲んで、やっと、三角点に達していないことを思い出し、三角点目指して移動します。やっと?山頂に到着して、再度南南西方向を確認しますが、今度ははっきりと雲がかかり、富士山はダメです。
がっかりしながら、今日はビールではなく、日本酒のワンパックを持ってきていたことを思い出し、酒を飲みながら風景を楽しみます。
近くに居た方にお願いし、めずらしく、登頂記念写真を撮り、体も冷えてきたので下山開始。
登りもてこずりましたが、下りも同様です。しかし、下りである分だけ心持、時間短縮しています。
調子に乗って走っていると、また、分岐点を通り過ぎ、七つ石山に出る石尾根からはずれて、水場まで戻ってきました。しかし、戻る元気も無く、巻き道をひたすら走ります。
先日読んだヤマレコの記録では、結構奥多摩駅方面に向かって行く方がいるようなレコを読んだのですが、殆ど人に会いません。
アップダウンが続きますが、基本、下りなので気持ちよく走れます。
しばらく走ると千本つつじ、高丸山への巻き道を過ぎて、鷹巣山避難小屋です。
鷹巣山に行こうかどうしょうか迷っているうちに、ついつい、巻き道を選んでしまいます、いい加減、足が疲れています。
急に気温が下がったせいか、樹木の種類によるのか真っ赤に紅葉した木が時々、ドキッとするくらいの「赤」で目に飛び込んできます。
足が疲れ水銀山から六つ石山への下り斜面の巻き道ですが、木の根とか石ころに足を取られては、急斜面を滑落する恐れがあるので、殆ど歩くように進みます。
六つ石山分岐には予定では14時50分頃到着の予定でしたが、15時30分直ぎ、しかも、いつものことで地図をよく見てなかったので、南側の斜面を巻くつもりでいたのにずっと、北側です。間違えた?と思いつつも進んでいくとやっと、下山道と山頂への表示があり、間違っていないことを確認しました。
ここから、地獄のような九十九折の連続です。もういや、というほど下って、三ノ木戸山林道経由奥多摩駅の表示を見つけたので下ります。もう一方は絹山?経由?だったので「違う」とおもったのですが、どうもそちらが予定のコースだったようです。
ここからも、斜面の細い道を17時前なのに薄暗い中を足元を気にしながらゆっくり下って行きます。
そうこうするうち、やっと、住宅が見えてきて、気がつけば奥多摩駅前です。17時13分くらい。
スタートが予定より遅れたので、ほぼ予定通りでしょうか。
あとは、もえぎの湯で汗を流し、北朝霞駅前のさくら水産で一人反省会。
山の写真を見ながらにやりにやり。ついつい大ジョッキ3杯。
でも、とても楽しい山行きでした。
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