【過去レコ】北アルプス/白馬岳から朝日岳
- GPS
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- 距離
- 30.2km
- 登り
- 3,045m
- 下り
- 2,813m
天候 | 8/14晴れ時々ガス 8/15晴れのち曇り 8/16曇り一時雨 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
夜行列車の急行「ちくま」の車両は、対面直角椅子という寝るには最も適さないシートであるどころか、この時期は特に帰郷者や登山者などで混雑している。京都から乗車すると座れないのはわかっているので、始発の大阪まで行かなくてはならない。
座れたとしてもほとんど眠れず、寝不足で伸ばせない体も痛いままに山を登らなくてはいけない。
何度となくそれを経験していて、それは初日の登山にひびき、大抵バテる事はわかっているので、今回は初めて日中の特急「しなの」に乗り楽をさせてもらって信州入り。
でも朝一の「しなの」に乗っても、その日は山麓に着くのが午後になってしまう。登山はできなく、一日ロスするのは勿体ないのだが背に腹は替えられない。
というわけで猿倉で泊まって翌日に白馬大雪渓を登る。
この夏は天候不順、太平洋高気圧が弱いどころか、地上天気図上に太平洋高気圧がない!という異常気象。日本の南海上には熱帯性低気圧が次から次から発生している。発生域の緯度が通年より高く、台風に発達する前に日本に近づき弱まるというパターンが続いている。
太平洋側は天気が悪く、かろうじて日本海側に、そんな熱帯性低気圧の影響をあまり受けない地域がある。その地域ひとつ、日本海側の北アルプスに登ろうと白馬にやってきたのだった。
この選択は正解で、最終日に少し雨は降ったが、概ね晴れて快適な山を満喫できたのだった。
初日は晴れ時々ガス。相変わらず列んで雪渓を登り、まだ午後2時はあるが白馬山荘に宿泊。夕方までゆっくり周辺を高山植物観賞。ガスの切れ間にライチョウが何度も現れた。
2日目は晴れのち曇り。三国境より北に足を踏み入れると極端に登山者が減る。高山植物が咲き乱れる中、気持ちよく縦走。雪倉山頂ではオコジョが出迎えてくれた。朝日岳を巻く山腹道も高山植物多く、水場もあって快適。朝日小屋はわずか10人に満たない宿泊者でこれまた快適。
3日目は朝から曇ってはいるが展望はいい。森林限界標高が低いので、いつまでも高山の雰囲気を楽しめるのがうれしい。一時雨が降ったがカッパを着るほどでもない。
蓮華温泉に下り、バスの時刻までゆっくり温泉に浸かって帰る。
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