谷川岳 〜西黒ピストン〜

2020年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,425m
• 下り: 1,420m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:12

6:58 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
7:01 7:01 谷川岳山岳資料館
7:03 7:03 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
7:04 7:04 西黒尾根登山口
7:12 7:12 谷川岳山岳資料館
7:17 7:17 西黒尾根登山口
9:09 9:11 ラクダの背(ラクダのコブ)
9:16 9:16 ラクダのコル
10:20 10:20 ザンゲ岩
10:40 10:55 谷川岳・肩の小屋
11:00 11:03 谷川岳
11:16 12:15 谷川岳
12:31 12:32 谷川岳
12:37 12:45 谷川岳・肩の小屋
13:02 13:02 ザンゲ岩
13:58 13:59 ラクダのコル
14:04 14:06 ラクダの背(ラクダのコブ)
15:46 15:46 西黒尾根登山口
15:54 15:54 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
15:54 15:54 西黒尾根登山口
15:55 15:55 谷川岳山岳資料館
16:03 16:03 谷川岳山岳資料館
16:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は近い順に、ロープウェイ駐車場、町営駐車場、慰霊の園駐車場、白毛門駐車場、土合駅駐車場があります。ロープウェイ駐車場だけ有料です。
ロープウェイは、この日9:00から16:00の営業でした。しばらくは土日もこの営業時間のようです。

コース状況／危険箇所等

西黒尾根はその行程の半分弱は樹林帯歩き。そこを抜け森林限界を超えると展望が開け、すぐに鎖場が3か所あります。
日本三大急登のひとつです。下りに使う登山者は少ないようです。
山頂付近の岩は蛇紋岩で、登山者が歩いたところは研磨されツルツルになっています。
肩の小屋の手前の雪田に残雪があります。肩の小屋へは30〜40mのトラバースですが、雪がグズグズなのでキックステップで行けます。

その他周辺情報

ロープウェイ乗り場の先に「谷川岳山岳資料館」があり、そこでしか見られない展示品が見られます。
9：30〜16：30　木曜休館　入館無料
「日本山岳・スポーツクライミング協会」の八木原会長が館長を務めています。

写真

6/7 6:52

町営駐車場前に環境省が「谷川岳インフォメーションセンター」を建設中です。

6/7 7:00

登山口の谷川岳登山指導センター前
車は通行止めです。

6/7 7:01

谷川岳登山指導センター
水が出ています。ここで飲み水を補給していきます。

6/7 7:09

新緑は終盤

6/7 7:12

西黒尾根登山口

6/7 7:12

肩の小屋は、6月10日から営業するそうです。
コロナ対策も書いてありました。

6/7 7:20

春ゼミがうるさい位鳴いていました。
緑がまぶしい。
まるで真夏の雰囲気です。

6/7 7:27

JR送電線鉄塔に来ました。
もう汗だくです。

6/7 7:40

根性の直角ブナ

6/7 7:57

ベニサラサドウダンツツジが咲いていました。例年より花付きが悪いようです。

6/7 8:24

春ゼミの抜け殻

6/7 8:28

イワカガミ

6/7 8:38

樹林帯を抜けて展望地に出ました。
この辺りからブユなどの虫が出てきましたが、例年より少ないようです。しかし、じっとしていると刺されます。下山後確認したら一ヶ所刺されていました。

6/7 8:44

シラネアオイちゃんがいました。

6/7 8:46

アズマシャクナゲ
この辺りは終盤です。

6/7 8:48

最初の鎖場
蛇紋岩です。滑ります。

65リットルザックを背負って登ります。

6/7 8:49

頂上が見えてきました。
谷川岳は元は違う山名でした。昔、地形図を作る時、誤記されたそうです。今はマナイタグラと呼ばれている山が本当は谷川岳だそうです。

6/7 8:50

天神平と天神尾根

6/7 8:58

2番目の鎖場

6/7 9:01

マチガ沢展望台から頂上

6/7 9:03

イワカガミとミヤマキンバイ？

6/7 9:08

ラクダの背
頂上にガスが出てきました。

6/7 9:09

白毛門、清水峠方面

6/7 9:09

マチガ沢の雪渓

6/7 9:12

ミヤマキンバイ？
ナエバキスミレも混在しています。

6/7 9:16

ガレ沢のコル
巌剛新道との合流点
厳剛とは人の名前です。イワオさんとツヨシさん？

6/7 9:20

マチガ沢への雪渓

6/7 9:33

ハクサンイチゲちゃんが現れました。

6/7 10:06

氷河が削った一枚岩

6/7 10:07

一枚岩から天神平

6/7 10:16

ザンゲ岩から天神尾根

6/7 10:19

ナエバキスミレ
ユキワリソウもありました。
ハクサンコザクラとの違いは花びらの形で、V字形に深く切れ込んでいるのがハクサンコザクラで、ハート形がユキワリソウです。

6/7 10:25

ショウジョウバカマ

6/7 10:28

肩の小屋手前の雪田に来ました。

6/7 10:31

マチガ沢への雪渓
吸い込まれそうです。

6/7 10:31

雪田

6/7 10:38

6/7 10:39

肩の小屋

6/7 10:41

コバイケイソウの新芽

6/7 11:00

トマの耳
ガスが出たり消えたり
トマとは手前、オキとは奥の意味です。

6/7 11:01

アズマシャクナゲのツボミ

6/7 11:04

シラネアオイちゃん

6/7 11:04

残雪
新潟側が比較的緩やかな笹原に対し、群馬側は断崖となっています。これは群馬側に降り積もった雪が削り取ってできたそうです。

6/7 11:08

ガスが消えて西黒尾根が見えました。

6/7 11:13

ハクサンイチゲ

6/7 11:14

ハクサンイチゲに混じってチングルマちゃんもいました。

6/7 11:16

オキの耳
ここでランチにしました。

6/7 12:10

ガスが取れ360度の展望が現れました。
白毛門朝日岳方面

6/7 12:11

オキの耳から

6/7 12:14

オキの耳からトマの耳とみなかみ町

6/7 12:18

トマの耳と残雪

6/7 12:20

新潟側の笹原
秋には素晴らし紅葉となります。例年なら9月下旬です。

6/7 12:30

トマの耳に戻ってきました。
去年新しくなった山名板です。

6/7 12:31

肩の小屋とマナイタグラ、オジカ沢の頭

6/7 12:47

西黒尾根に向かいます。

6/7 12:49

なんと、雪田にトカゲがいました。
生死は不明です。

6/7 12:53

雪田を振り返って

6/7 13:34

天神尾根

6/7 13:59

イワカガミ

6/7 14:36

天神平

6/7 14:37

遠くに、至仏山と上州武尊山

6/7 15:32

JR送電線鉄塔に戻ってきました。

6/7 15:46

西黒尾根登山口に着きました。

6/7 15:50

登山指導センターが見えてきました。

6/7 16:03

谷川岳山岳資料館

6/7 16:11

駐車場に着きました。
お疲れ様でした。

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-04H docomo シャープ

感想

女峰の爺

梅雨入り前の晴れ間を狙って、今年初の谷川岳に行きました。
「お天気ナビゲータ」の天気予報は晴れ。見晴らし予報は朝のうち「まずまず」で、その後「とても良い」だったので、頂上から360度の展望を期待して登りました。しかし、ラクダの背辺まで来たら山頂にガスが出たり消えたりしていて、肩の小屋に着いたときにはガスが濃くなっていました。その後山頂ランチで快晴となり360度の絶景を見ることができました。
雪解けとともに咲きはじめる高山植物は、ハクサンイチゲ、イワカガミ、ホソバウスユキソウ、ユキワリソウ、ナエバキスミレなどが見られました。
山は天気が一番。素晴らしい一日でした。