雲取山
- GPS
- 27:58
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,227m
- 下り
- 2,130m
コースタイム
※青梅線が停電→架線点検により運行見合わせ、6:10頃運行再開も大幅な遅延。
8:55 JR奥多摩駅BS-9:30鴨沢BS(臨時便)
9:44 鴨沢BS
12:09 堂所
(七ツ石山は巻く)
13:28 ブナ坂
14:38 奥多摩小屋
15:09 小雲取山
16:00 雲取山荘
(雲取山荘で宿泊)
■11/24(土)
6:06 雲取山荘
6:40 雲取山山頂
7:12 雲取山避難小屋
7:38 三条ダルミ
9:24 三条の湯
12:02 サオラ峠
13:42 丹波BS
天候 | 11/23(金)雨→曇り 11/24(土)雪→曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23区内から電車で行く方は早くても8:35発のバスになっちゃうと思います。 詳細は西東京バスのサイトで確認して下さい。 西東京バス公式サイト http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/timetable_menu.html 駐車場は鴨沢BS前に10台程度、その先の小袖乗越には何十台か停められる広い駐車場が有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 危険な箇所は特にありませんでしたが、三条の湯から先が道が狭くなります。 11/24は雪が降っていたので、岩の上は滑り易かったです。 ■登山ポストの有無 鴨沢BS:バス停のベンチ横にある階段を登ると目の前に黄色いポスト有り 丹波BS:バス停の小屋奥に黄色いポスト有り ■下山後の温泉 丹波BSより徒歩10分ぐらいの所に「のめいこいの湯」という道の駅たばやま内の温泉があります。 http://www.nomekoiyu.com/index2.html 料金 大人600円・子供300円(3時間まで。延長は大人200円/H、子供100円/H) 営業時間 10:00〜19:00(最終受付18:00) 食事処 11:30〜19:00(L.O.18:30) ※食事のメニューはそば・和風定食・小鉢など。生ビール有り。露天風呂有り。 ※道の駅入口に丹波温泉BS有り。奥多摩駅への最終便は18:22 |
写真
感想
去年の7月に計画して朝からの雨で断念してから1年ちょい。
あれから色々な山に登りました。
もう雨ぐらいでは中止にしません。
と思いきや19日は木枯らし1号が吹いて、23日の当日は雨の予報。。
「こりゃあ雪になるかなぁ?」と十分な装備を担いで奥多摩駅へ向かいました。
道中で青梅線運転見合わせの情報が入り、、、
架線点検で拝島〜奥多摩間は振替輸送との事。
今回もまた中止なのか?
雲取に嫌われてるのか?
不安な気持ちで電車を乗り継いでいると6:10頃に運転再開。
あー、よかったと嬉々として青梅線に乗り込むも停まっては少し動きの繰り返し。。
8:35の鴨沢行きのバスは諦めて最悪タクシーかと思っていたら、臨時便のバスが待っていてくれました(TvT)
そんなこんなで、どうにか鴨沢BSへ辿り着き山行開始です。
■鴨沢BS〜小袖乗越
舗装された道なんですが、のっけから急勾配。
ウォーミングアップにしては地味にキツい道が続きます。
■小袖乗越〜堂所
一面落ち葉の絨毯でしたが、道が分かり辛いといった事もなく、紅葉を楽しみながら進めました。
途中の水場は「水」とかかれた看板が掛かっているので見落とす事はないかと思いますが、私達が行った時にはチョロチョロとしか出ていませんでした。
ボトルに給水するには厳しい水量だと思います。
堂所が開けているポイントなので昼食休憩するには最適な場所だと思いました。
■堂所〜ブナ坂
途中で七ツ石小屋・七ツ石山方面への分岐が2回出て来ます。
奥の分岐より手前の分岐の方が楽そうでした。
今回は天候が崩れそうだったので巻き道を行きましたが、巻き道もそれほど楽な感じではなかったので、素直に七ツ石山方面へ行ってしまった方がよかったかもしれません。
■ブナ坂〜奥多摩小屋
稜線に出るとほんの少しだけ富士山が見えました。
山頂部分は隠れていましたが、、
奥多摩小屋は傍から見ると入っていいのかなぁ・・?という雰囲気でした。
小屋の近くでテントを張っている方が何人かいました。
14時半の時点では人はまばらな感じでした。
■奥多摩小屋〜小雲取山
急な登りを2回繰り返すと小雲取山です。
薮の中を進むと三角点だそうですが、天気も悪いので行きませんでした。
■小雲取山〜雲取山荘
翌日の天気に期待して巻き道を使って山荘へ向かいました。
日当たりが悪いせいか、霜柱や氷が残っていました。
ガスっていたのと日没前なのもあって薄暗く幻想的な景色の中を進みました。
見通しが悪いのと前のパーティーのペースに合わせたのとで、長く感じた40分間でした。
■雲取山荘
スタッフの方はみんな面白く優しい方々で、ホントに楽しく過ごす事が出来ました。
部屋割りも、男女比や年齢等を考慮しているんだろうなぁという気遣いが感じられました。
食事もお酒も会話も美味しくて楽しくて、また絶対来たいと思いました♪
体調が万全ってほどでもなかったのであまり飲めなかったのが口惜しい、、(笑)
トイレも噂に勝るきれいさでした。
紙を捨てる箱がどういうシステムなのか、満杯になるとスポッとどこかへ吸い込まれていきました。
このシステムのお陰か、臭いは全くありませんでした。
素晴らしい!!
■雲取山荘〜山頂〜雲取山避難小屋
翌朝は雪でしたが、1cm程度の積雪なので気をつけて歩けばアイゼン等の装着をしなくても歩けました。
山頂ではボースカウトのお兄さん方が半袖の制服で気合いの記念撮影をしていました(笑)
長袖で撮影でもしようものなら一生軽蔑されてしまうんだとか(笑)
私達はヘタレなので、記念撮影を撮るだけ撮ってスグに避難小屋へ移動しました。
避難小屋前の温度計は-4℃!
そりゃあ寒い訳です(>_<)
■避難小屋〜三条の湯
石尾根へ下る皆さんを横目で見送りつつ、私達は三条の湯方面へ。
雪の中の下山なので滑らない様に細心の注意をはかりつつ進みました。
2人ともアイゼンを持って来てはいたんですが、積雪も薄かったし滑る箇所もなかったので付けずにそのまま下ってしまいました。
軽アイゼンもやっぱりあった方がいいのかなぁと思いました。
途中からガラッと紅葉の景色に早変わりして、初のプチ雪山体験は終了しました。
三条の湯までは大分高度を下げます。
それはもうもったいないぐらいに(笑)
三条の湯の近くに辿り着くと炭の香りが迎えてくれます。
ここのお湯にも今度は浸かってみたいなぁ。。
■三条の湯〜サヲラ峠
これが、もう。。。
大した事ないとか書いてる御仁もいらっしゃいますが、大した事ありますよぉ(涙)
単純に1,100m→1,400mと思っていると痛い目に合います。
2万5千分の1の地形図を持って行かなかった事を今回ほど後悔した事はありません。
沢へ下って登り返すポイントが2箇所あります。
3回目も沢が見えて恐怖に打ち震えるのですが、3回目の沢はそれほど高度を下げずに大きく迂回して渡る様な感じなので大丈夫です。
三条の湯からサヲラ峠の総高低差を調べてみたいなと思いました。
■サヲラ峠〜丹波BS〜のめこいの湯
1,400mのサヲラ峠から640mの丹波BSまで標高差約800m(汗)
これを1時間半で一気に下るというアホみたいなルートです。
そのルートを1時間で着くと行って駆け下りる様に進んで行くtom。
私の膝と足の裏はずーっと悲鳴を上げていました(^_^;
そうでなくとも今回はアイゼン+山専ボトル+ダウンでいつもの装備より+2kgぐらいだったので。。
丹波BSからのめこいの湯は通りを真っ直ぐ歩けば着きます。
道の駅たばやまの看板が右手に見えて来たら、そこをずっと奥の方へ下って吊り橋を渡ると温泉があります。
ゆっくり歩いても10分ぐらい。
帰りは道の駅入口にバス停があって、奥多摩駅行きは18:22発でした。
■最後に
鍛え方がまだまだ足りないなぁと思い知らされた山行となりました。
当初のイメージがもうちょっと楽に登れると思ってただけに、要所要所でキツかったです。
のめこいの湯は露天風呂も付いているとてもいい温泉でした♪
泉質はツルツルで、つるつる温泉や数馬の湯と同系統の泉質の様でした。
雲取山荘で同室になったご夫妻に三峰口はラクだったよ〜と伺ったので、次に他の子を連れて来る時には三峰口もいいかなぁと思ってます。
天気のいい七ツ石山にも登ってみたいです!
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