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記録ID: 2529814
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

【槍ヶ岳】新穂高〜槍平〜千丈乗越〜山頂〜飛騨乗越〜槍平〜新穂高

2020年08月26日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
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GPS
--:--
距離
28.5km
登り
2,194m
下り
2,188m

コースタイム

日帰り
山行
11:20
休憩
2:00
合計
13:20
2:05
5
新穂高登山指導センター
2:10
15
2:25
25
2:50
30
3:20
70
4:30
50
5:20
5:40
80
7:00
7:10
30
7:40
7:45
70
8:55
9:05
15
9:20
9:30
15
9:45
10:25
5
10:30
45
12:20
12:35
30
13:05
50
滝谷避難小屋
13:55
14:05
30
14:35
25
15:00
10
15:10
5
15:20
新穂高温泉無料駐車場
天候 晴れ
東から雲が流れてくるが日差しはある
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車=自宅→新穂高
駐車場=市営新穂高第三駐車場(登山者用/無料)
予約できる山小屋
槍平小屋
新穂高登山指導センター。日帰り計画なので深夜のスタート。ヘッドライトを装着し登山届を提出したら出発します。
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新穂高登山指導センター。日帰り計画なので深夜のスタート。ヘッドライトを装着し登山届を提出したら出発します。
槍平小屋。真っ暗な道を進み続けて来ましたが少しずつ明るくなり、槍平に着く頃にはしっかり明るくなっていました。
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槍平小屋。真っ暗な道を進み続けて来ましたが少しずつ明るくなり、槍平に着く頃にはしっかり明るくなっていました。
太陽が昇ってきました。今日は天気が良さそうな予感。今回のルートはこのような沢をいくつも渡渉していきます。
2020年08月26日 06:02撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/26 6:02
太陽が昇ってきました。今日は天気が良さそうな予感。今回のルートはこのような沢をいくつも渡渉していきます。
乗鞍岳と焼岳が見える高さまで登ってきました。せめて昼過ぎまでこの天気がもってくれるとありがたいのですが。
2020年08月26日 06:23撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/26 6:23
乗鞍岳と焼岳が見える高さまで登ってきました。せめて昼過ぎまでこの天気がもってくれるとありがたいのですが。
笠ヶ岳から双六岳へと続く稜線も見えました。写真でも言葉でも言い表せないですが近いので結構な迫力がありました。
2020年08月26日 06:54撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/26 6:54
笠ヶ岳から双六岳へと続く稜線も見えました。写真でも言葉でも言い表せないですが近いので結構な迫力がありました。
分岐点。右に進んで飛騨沢から飛騨乗越に登るか、左に進んで千丈乗越から西鎌尾根を登るか。悩んだ結果は左に進みました。
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分岐点。右に進んで飛騨沢から飛騨乗越に登るか、左に進んで千丈乗越から西鎌尾根を登るか。悩んだ結果は左に進みました。
残念ですが徐々にガスが湧いてきました。千丈乗越から少し進んだところから振り返って一瞬だけ見えた西鎌尾根。
2020年08月26日 08:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/26 8:12
残念ですが徐々にガスが湧いてきました。千丈乗越から少し進んだところから振り返って一瞬だけ見えた西鎌尾根。
やっとの思いで槍ヶ岳山荘に到着。少し休憩を挟んで最後の一登りに向かいます。ここでザックをデポして目指します。
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やっとの思いで槍ヶ岳山荘に到着。少し休憩を挟んで最後の一登りに向かいます。ここでザックをデポして目指します。
山荘の前で一枚。常念山脈側からドンドン雲が流れてくるので切れ目の一瞬を狙って撮影しました。青空に突き刺さる姿を見たかったです。
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山荘の前で一枚。常念山脈側からドンドン雲が流れてくるので切れ目の一瞬を狙って撮影しました。青空に突き刺さる姿を見たかったです。
山頂へ向かって登ります。この二段の梯子を登り切ったところが槍ヶ岳の山頂です。左側が上り用で右側が下り用。
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山頂へ向かって登ります。この二段の梯子を登り切ったところが槍ヶ岳の山頂です。左側が上り用で右側が下り用。
無事に槍ヶ岳山頂に到着。残念なことにガスに覆われて景色は楽しめませんが、三角点にタッチして引き返します。
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無事に槍ヶ岳山頂に到着。残念なことにガスに覆われて景色は楽しめませんが、三角点にタッチして引き返します。
山頂を少し降りたところから槍ヶ岳山荘を望みます。改めてすごいところに建てられているのがよく判ります。
2020年08月26日 09:38撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/26 9:38
山頂を少し降りたところから槍ヶ岳山荘を望みます。改めてすごいところに建てられているのがよく判ります。
雲の切れ間から大喰岳、中岳、南岳、北穂高岳方向の稜線。泊まりなら南岳まで行って下山したいところですが今日は諦めます。
2020年08月26日 09:38撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/26 9:38
雲の切れ間から大喰岳、中岳、南岳、北穂高岳方向の稜線。泊まりなら南岳まで行って下山したいところですが今日は諦めます。
しっかりと休憩をしたので下山を開始します。新穂高温泉までの距離を見ると心が折れそうになりますが頑張ります。
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しっかりと休憩をしたので下山を開始します。新穂高温泉までの距離を見ると心が折れそうになりますが頑張ります。
飛騨乗越の辺りから。この勇ましい姿を目に焼き付けて、とても名残惜しいですが槍ヶ岳にお別れを告げます。
2020年08月26日 10:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/26 10:25
飛騨乗越の辺りから。この勇ましい姿を目に焼き付けて、とても名残惜しいですが槍ヶ岳にお別れを告げます。
槍ヶ岳殺生ヒュッテとヒュッテ大槍。その先には東鎌尾根が続いています。いつかここを通って西岳や大天井岳に行ってみたいです。
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槍ヶ岳殺生ヒュッテとヒュッテ大槍。その先には東鎌尾根が続いています。いつかここを通って西岳や大天井岳に行ってみたいです。
地震か豪雨の影響で崩落した箇所。朝は真っ暗闇ななかを迂回したのでピンクリボンの表示を探すのに必死でした。
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地震か豪雨の影響で崩落した箇所。朝は真っ暗闇ななかを迂回したのでピンクリボンの表示を探すのに必死でした。
滝谷の渡渉にあるバランスをとって進む一本橋。長雨に限らず一時的な激しい雨で渡れなくなることもあるようです。
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滝谷の渡渉にあるバランスをとって進む一本橋。長雨に限らず一時的な激しい雨で渡れなくなることもあるようです。
この概念図にあるように今回のルートには渡渉点がいくつかあります。雨天時や増水時には事前の情報収集が必要かと思います。
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この概念図にあるように今回のルートには渡渉点がいくつかあります。雨天時や増水時には事前の情報収集が必要かと思います。
地震か豪雨による崩落が何ヶ所かあります。コースで影響を受けているのは別画像のところだけですが各所で落石などには注意が必要です。
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地震か豪雨による崩落が何ヶ所かあります。コースで影響を受けているのは別画像のところだけですが各所で落石などには注意が必要です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯

感想

天気が良さそうなので二日前に急遽決めました。一人での登山なのでどこに行こうか悩みます。悩んで今回の目的地に決めたのが「槍ヶ岳」ということで少し無謀な挑戦のような気もしますが時間と体力を見ながら行けるところまで行ってみようという計画にしました。最近は特に夕方の天気が不安定で雷を伴うような雨が各地で降っているニュースをよく目にします。山で雷雨には遭遇したくないので遅くても16時までに下山しようとすると明け方の出発という事になります。暗闇をヘッドライトひとつで歩くのは避けたいところではありますが余裕を見て出発することにしました。

車を「市営新穂高第三駐車場(登山者用無料駐車場)」に停めて、まずは「新穂高登山指導センター」へ向かいます。ここで登山届を提出して出発します。
ここからしばらくは「右俣林道」を進みます。この先「小鍋谷ゲート」や「穂高平小屋」を通過し、更に進むと「白出沢出合」に到着します。ここは「奥穂高岳」へと向かうルートとの分岐点ですが「奥穂高岳」へ向かうルートは今シーズンは崩落箇所があり通行止とのことでした。
歩いてきた「右俣林道」はここで終わり「白出沢」を渡った対岸からは登山道が始まり樹林帯を進んでいきます。しっかりと整備されているのでここも歩きやすい道ですが「滝谷避難小屋」の手前には地震か豪雨の影響による崩落箇所があり登山道が寸断されています。迂回路があるので通行可能ですが暗闇を歩いていたのでピンクのリボンを探すのに必死で迷子になるかと思いました。迂回路から正規ルートに戻ると間もなく「滝谷避難小屋」に到着。
小屋の先で「滝谷」を渡渉して進みます。ここの渡渉はバランスを取りながら一本橋を渡ります。この一本橋は増水すると渡ることが出来ません。聞いた話では長雨の時はもちろんですがゲリラ豪雨のような時も通れなくなることがあるようです。やはり夕立が降る前にはここを越えておきたいですね。
引き続き右俣の沢に沿って進んでいき「槍平小屋」に到着。今回のルートで距離としてはかなり進んだのですが、標高差はやっとここで半分登ったことになります。ここからは今までと違い急登になっていくという事が良く分かります。ここからの登りを前に少し長めの休憩を取り朝ご飯を食べます。
ここからも樹林帯を進みますが先ほどまでとは違い急登になり、途中小休憩を挟みながら「千丈乗越分岐」に到着。ここで右に進むか左に進むかのチョイス。右に進むとこのまま「飛騨沢」を上り詰め、左に進むと「千丈乗越」へ飛び出し「西鎌尾根」を進みます。悩んだ結果左を選択し「千丈乗越」を目指します。
ここから「飛騨沢」を横断するように進み「中崎尾根」に登り、更にもう少し登ると「西鎌尾根」の「千丈乗越」に飛び出します。ここからは「西鎌尾根」を「槍ヶ岳山荘」に向けて進みます。気持ちよく歩けますが「槍ヶ岳山荘」手前の最後の登りは疲れが溜まってきた身体にはなかなか厳しいものがありました。

何とか「槍ヶ岳山荘」に到着。まずは少し身体を落ち着かせて山頂へ向かいます。今日初めての岩場が始まり梯子も登場。最後に長めの梯子を二段登ります。
登りきると「槍ヶ岳山頂」に到着です。今日は残念なことに常念山脈側から雲が流れてきて眺望はほぼありませんでした。とは言え雲の切れ間から景色を楽しむことが出来ました。
十分満喫できたので「槍ヶ岳山荘」で手拭いをお土産に購入して下山を開始します。

下りは「飛騨沢」を下るルートを選択。山荘を出てテント場を過ぎるとすぐに「飛騨乗越」を通過。ここで「槍ヶ岳」には別れを告げ「飛騨沢」のガレ場を九十九折で下っていき「千丈乗越分岐」で登ってきたルートに合流。ここからは登ってきたルートを引き返して「新穂高」に向かいます。

今回はやはり厳しい行程でした。特に大きな問題は起きず、自分の体力や集中力の持続時間などを知ることが出来たという点では良かったかと思いますが、あまり良い計画とは言えないような気もしました。
次回「槍ヶ岳」は「西鎌尾根」や「東鎌尾根」も併せて楽しめるようなゆったりとした行程を組んで訪れたいと思います。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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