【槍ヶ岳】新穂高〜槍平〜千丈乗越〜山頂〜飛騨乗越〜槍平〜新穂高


- GPS
- --:--
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,194m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 13:20
天候 | 晴れ 東から雲が流れてくるが日差しはある |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場=市営新穂高第三駐車場(登山者用/無料) |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
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感想
天気が良さそうなので二日前に急遽決めました。一人での登山なのでどこに行こうか悩みます。悩んで今回の目的地に決めたのが「槍ヶ岳」ということで少し無謀な挑戦のような気もしますが時間と体力を見ながら行けるところまで行ってみようという計画にしました。最近は特に夕方の天気が不安定で雷を伴うような雨が各地で降っているニュースをよく目にします。山で雷雨には遭遇したくないので遅くても16時までに下山しようとすると明け方の出発という事になります。暗闇をヘッドライトひとつで歩くのは避けたいところではありますが余裕を見て出発することにしました。
車を「市営新穂高第三駐車場(登山者用無料駐車場)」に停めて、まずは「新穂高登山指導センター」へ向かいます。ここで登山届を提出して出発します。
ここからしばらくは「右俣林道」を進みます。この先「小鍋谷ゲート」や「穂高平小屋」を通過し、更に進むと「白出沢出合」に到着します。ここは「奥穂高岳」へと向かうルートとの分岐点ですが「奥穂高岳」へ向かうルートは今シーズンは崩落箇所があり通行止とのことでした。
歩いてきた「右俣林道」はここで終わり「白出沢」を渡った対岸からは登山道が始まり樹林帯を進んでいきます。しっかりと整備されているのでここも歩きやすい道ですが「滝谷避難小屋」の手前には地震か豪雨の影響による崩落箇所があり登山道が寸断されています。迂回路があるので通行可能ですが暗闇を歩いていたのでピンクのリボンを探すのに必死で迷子になるかと思いました。迂回路から正規ルートに戻ると間もなく「滝谷避難小屋」に到着。
小屋の先で「滝谷」を渡渉して進みます。ここの渡渉はバランスを取りながら一本橋を渡ります。この一本橋は増水すると渡ることが出来ません。聞いた話では長雨の時はもちろんですがゲリラ豪雨のような時も通れなくなることがあるようです。やはり夕立が降る前にはここを越えておきたいですね。
引き続き右俣の沢に沿って進んでいき「槍平小屋」に到着。今回のルートで距離としてはかなり進んだのですが、標高差はやっとここで半分登ったことになります。ここからは今までと違い急登になっていくという事が良く分かります。ここからの登りを前に少し長めの休憩を取り朝ご飯を食べます。
ここからも樹林帯を進みますが先ほどまでとは違い急登になり、途中小休憩を挟みながら「千丈乗越分岐」に到着。ここで右に進むか左に進むかのチョイス。右に進むとこのまま「飛騨沢」を上り詰め、左に進むと「千丈乗越」へ飛び出し「西鎌尾根」を進みます。悩んだ結果左を選択し「千丈乗越」を目指します。
ここから「飛騨沢」を横断するように進み「中崎尾根」に登り、更にもう少し登ると「西鎌尾根」の「千丈乗越」に飛び出します。ここからは「西鎌尾根」を「槍ヶ岳山荘」に向けて進みます。気持ちよく歩けますが「槍ヶ岳山荘」手前の最後の登りは疲れが溜まってきた身体にはなかなか厳しいものがありました。
何とか「槍ヶ岳山荘」に到着。まずは少し身体を落ち着かせて山頂へ向かいます。今日初めての岩場が始まり梯子も登場。最後に長めの梯子を二段登ります。
登りきると「槍ヶ岳山頂」に到着です。今日は残念なことに常念山脈側から雲が流れてきて眺望はほぼありませんでした。とは言え雲の切れ間から景色を楽しむことが出来ました。
十分満喫できたので「槍ヶ岳山荘」で手拭いをお土産に購入して下山を開始します。
下りは「飛騨沢」を下るルートを選択。山荘を出てテント場を過ぎるとすぐに「飛騨乗越」を通過。ここで「槍ヶ岳」には別れを告げ「飛騨沢」のガレ場を九十九折で下っていき「千丈乗越分岐」で登ってきたルートに合流。ここからは登ってきたルートを引き返して「新穂高」に向かいます。
今回はやはり厳しい行程でした。特に大きな問題は起きず、自分の体力や集中力の持続時間などを知ることが出来たという点では良かったかと思いますが、あまり良い計画とは言えないような気もしました。
次回「槍ヶ岳」は「西鎌尾根」や「東鎌尾根」も併せて楽しめるようなゆったりとした行程を組んで訪れたいと思います。
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