立山&カルデラ ジオハイク


- GPS
- 14:40
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,762m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:18
天候 | 1日目 晴れ夕方から雷雨 2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
昨日は|立山カルデラ砂防体験ツアー」に参加〔雨のため常願寺川コースに変更)折角富山に来たので、立山を巡ることにした。室堂はいつも起点か終点であり、そそくさと通り過ぎていたので、今回はゆっくり巡ってみる良い機会だ。立山アルペンルートで、室堂ターミナルに着き、まずは雷鳥沢にテントを張り、出発。
弥陀ヶ原火山の片鱗でも見れたらと、室堂山へ行ってみる。登山道では溶岩と花崗岩が散らばっている。室堂平に溶岩が基盤の花崗岩の上を流れ下った様子がわかる。溶岩が冷えて固まるときにできた薄い層状になった板状節理が見える。 期待した展望台では、残念ながら雲が立ち込め立山カルデラも五色ケ原も、ましてや雲の平も薬師岳も見えない。戻って浄土山に登り、一ノ越から雷鳥沢へと下る。
2日目 室堂、弥陀ヶ原、五色ヶ原は立山火山の噴出物でできていたが、立山連峰の頂は1億9千万年前位の古い毛勝岳花崗岩の深成岩でできている。
夜中 雷鳴が響いて雨も上がり、ゆっくり雷鳥坂を登る。別山北峰に近づくと雲が流れ、剣沢のカールの先に急峻な劔岳が姿を現わした。
劔岳も岩体は同じ毛勝岳花崗岩であるが、7千万年前位に別のマグマが貫入し、剣岳花崗岩になり、700万年万年前頃 剣沢辺りにマグマがまだ熱いうちに閃緑岩マグマが貫入し熱変成で硬い閃緑岩になり別山尾根から剣岳の稜線にクサビのようにはまり、長い年月の浸食に残った。激しい雪崩は脆い花崗岩部分を削り、急峻な岩稜になった。興しろいことにチンネや八ツ峰岩峰群は閃緑岩ではなく、花崗岩とのこと。 立山連峰には閃緑岩マグマが貫入してこず、花崗岩のままなので、風化して緩やかな峰となった。無論 270万年前から始まり、140万年前の本格的造山運動で隆起。「槍・穂高」名峰誕生のミステリー引用
名の如く真砂岳、富士の折立ピーク辺りまで花崗岩のマサを歩き、大汝山、雄山の岩稜までジュラ紀歩きを楽しむ。さすが雄山、登山者が急に増えた。
立山の発見者のいわれである
、「玉殿岩屋」に寄り、日曜で客のいない源泉を独り占めし、今日歩いた峰々を見ながら最後の夜を楽しむ。
3日目 弥陀ヶ原BSで下車し、来るはずだった|立山カルデラ」を展望台から眺める。白岩砂防ダムや土壌池、立山温泉跡、六九谷から見たかったが仕方ない。
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