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Yamareco

記録ID: 256969
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳)で年越し登山

2012年12月30日(日) 〜 2013年01月01日(火)
 - 拍手
GPS
59:32
距離
15.7km
登り
1,362m
下り
1,970m

コースタイム

【12/30】美濃戸口11:00−美濃戸12:20−(南沢)−行者小屋14:40
【12/31】行者小屋7:30−(文三郎尾根)−赤岳9:45−(地蔵尾根)−赤岳鉱泉13:00
【1/1】赤岳鉱泉7:20−赤岩の頭8:45−硫黄岳9:00
天候 12/30 雨のち雪
12/31 霧時々雪
1/1  霧のち下山後晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口駐車場は凍結しているが、それまでの道路はほとんど雪がない。
美濃戸口〜美濃戸まではアイスバーン状態。
ちょっと運転に自信がなかったので、4WD+スタッドレスであったが、美濃戸口までにした。
コース状況/
危険箇所等
下山後温泉はもみの湯。500円。
元日は営業していたが、確か12時OPENだった。
美濃戸口から先のアイスバーン。
2012年12月30日 11:34撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/30 11:34
美濃戸口から先のアイスバーン。
南沢。
2012年12月30日 12:19撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/30 12:19
南沢。
凍結箇所。
2012年12月30日 12:43撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/30 12:43
凍結箇所。
雪に埋もれた堰堤。
2012年12月30日 12:54撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/30 12:54
雪に埋もれた堰堤。
樹林帯に入る。
2012年12月30日 13:26撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/30 13:26
樹林帯に入る。
雨は雪に変わった。
2012年12月30日 13:28撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/30 13:28
雨は雪に変わった。
またまた樹林帯に。
2012年12月30日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
12/30 14:01
またまた樹林帯に。
行者小屋に着きました。
2012年12月30日 14:43撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/30 14:43
行者小屋に着きました。
本日の寝床。3人分のスペースを一人占め。
2012年12月30日 14:52撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/30 14:52
本日の寝床。3人分のスペースを一人占め。
小屋は空いていて、こたつも使える。
2012年12月30日 15:32撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/30 15:32
小屋は空いていて、こたつも使える。
行者小屋の夕食。牛肉の煮込み。
2012年12月30日 18:07撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/30 18:07
行者小屋の夕食。牛肉の煮込み。
朝ご飯。
2012年12月31日 06:48撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 6:48
朝ご飯。
行者小屋の出発前。
2012年12月31日 07:36撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 7:36
行者小屋の出発前。
文三郎尾根への分岐。
2012年12月31日 08:07撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/31 8:07
文三郎尾根への分岐。
樹氷I
2012年12月31日 08:07撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 8:07
樹氷I
樹氷II
2012年12月31日 08:07撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 8:07
樹氷II
前を行くパーティに追いつく。
2012年12月31日 08:21撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 8:21
前を行くパーティに追いつく。
岩場。風が強くなってくる。
2012年12月31日 08:45撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 8:45
岩場。風が強くなってくる。
赤岳頂上。何も見えない!
2012年12月31日 09:45撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 9:45
赤岳頂上。何も見えない!
真っ白く凍り付いた頂上山荘
2012年12月31日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 9:53
真っ白く凍り付いた頂上山荘
県界尾根への分岐?
2012年12月31日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 9:53
県界尾根への分岐?
頂上山荘
2012年12月31日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 9:53
頂上山荘
地蔵尾根を下る。見上げたところ。ファインダーが見えないので適当に撮った。
2012年12月31日 11:21撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/31 11:21
地蔵尾根を下る。見上げたところ。ファインダーが見えないので適当に撮った。
地蔵の下り。急斜面でけっこう怖い。
2012年12月31日 11:22撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 11:22
地蔵の下り。急斜面でけっこう怖い。
だいぶ下りてきたところ。
2012年12月31日 11:25撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 11:25
だいぶ下りてきたところ。
ここまで下りると安心。
2012年12月31日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 11:33
ここまで下りると安心。
ひたすら白い。
2012年12月31日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 11:33
ひたすら白い。
2012年12月31日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
12/31 11:33
階段。後ろ向きで下りた。
2012年12月31日 11:39撮影 by  T-01C, FUJITSU
12/31 11:39
階段。後ろ向きで下りた。
行者小屋に着いた。
2012年12月31日 11:58撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
12/31 11:58
行者小屋に着いた。
2012年12月31日 11:59撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 11:59
2012年12月31日 12:00撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
12/31 12:00
2012年12月31日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
12/31 12:01
少し晴れてきたところ。
2012年12月31日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 12:18
少し晴れてきたところ。
2012年12月31日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 12:18
鉱泉名物アイスキャンディ。
2012年12月31日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 13:11
鉱泉名物アイスキャンディ。
鉱泉に着きました。
2012年12月31日 13:12撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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12/31 13:12
鉱泉に着きました。
大晦日の夕食。ビーフシチューとポトフ。
2012年12月31日 16:54撮影 by  T-01C, FUJITSU
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12/31 16:54
大晦日の夕食。ビーフシチューとポトフ。
ビンゴ大会!
2012年12月31日 19:23撮影 by  T-01C, FUJITSU
1
12/31 19:23
ビンゴ大会!
元旦の朝食。雑煮付き。
2013年01月01日 06:33撮影 by  T-01C, FUJITSU
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1/1 6:33
元旦の朝食。雑煮付き。
硫黄岳へ。
2013年01月01日 07:35撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 7:35
硫黄岳へ。
2013年01月01日 07:35撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 7:35
諏訪の町が見える。
2013年01月01日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 7:52
諏訪の町が見える。
ひたすら樹林帯を行く。
2013年01月01日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 7:52
ひたすら樹林帯を行く。
2013年01月01日 07:57撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 7:57
2013年01月01日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:10
2013年01月01日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:14
2013年01月01日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:23
2013年01月01日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:37
2013年01月01日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:38
2013年01月01日 08:39撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:39
2013年01月01日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:41
赤岩の頭。視界がほとんどない。
2013年01月01日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:45
赤岩の頭。視界がほとんどない。
頂上へ向かうが、ホワイトアウト状態。
2013年01月01日 08:47撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:47
頂上へ向かうが、ホワイトアウト状態。
しっぽ。
2013年01月01日 08:57撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:57
しっぽ。
頂上付近の岩場。
2013年01月01日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 8:59
頂上付近の岩場。
ようやくケルンにつく。
2013年01月01日 09:02撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 9:02
ようやくケルンにつく。
たぶん頂上。見えない。
2013年01月01日 09:03撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 9:03
たぶん頂上。見えない。
さっさと下山。
2013年01月01日 09:12撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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1/1 9:12
さっさと下山。
北沢。
2013年01月01日 10:08撮影 by  T-01C, FUJITSU
1/1 10:08
北沢。
晴れてきた。
2013年01月01日 10:17撮影 by  T-01C, FUJITSU
1/1 10:17
晴れてきた。
2013年01月01日 10:17撮影 by  T-01C, FUJITSU
1/1 10:17
八ヶ岳を振り返る。
2013年01月01日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 13:46
八ヶ岳を振り返る。
2013年01月01日 13:47撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 13:47
南アルプスの山頂は雲がないようだ。
2013年01月01日 13:48撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/1 13:48
南アルプスの山頂は雲がないようだ。
元旦の富士山。
2013年01月01日 14:22撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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1/1 14:22
元旦の富士山。

感想

【12/30】
初日は、雨の中行者小屋までのアプローチである。美濃戸口から先は完全に凍結しており、
アイスバーン状態である。雨が降っていたので少しは溶けて通りやすい方だったかもしれない。

赤岳山荘でおしるこをいただいた後、行者小屋に直接向かうため、南沢を通る。
南沢を登るにつれて、雨は次第に雪へと変わっていった。
ところどころ凍結箇所があるが、上りなのでアイゼンなしでも何とか通行できた。
トレースはばっちり続いていて迷うところはない。

今シーズン冬山はこれが最初になってしまい、冬ブーツも久しぶりに履いたので歩き疲れてしまった。

行者小屋は空いていて、大広間の一角をひとりで使うことが出来た。
食事の時も数えてみると20人くらいであろうか。やはり鉱泉に比べると静かな感じだ。
降り続く雪で明日の天候はあまり期待できなかったが、早々に眠りについた。

【12/31】

行者小屋で朝食を取った後、支度を済ませて小屋を出発する。
雪は降っていないもののガスっていてほとんど視界はない。
文三郎尾根へ取り付く。昨日の降雪でもトレースは消えてはいなかった。
数人のパーティに追いつくが、あまりスピードも出せないので、数珠つなぎで尾根をあがっていった。
階段を上った後の斜面トラバースは視界が限られていることもあって、それほど困難は感じない。
岩場に出たあたりで、ほとんどトレースはなくなり、鎖に沿って岩稜帯を行く。
この辺が結構長く感じたが、どうにか頂上に出た。風はますます強まり、視界を閉ざしていく。
サングラスもゴーグルも凍結してしまって、目を少しだけ出して行かないと足元を見ることさえおぼつかない。
まつげにつららがついてさらに見づらくなっていく。

下りは地蔵尾根を目指す。展望荘に来たあたりで、西風はさらに強まって、逃げ込むように展望荘に入った。
ここでもおしるこを頂き、少し長い休憩を取った。
地蔵尾根の下りは新雪が積もっているせいで、足を取られやすくちょっと緊張した。
樹林帯に入ると後は楽で、駆けるように下っていった。

赤岳鉱泉に着くと、行者小屋よりもはるかに混んでいて、予約もないので、大広間の2段目の一番狭いスペースということになった。
敷布団2枚に3人くらいの割合だ。
大晦日恒例のビンゴ大会は1枚だけで挑戦したが何も当たらず。(1枚500円)
その後、年越しそばが500円で提供されていたが、ビンゴ大会が終了してすでに9時を回っていたので、寝ることにした。
しかしながら、狭いスペースとやけに部屋が暑くあまりよく眠れなかった。

【1/1】
元旦の朝、天気はやはりあまり回復しておらず、昨日と大して変わらずガスっている。
寝不足な感じであるが、3日目だけあって体も慣れてきてそれほど体調も悪くなく、硫黄岳へ向かうことにした。
樹林帯はトレースもあり、楽に行けた。ところどころの斜面に似顔絵やらメッセージやらいろいろ落書きがあった。
赤岩の頭から先は稜線歩きとなり、まともに風を食らうようになり、視界は5メートルもない感じだ。
かすかなアイゼンとピッケルの後を追いかけるように進むが、トレースがなくなると方向識を失うのではないかと恐れるくらい真っ白な世界である。
硫黄岳の頂上は広いので、小屋とケルンはわかったが、明確なピークはよくわからなかった。
後で写真を見返してみると合っているようだ。
とにかく視界が悪いのと、風が強いのでうろうろするわけにも行かず早々に撤収する。

下りはさっさとアイゼンを外し、シリセードでショートカットしながら下山した。
鉱泉を経由して北沢を通り、帰路につく。北沢は凍結箇所も多かったが、またアイゼン付けるのも
手間なので、そのまま行くことにした。美濃戸から先もさらにカチカチになっていて滑るのを気をつけて歩いた。

何年ぶりかの八ヶ岳、以前は連れられてきたが、今回はどうにか自力で登ることが出来た。
天気はあまり良くなかったが、また今度は家族を連れてきたいと思った。


スマホのGPSは氷点下の使用でどんな物かと思ったが、カメラ含めてけっこう使えた。
エネループの充電パックをつけっぱなしで使用したので、バッテリの温度が下がらず長時間持った。
しかしどういうわけか、年を越えたあと山旅ロガーのログ2012年分が全て消えてしまうという
悲しい現象があった。どのタイミングで消えてしまったのかわからないが、赤岳分も消えてしまい悲しい思いをした。

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