晴天と紅葉が彩る火打山・妙高山 笹ヶ峰より日帰り縦走

2020年10月02日(金) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 28.5km
• 登り: 2,218m
• 下り: 2,209m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:53
• 休憩: 2:13
• 合計: 10:06

4:50 笹ヶ峰登山口
5:19 5:23 黒沢橋
6:16 6:18 富士見平分岐
6:50 7:00 高谷池ヒュッテ
7:12 7:15 天狗の庭
7:35 7:44 ライチョウ平
8:03 8:28 火打山
8:43 8:45 ライチョウ平
9:01 9:03 天狗の庭
9:12 9:14 高谷池ヒュッテ
9:29 9:31 茶臼山
9:48 9:54 黒沢池ヒュッテ
10:06 10:13 大倉乗越
10:34 10:44 長助池分岐
11:25 11:31 妙高山(北峰)
11:33 11:33 日本岩
11:35 11:45 妙高山
11:45 11:47 日本岩
11:50 12:00 妙高山(北峰)
12:32 12:35 長助池分岐
12:58 13:07 大倉乗越
13:18 13:20 黒沢池ヒュッテ
13:38 13:41 黒沢丸太橋
13:53 13:53 富士見平分岐
14:29 14:32 黒沢橋
14:55 14:56 笹ヶ峰登山口
14:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰の火打山登山口駐車場に駐車。平日4:30頃着でしたが7〜8台は空きがありました。トイレはこの区画にはなく、道の反対側の大きな駐車場のほうにあります。
なお、妙高高原ICからのアクセス時は、途中にコンビニが一軒もないようです。
ICを降りて北側に1.5km程進んだところにセブンイレブン妙高高原店があり、ここを利用しました。

コース状況／危険箇所等

・火打山へのルートは木道が多く、岩場も多少ありますが難しいところはありません。
・早朝は木道に霜が降りて非常に滑りやすい（というか滑って尻もちつきました）のでご注意を。
・妙高山への縦走路は、大倉乗越から長助池分岐までトラバース路となっており、狭い道が少し谷川に傾斜していたり、道を笹の幹（先を刈られて残った根本部分が倒れた状態）が覆って滑りやすくなっているなど、気を抜くと滑落しそうなところがあります。歩きなれていない人には少し心配な道でした。
・また長助池分岐から山頂までは結構な急登です。
・黒沢池ヒュッテから富士見平への道は、尾瀬や霧ヶ峰のような、湿原の間を真っすぐ平坦な木道で歩くことができる気持ちの良い道です。天気の良い日は是非通ってほしいです。
・三峰に向かうルート2つ（黒沢池ヒュッテ→三峰、長助池分岐→三峰）はどちらも通行止めになっていました。妙高山のみ東側から登ろうとしている方は、妙高山を経由して周回はできないようなので注意が必要です。
・このルート上は現在利用できるトイレがありません。（黒沢池ヒュッテは現在閉鎖中につき、ヒュッテ内のトイレも利用不可）携帯トイレ用テントは途中1か所ありました。

その他周辺情報

日帰り弾丸山行なので途中は高速パーキングエリアしか寄りませんでした。
・黒姫野尻湖PAにはトイレと自販機しかありません。
・小布施PAのPA部分には土産物は少ししかなく、新潟の土産はほぼありません。
・小布施PAは小布施ハイウェイオアシスに繋がっており、高速を降りずに利用できるようです。そこにも土産が置いてあったらしいですが、そちらは寄りそびれました。
・松代PAはGS併設で少し大きなPAでしたが土産物は小布施PAと同じか少ないぐらいでした。

写真

10/2 4:45

夜中も煌々と輝く登山口。

10/2 4:47

木道でスタート。黒沢橋までほぼずっと木道です。

10/2 5:18

黒沢橋。暗くてよく見えません。

10/2 5:19

10/2 5:29

登山道らしくなってきました。

10/2 5:30

10/2 5:36

白馬が見えます！

10/2 5:42

葉が少し色づいてきました。

10/2 5:45

後立山連峰、間にちゃっかり劔も。

10/2 5:49

このあたり、少しきつい岩場があります。

10/2 5:52

10/2 5:54

10/2 5:58

携帯トイレブースがありました。

10/2 6:05

10/2 6:06

10/2 6:09

10/2 6:10

10/2 6:12

10/2 6:15

10/2 6:16

富士見平分岐。左に曲がって高谷池ヒュッテへ。

10/2 6:17

色づきが目立ってきます。

10/2 6:18

10/2 6:20

10/2 6:25

木道に霜が降りてとても滑ります。

10/2 6:27

朝日を浴びる火打山、今日の一つ目の目的地。

10/2 6:28

10/2 6:43

一面に霜が降りています。日陰はとても寒いです。

10/2 6:44

朝日に照らされた紅葉が美しいです。

10/2 6:49

高谷池ヒュッテへ到着。写真を撮り忘れましたが反対側にテーブルセットがいくつかあるのでそこで朝食休憩。

10/2 6:49

10/2 6:54

高谷池が見えました。

10/2 6:57

高谷池の分岐、まずは左の火打山方向へ。

10/2 6:58

10/2 7:02

10/2 7:04

気持ちの良い木道歩き。ただし霜が解けるまでは滑るので気を付けて。

10/2 7:05

10/2 7:07

10/2 7:09

10/2 7:10

天狗の庭に到着。

10/2 7:12

鏡火打。

10/2 7:14

10/2 7:16

10/2 7:16

青空とところどころの紅葉が美しく、風もなく穏やかで天国のような場所でした。

10/2 7:22

木道が終わり、火打山に向けて高度を上げます。

10/2 7:23

10/2 7:23

10/2 7:25

爆裂火口のような「雷菱」、その向こうには雲海が広がります。

10/2 7:31

天狗の庭を見下ろします。左奥に妙高。

10/2 7:32

10/2 7:37

雷鳥平で小休止。

10/2 7:43

10/2 7:43

10/2 7:44

10/2 7:51

10/2 7:52

10/2 7:52

10/2 7:56

10/2 7:58

最後の長い階段。ここまで来ればあと少し。

10/2 8:01

妙高山、黒姫、飯縄山、高妻山

10/2 8:02

山頂到着！

10/2 8:03

10/2 8:03

後立を一望！

10/2 8:03

10/2 8:04

10/2 8:06

白馬三山の左後ろに別山と立山も。

10/2 8:06

ズームで槍穂。

10/2 8:06

帰ってから調べてたら横手山のようです。

10/2 8:07

高妻山。

10/2 8:07

八ヶ岳。帰ってから気付きましたが左に富士山も写っていました。

10/2 8:09

日本海が近くに見えます。糸魚川市あたり？

10/2 8:10

縦走路が閉鎖されている焼山。その横にちょっと見えているのは雨飾山。

10/2 8:10

これから登る妙高山、外輪山に包まっています。

10/2 8:11

三角点、曲がってますが平気？

10/2 8:11

雲海がすごいです。

10/2 8:12

下山開始。

10/2 8:29

10/2 8:42

10/2 8:44

10/2 8:45

10/2 8:55

10/2 8:56

10/2 8:58

10/2 9:02

10/2 9:11

高谷池分岐。左の黒沢池方面へ。

10/2 9:12

岩ゴロゴロ。

10/2 9:14

笹薮の間を木道で進みます。

10/2 9:18

10/2 9:24

紅葉が綺麗。

10/2 9:28

途中の小ピーク、茶臼山。

10/2 9:29

黒沢池と周辺湿地が美しい。

10/2 9:40

黒沢池へ下る道は泥濘気味でした。

10/2 9:42

10/2 9:43

10/2 9:44

黒沢池ヒュッテが見えました。

10/2 9:44

10/2 9:47

トイレも含めて利用不可。

10/2 9:51

茶臼山方向。紅葉がいい感じです。

10/2 9:51

かっこいいけど入れません。

10/2 9:51

黒沢池ヒュッテ分岐。ここから妙高山へピストンします。ここで荷物をデポしている人が結構いました。自分は飲み物とレンズしか重い者がないのでそのまま登ります。

10/2 9:52

10/2 9:57

10/2 10:01

ここも泥濘気味。

10/2 10:05

10/2 10:07

大倉乗越に着。

10/2 10:07

目標のピーク、妙高山が見えました！と同時に山頂と自分の間には深い谷が！そりゃ外輪山ですものね。雲なんか巻いて意地悪い感じの妙高山です。というわけで外輪山を下降しながらトラバースして本丸に取り付きます。

10/2 10:08

外輪山の内側は紅葉が進んでいます。

10/2 10:10

わかりにくいですが、細い道にロープを伝ってトラバースします。通過後に振り返って撮っています。

10/2 10:11

こちらも通過後に振り返って撮っています。

10/2 10:13

これは岩場の下降部分。

10/2 10:17

10/2 10:22

長助池が見えました。

10/2 10:24

池塘が綺麗です。

10/2 10:24

10/2 10:24

涸沢を横切ります。

10/2 10:25

10/2 10:28

キノコの大家族。ブレてしまった。

10/2 10:35

長助池分岐到着。トラバースは終わりでここから直登です。

10/2 10:45

10/2 10:51

10/2 11:00

段差の大きい岩場の道です。

10/2 11:16

10/2 11:19

山頂が見えてきました。

10/2 11:26

山頂に伝う尾根に出ます。

10/2 11:27

10/2 11:28

10/2 11:28

10/2 11:29

妙高山北峰到着！2454ピークはここから少し進んだところです。

10/2 11:29

10/2 11:30

10/2 11:32

10/2 11:33

10/2 11:34

10/2 11:34

10/2 11:35

10/2 11:38

2454の山頂着！

10/2 11:40

火打山は少し雲に隠れていました。

10/2 11:40

北アルプスを一望。

10/2 11:41

みんな山頂看板を手に持って記念撮影していました。

10/2 11:43

山頂は結構賑わって、皆昼ご飯を食べていました。

10/2 11:46

10/2 11:53

10/2 11:54

雲の絨毯の上でくつろぐ登山者たち。

10/2 11:54

10/2 11:56

眠気に追いつかれる前にトラバースをクリアしようと気を引き締めて下山開始。

10/2 12:48

10/2 12:51

下山時にあらためてトラバース路、歩きなれていない人や疲労困憊で集中力落ちて気を抜いたら落ちそうです。

10/2 12:52

降りたのだから登り返します。

10/2 12:54

ロープの急な岩場が2，3か所あり。

10/2 13:18

黒沢池ヒュッテ目の前の分岐、三峰方向は通行止めでした。

10/2 13:18

10/2 13:18

黒沢池ヒュッテの分岐、笹ヶ峰方向へ歩きます。

10/2 13:19

10/2 13:22

黒沢岳と黒沢池、これまでの疲れが吹き飛ぶ美しさです。

10/2 13:23

黒沢池ヒュッテから富士見平は、霧ヶ峰や尾瀬ヶ原ような起伏の無い木道お散歩コースがしばらく続きます。下山のご褒美として受け取りました。火打山ピストンの方も天気が良い日は下山時に少し遠回りしてこのルートを通っても損はないと思いますよ！

10/2 13:24

10/2 13:30

10/2 13:32

妙高側は陰に入ってしまい少し元気なく見えます。

10/2 13:38

木道が終わり、小川を渡って少し登り返して富士見平に向かいます。

10/2 13:40

10/2 13:46

10/2 13:52

富士見平分岐に到着。

10/2 13:52

10/2 13:55

10/2 14:15

十二曲がりの最上部。

10/2 14:18

どんどん下ります。

10/2 14:27

10/2 14:29

黒沢橋のすぐ手前に滝がありました。登りは未明で気づきませんでした。

10/2 14:30

黒沢橋、明るいとこんな感じ。

10/2 14:30

10/2 14:30

10/2 14:32

黒沢橋以降はずっと木道。

10/2 14:40

10/2 14:40

10/2 14:43

10/2 14:43

高度を下げて木が緑になりました。

10/2 14:51

10/2 14:54

10/2 14:54

10/2 14:54

戻ってきました。

10/2 14:54

10/2 14:54

黒沢池ヒュッテから富士見平に向かう木道は工事していたようです。自分が通った時は脇に資材が置いてありましたが、工事途中の箇所はありませんでした。木道はしっかりしておりとても交換が必要な状態ではなかったので、全て工事完了後？

10/2 14:55

入山料500円を入れてライチョウのストラップをもらっておしまいです。

10/2 14:55

撮影機器：

FUJIFILM X-T20 ボディ 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

yokke1984

この日、ヤマテンの専門天気図で全国的に高気圧が来るようだったので休みを入れていましたが、まだ登っておらず紅葉も期待できる火打山へ。体力が持てば妙高山も！ということで前日の仕事が終わってから1時間程の仮眠のみで移動して2座登ってその日のうちに帰るという強行日程で行ってきました。
平日なので登山口のある駐車場に止めることができました。それでも7割ぐらい埋まっていました。
ヘッドライトを使って未明から歩き出しましたが、序盤は長袖ベースレイヤだけでOKぐらいの寒さで、手はグローブがないと寒かったレベル。
富士見平を過ぎてあたりで寒くなりウィンドシェルを着て、日が昇るにつれて暖かくなりライチョウ平でウィンドシェルを脱ぎそれから寒いことはありませんでした。
高谷池以降は晴天と草紅葉と一部の紅葉に囲まれて佇む火打山の素晴らしい景色に圧倒されます。疲労は吹っ飛び、霜の降りた木道で滑って尻もちもつきました。
火打山では山頂は数人程しかおらず、景色を独占することができました。
火打山はあっけなく登れてしまったので、妙高山も登ることに。
妙高山に向けて茶臼山を経由して黒沢池へ少しアップダウンします。
黒沢池はヒュッテが閉館しており、前の広場で休憩するのみ。荷物をデモしている人も多かったです。
黒沢池からは大倉乗越まで登り、そこから外輪山の内側を下降しながらトラバースして本体へ取り付きます。ここが足元が悪くて気を抜けません。
長助池分岐以降は直登の急登で妙高山ピークへ。
妙高山は東側からの登山者が多かったのか、山頂で急に人が増えて大賑わいでした。山頂が広く昼時ということもありますが、数十人の人で久しぶりに賑わいのある山でした。妙高山頂へついたのはもう昼でしたが、それでも雲が低く北アルプスの展望や雲海を楽しむことができました。
山頂の皆さんはゆっくり昼食と景色を楽しんでいましたが、自分は眠気に追いつかれる前にそそくさと下山開始し、トラバースを慎重にクリアして黒沢池ヒュッテへ戻ります。
ここから富士見平へ、湿原の間を通る真っすぐ長い平坦な木道はデザートのような気持ちの良い道でした。火打山ピストンの方も天気の良い日はぜひ寄り道してもらえるとよいと思います。
富士見平以降もしばらく道が続きますが、淡々と降りて下山。
涼しかったのもあり、ハイドレーションの水は1.4Lで少し残りました。
下山後に我慢していたトイレを済まして高速乗車、久しぶりに眠気に負けて途中のPAで仮眠して帰りました。