笠ヶ岳・双六岳 雷鳥・逆さ槍にも出会えたよ。

2020年10月01日(木) 〜 2020年10月03日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 48.0km
• 登り: 3,505m
• 下り: 3,499m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:10

7:40 新穂高温泉無料駐車場
7:50 7:50 新穂高温泉バス停
7:50 8:00 新穂高登山指導センター
8:10 8:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
9:00 9:00 中崎橋
9:10 9:10 笠新道登山口
9:20 9:20 わさび平小屋
9:50 9:50 小池新道入口
11:00 11:00 秩父沢出合
11:20 11:20 イタドリが原
11:50 11:20 シシウドヶ原
12:20 12:40 鏡池
12:50 12:50 鏡平山荘
14:00 14:00 弓折乗越
14:20 14:20 花見平
15:10 15:10 双六池
15:20 双六小屋

2日目

• 山行: 10:30
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:50

5:20 双六小屋
5:30 5:30 双六池
6:00 6:00 花見平
6:20 6:20 弓折乗越
6:30 6:30 弓折岳
6:40 6:40 弓折岳(分岐)
8:00 8:20 秩父平
9:30 9:30 抜戸岳分岐
9:40 9:40 笠新道分岐
10:10 10:30 抜戸岩
10:50 10:50 笠ヶ岳山荘
11:10 11:40 笠ヶ岳
11:50 11:50 笠ヶ岳山荘
12:50 12:50 笠新道分岐
12:50 12:50 分岐指導標（仮称）
13:00 13:00 抜戸岳分岐
13:50 14:00 秩父平
15:50 15:50 弓折岳(分岐)
16:00 16:00 弓折乗越
17:00 17:00 双六池
17:10 双六小屋

3日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 2:50
• 合計: 10:00

5:30 双六小屋
5:40 5:40 双六岳巻道分岐
5:50 5:50 双六岳中道分岐
6:20 6:40 双六岳
7:10 7:10 双六岳中道分岐
7:20 7:20 双六岳巻道分岐
7:30 9:00 双六小屋
9:10 9:10 双六池
10:10 10:10 弓折乗越
10:50 10:50 鏡平山荘
11:00 11:20 鏡池
12:50 13:00 秩父沢出合
13:40 13:40 小池新道入口
14:00 14:20 わさび平小屋
14:30 14:30 笠新道登山口
15:00 15:00 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
15:10 15:10 新穂高温泉バス停
15:10 15:20 新穂高登山指導センター
15:20 15:20 新穂高温泉バス停
15:30 新穂高無料駐車場

天候

曇り、快晴、曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉無料駐車場
8月19日　午前7時ごろ駐車場は、約7割埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

〇1日目、新穂高温泉から左俣林道を経て、小池新道登山口から小池新道を通り、双六小屋までは非常に良く整備されていました。
〇2日目、双六小屋から笠ヶ岳までは小池新道ほどは整備されていませんが、危険箇所はありませんでした。
〇3日目、双六小屋から双六岳も良く整備されていて、事前情報通り気持ちの良い登山道でした。

写真

10/1 8:10

登山道入口
左俣林道の登山口入口には、コロナのため、今季、笠ヶ岳山荘は休業の看板が設置されています。

10/1 10:37

秩父沢出合
沢の上部には、まだ、雲がかかっています。
朝までの雨が上がりましたが、山の上部の天候は完全には回復してきれていません。

10/1 11:58

シラタマノキ
花は少ないですが、シラタマノキはたくさん残っています。

10/1 12:39

鏡池
槍ヶ岳の雲が一瞬切れましたが、残念なが、槍の穂先は姿を現してはくれませんでした。楽しみは、帰りにお預けです。

10/1 13:19

鏡平山荘付近
山の木々は、秋色となっています。

10/1 13:19

弓折岳
弓折乗越への急な登山道が見えます。

10/1 13:28

弓折乗越の途中
谷も秋色となっています。

10/1 13:56

弓折乗越
やっと急登も終了です。

10/1 14:05

笠ヶ岳方面
まだまだ、雲が取れません。

10/1 14:07

ライチョウとご対面
弓折乗越の少し先の登山道の脇で、2羽のライチョウが草を食べているのに出会いました。2羽はつがいなのかと思いましたが、ネットで調べると、雄には赤い肉冠があるとありますが、良くわかりません。

10/1 14:07

ライチョウ　茶褐色
下部の羽はだいぶ白くなっているようです。茶褐色なので雌ではないかと思います。

10/1 14:08

ライチョウ　黒褐色
こちらも、下部の羽はだいぶ白くなっています。雄だと思いますが、赤い肉冠は目立ちません。

10/1 14:40

双六山荘
やっと双六山荘が見えてきました。

10/1 15:45

双六山荘キャンプ場
約30張のテントがはってあります。
期待通り、雨に降られず、今日のねぐらに到着することができました。

10/2 5:22

2日目が始まりました。
キャンプ場近くの池
今季、最高の冷え込みの影響もあり、池に氷がはっています。

10/2 5:50

白山方面
白山方面には雲海が広がっています。

10/2 5:52

槍ヶ岳方面
槍ヶ岳方面から日の出です。

10/2 6:29

弓折岳山頂
かわいい山頂です。

10/2 6:30

笠ヶ岳方面
大ノマ岳・抜戸岳が見えますが、まだ、笠ヶ岳は見えません。

10/2 9:04

槍ヶ岳方面
秩父岩付近からの槍ヶ岳です。

10/2 9:13

笠ヶ岳
打込谷は秋色です。

10/2 9:37

笠新道分岐
急登で有名な笠新道です。
ここまで、まだ誰とも会いません。

10/2 9:37

笠ヶ岳
ここからでも、まだ、かなり距離があります。

10/2 9:47

穂高連峰方面
穂高連峰がきれいに見えます。杓子平には、笠新道が見えます。

10/2 10:12

笠ヶ岳
笠ヶ岳の手前のシンボルの抜戸岩が目立ちます。

10/2 11:11

笠ヶ岳山頂付近
笠ヶ岳山荘は戸締めがしてありました。
さすがに、ここで10人くらいの人と会いました。

10/2 11:13

笠ヶ岳山頂
槍ヶ岳と穂高連峰が良く見えます。
快晴です。

10/2 11:14

穂高連峰
雲一つなく、ハッキリ見えます。

10/2 11:15

槍ヶ岳方面
奥に裏銀座縦走路の西鎌尾根、手前に笠ヶ岳への登山道が見えます。

10/2 11:17

黒部五郎岳と薬師岳
次は登りたい。

10/2 11:17

立山方面
立山の手前にの高原に見える小屋は、雲ノ平山荘だと思います。

10/2 11:18

富山平野方面
富山平野の街がうっすらと見えます。
鉄塔とタンクが見えるので、化学プランンとでしょうか？

10/2 11:20

鷲羽岳・水晶岳方面
明日登る双六岳も見えます。

10/2 11:20

槍ヶ岳
小槍も槍ヶ岳山荘もハッキリと見えます。

10/2 11:23

甲斐駒ヶ岳方面
甲斐駒ヶ岳の向こうに富士山がうっすらと見えます。

10/2 15:59

槍ヶ岳・穂高連峰方面
弓折岳付近では、わずかに雲がかかり始めました。

10/2 16:51

夕日
双六小屋キャンプ場の手前で、日没を迎えてしまいました。

10/2 17:07

双六小屋キャンプ場
昨日よりテントの数が少し増えています。
長い一日が終わります。

10/3 5:26

3日目が始まりました。
2日目よりも、だいぶ雲が多いです。

10/3 5:43

日の出
双六岳の途中で日の出を迎えました。

10/3 5:44

日の出
朝日で草紅葉がオレンジに輝いています。

10/3 5:44

日の出
草原と雲に朝日が注いでいます。

10/3 6:05

双六岳の稜線ルート
稜線ルートからの槍ヶ岳
雄大です。

10/3 6:11

双六岳
隣の人の影も入っています。

10/3 6:15

双六岳の稜線ルート
雄大な風景です。

10/3 6:26

双六岳山頂
黒部五郎岳のカールが良く見えます。

10/3 6:29

鷲羽岳・水晶岳方面
来年は、あそこまで行きたいです。

10/3 6:29

立山方面
剱岳にも登りたい。

10/3 6:35

乗鞍岳・焼岳方面
雲が湧き始めています。

10/3 6:48

槍ヶ岳方面
いい景色です。

10/3 6:54

笠ヶ岳方面
笠ヶ岳は遠かったな。

10/3 6:56

槍ヶ岳方面
雲の隙間から太陽光線が差し込んでいます。

10/3 6:59

鷲羽岳・水晶岳方面
昨日の快晴も素敵ですが、雲があるのも、趣があります。

10/3 9:10

双六小屋キャンプ場
2泊したキャンプ場もこれでお別れです。
遠くに笠ヶ岳が見えます。
少し雲があります。

10/3 9:30

槍ヶ岳・穂高連峰方面
秋色です。
雲がたなびいています。

10/3 11:10

鏡池
二日前に見えなかった、待望の逆さ槍が見えました。、
直前まで、雲で全く見えなかったのにラッキー。

10/3 11:32

笠ヶ岳への道
反対側からの笠ヶ岳への道
この稜線をたどって行って帰ったのだな。

10/3 12:57

秩父沢出会
往路では見えなかった山頂部も良く見えます。

10/3 15:26

新穂高登山指導センター
下山届を出して、この山旅も終わりです。
いい旅でした。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

Unschn

　今回の第一の目的は、笠ヶ岳登山でした。笠ヶ岳登山は無事達成できましたが、つらかった。まず、双六小屋の受付の時に、笠ヶ岳へは11時間はかかるので、抜戸岳まで行って判断するように指導を受けました。その時は、たぶん大丈夫だと思いましたが、標準コースタイムは、約10時間強なのに、実際には12時間弱かかってしまいました。これは、1日目の疲れが残っていのが原因だと思います。秋のテント泊は初めてだったので、寒さ対策で重ね着をしすぎてよく眠れませんではた。これが一つの原因だと思います。そのため、帰りはスピードを上げる元気もなくなってしまいました。この反省で、2日目は適当な重ね着をしたら良く眠れて、疲れが大分とれてよかったです。
　第2の目的は、双六岳の稜線ルートからの槍ヶ岳の雄姿を見ることでした。双六岳に登った日は、前日の快晴に比べて雲が多かったのですが、良く見えてよかったです。高い雲は、写真を撮影するには逆光でなく、かえって良かったのかもしれません。
　第3の目的は、鏡池の逆さ槍を見ることでした。鏡池に到着する直前まで、雲で覆われていた槍ヶ岳が、到着と同時に雲が取れ、現れてくれました。風もなく、素晴らしい景色でした。
　最後に目的には無かったのですが、ライチョウにも会えました。初日は、朝まで雨だってのが、かえって幸いしたのがもしれません。ライチョウに会うのは、これで3度目ですが、今回が一番鮮明な写真が取れました。
　今回の山旅は、期待していたことがほぼ達成できた本当にラッキーなものとなりました。