南アルプス 荒川岳〜赤石岳〜聖岳縦走≪過去レコ≫

1972年08月07日(月) 〜 1972年08月12日(土)

• GPS: 128:00
• 距離: 55.3km
• 登り: 6,498m
• 下り: 6,078m

コースタイム

8月7日
08:15田代入口
09:30広河原09:45
12:00保利沢小屋12:30
15:00転付峠15:20
16:20二軒小屋

8月8日
04:50二軒小屋
08:10マンノー沢の頭08:30
10:30千枚岳11:45
12:50悪沢岳14:10
15:10中岳15:20
16:20荒川小屋

8月9日
04:30荒川小屋
05:00大聖寺平
05:50小赤石岳06:10
06:35赤石岳06:55
07:55百間平08:20
09:20百間洞12:00
12:40国境コル12:45
13:05大沢岳13:10
13:20国境コル13:30
14:00仲盛丸山14:20
16:00兎岳16:40
16:50兎岳避難小屋

8月10日
台風のため兎岳避難小屋で一日中避難

8月11日
08:45兎岳避難小屋
10:15聖岳
11:20聖平小屋

8月12日
04:00聖平小屋
05:30上河内岳05:40
07:00茶臼岳07:20
10:00ウソッコ小屋11:30
12:20畑薙大吊り橋12:30
13:30畑薙第一ダム

天候

台風に遭遇

写真

7/8 21:41

7/8 22:21

7/8 22:13

7/8 21:39

7/8 22:02

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7/8 22:01

7/8 21:40

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7/8 22:13

7/8 22:02

7/13 15:27

7/8 22:01

7/8 22:12

7/13 14:12

7/8 21:41

7/13 15:25

7/8 22:21

7/13 14:57

7/8 22:21

7/8 22:12

7/8 21:49

7/13 14:12

7/8 21:27

7/8 21:50

7/13 14:57

7/8 22:01

感想

熊取のおっちゃん

8月7日
田代入口から広河原まで車が通れるほどの道であまり急な坂はない　広河原は
内河内橋を渡ると東電の発電所が見える　こらから保利沢小屋までは初日なので
かなり苦しい　しかし沢沿いに歩くので水の心配は不要　また台風13号が接近
しておりくもり空であまり暑くない　保利沢小屋はコンクリートの小さな建物
すぐ近くに吊り橋があるが転付峠へは渡らず右へ行く　転付峠までが苦しい
台風の余波で小さな雨が間断なく降り続く　転付峠には小さな祠があります
もうこれからは下りのみで楽です　二軒小屋付近には数件の建物があります

8月8日
台風がそれ　空いっぱいの雲　朝出発するのが遅かった　昨日は台風の影響で
二軒小屋の部屋には4人だけです　二軒小屋から少し右に行き二つの吊り橋を
渡ると森林帯の急登　マンノーの沢の頭を通過した時はホッとした　この辺り
から視界が広がり富士山や荒川岳　赤石岳が見えます　千枚岳の所が少しガレ
ています　千枚岳から荒川岳までザレ場で道が少し不明　悪沢岳から中岳までも
一度下らないといけない　前岳の所も強烈にガレている　荒川小屋までもうすぐ
こkまでも急降下　膝がガクガクになってしまった　晴天で云うことなし

8月9日
荒川小屋を出たのが4時30分　ご来光を見ようと思ったが大聖寺平で見た　朝なので
足の方も快調　小赤石岳　赤石岳と一気に登る　赤石岳は360度の展望がきく
昨日登った前岳　悪沢岳が大きく見える　聖岳　中盛丸山　大沢岳　兎岳　北岳
北アルプス　中央アルプスもはっきりと見える　赤石岳から左に沿って百間平まで
すすむ　百間平から下ると沢がありそこで昼食　沢に沿って下ると百間洞山の家が
見える　フィルムやタバコも売っています　入口から右上に進むと国境コルに
出る（森林帯）　大沢岳へはピストン　中盛丸山はどこからも見えるかなり下って
兎岳への登りとなる　小兎岳の少し上の左手に水場がある（指導標）兎岳から
聖岳への道が分かりにくく道に迷う　兎岳の真下にすぐにあります　百間洞から
二人連れとなる

8月10日
夜半から雨風が強くなる　兎岳避難小屋には20名ほどいましたが暴風雨のため
一日中動くことが出来ず兎岳避難小屋で過ごしました　お互いに食料を出し合い
しのぎました　

8月11日
昨日は暴風雨のため行動が出来ず今朝はどうかと思っていましたが朝からガスと
雨　風は昨日ほどではありません　しかし昨日は5坪くらいの場所に20名くらい
シュラフを胸までかぶり皆壁にもたれかかりリュックでブロックを作りお互い
背中合わせになり寝ました　しかし　また雨が上から落ちシュラフはずぶ濡れに
なりこのままでは死んでしまいそうです　朝起きるとニッカズボンもズブ濡れ
ガタガタ震えていました　食糧や水に余裕がないので皆と聖平小屋まで出かける
事にしました　しかし避難小屋に行くまで道に迷うこともあり二晩も止まることに
なりました

8月12日
聖平小屋を出たのが4時　ご来光が5時5分位で上河内岳の前衛の所でご来光を
雲の上から撮る　下は雲海が美しい　富士山にレンズ雲がかかっていた
上河内岳の麓で雷鳥の親子連れを見る　登りは上河内岳と茶臼岳位　もっと
登りたいくらい　聖岳は雲がかかり頂上の方が見えない　時々ガスる
上河内岳はピラミダルで美しい　　　ここで終わっている

2013年1月23日記