西穂高岳

2020年10月11日(日) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,007m
• 下り: 1,003m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:42
• 休憩: 2:13
• 合計: 7:55

7:13 西穂高口
7:31 7:32 旧ボッカ道分岐
8:01 8:15 西穂山荘
8:26 8:30 西穂丸山
9:09 9:19 西穂独標
9:42 9:49 ピラミッドピーク
9:58 10:05 チャンピオンピーク４峰
10:42 10:47 西穂高岳
11:13 11:16 P１
11:22 11:29 西穂高岳
11:54 12:04 チャンピオンピーク４峰
12:15 12:21 ピラミッドピーク
12:46 12:47 西穂独標
13:16 13:17 西穂丸山
13:28 14:25 西穂山荘
14:49 14:49 旧ボッカ道分岐
15:08 西穂高口

距離は短いのですが、岩場のアップダウンがあるとやはり時間がかかりますね。

天候

麓は曇り空でしたが、ロープウェイで上がって行くと雲海の上に突き抜けました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

鍋平無料駐車場に車を停め、しらかば平から新穂高ロープウェイ利用。往復2900円＋荷物券200円（6Kg以上）。
無料駐車場からしらかば平駅はちょいと歩くので、もう少し上がったところの登山者用有料駐車場（300円）をオススメします。（新穂高初めてなのでそんな駐車場事情知らず）

コース状況／危険箇所等

独標と西穂の間は岩場続きで危険です。岐阜県山のグレーディングでも日帰り最難関のDランク。無茶なところはないので、○?ペイントを確認してたどっていけばいいんですが、見損なうと詰みます。

その他周辺情報

温泉たくさんあるんで入っていきたかったんですが、埼玉まで遠いのでどこにも寄らず。残念。

写真

10/11 6:24

おはようございます。朝6:30です。浦和から300キロを激走してきました。途中高山あたりは雨でしたが、無料駐車場からは朝日に映える山がチラ見えしています。

10/11 6:37

しらかば平駅からロープウェイです。今日は始発が7:15のラッキーデーです。実際には7:00に出たみたい。

10/11 7:00

ロープウェイは雲に突っ込んで・・・

10/11 7:03

突き抜けた！雲海がゴイス〜

10/11 7:05

周りからも歓声が上がる。なにやらスゴい日になりそう。

10/11 7:15

西穂高口駅に到着。展望台には行かずに出発。

10/11 7:18

ここから登山口。まずは西穂山荘へ向かいます。

10/11 7:29

朝日が気持ちいい

10/11 7:32

序盤はこんな感じ。

10/11 7:32

旧ボッカ道分岐。今日はちょっと理由があって序盤から飛ばしているんですが、これが後で後悔する羽目に・・・

10/11 7:35

とか言ってると、「おおお〜」
笠ヶ岳〜抜戸岳ですか。

10/11 7:59

西穂山荘についたようです。

10/11 8:07

立派な山荘！
今日はここへ14:00までに戻って来なければならないミッションがあります。

10/11 8:07

10/11 8:09

この前登った乗鞍岳がみえてます。

10/11 8:10

あと2.4Kmって楽勝ですな。（と、この時は思っていた・・・）

10/11 8:07

まずはそこを越えて丸山へ。

10/11 8:13

雲海！

10/11 8:14

上高地は雲の下？

10/11 8:14

笠ヶ岳がスゴくキレイで。

10/11 8:14

10/11 8:19

もう一回乗鞍岳方面。右のほうにチラッと焼岳。

10/11 8:19

あそこの尖ってるのが西穂ですか〜。あれ、ちょっと遠いな・・・

10/11 8:21

ポッカリと霞沢岳？

10/11 8:21

周りを見てるとキリがありません！

10/11 8:21

山肌の黄葉もマズマズではないでしょうか。

10/11 8:21

しばらくは嫋やかな稜線を進んでいきます。

10/11 8:23

赤い実。もう花は殆ど終わってましたね。

10/11 8:23

笠ヶ岳がスッゴイ美人なんですが〜

10/11 8:27

ハイ、丸山到着。手前の丸石沢山のザレ場が地味に疲れた。

10/11 8:26

この先の独標方面。（さっきも同じような風景をみたような・・・）

10/11 8:26

ジャンダルム、奥穂高岳、前穂高岳が見えてきたのかな。
こんなに近くで見るの初めてなので、いまいち把握できてない。

10/11 8:27

振り返ると乗鞍に焼岳。

10/11 8:27

遥か向こうには白山が見えてます。

10/11 8:34

その手前にはロープウェイ駅が見えてます。

10/11 8:58

重なり合う山々。

10/11 8:58

10/11 9:00

10/11 9:01

さて、独標が射程に入ってきました。

10/11 9:04

あんな斜面登っていくのか@@

10/11 9:04

10/11 9:08

遭難碑。1967年8月の被雷による事故のあと。

10/11 9:08

雲海は相変わらずスゴイ。雲がちょっと上がってきた？

10/11 9:08

鎖がありますが、足場がしっかりしているので、見た目ほど大変じゃありません。

10/11 9:11

西穂独標到着！

10/11 9:11

！

10/11 9:11

さあ、穂高連峰が丸見えになってきました！
ここからはヘルメット装着で進んでいきます。
（ヘルメットデビュー！）

10/11 9:43

9峰飛ばして8峰、ピラミッドピーク！
西穂までのカウントダウンですね。

10/11 9:44

10/11 9:44

向こうに見えてるのが西穂だよね？なんだか何個もピークが見えるんですが・・・。（そりゃそうだ）

10/11 9:45

穂高連峰の斜面、ゴツゴツっぷりがスゴくないですか？

10/11 9:45

遥か向こうには八ヶ岳と南アルプス。で、南アルプスのちょい左に目を凝らすと富士山が見えてる気がする（写真でないとわからない）。

10/11 9:47

そして西穂！？ちょっと厳しくない？

10/11 10:09

ようやく4峰、チャンピオンピークへ。実はここに至るアップダウンで大腿四頭筋やらハムストリングやらが悲鳴をあげて攣りはじめてしまい、だましだまし進む状況。

10/11 10:09

あと・・・3, 2, 1か。なんとかなりそうではある。

10/11 10:11

3峰じゃ！

10/11 10:11

谷間の草紅葉。

10/11 10:26

最後の登り（だっけか？）この辺、無我夢中。

10/11 10:42

やったよ！西穂高登頂したよ！

10/11 10:46

ジャンに奥穂に吊尾根に前穂だよ。近〜い。

10/11 10:46

ん？ヘリが飛んでるな。

10/11 10:46

笠ヶ岳。左端向こうには白山。

10/11 10:46

右の向こうにちょこんと出てるのが黒部五郎岳か。

10/11 10:46

槍ヶ岳、涸沢岳にジャンダルム、奥穂高岳。

10/11 10:46

槍ヶ岳の左向こうで雲に覆われているのは立山方面か？

10/11 10:47

三等三角点ゲット。

10/11 10:53

はい、この先には行きません。

10/11 10:53

とP1まで来たんですが・・・

10/11 10:54

さっきからP1の向こうを何度も回っていたヘリが、ちょうど遭難された方の救助にあたっていたところでした。

10/11 10:58

P1からの西穂高岳山頂。沢山の人が登頂してきています。

10/11 11:11

この先そのうち自分も行きたい気がしますが、どうでしょう。

10/11 11:11

この迫力はなかなか他の山域にはないですね。

10/11 11:11

10/11 11:12

10/11 11:12

10/11 11:13

さて、そろそろ戻ります。

10/11 11:20

今回唯一見かけたお花。

10/11 11:23

戻ってきました。

10/11 11:23

斜面の黄葉が日に当たってキレイに輝いてます。
次なる目標に向かって下りて行きます。

10/11 11:32

ここの下りはヤバかった。。。

10/11 11:59

たぬき岩。ちょいちょいガスが上がってくるようになりました。

10/11 12:14

ピラミッドピーク。もうこの辺になるとピークへの登りで大腿四頭筋の攣りが右に来たり、左に来たりで・・・

10/11 12:42

だいぶ下りてきたな。
痛みに耐えながらの下りだったので、写真少なめ。

10/11 13:21

10/11 13:21

上高地の方向。午前中は厚く雲に覆われてましたが、晴れてきたみたいです。

10/11 13:21

丸山ちょい下のケルン。

10/11 14:00

で、本日のミッションは無事達成！西穂味噌ラーメン発注で番号札の36番を貰ってから20分ぐらい待ったかな。
このラーメンはマジ旨いです。

10/11 14:26

ガスに覆われる西穂山荘。

10/11 14:26

テント場も皆さん撤収済み。

10/11 14:26

さて、一時間休んだし、あとはロープウェイ駅までひと歩きです。

10/11 14:44

さくさくっと。

10/11 15:07

西穂高口駅到着！お疲れさまでした。

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル フリース 長袖シャツ ズボン タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー 水筒 コンパス ファーストエイドキット 雨具 ツェルト ヘッドランプ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター ストック 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 老眼鏡 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯電話

備考

ザックの中のもの、日帰りだと殆ど使わない件について。

感想

ミハラシ

　台風14号が謎の動きをした結果、この日の北アルプスエリアは最高の登山日和になったようです。おかげで前から計画していた西穂高岳は最高のコンディションで登ることができました。登山内容は写真のとおりですが、最初に山荘まで飛ばしすぎたこともあり、太もも周りの筋肉が攣ってしまったのは今後の課題です。
　P1で目撃した遭難者の救助に関しては、翌日ニュースで報道があったように残念な結果となってしまったようです。高齢者が云々という話もありますが、結果はともかくあのルートに挑もうとしたことに対しては敬意を表するとともにご冥福をお祈りするばかりです。