剱岳北方稜線

2020年09月29日(火) 〜 2020年10月03日(土)

• GPS: 97:41
• 距離: 34.4km
• 登り: 3,630m
• 下り: 3,635m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:36
• 休憩: 0:41
• 合計: 3:17

10:58 室堂
11:05 11:06 みくりが池
11:19 11:20 雷鳥荘
11:25 11:26 雷鳥沢ヒュッテ
11:31 11:58 浄土橋
13:29 13:40 剱御前小舎
14:15 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 1:37
• 合計: 6:43

6:49 剱沢キャンプ場
6:54 6:57 剱澤小屋
7:54 8:06 平蔵谷出合
8:38 8:46 長次郎谷出合
9:19 9:47 真砂沢ロッジ
9:54 9:56 三ノ沢
10:40 11:14 二股
12:09 12:19 仙人新道ベンチ
13:17 13:17 仙人峠
13:32 仙人池ヒュッテ

3日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 4:15
• 合計: 11:00

6:04 仙人池ヒュッテ
6:20 6:21 仙人峠
6:50 6:58 池の平小屋
7:54 8:13 旧鉱山道取付き
8:18 8:22 小窓氷河
8:47 8:58 小窓（乗越）
10:40 11:05 小窓ノ王
11:10 11:17 三ノ窓
11:17 11:34 池ノ谷ガリー
11:35 11:42 チンネ
11:44 12:16 池ノ谷乗越
12:41 12:42 長次郎ノ頭
12:45 13:10 長次郎のコル
13:32 13:52 剱岳
13:53 13:57 カニのハサミ
14:00 14:15 カニの横バイ
14:17 14:31 平蔵の頭
14:51 14:55 前劔の門
14:59 15:19 前剱
15:57 16:07 一服剱
16:23 16:33 剣山荘
16:55 16:56 剱澤小屋
17:04 剱沢キャンプ場

4日目

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:26
• 合計: 3:48

8:52 剱沢キャンプ場
9:45 9:54 剱御前小舎
10:56 10:56 新室堂乗越
11:20 11:23 浄土橋
11:40 11:42 雷鳥沢ヒュッテ
11:51 11:52 雷鳥荘
12:09 12:10 みくりが池温泉
12:13 12:13 みくりが池
12:22 12:23 ホテル立山
12:29 12:38 室堂
12:40 ゴール地点

3日目（10月1日）は雨で停滞したので。行動はなし。
したがって10月2日が3日目にあたるので読み替えてください

天候

曇り、雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅ーケーブルカー

コース状況／危険箇所等

剱沢から真砂沢小屋までが例年と違い、雪渓に乗られないので、右岸につけられたスラブ上の巻道をロープやピンを伝い下降する。落石に注意。長次郎出合いから下に渡渉点があるが雨後は水量に注意。

その他周辺情報

他は特になし

写真

9/29 13:59

剱御前小屋横から剱沢を見下ろす。
この後、今回同行するフクさんとテント場で合流

9/30 6:07

翌日朝、スター前の朝焼け

9/30 6:40

テントと剱岳。結局5日間ここにテントを立てたままだった。

9/30 6:46

剱沢にはまだ光が届いてはいない。八つ峰第一峰が見事なシルエットだ

9/30 8:01

剱沢の雪渓が消えて、谷底が見えている。
こんな光景は初めてだ！

9/30 8:01

スラブの高巻ルートに足場が工作されている。凍結していたらさらに困難だった。

9/30 8:08

昨日まで通過できなかったのがこの工作で何とか通過で来た。
その後、下降して渡渉して対岸に渡る

9/30 10:53

真砂の小屋で休憩。小屋番とルート工作の話を聞いて感謝。二股に掛かる橋を渡り、昼食休憩。水の補給
奥は三の窓雪渓

9/30 12:02

その三の窓雪渓。まだ紅葉には早い

9/30 13:09

仙人峠から仙人ヒュッテに向かう。ここは標高が高いので色づいている。徐々に天候が悪化してきている。

10/2 5:59

予報通り、10月1日は雨で停滞。10月2日は快晴。仙人池に映る定番の写真を撮り終えて急ぎスタート。露の為、雨具を着て出る

10/2 6:05

来週くらいが見ごろかな？

10/2 6:43

池の平ら小屋は無人。鉱山道の途中から

10/2 7:19

昨日、遭難者があり、捜索途中のヘリ。同じルートをたどっている遭難者。（後で聞くとこの時点で救助された頃だった）

10/2 7:37

小窓雪渓を見下ろす。鉱山道は雪渓を見下ろしながら徐々に近づいてゆく。

10/2 7:44

鉱山道出会いの展望台から

10/2 7:54

小窓雪渓を見る。下部は割れているが上部は問題ないが雪渓が所々川になっている。

10/2 8:22

小窓雪渓に降りたが、スリップして4〜5m滑落。
反転してストックで制動を掛けた。直前まで日影でツルツル凍結していたのだ。油断があった。その後問題なく通過。

10/2 9:52

小窓のコルから見上げる小窓の王。ここから先が迷いやすい。

10/2 11:02

マーキング助けられて小窓の王基部に到着。
池ノ谷と三の窓。ガリーが見事

10/2 11:09

南壁基部にあるバンド、通称（発射台）を下るフクさん

10/2 11:18

その全体像。

10/2 11:18

三の窓から池ノ谷ガリーを見上げる。
落石に注意しながら、崩れる足元に体力を奪われる

10/2 12:04

池ノ谷乗り越し（長次郎右股）から池ノ谷の頭へクライム。ホールドがあるので問題ない。

10/2 12:13

そこからようやく本邦が見えた。

10/2 12:25

振り返ると、八つ峰と三の窓の頭、チンネ。後ろ立山連峰

10/2 12:26

中間地点にある直角に折れたバンドに向かう

10/2 12:38

そこを通過中のフクさん。

10/2 13:16

長次郎の頭を越えてから長次郎谷を撮る。

10/2 13:31

全く雪渓が見当たらない。

10/2 13:43

剱岳山頂から剱沢方面

10/2 13:46

久々の剱岳。誰もいない貸し切り

10/2 13:47

富山湾方面は雲の下

10/2 14:25

一般道を下る。

10/2 14:50

一服剱を過ぎて振り返る。

10/2 17:19

夕暮れ前に何とかテント場に戻る。翌日は室堂乗り越しから室堂に出て昼過ぎのバスで立山駅に下山

撮影機器：

COOLPIX S9500 ニコン

α5100 ILCE-5100 SONY

装備

共同装備

ツエルト

備考

軽アイゼン

感想

kfujitaok

事前の情報で剱沢の雪渓の件は理解していたので多少時間の余裕を持っていた。小窓雪渓については以前の経験値でも必要なかったし、事前の県警の仲間にも必要なしと聞いていた。〜がやはり早朝で気温が低い状態ではやはり軽アイゼンが必要だった。しばらくすると日が当たり緩み問題ない傾斜だが。早朝の場合には持ってゆくべき