雲取山・七ツ石山(小袖登山口ピストン)-雲取山荘テント泊

2020年11月08日(日) 〜 2020年11月09日(月)

• GPS: 09:22
• 距離: 22.8km
• 登り: 1,775m
• 下り: 1,738m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:24

8:47 丹波山村村営駐車場
8:51 8:51 小袖緑道あがり
9:52 9:56 茶煮場
10:21 10:21 堂所
10:56 10:56 七ッ石小屋下分岐
11:06 11:20 七ツ石小屋
11:24 11:24 七ツ石山の水場
11:27 11:27 七ッ石小屋上分岐
11:43 12:03 七ツ石山
12:13 12:14 ブナ坂
12:44 12:46 奥多摩小屋
12:52 12:53 ヨモギノ頭
13:14 13:19 小雲取山
13:34 13:39 雲取山避難小屋
13:42 13:48 雲取山
14:11 雲取山荘

2日目

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:56

7:47 雲取山荘
8:15 8:21 雲取山
8:22 8:34 雲取山避難小屋
8:51 8:51 小雲取山
9:11 9:11 ヨモギノ頭
9:15 9:16 奥多摩小屋
9:38 9:38 ブナ坂
9:48 9:48 上段と下段の分岐
10:04 10:05 七ッ石小屋下分岐
10:37 10:42 堂所
10:51 10:51 茶煮場
11:39 11:39 小袖緑道あがり
11:43 ゴール地点

天候

1日目 曇り時々晴れ → ガス
2日目 晴天、強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

丹波山村村営駐車場を利用。無料。トイレ有り。
駐車場までは全面舗装路。ただ散乱してる石や枝に注意。
8:30頃到着でもちろん満車。バイクは隙間スペースに止められるので到着時間を気にしない。

コース状況／危険箇所等

特筆するような危険箇所は無い。また道迷いのリスクも無い。
登山口〜標高1500mくらいまで紅葉が見られる。
特に標高1100〜1200mくらいのところが見頃だった。

【駐車場〜小袖登山口】
道路歩き。

【小袖登山口〜七ツ石小屋】
樹林帯歩き。全体的に斜度は緩い。とにかく黙々と歩く感じ。
紅葉を楽しみながら歩く。

【七ツ石山周辺】
-七ツ石山ルート
これまでと比べて斜度がキツい。足元も石が多くなる。
山頂以降は視界が開ける。テント装備にはちょっとしんどい。

-迂回ルート
勾配はほぼ無く平坦。
ただし切れ落ちた細い道が続き、落ち葉で足元が悪いため注意は必要。

【ブナ坂〜雲取山】
視界の開けた尾根道。背の低い笹に挟まれた樹林帯も少々。
基本的に斜度は緩めだが、奥多摩小屋〜小雲取山の間にキツい箇所が2、3ある。

【雲取山〜雲取山荘】
斜度のキツい樹林帯下り。これまでと比べて足場もやや荒れ気味。
2日目はいきなりここから始まるので辛い。

写真

11/8 8:46

8:47 満員御礼の【丹波山村村営駐車場】からスタート。

11/8 8:51

8:51 舗装路を3分ほど歩くと【小袖緑道あがり】(登山口)。

11/8 9:07

廃屋だ。風情がある。

11/8 9:11

あちこちすっかり色付いている

11/8 9:13

祠のお供え物はクマのエサになるらしい

11/8 9:50

茶煮場の手前にある水場。ありがたや。

11/8 9:52

9:52 【茶煮場】先はまだ長い。

11/8 9:58

桃色の蕾。何だろう？

11/8 10:00

紅葉が見事だ

11/8 10:21

10:21 【堂所】由来は「胴所」らしい

11/8 10:30

辛い登りを綺麗な紅葉が励ましてくれる

11/8 10:34

まだ三分の一ですか…。そうですか。

11/8 10:56

10:56【七ッ石小屋下分岐】迂回路のほうが楽そうだが、そこに山があるなら登らねば…！

11/8 11:09

11:06【七ツ石小屋】味のある良い小屋だ。トイレ休憩させてもらった。

11/8 11:12

本来は「富士の見える山小屋」らしいが、今日は残念。

11/8 11:25

山行再開。テント装備には堪える段差だ…

11/8 11:26

七ツ石山のあたりから足元にこれがたくさん居る。ザックをおろしたりする時は要注意。

11/8 11:27

11:27【七ッ石小屋上分岐】

11/8 11:40

七ツ石神社。社が綺麗だ。

11/8 11:43

11:43【七ツ石山】に到着。既にバテ気味。

11/8 11:49

しっかりカロリー補給！

11/8 12:03

ガスり気味だが展望は良い

11/8 12:13

12:13 【ブナ坂】ここからしばらくは開けた平坦な道のりになる。

11/8 12:15

マルバダケブキの綿毛。ポワポワで可愛い。

11/8 12:20

晴れた！少しの間でも太陽が嬉しい。

11/8 12:20

だだっ広い平らな尾根道。トレイルランナーが多いのも分かる。

11/8 12:32

サルオガセ。昔流行った尻尾のストラップみたい。

11/8 12:41

ヘリポートのH

11/8 12:46

12:44【奥多摩小屋】もはや骨組みくらいしか残ってない。

11/8 12:48

そして奥多摩小屋から小雲取山までは登りが辛い…テント装備重い…

11/8 13:14

13:14 【小雲取山】山標は道から10mほど脇に入った所にある。

11/8 13:21

本格的にガスってきた

11/8 13:36

13:34 【雲取山避難小屋】に到着。トイレあり。

11/8 13:42

14:42 【雲取山】に到着！長かった！

11/8 13:43

360度真っ白で展望ゼロ…

11/8 13:56

さっさと山荘へ。足場の悪い急坂に注意。

11/8 14:11

14:11【雲取山荘】に到着！14時から受付開始で並んでいた。

11/8 14:23

水場ジャブジャブ。そろそろ朝は凍るかも、とのこと。

11/8 14:32

すごい立派なトイレ。いざゆけ！

11/8 14:36

14:30の気温は10℃。寒くは無い。

11/8 15:37

テント設営完了。地面は土で手ごろなサイズの石も多い。

11/8 16:39

厚切りベーコン&燻卵&エビラーメン

11/8 20:23

陽が落ちた途端に恐ろしく冷えてきたので早く寝る。おやすみなさい。

11/9 6:26

おはようございます…。早朝から極寒の強風でゲンナリ…。テント内からズボラご来光。

11/9 6:36

ミートスープパスタで凍った体に熱を入れる

11/9 7:05

7時にはほとんど皆さん撤収済み。あの強風の中でテキパキすごいなぁ。

11/9 7:24

テントに付いた水滴が凍ってる

11/9 7:49

寒いし強風だが天気は最高だ！

11/9 8:06

朝一での急坂登りが辛い

11/9 8:21

霜柱バキバキ

11/9 8:16

8:15 【雲取山】昨日は白でも今日は青！誰も居ない山頂を独り占め！

11/9 8:23

稜線ミルフィーユ越しに富士山！

11/9 8:24

ドーン！ちょっと雲がかかってるが素晴らしい！

11/9 8:25

誰も居ない雲取山避難小屋を内見。メチャクチャ綺麗。

11/9 8:35

尾根道を遠望できて気持ちいい

11/9 8:39

昨日は何も見えなかったが、こんなに景色の良い尾根道だったのか。

11/9 8:42

富士山の雲が取れた！まさに雲が取れる山！

11/9 8:50

可愛らしい野鳥に遭遇。たぶんイワヒバリ。

11/9 8:52

西南西に白い稜線が遠望できた。鳳凰か北アあたりかな？

11/9 8:57

なんと遠くに相模湾が見えた。すごい山だ。

11/9 9:23

富士山もずっと眼前に見えて景色に大満足

11/9 9:42

七ツ石山には寄らずに迂回路。道が細いので少し注意。

11/9 9:58

標高1500あたりから紅葉が復活！

11/9 10:03

七ツ石山迂回路の木橋渡り

11/9 10:21

紅葉を満喫しながら下山

11/9 10:46

食料の分荷が軽くなって下山時はかなり余裕が出た

11/9 11:39

11:39 【小袖緑道あがり】まで帰還。一日ぶりの下界。

11/9 11:43

11:43 【丹波山村村営駐車場】に帰還！良い山だった！

11/9 11:51

(おまけ)駐車場にいたネコさん。人慣れしているのか、じっとしてると近づいてくる。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ テント 寝袋 スリーピングマット 枕

備考

茶煮場の手前と七ツ石小屋で水を補給させてもらった。水場が多いと助かる。

感想

げんじゅ

山を始めて5〜6年が経ち、憧れのテント泊に初挑戦。今年の夏にはやるつもりだったが、コロナやら何やらでズルズルと遅れ…今年はもう諦めかけていたがようやく休みと天気が合っていざ雲取山へ。荷の重さと早朝の寒さにやられながらも多くの経験を得た素晴らしい山行になった。辛いこともあったがテント泊は楽しいし奥が深いと感じた。

-天気と気候
1日目
曇り時々晴れ。小雲取以降はガスガス。しかしこの時期としてはかなり気温が高く、朝から暖かくて行動中はかなり汗を掻いた。反面、陽が落ちてからは一気に気温が下がり、食後は持っているものを全部着てもテントから出たくない程寒かった。
2日目
4時頃に強風でテントが煽られる音と寒さで目が覚め、そこからは寒さと唸るような強風の音で寝られなかった。たぶん外気温は-5℃くらい。テントに付いた水滴は凍ってた。風が強くてテントから出るのが億劫で、撤収作業も難航。
冷風が吹きすさぶ一方で空は快晴。初日に見られなかった富士山も綺麗に見えた。

-難易度
基本的に特筆するような危険箇所も道迷いのリスクも無いので、片道10kmちょい山を歩ける体力さえあれば初心者でも山頂を踏める山だと思う。
個人的にはテント泊装備で慣れない荷の重さに体力を持ってかれて超しんどかった。 テントが明確な目的でなければ装備を軽くして日帰りか小屋泊する方が良いのだろう。

-初めてのテント泊反省と課題
・荷が重い。登りが辛い。下りは平気。
・今の装備だと0℃くらいまでは平気。氷点下は厳しい。
・結露がやっかい。ダウンシュラフが濡れるのは大問題。
・強風下でのテント撤収が難しい。コツを掴まねば。
・後先考えずにペグを深く打ち込みすぎた。抜くのに大苦戦。

-人
日曜+紅葉+人気の山＝人たくさん。そこかしこで多くの人とすれ違い、そして抜かされていった。テントは6〜7張くらいで思っていたよりは多い印象。
傾向として20〜25ℓ程のザックを背負った軽装の人やトレイルランナーが非常に多く、意外と重装備の人は少なかった。

-筋肉痛記録
11/09 目立った筋肉痛無し
11/10 尻：中　背中：弱　すね：弱
背中の筋肉痛は初めて。ザックの重量に関係していると思われる。
1日目の登りは辛かったが、2日目の下りは食料分の荷が軽くなったこともあり苦ではなかった。