記録ID: 2734477
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雪山ハイキング
剱・立山
怪しい登山隊立山編(圧巻の景色を堪能、初冬の奥大日岳と別山)
2020年11月14日(土) 〜
2020年11月15日(日)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 25:12
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,291m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:12
2日目
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 7:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
事前に芦峅寺の雄山神社で安全祈願。 午前7時過ぎに到着したが、駐車場にはまだ空きがあった。 室堂までアルペンルート利用(ケーブル8時40分 発券8:00〜)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・室堂〜奥大日岳:11月中盤を迎え、室堂周囲は雪景色。室堂からすぐに12本爪アイゼン装着。奥大日岳を目指す。雷鳥沢野営場までの通路には雪が積もり滑りやすい。アイゼン・ピッケル必須。 浄土橋はすでに撤去され河原の石を渡って渡渉。 ストックがあるとバランスが取りやすい。 室堂乗越に向かうトレースに入るがあまり踏まれている形跡がない。 稜線に乗ってからはハイマツに遮られる所があるが大したことはない。 この日は文句なしの快晴で剱岳が圧巻。ただし、日差しがあるとすぐに暑くなり雪の状況が変化する。 室堂乗越を超えるとトレースはさらに貧弱になる。 2400mの小ピークの南側はトラバース斜面があり注意。 標高2511mへの登りはトレースがないとキツイところあり。 ここを超え鞍部へ向かったところでトレースが無くなる。 標高2600mに至るトラバース道は危険でノントレース。 稜線を進もうとするとハイマツの藪漕ぎで困難(両端は急斜面)、殆どがここでリターンしている。 というわけで自分たちも時間が無くなったのでここで戻る。 ・室堂(’雷鳥荘)〜剱御前 雷鳥沢の夏道に対して西側に明瞭なトレースが出来ているが、大小いくつもある。 その場でどれを使うか選択する必要がある。 殆どが室堂乗越から剱午前に至る稜線にぶつかり、剱御前小屋に向かうトレースに合流する。 ここは晴れるととにかく暑くなる。また、南斜面であり日差しが強い。 剱午前小屋前は雪の吹溜りとなっている。 ・剱御前〜別山 風が強いようで、雪が吹き飛ばされクラストした斜面が多くなる。 小さなピークを幾つか超える。 別山南峰手前にやや細くなるところがあるが、慎重に進めば問題ない。 北峰までほぼフラットで空身で往復。クラストした部分と粉雪の部分が交互に出てくる。 |
写真
感想
怪しい登山隊久しぶりの山行、今回はI君と2名での登山になりました。宿の予約の関係で天候は運次第でしたが、2日とも快晴で絶好の登山日和となりました。
地元I君の案内で安全に余裕のある登山ができました。ありがとうございます。
冬毛の雷鳥は見られなかったけど鳴き声と足跡は見ることができました。剱岳のモルゲンロートも思ったより染まらなかったけどこの時期の剱岳を見ることができて最高でした。
10月初めに久しぶりの怪しい登山隊の計画について、隊長より一泊二日の立山登山の打診があった。剱岳のモルゲンロートと冬毛の雷鳥狙いとのことだ。
この時期はすでに冬山の装いで自分もまだ行った経験が無かったが準備だけは念入りにしておこう。
条例により冬山登山装備だけでなく、ビーコン等も義務付けられている。
というわけで、山スキー三点セット、アイゼン、ピッケル、ヘルメット、ウィペット、ゴーグルなどトレーニングのため重荷を背負うことにした。
普段は使わない山小屋とアルペンルートも遠慮なく利用できるので、一眼レフカメラやガスセットなども詰め込んだ。
当日は快晴に恵まれ、翌日も晴天が約束されていた。この時期にしては実に珍しい現象だ。
自分の日頃の行いではなく、欠席のtoraneko氏の晴天祈願が天に通じたらしい。
コメント・感想は写真欄を参照ください。
写真600枚取って選択が大変でしたが、これからのシーズンに向けて充実した冬山登山になりました。また次回を楽しみにしています。
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