大普賢岳
- GPS
- 10:28
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,351m
- 下り
- 1,281m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新伯母峯TN出口を右折し和佐又に向かう。 和佐又ヒュッテ前に大きな駐車場がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況 この時期になると積雪は少ないが、標高1500m付近以上は残雪がアイスバーンになっているのでアイゼン、ピッケル携帯したほうが安全。 ・登山ポスト 登山口の入口にあります。 |
写真
感想
早朝5時半に大坂を出発。
天気予報通り快晴しかも無風の最高の山日和です。
途中で一人を拾い計3名での登山だ。
出勤時と重なったのか予定より遅く9時前に登山口の和佐又ヒュッテ駐車場に到着する。
大普賢岳を見上げると、予想通り雪はなく尾根に少し残雪が見える程度だ。
しかし山頂近くは夜から氷点下でアイスバーンになっているのでアイゼンとピッケルを準備する。
大普賢岳ピストンから大峯奥駆道を行く周回コースに変更する。
登山口から暫く進むと和佐又のコルに着きます。
ここから長い尾根道を登ります。
尾根道はナラなどの落葉自然樹林帯で緩やかな見通しの良い坂道です。
足裏にやわらかな落ち葉を感じながら歩き続けると指弾ノ窟、朝日窟そして笙ノ窟などの行場跡が見られます。
標高1500mを越えると梯子や鎖場の連続で残雪がカチカチに凍っている。
日本岳のコルを通過、石の鼻に到着すると広大な展望が開け、東側には大台ヶ原、西側には釈迦ケ岳、八経ケ岳、弥山が見渡せる。
ここで一休憩、アイゼンを装着し出発。
凍った下り坂、上り坂を繰り返し小普賢岳、大普賢岳への夏道をトラバースする。
ようやく雪に覆われた大峯奥駆道に合流する。ブナ林の坂道を少し登ると大普賢岳山頂だ。
出発して約3時間15分で標高1780mの大普賢岳山頂に到達する。
雪はなく岩だらけの狭い山頂だ。
見渡せば大峯の山脈が展開する。
大台ヶ原、山上が岳、大日山、稲村が岳、バリゴヤの頭、そして国見岳、七曜岳更に白い雪に輝く弥山、八経が岳へ雄大な尾根が延びている。
最高の天候に恵まれ風が無く暖かい。
写真を撮り昼食をとり話が弾み1時間があっという間に過ぎる。
山頂から七曜岳まで大峯奥駆道を進む。
雪は比較的少なく、ブナやナラが主体の原生林が続く。
しかし国見岳から七曜岳の間は岩と凍りついた雪に難儀する。
何回も通った道だが雪道は踏み跡が無く解りにくく想像以上に時間が掛かったような気がした。
この一帯は石楠花が群生している。
七曜岳から無双洞まで急傾斜の坂道を一気に下る。
水太川を渡ると再び急坂になり、最後の岩場、鎖場を登り切ると再び巨大なブナ林が現れる。
七曜・大普賢の分岐に着く頃には日没を迎える。
真っ暗な山道、ヘッドランプを装着し7時頃和佐又ヒュッテに無事下山する。
遅くなりヒュッテの方に少し心配をお掛けしました。
もう少し早めの計画をたてるよう反省します。
次回は6月初旬頃でどうでしょうか。
新緑のブナ林、サラサドウダン、シロヤシオ、ヤマツツジ、シャクナゲが咲く季節。
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