記録ID: 2888806
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積雪期ピークハント/縦走
丹沢
甲相国境尾根はピッカピカのゼロ密🗻
2021年01月31日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:04
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,514m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:04
15:37
ゴール地点
天候 | 冬晴れの快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【往路】 自宅〜横浜駅西口※1〜相模原市内※2〜道志みち〜道の駅どうし※3〜道志みち〜山中湖村〜三国峠※4 【駐車場】 道の駅どうし (下山用にデポ。積雪がなければ落合橋まで移動しておきたかった) (無料・50台くらい・きれいなトイレ有) 三国峠 (登山口。最近整備されて停めれるようになった) (無料・20台くらい・トイレ無し) 【復路】 道の駅どうし〜三国峠※5〜明神峠〜R246〜西湘BP〜R134〜自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【三国峠〜△鉄砲木ノ頭(明神山)】 三国山と鉄砲木ノ頭のコルにあたる峠は、山梨県道・神奈川県道の境目で、道志・御坂・信州方面へ一般道で向かう際の通過点。車でも山歩きでも通過をしたことはあるけれど、登山口にするのは初めて。 灌木帯の間を抜けるとすぐに左にカヤト・右に樹林の尾根筋を直登。尾根道は雨水のために抉れているが、その脇の踏み筋は雪が少しだけで歩きやすい。 ピークまで左側に富士山ドーンが続く。 【〜切通峠〜△高指山〜△富士岬平】 鉄砲木ノ頭の西北側は降り口から雑木林の中に入るが、アブラチャン・ブナ・コブシ等の落葉樹が主人公なので明るい森の様相。雪が残っていて白い大地にスカスカの木々が立つ道は冬日が優しい。 特に、アブラチャンが多いので、低木の束は陽射しが縦縞を作る快適な尾根道が続く。 切通峠は登山口よりも低く、そこから一気に高指山まで登り返すと、高指山もピークのみ開けて富士山ドーン! 3年前の初夏にテント泊をした時は、夏色の空を見ながらの夕べが心地良かった。 (ここは国定公園から外れたエリア) 再び雑木林の中を潜り、緩い吊尾根を登り返したら、またまた富士岬平の展望が開け、山中湖村を見下ろすように富士山ドーン! 【〜山伏峠分岐〜△要所小屋ノ頭(水の木分岐)】 太めだった尾根は、ここからヤセ気味で小刻みなアップダウンになる。 石英閃緑岩がむき出した丹沢らしいザレた箇所が出現し、笹に緑が戻り深まった登りに木段が掛かり、急斜面が三角山(大棚ノ頭)の肩に詰めると山伏峠の分岐に出合う。 少しだけトラバースして鉄塔を過ぎ、廃道(水の木分岐のショートカット道)との分岐から尖塔状の坂となり、詰めた上が水の木分岐。今はしっかりとした道標があり、水の木側(廃道)が荒れているので間違うことはないが、初踏では素直な流れに歩いてしまい、西ノ丸まで進んでから引返すことになってしまった。 【〜△石保土山〜△西沢ノ頭〜樅ノ木沢の頭〜△油沢ノ頭〜△ブナノ丸〜△菰釣山】 ゆるく登ってゆるく下る連続。でも、冬の林からは、左に道志山塊・右に相模灘が拝めるので飽きない。 油沢ノ頭を過ぎると、ブナノ丸と菰釣山が双耳に見え、すこしキツめの斜面を詰め、ブナ〜菰の吊尾根をランチを楽しみに登るが、菰だと思いがちな手前のピークはフェイント。でも、海側の眺望は抜群! ちょっとだけ吊尾根で今度こそ菰釣のピークのたち、またしても富士山ドーン! 【〜ブナ沢乗越(盗伐越場)〜△ブナ沢ノ頭〜△中ノ丸〜△城ヶ尾山〜城ヶ尾峠】 菰釣山から一気に下り道が続くが、やや北東に向いているので雪が溜まりやすいのに、今年はほとんどない。 途中の避難小屋は、いつながらキレイに使われているが、正面の平にティッシュ等が散らばっているのが残念。ここはトイレがないためだろうが、山を登る者ならば自分の始末くらいはキチンと持って帰ってもらいたいものだ。この日は、糞尿絡みに対応する回収装備がなかったが、次回は対策をして回収しようと思う。 盗伐越場(とうばつこしっぱ)の由来を仲間に説明したが、関心のある人は少ないだろう。地方に伝わる歴史や名前の由来が好きなのは僕のようなマニアックな人だけかも。 盗伐越場からは、菰釣までの同じく甲相国境尾根の特徴のようなアップダウンが続くが、中ノ丸・城ヶ尾山への登りは前半よりも急傾斜なので、後半戦のウォームにピッタリな運動になる。 城ヶ尾峠に下ったところで、次に続くアップダウンに備えた休憩をおススメする。 【〜東沢林道〜水晶橋〜落合橋〜道の駅どうし】 城ケ尾峠から北面に下る。 陽当りが無いので雪が大量に残っている谷間のトラバース路をクネクネ下る。一部だけ崩落があるので注意。 林道が眼下に見えてきて、2年前に歩いた浦安峠に繋がる東沢林道に出る。 浦安峠の荒れようからは考えられないほど整備されており、沢のガレた徒渉がある道をゆったり下り、キャンプ場に至る。その脇から落合橋を渡り、舗装された林道に出るが、朝方の凍結は少しシャーベットになっていたくらいでツルツル滑る。陽向に出たらカラカラの道ですぐに道の駅が見える。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 道志村にはコンビニはない。 山中湖近隣か青根側で済ませておこう。 【温泉】 今回は早上がりのためパス。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザック:チャチャパック35
靴:ツォロミー4
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感想
『甲相国境尾根はピカピッカのゼロ密🗻』
1/31(日)、我慢の月末は鬱憤を晴らすような空の中に、冬の太陽と冬の林が癒しの景観を描いてくれました(^o^)
【山行記】
曙の尾根から茜の大舞台に上がったら
おおきなおおきな盃を前に
酔い明けの富士さんが頬染めてオハヨウサン
小さな木々の萌えトンネルを抜けたら
ゆるいゆるい山入端の上に
すっきりな富士さんが爽やかにコンニチワ
デコボコ尾根の樹々の簾を見上げたら
しましま模様の向こうに
氷青色の富士さんが覗きながらゴキゲンヨウ
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