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Yamareco

記録ID: 290140
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

雨飾高原〜乙見山峠〜柳原岳〜堂津岳(信州百名山)〜奥西山〜奥裾花自然園

2013年04月27日(土) 〜 2013年04月29日(月)
 - 拍手
GPS
15:54
距離
23.6km
登り
1,522m
下り
1,314m

コースタイム

【20130426】新江古田2240ж2355新宿―新宿西口高速バスターミナル2310=(アルピコ交通5573便3号車4B席)=
【20130427】=108双葉SA123=320梓川SA330=555白馬町600―605白馬656〓715南小谷730=811雨飾高原823―雨飾荘829―(途中休憩をはさむ)―1223松尾川―(途中休憩をはさむ)―1433乙見隧道西口(⇔1437東口)(幕営)
【20130428】518―533乙見山峠―(途中休憩をはさむ)―710松尾山720―(途中休憩をはさむ)―1128柳原岳1132―(途中休憩をはさむ)―1355堂津岳北峰1402―1418堂津岳1436―1502頂上直下(Co1860m付近)(幕営)
【20130429】(518⇔524堂津岳528)623―(途中休憩をはさむ)―747奥西山756―806下降点―846支尾根末端―939中西山登山口(⇔ひょうたん池)―949自然園入口1002―1014シャトルバス終点(奥裾花自然園入口)1045―1108観光センター(大駐車場:一般車はここまで)1425=1505鬼無里体験館(バス休憩)1520=1610長野駅1618〓(あさま538号)〓1746大宮1753〓1820池袋1827ж1833江古田
天候 【20130427】雪のち曇り
【20130428】曇りのち快晴
【20130429】晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】4/26 23:10新宿発の夜行バス(栂池高原行)で、白馬町下車。白馬の駅まですぐのところ。白馬から南小谷まではJR大糸線。南小谷から雨飾高原までは南小谷村営バス(路線バス)。
【復路】奥裾花自然園入口から長野行バスが2本(14:15、15:45)。観光センターまで(約2km)はシャトルバスが多数(30分おきとなっているが、実際にはお客さんがいればどんどん出してくれる)。長野からは長野新幹線で帰京。
コース状況/
危険箇所等
・雨飾荘から笹ヶ峰(妙高)へ抜ける車道はこの時期はまだ雪の下。林道が最も北を回り込んで沢(松尾川)を渡った先からは、林道を埋め尽くした雪(デブリ)が片斜面になっていて、滑落の恐怖と戦う場所がところどころ出てくる(アイゼン・ピッケルの出番)
・乙見隧道から乙見山峠までは、距離もわずかでそれほど難しくなく峠に上がれる(少し藪漕ぎ)。西側から登ったが、東側からでも問題無さそうに見えた。
・松尾山を越えて、柳原岳までは、細かいアップダウンの連続。雪堤(雪庇)が崩れているところや、風の通り道の近辺では、縦にうねうねと雪壁ができているため、体力も消耗する。前日に新雪が20cmくらい積もっていたのも歩きにくい要因になっていたようだ。カモシカなどの動物の足跡が参考になった。
・柳原岳からは、細かいアップダウンも一段落し、天気もどんどんと良くなっていったこともあって、天空の散歩道気分。
・堂津岳には、かなりの人数(5-8人?)のトレースがあり、すべて奥裾花方面からと思われる。
・堂津岳の南側で傾斜がきつい稜線上は雪がないところがあり、夏道はどうやら標高1750m付近まで出来上がっているようである。
・奥西山を越えたコル付近から支尾根を辿って奥裾花自然園に降りることができる(地元の方が使っているようで、すれちがった方に教えて頂いた)。
雨飾高原バス停(終点)にたたずむバスを見下ろしながら雪の中を出発したところ。
2014年04月27日 08:25撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/27 8:25
雨飾高原バス停(終点)にたたずむバスを見下ろしながら雪の中を出発したところ。
雨飾荘(右奥)の手前を右折して妙高・笹ヶ峰方面の林道に進む。除雪はされていません。
2014年04月27日 08:28撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/27 8:28
雨飾荘(右奥)の手前を右折して妙高・笹ヶ峰方面の林道に進む。除雪はされていません。
松尾川本流を横断するところ(林道が最も北側に回り込んだところ)
2014年04月27日 12:23撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/27 12:23
松尾川本流を横断するところ(林道が最も北側に回り込んだところ)
ちょっと青空も見えてきましたが、この傾斜はアイゼンとピッケルを駆使して、慎重にトラバースした方がよさそうです。
2014年04月27日 13:10撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/27 13:10
ちょっと青空も見えてきましたが、この傾斜はアイゼンとピッケルを駆使して、慎重にトラバースした方がよさそうです。
乙見隧道の西口に到着しました。手前に雪の山ができていますが、トンネルの中に入ることはできます。
2014年04月27日 14:33撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/27 14:33
乙見隧道の西口に到着しました。手前に雪の山ができていますが、トンネルの中に入ることはできます。
東口側に行ってみました。
2014年04月27日 14:37撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/27 14:37
東口側に行ってみました。
正面に大渚山。
2014年04月27日 16:25撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/27 16:25
正面に大渚山。
今日はこの乙見隧道西口で幕営とします。
2014年04月27日 16:25撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/27 16:25
今日はこの乙見隧道西口で幕営とします。
【ここから二日目】こんなピークをいくつも越えていきます。
2013年04月29日 20:28撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 20:28
【ここから二日目】こんなピークをいくつも越えていきます。
乙見山峠方面を振り返ったところ。左手の山腹には昨日苦労した林道が見えます。
2014年04月28日 06:58撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/28 6:58
乙見山峠方面を振り返ったところ。左手の山腹には昨日苦労した林道が見えます。
どうやらあれが堂津岳のようです。
2014年04月28日 07:12撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/28 7:12
どうやらあれが堂津岳のようです。
北アルプス後立山連峰にはまだ雲が舞っています。
2014年04月28日 07:14撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 7:14
北アルプス後立山連峰にはまだ雲が舞っています。
松尾山からさきも小ピークが続き、尾根が複雑に入り組んでいます。
2014年04月28日 08:10撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 8:10
松尾山からさきも小ピークが続き、尾根が複雑に入り組んでいます。
急登を前に、オレンジでリフレッシュ。
2014年04月28日 09:19撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 9:19
急登を前に、オレンジでリフレッシュ。
まず最初に、妙高山の雲が取れました!
2014年04月28日 10:06撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 10:06
まず最初に、妙高山の雲が取れました!
こちらは乙妻山。
2014年04月28日 11:11撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 11:11
こちらは乙妻山。
雨飾山も雲が取れた!
2014年04月28日 11:28撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 11:28
雨飾山も雲が取れた!
北アルプスも見えだしてきました。栂海新道方面です。
2014年04月28日 11:36撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 11:36
北アルプスも見えだしてきました。栂海新道方面です。
焼山の雲は取れましたが、火打山が最後までしぶといですね。柳原岳付近から。
2014年04月28日 12:07撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 12:07
焼山の雲は取れましたが、火打山が最後までしぶといですね。柳原岳付近から。
地蔵山が間近に見えます。
2014年04月28日 12:21撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/28 12:21
地蔵山が間近に見えます。
とうとう火打山も全貌を表しました。左から:金山(天狗原山)・焼山・火打山。
2014年04月28日 12:56撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 12:56
とうとう火打山も全貌を表しました。左から:金山(天狗原山)・焼山・火打山。
白馬三山もバッチリ。(大雪渓では遭難が発生していたようです…)
2014年04月28日 13:13撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 13:13
白馬三山もバッチリ。(大雪渓では遭難が発生していたようです…)
青い空にくっきりと真っ白な堂津岳の山頂。
2014年04月28日 13:21撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 13:21
青い空にくっきりと真っ白な堂津岳の山頂。
堂津岳・北峰につきました。本峰はすぐそこに見えます。
2014年04月28日 13:55撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 13:55
堂津岳・北峰につきました。本峰はすぐそこに見えます。
堂津岳・本峰に到着しました。北峰方面を振り返ると、焼山〜火打山〜妙高山がばっちり。
2014年04月28日 14:18撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 14:18
堂津岳・本峰に到着しました。北峰方面を振り返ると、焼山〜火打山〜妙高山がばっちり。
こちら中央が妙高山でございます。
2014年04月28日 14:23撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 14:23
こちら中央が妙高山でございます。
てかてかと照り返しがまぶしい白馬大雪渓のアップ。
2014年04月28日 14:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 14:27
てかてかと照り返しがまぶしい白馬大雪渓のアップ。
左に鹿島槍、中央やや右に五竜岳。
2014年04月28日 14:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 14:27
左に鹿島槍、中央やや右に五竜岳。
オレンジの向こうには雨飾山。右側奥には鋸岳の山頂も顔をのぞかせています。
2014年04月28日 14:29撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/28 14:29
オレンジの向こうには雨飾山。右側奥には鋸岳の山頂も顔をのぞかせています。
東山。奥には北アルプス南部。
2014年04月28日 14:33撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/28 14:33
東山。奥には北アルプス南部。
後立山連峰の全貌が手に取るように。
2014年04月28日 14:34撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/28 14:34
後立山連峰の全貌が手に取るように。
山頂から南に少し下ったところを今宵の宿としました。
2013年04月29日 20:39撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 20:39
山頂から南に少し下ったところを今宵の宿としました。
乙妻山・高妻山が正面に。
2014年04月28日 16:23撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 16:23
乙妻山・高妻山が正面に。
北アルプスに沈む夕日。
2014年04月28日 18:31撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 18:31
北アルプスに沈む夕日。
夕闇迫る北アルプス・後立山連峰。
2014年04月28日 18:31撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/28 18:31
夕闇迫る北アルプス・後立山連峰。
手前に東山。やや右手奥に北アルプス南部。
2014年04月28日 18:32撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/28 18:32
手前に東山。やや右手奥に北アルプス南部。
【ここから三日目】日の出は地蔵山の左手からでした。左遠景には妙高山。
2014年04月29日 04:57撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 4:57
【ここから三日目】日の出は地蔵山の左手からでした。左遠景には妙高山。
月の残照。手前に東山、奥に北アルプス南部。
2013年04月29日 20:41撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 20:41
月の残照。手前に東山、奥に北アルプス南部。
モルゲンロートにそまる後立山連峰(北部)。
2014年04月29日 04:58撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 4:58
モルゲンロートにそまる後立山連峰(北部)。
モルゲンロートにそまる後立山連峰(南部)。
2014年04月29日 04:58撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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モルゲンロートにそまる後立山連峰(南部)。
白馬三山のアップ。
2014年04月29日 04:59撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 4:59
白馬三山のアップ。
左:五竜岳、右:唐松岳。
2014年04月29日 04:59撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 4:59
左:五竜岳、右:唐松岳。
右:鹿島槍、左:爺ヶ岳。中央やや奥に針ノ木岳。
2014年04月29日 05:00撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:00
右:鹿島槍、左:爺ヶ岳。中央やや奥に針ノ木岳。
東山の遠景に北アルプス南部。
2014年04月29日 05:00撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:00
東山の遠景に北アルプス南部。
鹿島槍(左)と五竜岳(右)
2014年04月29日 05:01撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:01
鹿島槍(左)と五竜岳(右)
堂津岳の山頂から朝の北アルプスを背景に。ほぼ中央が白馬三山です。
2014年04月29日 05:26撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:26
堂津岳の山頂から朝の北アルプスを背景に。ほぼ中央が白馬三山です。
堂津岳山頂から朝の金山(天狗原山)・焼山・火打山。
2014年04月29日 05:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:27
堂津岳山頂から朝の金山(天狗原山)・焼山・火打山。
(同じく朝の堂津岳山頂から)右に雨飾山、左に大渚山で奥に青海黒姫山。中央さらに奥には日本海!
2014年04月29日 05:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:27
(同じく朝の堂津岳山頂から)右に雨飾山、左に大渚山で奥に青海黒姫山。中央さらに奥には日本海!
(同じく朝の堂津岳山頂から)白馬乗鞍〜雪倉山〜赤男山〜朝日岳〜長栂山〜犬ヶ岳方面。
2014年04月29日 05:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 5:27
(同じく朝の堂津岳山頂から)白馬乗鞍〜雪倉山〜赤男山〜朝日岳〜長栂山〜犬ヶ岳方面。
(同じく朝の堂津岳山頂から)雪倉山から南に続く北アルプス。
2014年04月29日 05:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 5:27
(同じく朝の堂津岳山頂から)雪倉山から南に続く北アルプス。
(同じく朝の堂津岳山頂から)東山の奥に槍穂も見えました。
2014年04月29日 05:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 5:27
(同じく朝の堂津岳山頂から)東山の奥に槍穂も見えました。
(同じく朝の堂津岳山頂から)戸隠連峰。
2014年04月29日 05:28撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:28
(同じく朝の堂津岳山頂から)戸隠連峰。
(同じく朝の堂津岳山頂から)乙妻山・高妻山。
2014年04月29日 05:28撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:28
(同じく朝の堂津岳山頂から)乙妻山・高妻山。
マイテントが中央下部に見えます。奥に戸隠連峰。
2014年04月29日 05:41撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:41
マイテントが中央下部に見えます。奥に戸隠連峰。
マイテントは左端。中央あたりに奥裾花自然園。右手に東山。
2014年04月29日 05:44撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 5:44
マイテントは左端。中央あたりに奥裾花自然園。右手に東山。
ん、夏道がついていますね。
2013年04月29日 20:45撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 20:45
ん、夏道がついていますね。
雪堤道路。背景は東山。
2014年04月29日 06:40撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 6:40
雪堤道路。背景は東山。
奥西山で最後のオレンジ。
2014年04月29日 07:52撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 7:52
奥西山で最後のオレンジ。
このグリーンのリボンが下降点の目印。
2014年04月29日 08:06撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 8:06
このグリーンのリボンが下降点の目印。
支尾根の末端まで下りてきました。(途中、少し藪漕ぎ)
2014年04月29日 08:46撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 8:46
支尾根の末端まで下りてきました。(途中、少し藪漕ぎ)
奥裾花自然園にはまだ深い雪でどこでも歩けてしまいますが・・・、地形が複雑なので迷いそうです。
2014年04月29日 09:18撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 9:18
奥裾花自然園にはまだ深い雪でどこでも歩けてしまいますが・・・、地形が複雑なので迷いそうです。
水芭蕉も咲き始めていました。
2014年04月29日 09:42撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
2
4/29 9:42
水芭蕉も咲き始めていました。
こんな感じ。
2014年04月29日 09:44撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 9:44
こんな感じ。
「奥裾花自然園入口」バス停近くからの戸隠連峰。
2014年04月29日 10:26撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 10:26
「奥裾花自然園入口」バス停近くからの戸隠連峰。
さらに2kmほど、観光センターまで車道を歩きました。
2014年04月29日 11:08撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 11:08
さらに2kmほど、観光センターまで車道を歩きました。
さんさんと降り注ぐ日差しの下、テントを干したりして長野行直通バスまでの時間をつぶしました。
2014年04月29日 11:26撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
4/29 11:26
さんさんと降り注ぐ日差しの下、テントを干したりして長野行直通バスまでの時間をつぶしました。
観光センター付近からの堂津岳。今朝はあそこにいましたね。
2014年04月29日 11:32撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 11:32
観光センター付近からの堂津岳。今朝はあそこにいましたね。
熊の剥製が二頭、蕎麦屋さんで客寄せしていました。
2014年04月29日 12:52撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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4/29 12:52
熊の剥製が二頭、蕎麦屋さんで客寄せしていました。
長野新幹線・あさま号車内。峠の釜めしとプレミアムモルツでご機嫌なひとり反省会。
2014年04月29日 16:36撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
2
4/29 16:36
長野新幹線・あさま号車内。峠の釜めしとプレミアムモルツでご機嫌なひとり反省会。

感想

・2013年のゴールデンウィークは、連続した長期休暇にできずに、二泊三日での計画。ここ数年来病みつき(?)になった残雪期限定コース、しかも人のいないところが良いなぁ、というわけで、宿題リストの中から、堂津岳に決定。それも奥裾花自然園からの往復ではなく、雨飾高原(小谷温泉)側から乙見山峠〜松尾山〜柳原岳を越えての縦走コース。
・入山の朝(4/27)、乗客一人のバスを降りると降りしきる雪。明日からは晴れるはず、と気持ちを前向きに。(この夜のラジオニュースによれば白馬大雪渓などで遭難が相次いだらしい。) 林道はところどころ片斜面でデブリのようなものもあって、ちょっと緊張する場面も。そもそもの計画では松尾山まで足を延ばす予定が、予想外に時間がかかり、乙見隧道で泊。
・乙見山峠からは、カモシカの足跡以外、生き物を感じさせない尾根を黙々と歩く。旧雪の上に新雪が乗っている分、ちょっと歩きにくくなっている。アップダウンが激しく、柳原岳までは消耗戦。その先は天気もどんどんと晴れ渡り、プロムナード。
・堂津岳は360°の展望。何といっても後立山連峰だが、妙高・火打・焼山・金山(天狗原)、雨飾、乙妻・高妻・戸隠なども負けてはいない。
・堂津岳山頂には、雪上に足跡がたくさんあるのにちょっとびっくり。もはやかなり人気の山か? 但しすべて奥裾花方面からの往復登山らしい。
・せっかくなので、できるだけ山頂に近いところに宿をというわけで、南側の標高1860m付近に幕営。中日に中西山方面まで足を延ばせなかったので、東山は宿題リストに残すことに。(多くの人たちの足跡を見て、里心がついてしまったという側面も)
・山頂直下に幕営したのだから、もちろん、翌朝にもう一度山頂を踏む。朝から快晴で、素晴らしい眺め。特に朝日を浴びた北アルプスが圧巻。ひとひとつピークを同定して楽しむ。(帰宅してからデジカメ写真をカシミールで確認すると、大渚山の奥には明星山と青海黒姫山、高妻山の右手後方は浅間山、さらに右に奥秩父、戸隠連峰の右には南アルプス、一旦下がってから中央アルプス、鉢盛山、そして北アルプス南部(鍋冠山〜常念岳など)へと、遠景が時計回りに続いている)
・下山途中で、まず単独行の男性に会う。長靴姿にナップサック。中西山北方の稜線上にテントを張り、昨日は東山に登ったとのこと。次に男性ばかり3人連れのパーティ。この山域にそうとうお詳しいようす。堂津岳を越えて来たと言っただけで、乙見山峠や柳原岳の名前がスラスラと出てきて、「『クラシックコース』を歩かれたのですね」 でもって、「下降点に緑のテープを残してきたから、そこから下れば水芭蕉のあるところまでまっすぐ行けるよ」とのありがたいアドバイス。
・奥裾花自然園には、カメラ大好き人間たちのほか、団体バス観光客もまざっていた。シャトルバスは頻繁に発車するものの、長野に出るバスは、14:15と15:45の2便しかないとのこと。3時間以上ももてあましたが、おかげで、テントはすっかり乾いて、すぐ次の山行に行けそう(!?)
・ところで、今回の山行は2つの失敗。(その1)雨飾高原から柳原岳までの部分の地形図がどうしても見つからず、20万分の一「富山」「高田」でしのいだ。下山して荷物を片づけていたら出てきた。(その2)二日目にのんびりカフェオレや日本茶やほっとアクエリアスやみそ汁やと雪を融かして飲み物を作っているうちに、ガス欠に。結局、翌日の朝食のためにおでん(できあがった汁入り)を股の間に挟んで寝て、お餅抜きで人肌の暖かさで頂きました。

(備考)堂津岳の夏道整備に関して、ヤマレコに
「長野県長野市鬼無里 奥西山〜堂津岳 登山道整備のボランティア 」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-198099.html
がありました。(2012年6月10日の記録)

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