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Yamareco

記録ID: 290582
全員に公開
山滑走
剱・立山

冬に逆戻り、北アルプス・薬師岳を断念し、北ノ俣岳に山スキー

2013年04月27日(土) 〜 2013年04月29日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
56:13
距離
35.3km
登り
2,367m
下り
2,051m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4/27
和佐府8:58
11:48飛越トンネル12:15
17:03寺地山(巻き道)
19:00北ノ俣岳避難小屋

4/28
北ノ俣岳避難小屋6:42
11:41北ノ俣岳12:18
14:36太郎平小屋

4/29
太郎平小屋7:44
北ノ俣の南斜面滑走10:30
13:28寺地山13:49
16:13鉄塔16:24
16:40飛越トンネル
17:10駐車スペース(トンネルから約1km)
長野の4人組に乗せてもらいました。
ありがとうございました。
天候 1日目:雪
2日目:曇りのち晴れ
3日目:曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和佐府で通行止だったので、ここに駐車して歩きましたが、
飛越トンネル1km前まで車が入っていました。
途中、落石、倒木あり。
コース状況/
危険箇所等
和佐府から飛越トンネルの間、落石、倒木あります。
初日は飛越トンネル1km前からトンネルまで雪が繋がっていましたが、下山日には雪が3箇所以上切れていました。

飛越トンネルから登りは登山コース通り。

スキーの場合、下山時は鉄塔から飛越トンネルへ尾根沿いか沢沿いでダイレクトに滑れました。今回が賞味期限ぎりぎりかな?

寺地山
飛越トンネルからの場合、東南斜面を横切ります。
和佐府からの林道歩き。
冬景色です。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
4/30 10:27
和佐府からの林道歩き。
冬景色です。
新雪。
林道(標高900m程度)でこの量です。
先が思いやられます。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
4/30 10:27
新雪。
林道(標高900m程度)でこの量です。
先が思いやられます。
登山道も冬山。
休むと寒いくらいです。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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登山道も冬山。
休むと寒いくらいです。
先行者のトレースも消えるくらいの雪です。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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先行者のトレースも消えるくらいの雪です。
太陽だ
ありがたいけど、弱い。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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太陽だ
ありがたいけど、弱い。
青空が出てきた。
天気予報どおり
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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青空が出てきた。
天気予報どおり
だんだん、深雪になってきました。
時間がかかる、かかる。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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だんだん、深雪になってきました。
時間がかかる、かかる。
影ができるくらい日が強くなって来ました。
もう夕方ですが・・
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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影ができるくらい日が強くなって来ました。
もう夕方ですが・・
滑る予定の斜面に夕日があたって、綺麗。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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滑る予定の斜面に夕日があたって、綺麗。
笠ヶ岳
新雪がより白さが際立ち、冬山の美しさ
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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笠ヶ岳
新雪がより白さが際立ち、冬山の美しさ
朝の登りから薬師方面。
青空に雪山。いいですね。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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朝の登りから薬師方面。
青空に雪山。いいですね。
朝の登りから薬師方面。
青空に雪山。いいですね。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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朝の登りから薬師方面。
青空に雪山。いいですね。
稜線にでると、真っ白の世界。
稜線はアイスバーンになっていました。
斜面が緩いので、滑落の危険は少ないです。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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稜線にでると、真っ白の世界。
稜線はアイスバーンになっていました。
斜面が緩いので、滑落の危険は少ないです。
薬師岳が真っ白で、新雪でリセットされた感じ。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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薬師岳が真っ白で、新雪でリセットされた感じ。
北ノ俣岳稜線から裏銀座の山々。
槍も
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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北ノ俣岳稜線から裏銀座の山々。
槍も
雲ノ平
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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雲ノ平
水晶岳
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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水晶岳
薬師
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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薬師
槍ヶ岳への縦走路。
あこがれのコース
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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槍ヶ岳への縦走路。
あこがれのコース
北ノ俣岳。
今回、唯一の山頂に立ちました。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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北ノ俣岳。
今回、唯一の山頂に立ちました。
北ノ俣岳より、黒部五郎岳。
どの斜面も美味しそうですが、
体力の消耗が激しく、断念します。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、黒部五郎岳。
どの斜面も美味しそうですが、
体力の消耗が激しく、断念します。
北ノ俣岳より、笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山
風が強く、雪がありません。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山
風が強く、雪がありません。
北ノ俣岳より、白山。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、白山。
北ノ俣岳より、薬師岳。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、薬師岳。
北ノ俣岳より、裏銀座の山々。
よく見ると槍ヶ岳の拝見できました。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、裏銀座の山々。
よく見ると槍ヶ岳の拝見できました。
北ノ俣岳より、槍ヶ岳をアップで
槍ヶ岳、クロッ。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、槍ヶ岳をアップで
槍ヶ岳、クロッ。
北ノ俣岳より、笠ヶ岳。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、笠ヶ岳。
北ノ俣岳より、黒部五郎岳と槍ヶ岳。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳より、黒部五郎岳と槍ヶ岳。
北ノ俣岳より、薬師岳
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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北ノ俣岳より、薬師岳
雪が重い
一応、お絵かき・
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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雪が重い
一応、お絵かき・
北ノ俣岳の稜線から薬師岳。
景色に圧倒され、同じような写真を何枚も撮ってしまいます。
デジカメあるある。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北ノ俣岳の稜線から薬師岳。
景色に圧倒され、同じような写真を何枚も撮ってしまいます。
デジカメあるある。
北ノ俣岳の稜線から水晶岳。
やはり、北アルプスはでかい。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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北ノ俣岳の稜線から水晶岳。
やはり、北アルプスはでかい。
今回の山小屋。太郎平小屋。
部屋からも薬師岳。
相部屋でしたが、自分含めて2人でした。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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今回の山小屋。太郎平小屋。
部屋からも薬師岳。
相部屋でしたが、自分含めて2人でした。
夕食後、小屋の前から、薬師夕照。
軽量化のため、三脚を断念したので、手持ちの限界でもこの程度、赤く焼けてます。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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夕食後、小屋の前から、薬師夕照。
軽量化のため、三脚を断念したので、手持ちの限界でもこの程度、赤く焼けてます。
夕食後、小屋の前から、黒部源流の山々。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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夕食後、小屋の前から、黒部源流の山々。
夕食後、小屋の前から、夕焼け。
富山湾も確認できました。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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夕食後、小屋の前から、夕焼け。
富山湾も確認できました。
3日目の朝。
薬師はこんな感じでした。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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3日目の朝。
薬師はこんな感じでした。
下山ルート。
寺地山方面。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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下山ルート。
寺地山方面。
お絵かき。
北ノ俣の東南斜面。
雪が重い。
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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お絵かき。
北ノ俣の東南斜面。
雪が重い。
笠ヶ岳
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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笠ヶ岳
寺地山より、北ノ俣
2013年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
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寺地山より、北ノ俣
北ノ俣岳より薬師岳と水晶のスカイライン
(パノラマ写真)
北ノ俣岳より薬師岳と水晶のスカイライン
(パノラマ写真)
北ノ俣岳より、槍ヶ岳への縦走路と雲ノ平
(パノラマ写真)
北ノ俣岳より、槍ヶ岳への縦走路と雲ノ平
(パノラマ写真)

感想

初日
群馬から車で22時に出発。
松本辺りで雨になり、沢渡で雪になり、中の湯から奥飛騨温泉郷にかけては大雪でした。
上宝道の駅で仮眠し、仮眠後、雨でテンションがガタ落ちの中、飛越トンネル目指し、出発したのですが、和佐府で通行止め。さらにテンションがた落ちです。
意を決し、避難小屋目指し、8時40分頃出発。昨晩からの雪であたりは冬山です。
スキー板の重さが林道歩きに堪える。
そんな中、3km以上歩いた辺りで4駆BMWが通っていきました。通行止めのはずですが・・・。そのあとに続いて、赤いHVが来ました。親切にも乗りなと声をかけて頂き、言葉に甘えて、乗せてもらいました。神戸ナンバーのボーダーの方、ありがとうございました。

ほぼ徹夜で、思いもよらない林道歩き、重たい荷物に新雪ラッセル、さらに稜線に出ると風が強く、横殴りの雪、やっとの思いで、避難小屋に到着したのは日が沈んだ後の19時に着きました。
当然の如く、先客が陣取っていまして、一人分のスペースを空けてもらい、
暗いので、カリントウを頬張り、即就寝。
起きて、びっくり、手袋などが凍っていました。
ブーツのインナーは寝袋の中に入れていたので、凍らずにすみました。
手袋、シールがカッチカチ、凍傷になるかと思いました。

4/28
シールはスキーに着けたままにしていたんですが、これがまた、とんでもないことを引起しました。シールの糊面が凍って、スキーから外れ、仕方なく、スキー板をザックに括り着け、登頂せざるを得ませんでした。
シールが使えなくなったので、行ける範囲が狭まり、北ノ俣岳を目指し、コルまではブリザード(雪吹雪)ひどく、まさに冬山登山です。
稜線に出るとブリザードが止み、黒部源流、裏銀座山々、槍ヶ岳の大展望が待っていました。苦労が報われました。
黒部五郎に行きたかったんですが、シールの問題で太郎平小屋を目指します。
やっと滑走の時間でしたが、新雪に強風のせいで雪が重い。なんとか14時に到着。
小屋の人からの情報では金曜日から1m以上積雪したそうです。
カールや沢斜面では、雪崩の危険度が増すので、断念をせざるを得ませんでした。

4/29
黒部五郎岳と薬師岳の2つを登頂しようと思っていたんですが、
予想外の出来事が重なり、体力の衰え?で結局、北ノ俣岳のみの登頂でした。
北ノ俣岳とのコルから寺地山までの斜面がメインの滑走でしたが、雪が悪く、
何度も転びながら、高度を下げていきます。
意外と小さなアップダウンがキツイ。
しかも、今度は凍らないように、ジャケットの内ポケットに入れていたんですが、付けようと思ったら、1つが見当たりません。
来た道を戻り、シールを探しました。10分くらいの場所にシールが落ちていました。
段々、高度を下げるに従い、ザラメ雪に近い雪質で滑りやすくなり、ツリーランを楽しみました。高圧電気鉄塔からは尾根伝いに滑れば、雪が繋がっていて飛越トンネルに出られました。
林道も雪が繋がっていると思ったんですが、数箇所、雪が切れていました。
程なく、駐車スペースに到着。
4人組に乗せてもらえないかとお願いしましたら、人だけならOKをもらえたので、車のキーを持ち、スキー板などの荷物をデポして、通行止め地点まで、乗車させてもらいました。ありがとうございました。
再び、飛越トンネルを目指し、車を走らせ、荷物を回収。
車内でミラーを見て、びっくり、めっちゃ日焼けしている。
そのせいで目から涙、鼻から鼻水が・・
もしかして、花粉症?これも季節の逆戻りの影響?

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